兵庫県の元西播磨県民局長が告発文書で斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを指摘した問題で、斎藤知事が幹部職員に対し、会議用アプリのチャットで「なにをやっているのか」などと叱責したり指示したりするメッセージを繰り返し送っていたことが関係者への取材で分かった。受けた幹部職員は深夜や休日でも返信をしていた。告発文書でも触れられており、専門家は「パワハラに該当する可能性が高い」としている。 県関係者によると、斎藤知事はオンライン会議用アプリ「チームズ」のチャットを使って、各部長とやりとりをしており、告発文書では「幹部に対するチャットによる夜中、休日など時間おかまいなしの指示が矢のようにやってくる」と記されていた。