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『PTSDの治療薬処方の手引き』 1.はじめに 本年の3月に開催されたJSTSSパネルディスカッション「PTSD治療のこれからを考える-「PTSD治療に関する検討委員会」報告(飛鳥井望委員長)が行われ、薬物療法に関してもフロアも含めて活発な議論がなされ、以下のとおり一定の合意が得られた。 ここでは当日の「PTSDの薬物療法に関する最新のエビデンス」報告(広常秀人委員)を中心に国際トラウマティック・ストレス学会(ISTSS)編集による治療ガイドライン1)、米国精神医学会(APA)編集による治療ガイドライン2)、英国National Institute for Clinical Excellence(NICE)による治療ガイドライン3)、エキスパートコンセンサスガイドライン4)を参考にしながら報告する。ただし、本邦ではPTSDの保険適応を有する薬剤はまだないので、以下のとおり提案するものである
非専門家支援者向け、当事者向け 原発事故による避難者/被災者のメンタルヘルス支援について 放射能災害後の心のケアに関する医療機関、保健機関、専門家向けの手引きとしては、平成 21 年原子力安全研究協会による 「原子力災害時における心のケア対応の手引き-周辺住民にどう応 えるか-」 http://www.remnet.jp/lecture/b08_01/b08_01.pdf 平成 14 年原子力安全委員会による「原子力災害時におけるメンタルヘルス対策のあり方につ いて」 http://kokai-gen.org/information/2003-1-mental.html などがあります。 ここでは、非専門家や家族が行う心理的支援のポイントについて簡単に説明します。 支援に当たってのポイント メンタルヘルスの観点から見た放射線災害は、見えない、感じられないだけに、 「不安」が 大きな役
救援者のメンタルヘルス(MH)の特徴および重要性は社会的にも注目を浴びており、「惨事ストレス」(critical incident stress: CIS)という用語も本学会レベルでは定着したように感じられる。そういう中、救援者のMH対策としてCISが注目を浴びているが、更なる研究および議論が求められているのが現状である。このシンポジウムでは、日米の様々な救援部隊の発表を通じて、今後の対策への提言を行う密度の濃い内容となった。 清水は、ゴラン高原の国連平和維持活動(PKO)を担った自衛隊隊員の調査を発表した。過去の当学会でも先行部隊の報告は行われてきたが、今回の発表は、近隣のレバノンで紛争が勃発している期間中の2部隊を調べたものだった。その結果、対象者では、GHQ、STAIにおいて精神的健康度が維持されていた。報告されたストレス因は、必ずしもCISだけでなく、他国部隊との人間関係・生活環境
2002年3月の設立以来、多様な専門職の協働によって 心的トラウマに関わる研究成果を積み上げるとともに、 自然災害後の支援、犯罪被害者支援のための提言、PTSD等の診断、 治療のガイドライン作成などの活動を行ってきた学会です。
今、私たちを取り巻く国際社会や身近な生活・職場には、災害、戦争、犯罪、暴力、交通事故、レイプ、虐待など、トラウマティック・ストレスの原因となる事象が拡大し続けています。 JSTSSは、トラウマティック・ストレスの原因となる様々な事象から主要テーマ「PTSD Topics」を取り上げます。この「PTSD Topics」では、最近の知見を基に各事象の時事的側面、学術的コンセンサス、研究報告を含む多様な視点から各分野の専門家が論じる最新ジャーナルを公開していきます。 ■PTSD Topics (2005.1〜)
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