アメリカ大統領選挙まで1カ月を切る中、大きな争点の1つが「薬物と犯罪」だ。 アメリカでは、薬物の過剰摂取による死者は5年間で50万人を超え、18歳から48歳の死因ではトップとなっている。 今回FNNは、「地獄」とも呼ばれている麻薬汚染の現場を独自取材した。 街の中に薬物中毒とみられる人達が次々に… アメリカ東部ペンシルベニア州フィラデルフィア。 この記事の画像(13枚) 独立宣言が採択された場所としても知られ、映画「ロッキー」の舞台にもなった。 向かったのは、街の中心部から車で10分ほどの場所にあるケンジントン地区だ。 記者リポート: ケンジントン地区に入ったんですが、ものすごい悪臭が漂っています。また、先ほどから緊急車両がひっきりなしにこちらを訪れています。 街の中では路上に倒れ込む人、前屈みになる人など、薬物中毒とみられる人達が次々に見つかった。 こちらの男性も、よくみると手には注射器