ボルボ、30年の全EV化撤回 需要伸び悩みで戦略修正 時事通信 外経部2024年09月05日05時31分配信 ボルボの看板(AFP時事) 【ロンドン時事】スウェーデンの高級車メーカー、ボルボ・カーは4日、2030年までに全ての新車を電気自動車(EV)にする目標を撤回すると発表した。新車の9割以上をEVかプラグインハイブリッド車(PHV)とし、残りをハイブリッド車(HV)とする同年までの新たな目標を掲げた。 米フォード、新型EV計画見直し SUV、ハイブリッドに変更 EVを巡っては、充電インフラの不足や購入補助金の縮小などに伴い、世界的に需要が伸び悩んでいる。さらに、米国や欧州連合(EU)が中国製EVへの追加関税を打ち出し、市場の先行き不透明感が強まった。 ボルボはこれまでEV化を積極的に進めてきたが、市場環境の変化を踏まえ、戦略の見直しが必要と判断した。ローワン最高経営責任者(CEO)は声