鈴木修さん死去、94歳 スズキ相談役、軽自動車を普及 時事通信 経済部2024年12月27日18時30分配信 鈴木修さん 自動車メーカー、スズキの社長、会長を40年以上務めたカリスマ的経営者で、軽自動車の普及に尽力した同社相談役の鈴木修(すずき・おさむ)さんが25日午後3時53分、悪性リンパ腫のため浜松市の病院で死去した。94歳だった。岐阜県出身。葬儀は近親者で済ませた。喪主は長男俊宏(としひろ)氏。後日、お別れの会を開く。 【写真特集】追悼 2024 中大法卒。銀行勤務を経て1958年、鈴木自動車工業(現スズキ)の2代目社長鈴木俊三氏の娘婿となり、同社に入社した。 78年に4代目社長に就任し、翌年発売した軽自動車「アルト」が低価格を武器に大ヒット。その後も「ワゴンR」などの人気車を出し、軽を庶民の足として定着させた。海外展開にも積極的で、インドに80年代からいち早く進出し、同国の乗用車市