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ドラクエ3
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ジャズやオーケストラ、吹奏楽などの音楽を構成する上で、管楽器は欠かせない存在です。プレイヤーは自らの呼吸を駆使して楽器を鳴らし、美しい音色を奏でます。 管楽器は、「金管楽器」と「木管楽器」の2種類に分けられます。まずはトランペットやトロンボーンなどの唇を震わせて音を鳴らす「金管楽器」。これに対し、サックスやクラリネットなどの「木管楽器」は、音を奏でるのに唇の振動を必要としません。 一言で管楽器といっても、それぞれの楽器の音色や特徴、構造は大きく異なります。すべての管楽器に共通するのは、「息で音を鳴らすこと」と「壊れること」くらいかもしれません。 今回は、壊れた楽器に命を吹き込む管楽器リペア職人・高橋一朗さんに、お話を伺いました。 高橋一朗さん 管楽器リペア職人。昭和23生まれ。現在75歳。1940年に創業した日本初の管楽器リペア店「高橋管楽器」の2代目。2010年1月、長年の功績が認められ
昔々あるところに…ではなく、令和の東京・月島に、それはそれは大きなカメがおりました。名はボンちゃん。もんじゃストリート周辺をお散歩するのが大好きな、雄のケヅメリクガメです。 ボンちゃんと肩を並べて歩くのは、飼い主の三谷久夫さん。祖父の代から86年続く、老舗葬儀屋の3代目です。 月島の地をたしかな足取りで歩んできた、ひとりと1匹の人生について尋ねてみました。 三谷久夫さん 昭和28年生まれ。現在69歳。有限会社三谷葬儀社の3代目代表取締役。月島生まれ月島育ちの生粋の江戸っ子。ボンちゃんの飼い主。 三谷ボン 平成8年生まれ。現在26歳。雄のケヅメリクガメ。好きな食べ物は、りんご、バナナ、ブロッコリー。女性のペディキュアに惹かれがち。 20歳で家業の葬儀屋を継ぐ 昭和11年、久夫さんの祖父・亀治さんは、三谷葬儀社の前身・三谷商店を創業。以後86年に渡り、三谷家は月島で葬祭業を営んできました。 久
登録者140万人超の水彩画Youtuberが語る人生哲学。“好きなものだけ”を突きつめて(「Watercolor by shibasaki」柴崎春通さん) 「はい、こんにちは!柴崎です。お元気ですか?」 74歳のYoutuber・柴崎春通さんの動画は、視聴者への優しい問いかけから始まります。 Youtubeチャンネル「Watercolor by shibasaki」のテーマは“絵”。柴崎さんは、長年に渡る水彩画講師・画家のキャリアを活かし、70歳からYoutubeでの活動をスタートしました。自身が水彩画を描き上げる様子を20分ほどの動画に収め、定期的に公開しています。 チャンネル立ち上げから5年が経ち、今や「Watercolor by shibasaki」は登録者数142万人を誇る人気チャンネルへと成長しました(2022年6月現在) 今回は、柴崎さんのアトリエに伺い、お話をお聞きしました。
今が一番元気、体が若返っているという喜劇俳優の大村崑さん。近著の『崑ちゃん90歳今が一番、健康です』(青春出版社)は、健康に悩む人々に勇気と希望を与えてくれる。若い頃に大病を患い、40歳までしか生きられないと医師から宣告されたという年齢をはるかに越え、まだまだ現役バリバリである。人生の転機になった86歳から始めた筋トレ生活とはいったいどんなものなのか。何かを始めるのに遅すぎるということはないことを熱く語ってもらった。 大村崑(おおむら・こん) 1931年、兵庫県生まれ。喜劇俳優。『やりくりアパート』『番頭はんと丁稚どん』『頓馬天狗』等に出演し、国民的大スターとして「崑ちゃん」の愛称で幅広い層から親しまれる存在となる。近年はNHK大河ドラマ『西郷どん』(2018年)、山村美紗ミステリー『赤い霊柩車』シリーズは、2022年に30年目に突入する。著書に『崑ちゃん90歳今が一番、健康です!』(青春
今回、登場いただくのは、リンボウ先生こと林望(はやし・のぞむ)さん。 多くの人にとっては、1991年に刊行され、ベストセラーになったエッセイ『イギリスはおいしい』(平凡社・文春文庫)でデビューした人気作家としての印象が強いだろう。 だが、本来の出自は慶應義塾の女子高校をはじめ、東横学園女子短大、東京藝術大学といった学校で古典を教える教育者であり、国文学および書誌学の研究者でもある。また、その才能は声楽家、作詞家、能作・能評論などにも及び、守備範囲は縦横無尽だ。 そんなリンボウ先生が上梓した『定年後の作法』(ちくま新書)について話を聞くとともに、自らの人生を振り返っていただこう。 インタビューは前編と後編、2度に分けてお届けします。 林望(はやし・のぞむ) 1949年生まれ。作家・国文学者。慶應義塾大学大学院博士課程修了。 ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授等を歴任。『イギリスはお
朝8時。銭湯は定休日。がらんと乾いた浴場の入口に立つと ふだんは湯けむりに覆われた富士山が、くっきりと目に映る。 東京都足立区、北千住の銭湯「大黒湯」。 1929年の創業時から変わらない荘厳な木造建築の外観に比べて、 浴場は晴天を思わせるペンキの内装で、そのギャップに驚かされる。 今回お話を聞くのは、丸山清人さん。 これから1日かけて、弟子の勝海麻衣さんと共にこの銭湯の壁の絵を描きかえる。 丸山さんは、2019年で84歳を迎える日本最年長の銭湯絵師だ。 2017年9月には、藝大生でモデルでもある勝海さんが弟子入りし、ますます注目を集めている。 今回は、銭湯絵師として活動し続ける丸山さんのかっこよい生きかたに迫る。 丸山 清人(まるやま きよと) 昭和10年東京都杉並区生まれ。昭和28年に(株)背景広告社に入社、昭和48年に独立。65年以上に渡り銭湯絵師として活動。 銭湯絵師の仕事 朝9時、
『これはしない、あれはする』(サンマーク出版)という本が、若い女性たちに高く評価され、版を重ねています。著者は、今年83歳になられた小林照子さん。 日本を代表する美容研究家、メイクアップアーティストにして、働く女性の先駆者です。その素晴らしい経歴と肩書に、少し緊張しながら小林さんを訪ねたキネヅカ編集部。しかし、「こんにちは!」と満面の笑みで迎えてくれた小林さん。思わず私たちから飛び出した質問は……。 小林 照子 ( こばやし てるこ) 1935年生まれ。(株)コーセーにおいて長年にわたり美容について研究し、「ナチュラルメイク」を創出。そのコンセプトに基づき、多くのヒット商品を生み出す。(株)コーセー取締役・総合美容研究所所長を退任後、91年に(株)美・ファイン研究所を設立。現在は、美容の学校を設立しているほか、美容に特化した高校を東京と京都で展開し、メイクアップを軸に社会貢献を目指すジャパ
東京・清澄白河といえば、いわゆる「東京の下町」でしたが、2015年にブルーボトルコーヒーが日本に初上陸して以来、おしゃれなカフェが続々とオープンし、いまや若者や観光客で賑わう「コーヒーの街」となりました。 今回は、そんな話題の街でブルーボトルコーヒーよりも先駆けて、週末(金・土・日)限定でコーヒースタンドを営んでいるご夫婦、奥野喜治さん(67)と奥野明美さん(62)にお話を伺います。「定年後にカフェ開業」という、絵に描いたようなセカンドライフの真相とは? 奥野 喜治(おくの のぶはる) 1951年大阪市北区生まれ。2014年に清澄白河でコーヒースタンド「sunday zoo」をオープンし、2016年に40数年勤めたANA(全日空)を定年退社する。店では自ら豆の焙煎から行っており、一杯ずつハンドドリップしたコーヒーを提供している。 ANAから清澄白河のコーヒー屋さんへ コーヒースタンド「su
60代後半で成功した 遅咲きピアニストの現在と過去 人気ピアニストであるフジコ・ヘミングさんの人生を見つめたドキュメンタリー映画『フジコ・ヘミングの時間』が公開されます。フジコさんは、60代後半で花開いたピアニスト。彼女の私生活と演奏旅行を追いかけながら、写真と絵日記でフジコさんの過去も振り返ります。彼女が有名になるまでの紆余曲折の人生は、シニア世代必見です。 物語 パリに住むピアニストのフジコ・ヘミングは、日本人ピアニストの母とスウェーデン人デザイナーの父との間にベルリンで生まれました。しかし、父はフジコがまだ幼少期に「必ず戻ってくる」と出て行ったまま戻りませんでした。 ピアノは5歳から始め、世界的ピアニストのレオニード・クロイツアー氏に師事。クロイツアー氏は「将来、フジコのピアノは世界中を魅了する」と才能を認めていました。高校、大学を経て、28歳でドイツに留学。有名音楽家からも支持を得
内海桂子、数え年で96歳。 16歳で漫才の初舞台を踏んでから、まもなく80年。 「100歳まで、あと4年。わけはない」とおっしゃる現役最高齢の芸人で、その 矍鑠 (かくしゃく )※1たる姿は、みなさんご存じのとおり。 「え? その芸を知っているかって?」 おそらく読者のみなさんには、リアルタイムで「内海桂子・好江」の漫才を知らない世代もいらっしゃるかもしれない。 けれども、SNS時代の今、桂子さんの言葉はほぼ毎日タイムラインに流れてくる。 そう、桂子さんのツイッターはとんでもなくおもしろいのである。 ワハハ! と単純に笑う“おもしろさ”というのではなく、これまでの経験があるからこその機智(きち) ※2と、世間や政治への進言、なにより言葉の豊かさに魅了される人が続出で、フォロワー数は444,710人(*2018年3月13日現在)。 なんと45万人とはすごすぎる! 桂子さん本来の“芸”を知らず
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