「ポスト岸田」候補、菅氏思案 自民・石破、小泉氏軸か 時事通信 政治部2024年06月09日07時12分配信 自民党鹿児島県連大会で講演する菅義偉前首相=8日午後、鹿児島市 9月の任期満了に伴う自民党総裁選では、菅義偉前首相の対応が焦点の一つだ。岸田文雄首相と一定の距離を置く菅氏が推す候補は非主流派を中心とする勢力の結集軸になり得るためだ。裏金事件で自民に逆風が吹く中、菅氏は「党を生まれ変わらせること」を条件に思案を重ねているとみられる。 岸田再選支持、6%の衝撃 募る政権交代待望論◆時事世論調査【解説委員室から】 菅氏は8日、鹿児島市内で開かれた党県連大会で講演し、自身が出馬した2020年の党総裁選について、「不妊治療の保険適用を公約に掲げた」と振り返った。一方、次期総裁選には言及しなかった。 菅氏が「ポスト岸田」候補と見ているのは石破茂元幹事長や小泉進次郎元環境相ら。石破氏については、