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すごい資料を読んだ気がします。日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)の調査研究部会インシデント被害調査ワーキンググループは2024年7月18日、「サイバー攻撃を受けるとお金がかかる~インシデント損害額調査レポートから考えるサイバー攻撃の被害額~」という、非常にダイレクトに意図が伝わるタイトルの資料を公開しました。 この資料は社内研修などでも活用できるようにpptx形式で配布されています。JNSAが伝えたい「サイバー攻撃を受けるとお金がかかる」をシンプルに、そして詳細に伝える、大変素晴らしい資料になっているので、ぜひご一読ください。 一方で資料を一読した皆さんは「そんなこと当たり前では」と思ったことでしょう。筆者もこの資料で伝えたいことは理解しているつもりですし、このポイントこそが今、最も理解すべきものだと考えています。それでも実直に、繰り返し、たった一つのことを分かりやすく伝える資料
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高いAI分野の科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 神経デコーディングは、脳の神経活動から知覚刺激の特徴を解読する技術であり、この分野の研究は大きく分類や識別、再構成の3つのアプローチに分けられる。 分類は、脳活動パターンを事前に定義したカテゴリーに振り分ける手法で、識別は被験者が見ている特定の画像を候補となる複数の刺激の中から特定する手法だ。再構成は、脳活動データから見ている画像を再生成する手法であり、最も複雑なアプローチで、脳活動から画像そのものを再現することを目指す。 この研究では、脳活動から画像を再構成するアプローチに挑戦する。実行するために、予測アテンション機構(PAM)と呼ばれる新
米AI企業xAIのイーロン・マスクCEOは7月22日(現地時間)、6月に発表したテネシー州メンフィスの“世界最大のスーパーコンピュータ”、「Gigafactory of Compute」が同日早朝に稼働を開始したとXにポストした。「世界最強のAIトレーニングクラスタ」だとしている。 この施設には、10万台の液冷式H100(米NVIDIAが2022年に発表したデータセンター向けGPU)を搭載しており、「世界最強のAIをトレーニングする上で大きな利点になる」とマスク氏。 “世界最強のAI”の具体名は示していないが、xAIが昨年11月に発表した。独自LLMの「Grok」とみられる。Grokは現在、マスク氏がオーナーである米Xの有料ユーザー向けに提供されている。 メンフィスの商工会議所はGigafactory of Computeの開設を歓迎しているが、同地の環境保護団体Menphis Commu
2024年も梅雨が明け、猛暑が続いていますが、この時期になると注目を集めるのが手軽に涼を手に入れられるハンディファンやネッククーラーです。 少し前までは通勤通学を含めた外出時やアウトドアレジャーで使われることが多いイメージでしたが、電気代節約や省エネのためにエアコンの設定温度が高めになっているオフィスで、快適さを確保するためにハンディファンやネッククーラーを使っているという人もいるようです。 そこで今回は、ハンディファンやネッククーラーの選び方や、おすすめの製品をいくつかピックアップしてみたいと思います。 ハンディファン、ネッククーラーの選び方 手で持つもの、首にかけるもの、腰に着けられるものなど、さまざまな種類があるハンディファンやネッククーラー。どういったタイプを選べばいいのか迷うところですが、基本的には自分の使い方や行動スタイルで選べば問題ありません。 例えば、外出時に両手を空けてお
2024年の夏も猛暑だ。特に昼時は殺人的に暑く、熱中症対策が欠かせない。この暑さがしばらく続くと思うと、正直ナーバスだ。少しでも涼を得たい、何かいい暑さ対策グッズはないものか──と探していたところ、なかなかファンキーな製品を見つけた。これだ。 その名も「全身水冷スーツ」。なんだか「大リーグボール養成ギブス」みたいだがそうではなく、サンコー製の暑さ対策グッズだ。ベスト・腰ベルト・腿ベルト部分に冷水を運ぶチューブが通っており、背中や腰、腿を冷却できる。水を冷やすために必要なのは氷か、凍ったペットボトル飲料。後者の場合、溶けた中身はそのまま飲んでOKという、いわゆる“現場作業”向けの製品だ。 見た目のインパクトは抜群なこの製品、果たしてその迫力に見合う涼は得られるのか。実際に試用する機会が得られたので、使い勝手を確認してみた。 これが全身水冷スーツのスペックだ まず、全身水冷スーツの仕様を整理し
米Intelは、第13世代および第14世代のデスクトップ向けCoreプロセッサの不安定性の原因を発見し、パッチを開発したとコミュニティサイトで発表した。8月中旬までにパッチを配布する計画だ。 これらのプロセッサの問題については2022年から、PCでのゲーム中などにクラッシュし、BSoD(死のブルースクリーン)になるという報告が寄せられていた。 第13世代は2022年10月に、第14世代の発売は2023年10月に、それぞれ発売された。 Intelの従業員、トマス・ハンナフォード氏は「第13世代および第14世代デスクトッププロセッサの一部で、動作電圧の上昇が不安定性の問題を引き起こしていることが判明した」とし、返品されたプロセッサを分析した結果、「マイクロコードアルゴリズムによってプロセッサに誤った電圧要求が送られていたため、動作電圧が上昇」し、クラッシュにつながったと説明した。 開発したパッ
欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は7月22日(現地時間)、米Metaが昨年11月から欧州で提供しているInstagramとFacebookの広告非表示のサブスクリプションオプションについて、ユーザーに選択させる画面で実施している「支払うか同意するか」モデルがEUの消費者法に違反している可能性があるとして警告したと発表した。 このサブスクリプションオプションは、広告ターゲティングと個人データ収集慣行に関するEUの懸念に対処するためにMetaが追加したものだが、欧州委員会が調整しているCPC(Consumer Protection Cooperation)は、ユーザーに無料で広告を表示する従来のプランとサブスクリプションプランのいずれを選択するかを促す画面が、消費者保護法に違反している可能性があるとしている。 具体的には、料金を支払わない場合は「無料」という表現を使っているが、無料の
また、LUCAは2.75Mb(2.49~2.99Mb)のゲノムを持ち、約2657(2451~2855)のタンパク質コード遺伝子を持っていたと推定できた。この数字は、以前の研究で示された推定値を大幅に上回っており、現代の原核生物に匹敵する規模。LUCAが想像以上に複雑な生物であった可能性を示している。 LUCAの代謝能力については、酸素を必要としない嫌気性のアセトゲンであったと推測される。Wood-Ljungdahl経路を用いて二酸化炭素と水素から酢酸を生成する経路を用いて炭素固定を行っていたと考えられ、これは初期地球の無酸素環境に適応した代謝様式だったといえる。 興味深いのは、LUCAの生態学的な位置付けである。従来、LUCAは孤立した存在と考えられていたが、この研究ではすでに確立された生態系の一部であったと推測している。LUCAの代謝活動が他の微生物の生存環境を作り出し、多様な生態系の形
米Googleは7月22日(現地時間)、これまでの方針を転換し、サードパーティCookieの廃止を見送る新たなアプローチを発表した。 Googleは2020年、オンラインプライバシーの向上と広告収益モデルの維持を目指して「プライバシーサンドボックス」を開発すると発表した。その際、2年以内にサードパーティCookieのサポートを終了(Cookieを廃止)すると予告したが、規制当局やパブリッシャー、プライバシー保護団体などからの懸念もあり、廃止予定を何度か延期してきた。4月の段階では、2024年中の廃止はないとしている。 しかし、今回の発表では、サードパーティCookieを完全に廃止するのではなく、ユーザーが自らの選択でプライバシー設定を管理できる新たなエクスペリエンスをChromeに導入すると説明している。 この新たなアプローチは、ユーザーがWeb閲覧全体に適用される情報に基づいた選択を行い
8月6日に、ITmedia NEWS編集部主催の読者交流会を開催します。ゲストに株式会社Finatextホールディングスの林良太CEOを招待し「テックスタートアップ失敗談」をテーマにしたトークセッションを行うほか、ゲスト・編集者・来場者間でコミュニケーションできる交流の場も設けます。 起業やスタートアップ業界に関わりのある方、ITmedia NEWS編集部に伝えたいことがある方の参加をお待ちしております。 参加申し込みはこちらから 関連記事 求められ続ける成長にさよなら とあるスタートアップが“値上げなし”でやっていけるカラクリ 「うちは値上げを行わない」と断言するスタートアップ・invox。なぜそんな方針を掲げるのか、そもそも維持は可能なのか。その背景には事業の”カラクリ”が隠れていた。 コロナ禍で受注ゼロ──「地獄のように感じた」 トヨタも導入「ハッカズーク」CEOが語る、どん底と復活
アプリ・Webサイトの企画開発や、イベント事業などを手掛けるカヤック(神奈川県鎌倉市)は7月22日、自社で開催した「ゲームプログラミング研修」の解説記事を公開した。2Dと3D用、2つのUnityプロジェクトのテンプレートを用意し、そこにコードだけでゲームを作る内容で、研修に使ったUnityプロジェクトをGitHub上で無償公開している。 研修を監修したUnityエンジニアの平山尚さんは「ゲーム開発において、コードで作るよりもエディタ上で作る比率が高い人が多いのではないかと思う」と説明。 相対的にコードの重要性が落ちている傾向を指摘する一方で、「コードを書かないと作れない/作りにくいゲームはいまだに存在する」とも述べている。 その例として挙げているのがパズルゲーム「テトリス」だ。コードで書けば500行で書けるものが、Unityの機能で作ろうとすると複雑な実装になってしまうという。そのため、研
日本テレビ放送網は7月22日、「日本テレビドラマ制作における指針」とする文書を公開した。原作者や脚本家をはじめ「すべての関係者を尊重し、安心・安全な制作プロセスと体制の構築に努める」としている。 とくに漫画や小説を映像化する際は「原作を尊重し、その世界観をより深く理解するよう努めます。その上で、原作者と対面または直接会話するなどして、丁寧に時間をかけてコミュニケーションを取るように努め、ドラマ制作にあたっての方向性や具体的な表現手法に関する相互理解を深めます」としている。 余裕がないといわれがちな制作スケジュールについても言及。原則として放送の1年前には企画内容について原作側と基本的な合意が形成できるように努めるという。また、関係者間のやり取りの土台となる文書「ドラマ化にあたっての相談書」を作成し、これをもとに原作許諾契約書、脚本契約書を早期に締結するとしている。 社内に「SNS 危機対応
文化庁は7月19日、生成AIの著作権について解説するセミナー「AIと著作権II」を開催すると発表した。開催日は8月9日で、午後2時からYouTube Liveで無料配信する。 同セミナーでは、3月19日に公表した文書「AIと著作権に関する考え方について」をさまざまな立場の人の向けて解説する。前半部では「著作権制度の基礎」と「生成AIと著作権」など基本について説明し、後半には「『考え方』を踏まえた著作権の実務対応」として実務上での扱いを説いていく。 AIと著作権に関する考え方についての文書には、パブリックコメントで集まった計2万4938件の意見も反映しており、生成AIと著作権の折り合いはどこで付けるべきかを解説している。 なおこの文書は、制作した文化庁の文化審議会著作権分科会法制度小委員会の考え方を示したもので法的拘束力はない。一方、生成AIと著作権について裁判所の判断は現在まで出ておらず、
AWSジャパンは7月22日、生成AIの開発事業者と利用者の双方を支援するプログラム「生成AI 実用化推進プログラム」を開始した。いずれも国内に拠点を持つ法人を対象に実施。プログラム全体で、約1000万ドル(約15億7500万円)規模のクレジットを提供するという。 プログラムでは、AIモデルの開発に取り組む事業者と利用に取り組む事業者を別々に募り、それぞれに支援を提供する。開発事業者向けには、コンピューティングリソースの確保や学習用データの調達・構造化、完成したAIモデルのマーケティング支援を行う。 利用者向けには、生成AI活用の検討や利用するAIモデルの選択を支援する他、システム開発やコンサルティングを手掛けるパートナーとの引き合わせを行うという。パートナー企業として参加するのはNTTデータやシステムインテグレーターのクラスメソッド、AIスタートアップのストックマークなど約30社。
民放の公式配信サービス「TVer」は7月22日、「パリ2024オリンピック」の「ほぼ全競技」を無料配信すると発表した。これまで複数あった民放のオリンピック生配信を一本化し、初めて単独で行うことになったという。 22日に特設ページを開設。開会式の前に行われるサッカー男子予選の「ウズベキスタン対スペイン」「アルゼンチン対モロッコ」を皮切りにライブ配信を始める。配信時間はいずれも24日の午後10時から。 27日にはバレーボール男子予選の「日本対ドイツ」(午後4時~)、柔道女子48キロ級、男子60キロ級の予選から決勝まで(午後4時30分~)を配信する。日付が変わって28日にはフェンシングの女子エペ個人、男子サーブル個人の各決勝(午前2時~)、サッカー男子予選「日本対マリ」(午前4時~)、柔道女子52キロ級予選、男子66キロ級予選(午後4時30分~)などを予定している。 ライブ配信の予定は特設ページ
全国で深刻な被害が出ているフィッシング詐欺の被害を防止しようと、日本サイバー犯罪対策センター(JC3)は7月22日、サイバー防犯ボランティアがフィッシングサイトをテイクダウン(閉鎖)させた数などを競う「第2回フィッシングサイト撲滅チャレンジカップ」を開催した。 全国のサイバー防犯ボランティアによるフィッシングサイトのテイクダウン数を競う大会が始まり、開会式が行われた=22日、東京都千代田区(大渡美咲撮影) 大会には46団体356人が参加。都道府県警から委嘱を受けたサイバー防犯ボランティアなどが、JC3が提供するテイクダウン支援ツール「Predator」(プレデター)を活用し、サイトを探し出して関係機関に通報する「アビューズ報告」とテイクダウン数を競う。 29日までの8日間で大量のフィッシングサイトの無効化させるのが狙い。前回は、7日間で9319件のフィッシングサイトを報告。268件をテイク
大規模言語モデルを使った「ブロードリスニング型選挙」とは まず安野氏が行ったのは、従来の選挙の分析だ。これまでの立候補者は、候補者の主張をメディアが広く拡散し、一方的に有権者に伝える「ブロードキャスト型」の選挙活動を行っていた。これは2000年代以降、インターネットの普及により有権者が候補者に直接声を届けられる環境が整ったものの、膨大な量の意見を集約しきれないという新たな課題が浮上したことなどが背景にある。 そんな中、20年代に入りChatGPTなどの大規模言語モデルが登場。安野氏は「さまざまな意見をうまく消化して一人の脳に入れることができるようになってきた」と説明する。そこで安野氏が目指したのは「ブロードリスニング型」の選挙活動だ。 その要点は、多くの有権者の声を聞き、集約した意見を政策に取り入れ、さらに有権者それぞれに合わせた形で政策を発信することである。このブロードリスニング型選挙に
7月19日、世界各地でコンピュータの大規模なシステム障害が発生し、交通網の混乱のほか、金融機関や医療など多くの分野で業務に支障が出たことで、保険会社は多額の保険金請求に直面するとみられる。 障害を引き起こしたのはサイバーセキュリティ企業CrowdStrikeのセキュリティソフトで、米MicrosoftのOS「Windows」で不具合が生じた。 保険ブローカー、英McGill and Partnersのサイバー担当パートナー、ライアン・グリフィン氏は「保険会社はCrowdStrikeによるシステム障害に関連する何百件もの保険金請求に備えている」と述べた。 専門家は、全ての企業がシステム障害による費用や失った時間の保障を得られるわけではなく、全てのサイバー保険が事業中断をカバーしているわけではないと指摘。それでもサイバー保険のリスク・プラットフォーム、米Cyberwriteのニール・ペリーCE
ITmedia NEWSにおける1週間の記事アクセス数を集計し、上位10記事を紹介する「ITmedia NEWS Weekly Top10」。今回は7月13~19日までの7日間について集計し、まとめた。 先週のアクセストップは、世界850万台のWindows端末をブルースクリーン化したおそろしい障害だった。修正するためには、対象PCのリカバリー作業を手作業で行うしかなく、“情シス的にだいぶ恐怖”な状況に陥った。 原因は、米CrowdStrikeが提供している、エンドポイント検知・対応型セキュリティツール(EDR)「CrowdStrike Falcon」の更新データにロジックエラーが含まれていたこと。EDRを導入するほどセキュリティ意識の高い企業が被害にあった今回の問題。ITツールやデータを“守る”難しさを感じさせる事件だった。 IT化すれど、我が仕事楽にならず ここ最近、IT関連の大きなイ
麻布台出版社(東京都千代田区)は7月22日、雑誌「ポポロ」を同日発売の9月号をもって休刊すると発表した。創刊から32年だった。 ポポロ編集部は「諸般の事情」により休刊すると説明。「長きにわたり支えてくださった読者の皆さま、クライアントの皆さま、制作にご協力いただいた関係者の方々に御礼を申し上げるとともに、今後もご購読を予定されていた読者の皆さまに心よりお詫び申し上げます」としている。 ポポロは1992年創刊の女性向けアイドル誌。写真を多用したインタビュー記事が特徴で、幅広い年代の女性に認知されていたという。 一方で、麻布台出版社が「雑誌に掲載されている写真や文章を、写真撮影やスキャン等を行って、許諾なくブログ、SNSで公開する行為」に対して注意喚起するなど、近年はネット上の無断転載なども問題視されていた。 関連記事 毎日新聞社、富山県での配送休止を発表 Webサイトで公表もその後削除、理由
元米Googleの著名な研究者、リオン・ジョーンズ氏とデビッド・ハー氏らが東京で立ち上げたAIスタートアップSakana.ai(東京都港区)は7月21日、浮世絵風イラストを生成できるAIモデル「Evo-Ukiyoe」と、浮世絵をカラー化できるモデル「Evo-Nishikie」(錦絵)を発表した。各モデルとそのデモをHugging Faceで公開している。 各モデルは、同社が4月に公開した画像生成AI「EvoSDXL-JP」をベースに開発。いずれも、芸術品を研究・保管する立命館大学アート・リサーチセンターから提供を受けた浮世絵の画像2万4038点を活用したという。どちらも日本語の入力に対応する。
米Microsoftは、7月19日に全世界のWindows PCでブルースクリーンが多発した問題で、USBメモリなどでブートメディアを作れる新しい修復ツールを公開した。IT管理者が修復プロセスを迅速化できるとしている。 回復ツールは、2つの修復方法から選べるもので、7月20日に公開した。また21日にはユーザー企業からのフィードバックを反映して紹介記事を更新したという。 2つの方法は、1)WinPE(小規模OS)から回復する方法。デバイスの修復を容易にするブートメディアを生成する。ローカル管理者権限は必要ない。2)セーフモードから回復する方法。影響を受けるデイバスをセーフモードで起動できるようにブートメディアが生成される。ユーザーはローカル管理者権限を持つアカウントでログインし、修復手段を実行できる。 ツールはダウンロードセンターにある。また作業手順はサポートページで紹介している。 この問題
インターネットカフェ最大手の「快活CLUB」を運営する快活フロンティアは7月11日、渋谷に「快活CLUB渋谷センター街店」をオープンした。「スキマ時間のKEY PLACE」がコンセプトの同店舗は、「ネットカフェは何となく入りづらい」という見えないハードルを打開したい狙いがあるという。新コンセプトでの出店に至るまでの経緯を、同社経営企画部の大城奈央氏に聞いた。
想定外の反響 AI幹事が公開されると、開発者たちの予想をはるかに超える反響がありました。「正直、これほどの反響があるとは夢にも思っていませんでした。この絵面が地上波のニュースにまで取り上げられるとは……」。 特筆すべきは、飲食業界からの反応でした。大手チェーン店だけでなく、地方の焼肉店や個人経営の飲食店からも直接問い合わせが殺到したそうです。もちろん、飲食店向けシステムを提供する企業からも多くの問い合わせがあったとのこと。 さらに興味深いのは、飲食店オーナーたちの反応そのもの。「コロナ禍での他のDX施策は『やむを得ず』導入するものが多かったそうなのですが、AI幹事に関しては『楽しそうだから導入したい』という声が圧倒的に多いんです」と尾崎さんは語ってくれました。 AI幹事がこれほどの注目を集めた理由は、まさにタイミングといえるでしょう。生成AIは便利さやすごさで語られ続けてきました、AI幹事
「AI幹事」飲食店に大ウケ──開発者が明かす、誕生のきっかけと想定外の反響 人とAIの新しい関係は居酒屋で始まる?(4/4 ページ) 人とAIの新しい付き合い方 AI幹事が注目を集めたことで、Gateboxとだるまジャパンの開発チームは、さらなる進化を目指しています。また、AI幹事のスマホ版(iOS)については、すでに開発に着手しているとのこと。今後の方向性としては、 多言語対応:海外からの観光客にも対応できるよう、多言語でのコミュニケーション機能を追加 キャラクターコラボレーション:人気アニメやゲームのキャラクターとコラボレーションし、そのキャラクターになりきったAI幹事を開発 健康管理機能:ユーザーの健康データと連携し、適切な飲酒量を提案する機能を追加 家庭用バージョン:飲食店だけでなく、ホームパーティーでも使えるAI幹事の開発 武地さんと尾崎さんは、最後にこう締めくくってくれました。
“顔出しNG”のアーティストとして知られるAdoさんが、テレビ朝日の長寿番組「徹子の部屋」の7月23日放送回に出演する。Adoさんは「リモート出演は史上初らしいです。恐れ多いです」と自身のXアカウントで報告した。 「NHK紅白歌合戦」での“シルエット歌唱”も話題になったAdoさん。徹子の部屋でも直接の対面はなく、大型モニター越しに黒柳徹子さんと話す。番組の公式サイトでは「世界が熱狂!21歳“謎の歌い手”が登場」と紹介している。 Adoさんは2002年10月24日生まれ。家族の影響でVOCALOIDO楽曲を聴き始め、顔を出さずに活動する“歌い手”の文化に興味を持つ。17年頃から「歌ってみた」動画を投稿し始め、20年に配信限定リリースした「うっせいわ」で大ブレイク。22年(映画『ワンピース フィルムレッド』ウタ役)、23年と2年連続でNHKの「紅白歌合戦」に出演した。 なお、Adoさんは7月1
尾崎さんは、開発の経緯をこう語ってくれました。「元々は、Gateboxさんの『AIバイト』のタブレット版を開発する予定だったんです。でも、これなんか面白くないねえと話しているときに、武地さんの『商品紹介ではなく、AIと一緒にお酒を飲むようなものにしたい』という一言で、プロジェクトの方向性が大きく変わりました」。 AI幹事が可能になった背景には、技術的なことを含め、いくつかの要因がありました。整理すると、以下のようなことです。 画像認識:GPT-4oの登場でマルチモーダル技術が使えるようになり、リアルタイムでテーブルの状況を把握することが可能になっていた 会話の生成:AIが認識したものをベースとして、自然な対話が可能になった コロナ禍の影響:パンデミックを経て、飲食店のDXが急速に進み、テーブルの上にタブレットがあることへの抵抗感が減った 尾崎さんは「AIがあたかも自発的にアドバイスをすると
Microsoftは2024年7月20日(現地時間、以下同)、同年7月19日に全世界的に「Windows」のPCでブルースクリーンが表示される大規模障害が発生した件について、詳細を公開した。 なお、セキュリティ企業CrowdStrikeによると今回の障害は、同社が提供する「CrowdStrike Falcon」プラットフォームのコンテンツアップデートで見つかった欠陥が原因だとされており、特定のWindowsホストのみが対象となり「macOS」および「Linux」ホストは影響を受けないとされている。 Windowsの大規模障害に対し、Microsoftが対応策を公表 Microsoftは同事象が明らかになってから、顧客やCrowdStrike、外部の開発者と継続的にコミュニケーションを取り、情報収集と迅速な解決策の検討を進めており、以下の対策を講じたとしている。 CrowdStrikeと協力
米CrowdStrikeは7月20日(現地時間)、同社のサービス更新が原因で世界同時多発的に発生したWindowsのブルースクリーン問題の発生原因と対策について公式ブログで説明した。 経緯 19日午前4時9分にリリースしたWindowsシステムに対するセンサー構成の「チャンネルファイル」の更新(Falconプラットフォームの保護メカニズムに関するもの)によってロジックエラーが発生し、影響を受けるシステムでクラッシュとブルースクリーンが発生。 クラッシュの原因となった更新は、19日午前5時27分に修正した。 なお、こうしたセンサー構成の更新はこれまでも1日に数回実行されてきたものという。 影響を受けた環境 更新リリース期間中オンラインだったWindows用FalconセンサーのVer.7.11以降を実行していた顧客が影響を受けた可能性がある。 クラッシュの原因 原因となったチャンネルファイル
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