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【釧路】JR釧網線釧路―標茶間を走る冬季の臨時観光列車「SL冬の湿原号」が18日、今季の運行を始めた。蒸気機関車(SL)が迫力ある黒煙を上げ、汽笛を響かせながら厳冬の釧路湿原を駆け抜けた。...
函館出身の人気ロックバンド「GLAY」のライブが24、25日に函館アリーナ(湯川町)で開かれるのを記念し、函館市交通部と函館バスは21日から市電・バスの共通1日乗車券(1枚1400円)を販売する。26日まで。 メンバー4人の写真やライブのタイトル「BACK TO THE POPS」をデザインした。使用対象路線は函館市電全線と函館バスの市内指定エリア内。有効期限はなく、利用者が日付を書き込んで乗務員に提示する。...
多くの赤字ローカル線を抱え、JR北海道と同じく国の支援を受けながら経営自立を目指すJR四国。JR旅客6社の中で最も経営規模が小さいが、首都圏でのマンション事業や中小企業向けファンドの設立など、「非鉄道事業」の拡大を図っているほか、四国の自然や特色を生かした観光列車を社員がデザインしている。人口減や高速道路網との競合など北海道と共通する課題の多いJR四国の戦略を探った。 鉄道以外の収益拡大の柱の一つが不動産事業だ。茨城県つくば市に14階建ての分譲マンション(154戸)を昨年から建設中で、2026年2月に竣工(しゅんこう)予定だ。東京都内の不動産価値が下がりにくいことにも着目し、都内目黒区の閑静な住宅街にある賃貸マンション(31戸)を昨年5月に取得した。22年には兵庫県姫路市に宿泊特化型ホテルを開業。四国外で初のホテル進出となった。
2016年3月の北海道新幹線開業に伴い、JR北海道の旧江差線(五稜郭-木古内間37.8キロ)を引き継いだ第三セクター・道南いさりび鉄道(いさ鉄、函館)が、経営安定化に挑んでいます。少子化や新型コロナ禍で思うように利用が伸びない中、沿線関係者と協力して観光列車を企画するなどテコ入れを図り、安全を支える技術者の育成にも力を注いでいます。ただ、開業以来、実質赤字が続き、今春には運賃値上げに踏み切ります。26年度から5年間の経営計画をまとめるメドは3月末。「地域を走り、地域を結ぶ鉄道」の将来像の検討もヤマ場を迎えています。
札幌市のインフルエンザ患者数が過去最多を更新する中、同市内で救急車の出動が急増している。昨年12月の救急車の出動件数は1万1690件(速報値)で、同月の過去最多を更新。全ての救急車が出動して「30人待ち」となる例や、医療機関に外来の患者が殺到し、搬送先が見つかるまで4時間以上かかる事態も発生している。緊急性の高い患者の救急搬送に影響が出かねない状況で、市消防局は適切な救急車の利用を呼びかけている。...
【函館】13日午前10時半ごろ、函館市青柳町の住吉公園前の市道で、駐車している軽乗用車から煙が出ていると、通行人から函館西署に通報があった。車内は煙が充満し、男性1人が救助されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。...
JR北海道の特急列車で車内販売を行う北海道の実証事業が10日、始まった。JRが売り上げ減などを理由に車内販売を終了して約6年が過ぎたが、利用者から再開を望む声は根強い。今回はJR東日本のグループ会社や大丸札幌店とタッグを組んでの試験販売。復活の道筋は描けるか―。 「プリンとラベンダーティーをください」。10日夜、札幌発網走行きの特急「オホーツク」に設けられた販売カウンターでは、乗客が飲料や軽食を次々と買い込んだ。北海道内を旅行中という千葉県の会社員土屋颯汰さん(23)は「移動に数時間かかる特急列車も多い。車内で気軽に買い物できる場があるのは助かる」と話した。
【岩見沢】市内の美流渡地区在住の画家MAYA MAXX(マヤ・マックス)さんが9日、肺がんのため63歳で亡くなった。2020年に東京から移住して以来、地域住民らと旧美流渡中を活用したアートプロジェクトを企画するなどし、地域の活性化に尽力してきた。...
【幌延】JR北海道は10日、荒天のため始発から運転を見合わせていた宗谷線名寄―稚内間について、午後5時40分ごろ運転を再開した。除雪作業中のラッセル車が大雪で動けなくなっていた。特急4本、普通列車13本が運休または部分運休した。...
【函館】函館市の恵山岬沿岸で、和光汽船(愛媛県今治市)などが所有するタンカー「さんわ丸」(3919トン、11人乗り組み)が6日に座礁した事故で、船員が「曲がるポイントを間違えた。気付いたら座礁していた」と説明していることが9日、海保関係者への取材で分かった。...
人里近くで出没を繰り返したり、人を襲ったりするなど問題行動を起こすヒグマを駆除しても、公表をためらう自治体が目立ってきた。公表後に全国から「なぜ殺すのか」という抗議や非難が相次ぎ、自治体職員が対応に忙殺される事態が相次いでいるからだ。だが駆除の事実を知らされない地域住民は不安を抱えたまま生活することになりかねず、多くの市町村が対応に苦慮している。 2024年6月に道職員の男性がクマに襲われ、大けがを負う事故が起きた空知管内雨竜町。町が事故後、捕獲用の箱わなを山林に設置したところ、ニュースを見た人から「捕まえても駆除するな」との声が相次いだ。
JR石北線の維持と活性化を図るため、列車とバスの利用を組み合わせた割引事業が6日から始まった。石北線沿いの首長とJR北海道でつくる「JR石北本線調査・実証事業協議会」が企画。6~31日の利用期間が対象になる。...
北海道新幹線の札幌延伸時期を巡り、国土交通省が2038年度の開業を軸に検討していることについて、札幌市の秋元克広市長は6日、JR札幌駅南口の再開発ビル(札幌市中央区北5西1、西2)内のバスターミナルは新幹線の延伸時期にかかわらず、現行の計画通りに30年度の開業を目指す考えを明らかにした。...
函館市は午後5時以降の函館市電が乗り放題になる「NighTram TICKET(ナイトラムチケット)」をオンライン限定で販売している。...
【函館】北海道新幹線の札幌延伸時期を巡り、国土交通省が2038年度の開業を軸に検討していることについて、新幹線の函館駅乗り入れを目指す函館市の大泉潤市長は6日、「衝撃的な数字。札幌開業が遅れるほど函館駅乗り入れも遠ざかる。1日も早い札幌開業を引き続き要望する」と述べた。...
受験生を応援する函館市電の「受カロー電車」が5日、駒場車庫に登場した。線路の滑り止めの顆粒(かりゅう)を詰めたお守りや、応援メッセージを箱に書き入れた栄養補助食品カロリーメイトが受験生や家族に無料配布された。...
函館市電に本年度、5年ぶりとなる新人運転士が誕生した。現在ハンドルを握る3人のうち、異職種から転身した2人は、客に降車時に「ありがとう」「お疲れさま」と声を掛けられるとやりがいを感じるといい、「魅力あふれる大好きな函館で働けてうれしい」と張り切っている。...
1940年(昭和15年)ごろ、銃弾が飛び交う旧満州(現中国東北地方)の戦場。旧日本軍の先頭に、アイヌ民族の青年が立っていた。 「突っ込むぞ、ついてこい!」。弾が頭や肩をかすめてもひるまず進む。軍服の中にはお守りとして、自らこしらえた10センチほどの祭具「イナウ」(木幣)をひそめていた。
ロシア軍への従軍を拒否し、新千歳空港で入国し、日本に亡命を求めているロシア国籍で40代の男性を熊本県小国町の自営業和田国治さん(73)が支援している。今年10月から経営する貸別荘の宿舎で無償で受け入れ、在留資格の更新も手伝った。和田さんは「戦時中は大勢の人が赤紙1枚で戦地に行かされた。ロシアは80年前の日本と同じ」と語る。
昨年3月で定期運行を終えたJR北海道の特急型ディーゼル車「キハ183系」の11両が、カンボジアの鉄道会社ロイヤル鉄道の特急として営業運行している。日本製の中古旅客車両がカンボジアで利用されるのは初。JR時代のデザインで現役復帰を果たした。...
北海道新幹線の札幌延伸について、国土交通省が2038年度を軸に検討していることが明らかとなり、道内の沿線自治体からはまちづくりや民間投資への影響を懸念する声が出ている。北海道経済のけん引役として期待されていただけに、関係者への衝撃は大きい。新幹線の営業主体となるJR北海道の経営自立の遅れも避けられない情勢だ。...
新千歳空港は年間1500万人が利用する北海道の玄関です。ただ、大雪などで空港を発着する列車やバスが運休し、大勢の利用客が空港に足止めされることがあります。そんなとき、新千歳空港を「脱出」するにはどうしたらいいのでしょうか。札幌市へ移動する手段を探りました。
小樽市総合博物館で2024年11月から展示が始まった「ED76形509号」。運転席を含め前方3メートルほどが残され、廃棄した後部はシートで再現された 北海道の昭和の鉄道史を語る上で欠かせない電気機関車「ED76形509号」。小樽市総合博物館本館(手宮1)で、2024年11月から展示が再開されました。車両内で見つかったポリ塩化ビフェニール(PCB)の除去を巡り、車両の完全廃棄を含む検討が始まってから1年半。運転席を含む前方約3メートルだけが残る結果となりました。一連の経緯は、歴史ある鉄道遺産の保全論議にとどまらず、資金的に厳しい博物館のあり方を改めて考えるきっかけにもなりました。
札幌・ススキノのホテルで昨年7月、頭部が切断された男性の遺体が見つかった事件の公判が続く中、札幌地裁が傍聴人の行動に神経をとがらせている。一部の傍聴人が法廷に録音機を持ち込んだ可能性があるほか、法廷内の被告を隠し撮りしてインターネット上に流出させた疑いも浮上したためだ。専門家は「法廷の内外を問わず隠し撮りは許されない」と警鐘を鳴らしている。
【函館】道立江差高等看護学院(江差高看、檜山管内江差町)の男子学生が複数の教員によるパワーハラスメント(パワハラ)で自殺したなどとし、学生の母親が北海道に損害賠償を求めた訴訟で、道側が一転パワハラ自体を否定したことに遺族は26日、「手のひらを返されて裏切られた気持ちだ」と反発した。...
函館市が目指す北海道新幹線函館駅乗り入れに向けた動きが最近鳴りを潜めている。市はJR北海道などと水面下で協議中のためと説明するが、関係機関には慎重論が根強く、現時点で進展はないもようだ。新幹線を巡っては2030年度末から延期となった札幌延伸の時期が最大の焦点になっており、大泉潤市長がこうした状況も踏まえ、乗り入れ関連の言動を控えている側面もある。 大泉市長は23日、池田達雄北斗市長や自民党の向山淳衆院議員(比例代表道ブロック)らと国土交通省を訪れ、早期の札幌延伸を要望。大泉市長は終了後、「函館駅乗り入れの話はなかった。今求めるべきは一日も早い札幌開業だ」と述べた。 昨年春の市長選で乗り入れを目玉公約に掲げた大泉市長は、就任直後の補正予算に調査費を計上し、今年3月には整備費を160億円台と試算した調査結果を公表。市議会への報告を経て関係機関との協議入りを表明するなど矢継ぎ早に手を打ってきた経
函館市企業局は25日、交通系ICカード「ニモカ」で市電に乗車時にポイントを付与するサービスを、来年3月末で廃止すると発表した。電気料金や資材価格の高騰による収支悪化のため。...
北海道警察札幌方面管内の警察署に勤務する20代男性巡査が11月、自家用車を運転中に赤信号を無視したとして、パトカーから停止を求められたにもかかわらず、1キロ近く逃走していたことが24日、捜査関係者への取材で分かった。...
レールの撤去作業中、作業員が手を放した瞬間、破断したレールを正面から捉えた。レール腹部は著しく腐食していた=2024年11月17日午前10時40分、森町富士見町(いずれも野沢俊介撮影) 2024年11月16日未明に渡島管内森町のJR函館線で発生した貨物列車の脱線事故。当時、JR北海道や国土交通省運輸安全委員会が事故原因を発表しない中、北海道新聞の写真記者が著しく腐食したレールの断面の撮影に成功した。スクープのきっかけは、保線業務に携わったことがあるという男性と交わした会話だった。現場では何が起きていたのか、写真記者が追った大事故の裏側を追う。
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