対中強硬、インド太平洋関与 ウクライナ支援継続―独メルツ氏 時事通信 外信部2025年02月25日07時08分配信 講演するキリスト教民主同盟(CDU)のメルツ党首=1月23日、ベルリン 【ベルリン時事】23日投開票のドイツ連邦議会(下院)選挙で、次期政権を率いることがほぼ確実となったキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の首相候補メルツCDU党首は、対中国政策で強硬な立場を取る見通しだ。インド太平洋への関与に積極的な姿勢を示している。 保守野党が第1党、政権復帰へ 極右躍進、与党は大敗―4月連立発足へ社民と協議・独総選挙 メルツ氏はベルリンで行われた1月の講演で「独裁国家の枢軸」として、ロシアやイラン、北朝鮮とともに中国を挙げ、「多国間秩序を攻撃している」と批判。独企業に対中投資を減らすよう求めた。インド太平洋地域の「安定と自由に貢献したい」と語り、日本を含む同盟国との連携に意欲を見