3月2日午後1時40分ごろ、三重県名張市のゴルフ場から「下請け業者の木の伐採作業中、木に当たった」と119番通報があった。救急隊員が駆け付けると、長さ約7・5メートル、直径最大約0・5メートルの木が横たわり、数メートル離れた所で同市の除草作業員の男性(69)が仰向けに倒れていた。目立った外傷はなかったが意識はなく、市内の病院に救急搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。死因は外傷性ショックだった。 名張署によると、男性はゴルフ場から委託を受けた会社の従業員で、この日は他の作業員とともに計5人でコースの整備に従事。一部の作業員は、過去に倒れた木を法面の上でチェーンソーで細かく切り分け、搬出する作業にあたっていた。 死亡した男性は法面の下で草刈りをしていたといい、何らかの理由で斜面を転がり落ちた木に当たったとみられるという。 同署は、事故原因とともに、安全管理に問題が無かったかなど詳しく調