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こんにちは。伝わる技術研究家のみさきです。 先日、占い師への相談に1000万以上使ったと話す女性に会いました。 まず金額に驚きましたが、なんでそんなに高額を、と訊きましたら「夫も友人も自分の話を聞こうとせず、心が限界だったから」と言われていました。 そんな孤独に打ちひしがれるその方の話を、その占い師は親身に聞いてくれたので、お金がかかり過ぎるとためらいながらも、通うのをやめられないのだそうです。 誰も自分をわかってくれないから苦しいと思っている「自分のことをわかってくれない」と、さまざまな立場の人が孤独に苦しんでいます。 部下は「上司が全然理解してくれないんだ。このままこの職場で続けていく自信がないよ。もっと話をわかってくれる上司だったらなぁ」と悩み、上司は「新入社員の○○とは、会話が成り立たんよ。こちらの思いを全然わかろうとしないんだから…参ったよ」と愚痴る。 夫は「妻は俺の努力をちっと
こころ寄り添う研究家の九条えみです。 「あれ、今日はいつもと雰囲気が違うな」 「人の言葉を汲み取りすぎてしまう」 周りの変化に敏感であったり、他人の感情と同化してしまうような感覚。 そんな人はHSP(とても敏感な人)かもしれません。 HSPかも?という方は『敏感で生きづらい人はHSPかも|HSPとは?心を軽くする2つの方法もご紹介』の記事に詳しく書いています。 私自身、HSPのチェックリストに当てはまる項目が多いのですが、今までの言動の理由を知れたことで、いくぶんか気持ちが落ち着きました。 気になる方はご覧いただければと思います。 言葉は相手を殺すこともある人間は「言葉」で感情を伝えることができます。 思いやりのある感情から出た言葉は、たとえ言い方が拙(つた)なくても、じんわりと温かい気持ち、受け取りやすい言葉となって入ってきます。 しかし、いつも相手を思いやる気持ちがあれば良いですが、余
いつもお読みいただき、ありがとうございます。 お悩み解消研究家のわかです。 先日、このように言われている方がありました。 主人は50歳で亡くなり、子供も手が離れました。 自分自身は病気にかかり、生きがいもないし、このままでいいのかと考えるようになりました。 生きていく上で私たちに楽しみを与えてくれるのが生きがいでしょう。 しかし、一口に生きがいと言っても、何に打ち込めばいいのか分からず、なんとなく過ごしている人もいると思います。 今回は、生きがいについて考えてみたいと思います。 生きがいとは生きがいは、私たちの人生に活力を与えてくれるものでしょう。 毎日の仕事に疲れても、嫌な人間関係で辟易していても、生きがいがあれば頑張れます。 生きがいとは、私たちにとっての楽しみであり、支えとなるものではないでしょうか。 お釈迦さまは「人生は苦なり」と言われていますが、生きることは大変です。 様々な辛い
こころ寄り添う研究家の九条えみです。 「みんな頑張っているのに、自分だけ休むわけにはいかない」 「自分が休めば、他の人の負担が増えて迷惑をかけてしまう」 こんな風に休むことに罪悪感を抱いてしまうことはないでしょうか? 本当に休むことは「悪い」ことなのか、考えてみたいと思います。 休むときに罪悪感を抱いてしまう理由休むときに罪悪感を抱いてしまう時の心境を考えてみましょう。 たいていが、休んでいる自分を周りがどう思っているか?を気にしているのではないでしょうか。 私自身も仕事が忙しい時期に、早朝から夜遅くまで働いた次の日などは、どうしても朝起きられず、午後から出勤させてもらうことが何度かありました。 そのたびに、身体はしんどいので本当はゆっくり休みたいのに「休んでいる自分のことを周囲の人はどう思っているか」を気にしてしまい、休んでも休んだ気になれませんでした。 一般的に考えて、若くて病気もない
いつもお読みいただき、ありがとうございます。 お悩み解消研究家のわかです。 先日、次のような話を聞きました。 小さい頃から、葬式などで仏教に触れ合っていました。 今は、葬式も外でするし、医者も家に来ない。産婆さんも来ない。 生死が昔は身近にあったが、今はないです。今の子供たちは可哀想ですね。 昔は生活の中に仏教がありました。 学校の先生も、そういうことは話しませんものね。 人が生まれる瞬間や、亡くなる瞬間が、昔は家の中にあったのですね。 現代は、医学や科学が発達し、生や死に関することは専門家に任せられるようになりました。 その分、見えなくなってしまったことがたくさんあるのかもしれません。 今回は、学校で教えてくれない人生の根本的な部分を仏教に学んでみたいと思います。 日常から見えなくなっているもの以前、アジアを旅行して戻ってきた知人がこんなことを言っていました。 「アジアの国は、日本のよう
自分らしく最期まで安心して暮らせるよう、貯蓄計画・健康・家族関係・生きがい・エンディングノート作成などを考えて行動することです。 「老い支度」を始める前に「老い」とは何か人間には四苦八苦という、いつの時代・どんな人も避けて通れない苦しみが8つあります。 その一つに「老苦(ろうく)」が挙げられます。 人は老いると、耳は遠くなり、目は薄くなる。 髪は白髪が増え、腰は曲がってくる。 体力・知力ともに思うように動かず、気力まで滅入ってくる。 糖尿病だ、神経痛だ、やれ関節炎だと次から次へと病に苦しむ。 認知症になったり、寝たきりになることもある。 できることがどんどん減ってくることに打ちひしがれ、職場の仲間や近所の友人との喪失体験も重なる。 これでは生きていても仕方がないのでは、と「老人性うつ」や「老後恐怖症」になる人も少なくありません。 老後の孤独について、以前書いた記事がありますので、よろしけれ
こころ寄り添う研究家の九条えみです。 50代のバツ1男性が、再婚相手を探し「婚活」していると知人から聞きました。 理由は「老後が不安だから」 平均寿命まで生きれば、あと30年あります。 老後の不安について、今回は「孤独死」という面から考えてみます。 「孤独死はしたくない」その理由とはNHKの「クローズアップ現代+」によると、孤独死を迎える人は年間3万人以上だそうです。 しかも、孤独死の7割が男性。 先の男性も、50歳を越えて婚活している一因に、孤独死を避けたい思いがありそうです。 さて、「孤独死」とは、誰にも看取られずひっそりと死を迎えることを言います。 死は、人生の最期です。 「終わり良ければ総て良し」の言葉通り、それまでの過程がどんなに辛く涙に暮れていても、ハッピーエンドの結末ならばそれまでの悲しみや苦労は報われるでしょう。 だからこそ、どんな風に死を迎えるかを心配するのです。 ・誰に
こころ寄り添う研究家の九条えみです。 2019年冬ドラマで視聴率1位になった「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」が反響を呼んでいます。 ストーリーは、卒業まで残り10日となった生徒29人を人質に、教師・柊一楓が立てこもる所から始まります。 柊一楓は「最後の授業を始める」と言い、学園のスターでありながら自ら命を絶った景山澪奈の「死の真相」を突き詰めていきます。 (※以下、ネタバレあります) 影山澪奈は、全国の水泳大会で優勝する実力の持ち主で、容姿も良く、学園のスターでした。 しかし、ドーピングの疑惑動画がネット上に投稿されたことにより、ネット上で心ない誹謗中傷を浴びせられ、影山澪奈の心を壊してしまったのです。 ネット上で発信された無責任な言葉の暴力が、影山澪奈を自殺に追いやった真相であることを世間に発信するために、立てこもり事件を起こして社会の注目を集めたのでした。 3年A組最終回のセ
いつもお読みいただき、ありがとうございます。 お悩み解消研究家のわかです。 日本は長寿国として有名ですね。 医療が発達した現代では、延命治療が可能になり、より長く生きる土台ができてきています。 ただ、やはり寝たきりではなく、健康で長生きしたいというのが多くの人の願いなのではないでしょうか。 少し前から健康寿命ということも話題になっています。 今回は、健康寿命を延ばすための方法を2回に分けて考えてみたいと思います。 健康寿命を延ばす秘訣は?以前、町内会長をされているという方が地域での取り組みを教えてくださいました。 「今、週一回100才体操をしてるんです。 一年くらい経つのですが、最高齢94才。80代がほとんど。 住宅地ですが、それまではどこかで顔を見たなくらいで挨拶や声掛けなどしてなかった。 体操の会ができて、集まって来た人たちと元気に挨拶をして、声かけしています。 皆さん元気になってきま
こんにちは。伝わる技術研究家のみさきです。 「死にたい」と訴える子供にどうしてあげたらいいか分からないと悩む親の声、あるいはうつ状態の夫が自殺するのではと不安な奧さんの声を、ネットや新聞の人生相談などで見かけることがあります。 私にも身近な友人から「死にたい」と聞いたことがあり、戸惑った経験があります。 親友が「死にたい」と打ち明けてきたら、どう止めますか大学時代の親友がこんなことを言ってきました。 生きる意味がわからずに、ただ生きている。 何のために生きているのか。 いっそ死んでしまったほうが楽なんだろうか。 普段、隣に座って授業を受けたり、学食を食べながら笑いあっていた親友の衝撃的な言葉に、思考が止まったのを今でも覚えています。 彼女は場を盛り上げるのが上手で明るい性格だったのですが、時々、授業中にイヤホンをして、小さなノートにぎっしり文字を書いていました。そして、まだ授業が残っている
いつもお読みいただき、ありがとうございます。 チューリップ企画スタッフのわかです。 やりたいことはいろいろあるけれど、忙しくて手がつけられないという人が多いようです。 毎日の仕事や家事に追われると、あっという間に1日が終わってしまうんですよね。 しかし、趣味や読書、新たな学びに使う時間もとても大切です。 忙しい忙しいで過ぎていっては残念です。 今回は、忙しい人が時間を作るための3つの工夫についてご紹介したいと思います。 現代人は忙しい現代は科学技術も発達し、とても便利になりました。 インターネットを使えばすぐに知りたいことが分かり、SNSを通して新しい出会いを得ることができます。 家にいなくても電話で連絡を取ることができて、離れて住んでいる人とも顔を見ながら話せます。 便利になってよかったこともある反面、どこにいても連絡が取れてしまうことから、忙しさが増したという声も聞きます。 家にいると
こんにちは。”伝わる”技術研究家のみさきです。 昨年10月、世界的なベストセラー『「死」とは何か』が日本で書籍化されました。 世界最高峰の大学であるアメリカのイェール大学で23年トップの人気講義の教授が、講義の内容を一冊の本にまとめたものです。 「死は悪いのか」 「永遠に生きるほうが幸せなのか」 「死んだら身体は滅びるが、魂はどうなるのか」など 死について様々な角度から問答しながら、本は展開していきます。 こういう本が世界中でベストセラーとなり、日本でも売り上げランキング入りしていることから、死について考える人が少なくないのがわかります。 今回は、私たちに「死」について考える必要はあるのか、書いてみたいと思います。 死についてどう考えますか?多くの人の「死」についての考え方は、次の2つに分かれると思います。 ①「死を考えたら暗くなるだけ、今を楽しく生きることが大事」 ②「死ぬ命と知るからこ
恋人探しは孤独をなくしたいから?知人の女性が「結婚はしたくないけど、恋愛は常にしていたい」と話していました。 インターネットで恋人を探せる「マッチングアプリ」に登録し、男性とメッセージのやり取りをしているそうです。 今はインターネット上で知り合い、結婚する人もある時代なので、そういうものかぁと聞いていたのですが、暇を見つけては返信が来ていないか確認する彼女が心配になり、少しつっこんで質問してみると、次のように話してくれました。 「縁を切った方が良いんじゃないかと前々から思っていた男性から久しぶりにメッセージが来て、心がかき乱れています。 その人は、自分が寂しい時だけ 『会いたい』 とメッセージを送ってきます。 本当は会いたくないし、返信もしない方が良いと頭では分かっていながら、無視できずに結局返信してしまうんですよね。 結局はかまって欲しいんだと思います」 誰しも認められたい気持ちや、異性
こんにちは。みさきです。 「自分は何者なのか」 「私の人生、このままでいいのかな」 「こんな毎日で、生きている意味ってあるのか」など、 人生の進むべき方向が分からなくなり、心が危機的状況に陥ることを「アイデンティティクライシス」といわれます。 これは年代によって、「ミッドライフクライシス」「老人性うつ」など呼び名が変わりますが、いずれも自分の生き方に自信が持てず、不安な心の状態のことです。 私も30歳の時に、今にして思えば「あれはアイデンティティクライシスだったな」ということがありました。 今は「3つの視点」を持ったことで心が安定して、自分の生き方に自信が持てるようになりました。 そこで今回は私のアイデンティティクライシスを克服させてくれた3つの視点をお話いたします。 第1の視点「幸せは自分の心が決める」 「幸せとは何か?」と聞かれたら、なんと答えるでしょうか。 お金・名声・家族・才能・仕
こんにちは。こころ寄り添う研究家の九条えみです。 年末年始に祖父母と会ってきました。 後期高齢者に突入し、体力や認知症にならないかなど 不安が多くなっているようでした。 とりわけ、78歳の祖父の口から「もう、十分生きた」と言葉が漏れた時には胸に迫るものがありました。 長生きを憂う声70代後半、80代ともなると、身体が思うように動かず、病気も出てくるようになります。 そのような方から時折、こんな本音をお聞きすることがあります。 「もう十分生きたと思います。 一人暮らしで、頼れる人もいません。 病気で身体がしんどいし、趣味もできなくなりました。 早くお迎えが来ないかな・・・という思いになることもあります」 この先、長生きしても楽しいことより、苦しいことの方が多いだけだろうと思われてのことでしょう。 自分も同じ立場なら、同じように思うだろうなとお聞きしていました。 「人生レストラン」の話日本人の
いつもお読みいただき、ありがとうございます。 お悩み解消研究家のわかです。 脳梗塞で倒れ、2か月入院していたという70代の方が次のように言われているのをお聞きしたことがあります。 私、一日笑って暮らそうと思っています。 何事もポジティブにとらえて、この病気も何かを知らせるためだと思うのです。 そう思うと何もかも勉強ですね。 幸いにも半身不随のような後遺症はなかったそうですが、今もめまいがあり、目の焦点が合わないのだそうです。 外に出ることができず、リハビリの毎日はとても大変だと思うのですが、このように仰る言葉に姿勢が正される思いでした。 病気という辛い経験をされてなお、このように受け止められる方は何が違うのでしょうか。 人間万事塞翁が馬「人間万事塞翁が馬」という故事成語があります。 その話は次のようなものです。 昔、中国の北辺の塞(とりで)のそばに住んでいたおじいさんがいました。 おじいさ
こんにちは。”伝わる”技術研究家のみさきです。 本屋やネット上には、自己肯定感をあげる方法についての情報が所狭しと並んでいます。 それだけ自分に自信を持ちたい、変わりたいと思っている人が多いからでしょう。 自己肯定感が高い・低いの正体は?自己肯定感とは字の通り、自己を肯定する心・感情のことです。 「自分は大切な存在だ」と自己を受け入れられる心の状態です。 自己肯定感を持てない人は、何かと他人と比べて、自分を評価しようとします。 能力や容姿、性格などを他人と比べて、自分はいていい存在なんだ、自分なんかいない方がいいんだ、と必要以上に一喜一憂するのです。 自己肯定感が低い人は、同期が先に昇進すれば、認められない自分はダメなんだと自信を失います。 それでいて同期に嫉妬している醜い自分に、さらに自己嫌悪します。 美人やイケメンの友人を見ると、自分の容姿にコンプレックスを感じてしまい、そういう友人を
こんにちは。こころ寄り添う研究家の九条えみです。 外国人労働者の受け入れをめぐって活発な議論が続きました。 最低賃金以下で働かされている実態や、業務中に怪我したところ帰国を要求されたなど、心痛める現状が明るみになっています。 数年前は「派遣切り」という言葉がニュースで飛び交いましたが、切られる対象が日本人から外国人に変わっただけで、会社から捨てられる悲劇は変わっていないのだなと感じました。 「幸せ」と感じるもの=捨てられたくないもの生きるということは、幸せを追い求める旅のようなものです。 仕事や家族、友人や恋人、名誉や健康など、その人その人が幸せと感じるものを追い求め、手に入れようと生きています。 やっと手に入れた幸せは、手放したくない。 だから掴んだ幸せが逃げないように、捨てられないように大事に大事に守ります。 しかし、思いもよらず「捨てられる」こともあります。 「仕事」に捨てられた56
こんにちは。こころ寄り添う研究家の九条えみです。 先日、テレビで「自殺問題」を取り上げていました。 14年連続3万人を超えていた自殺者数は、平成22年以降減少しているようです。 国を挙げて法を整備し、自殺問題に取り組んでいますが、依然として2万人以上の方が自ら命を絶っています。 自ら命を絶つほど、苦しい生きづらい人生。 この人生を生きる意味はあるのでしょうか? 人間は意味が無いと苦痛に耐えられない「意味がない」と感じることに、意欲を燃やし続けられるでしょうか? 勉強でも仕事でも、この行動の目的は何か?意味は何か?が分かれば意欲が湧いてきます。 同じように「生きる」ことも意味が分からなければ、困難や災難がやってきたときに生きる力が湧かないのもうなずけます。 生きる意味を求める声ある65歳の男性が次のように話されました。 中学の頃から生きる意味を考えています。 祖父が3,4歳の頃に目の前で死に
怒りは無謀をもって始まり、後悔をもって終わるまたしても相撲界での暴力事件、しかも加害者が貴ノ岩であったことが世を驚かせました。 1年前には彼自身が暴力の被害者となり、つらい思いをたくさんしたはずなのになぜ、との多くの人の声も当然でしょう。 貴ノ岩は取材に対し、 「かっとなって殴ってしまった」 「自分がやられて悔しかったのに、自らが同じことをしてしまい、言葉がないです。応援してくれたファンや相撲協会を裏切るような形になった…」と消え入るような声で答えていました。 怒りの原因は、付き人が忘れ物の言い訳をしたから、というささいなものでした。 その結果は引退。 怒りの代償はあまりにも大きなものでした。 「怒りは無謀をもって始まり、後悔をもって終わる」 分かってはいても、どうにも抑えられないのが怒りの恐ろしいところです。 今回は、怒りで取り返しのつかない失敗をしないために、怒りとどう向き合えばよいか
まずは悩みを聞く知人の女性が仕事が忙しく、一人でストレスを抱えているようでした。 何か力になれないかと思い、ちょっとしたプレゼントや手紙を送ったりしたのですが、これといって反応がなく、空回り状態が続いていました。 そこで先輩に相談してみた所、意外な答えが返ってきました。 「悩みを聞いてあげられる人が誰かいないかな? 答えが見つからなくても、悩みを吐き出せばスッキリするのが人間だからね」 その言葉を聞いて、視界が開けた思いがしました。 私は自分の伝えたいことを伝えることに必死でしたが、相手はすでに仕事で手一杯なのですから、まずは悩みを吐き出して心にゆとりを作ってもらう方が大事だったと知らされたからです。 それと同時に、日頃から悩みを言ってもらえる関係作りの大切さに気づきました。 誰にでも悩みを打ち明けられるものではありません。 悩みを打ち明けることは、自分自身の弱い面を見せることになるので、
いつもお読みいただき、ありがとうございます。 お悩み解消研究家のわかです。 70代の男性とお話しした際に、次のように言っておられました。 若い時は財欲とか、名誉欲を満たすのに一生懸命だった。 それなりに得たのは得たんだけど、心は満たされないものだよね。 欲しいものを手に入れて、やりたいことができたら、楽しい人生のように思います。 しかし、実際にいろいろなものを手に入れることができても、心が満たされないと感じておられる方は多いようです。 今回は、人生を心豊かに過ごすにはどうしたらよいのかを2回に分けて考えてみたいと思います。 どんな時に幸せを感じる?私たちが幸せを感じるのは、欲を満たした時だと言われます。 欲とは、108ある煩悩の中の1つで、大きく5つに分けられます。 食欲:食べたい、飲みたいという心 財欲:1円でも多くお金や財産を求める心 色欲:異性を求める心 名誉欲:評価されたい、尊敬さ
こんにちは。こころの悩みサポーターのこうへいです。 最近、仏教の講座で私と同じ30代の青年と出会いました。 良い人そうな穏やかな雰囲気の彼に、どうして仏教を学ぼうと思ったのかを聞いてみると、このようなことを語ってくれました。 ねたみの心の醜さに悩んだ青年は仏教に心惹かれた僕は中学・高校時代から自分の心の醜さに悩んでいました。 仲の良い友達がいて、一緒に勉強をしたり、遊んだりしていました。 その友達のことを本当に親友だと思っていました。 ところが、彼が何かの賞をもらったことがありました。 学校中の人から讃えられる彼の姿と見た時に、何だか面白くない、妬ましい心が出てきました。 友達なんだから、彼の成功を一緒に喜んでやらないといけないはずなのに、ちっとも喜ぶ気持ちが出てこないのです。 一緒に喜んでいる周りの友人たちを見ると、友達の幸せが喜べない自分はおかしな人間なのだろうかと悩みました。 その後
いつもお読みいただき、ありがとうございます。 お悩み解消研究家のわかです。 血のつながった親子でも、折り合いがつかないことはよくあります。 むしろ、あまりにも身近だからこそぶつかってしまうこともあるのかもしれません。 今までさんざん悪態をついてきたのに、今さら優しくするのもなんとなく照れくさい。 どうすればいい関係を築けるのか、親子関係に悩んでいる人は意外と多いのではないでしょうか。 今回は、親子関係の改善法について考えてみたいと思います。 ついつい言いすぎていませんか?親子関係がうまくいかない原因の一つには、遠慮のない物言いがあるのかもしれません。 友達や職場の人に対しては気を遣った言い方ができるのに、親子だとなぜかできないのです。 親子関係なら、めったなことでは縁が切れないだろうとの思いから、ついつい言いすぎてしまうのではないでしょうか。 しかし、親子といっても、やはり言っていいことと
こころ寄り添う研究家の九条えみです。 政府が定年を70歳まで引き上げるか検討しているそうです。 これに伴い年金支給年齢も75歳に引き上がる可能性があるとか。 定年退職を迎える心境定年退職は人生の大きな転機の1つです。 40年以上忙しく働いてきた毎日が、定年退職を機に一変、毎日のスケジュールが自由になります。 何十年も続けてきた生活リズムがリセットされ、自分で予定を決めていかねばなりません。 平均寿命80歳まで、約20年。 定年退職し、第二の人生をどう生きていくのか模索する声は多くあります。 「定年退職をいたしまして、目標が分かりません。 年寄りに向けてただ生きて行くのかなあ、1日1日暮らしていくのかなあとボーっとしていました」 (63歳 男性) 「65歳になり定年退職しました。 今までは子供のために一生懸命生きてきましたが、今は主人もおらず、話し相手で答えも出してくれていた母は7年前に亡く
いつもお読みいただき、ありがとうございます。 お悩み解消研究家のわかです。 人間関係に疲れる原因は、周りの人の言動を気にしすぎてしまうところにあるようです。 友達が離れていくのが不安で、接し方に慎重になり、疲れてしまう。 相手のちょっとした言動に傷ついたり、悩んだりしている人は多いのではないでしょうか。 今回は、友達付き合いについて仏教の観点から考えてみたいと思います。 友達付き合いを大切にされている方は多いと思います。 心が寂しいとき、何かに悩んだとき、私たちの心の支えになる存在だからでしょう。 何もなくても、友達がいるというだけで、なんとなく安心できるものです。 ところが、仲が良ければ良いほど、友達が離れていくのではないかという不安も大きくなるのではないでしょうか。 だからこそ、相手の顔色をうかがって慎重になってしまうのです。 そうすると、なんだか疲れてしまいますよね。 人が離れていく
心穏やかアドバイザーのヒロカズです。 最近、知り合いが「分解の木」で考えるのがいいですよ。 「分解の木」!!って私に話すので「それってどんな木?」と質問したところ紹介された本を通して書いてみたいと思います。 分解の木とは?紹介された本は『世界一やさしい問題解決の授業』という本です。 その本の中に以下の一節があります。 「問題解決とは、ひらたくいえば、「現状を正確に理解し」「問題の原因を見極め」「効果的な打ち手まで考え抜き」「実行する」ことです」 この本は問題解決の打ち手を考える方法について書かれてありますが、分解の木はどのような原因があるかをモレなく探し出す時やどのような打ち手があるか、アイデアを幅広く、具体的に洗い出す時に使われるそうです。 本の中に中1の数学の試験で点数が落ちた例が紹介されていましたが、まず、数学の問題を「正負の数」「方程式」「平面図形」「空間図形」「その他」に分けてあ
こころ寄り添う研究家の九条えみです。 会社では『とどろき』という月刊誌のお客様対応などをしています。 ファッション誌やビジネス誌、生活雑誌などであれば書店や病院の待合室などでも目にしますが、この『とどろき』は仏教についての月刊誌なのです。 ・・・ちょっと、珍しいですね。 ところで、あなたは仏教に良いイメージを持ちますか?それとも良くないイメージを持ちますか? なんと、日本人の9割は仏教に良いイメージを持っているそうです。 私も仏教と聞くと「清らか」「心が穏やかになれる」というイメージを持ちます。 仏教ってどんな教えなの?9割もの日本人が良いイメージを持っている仏教。 でも、どんな教えなのかを知る機会はあまりないように思います。 お釈迦さまはお亡くなりになる時に、お弟子たちにこうおっしゃいました。 「法鏡(ほうきょう)を授けるであろう」 つまり、お釈迦さまが今まで教えてきたこと(仏教)は、法
いつもお読みいただき、ありがとうございます。 お悩み解消研究家のわかです。 先日、このようなお話をされている方がありました。 「本当に最近は世の中複雑で、納得いかないことが多いです。 振り回されたくないですが、何でそうなるのか、考えてしまいます。 なんとなくモヤモヤしているものがあって。 写経したり、般若心経をあげたりしていますが、何か、本当にやりたいことは何だろうと考えます」 日常生活の中には、色々とモヤモヤすることがたくさんあります。 はっきりと答えの出ることならば良いのですが、そういうことは少ないかもしれません。 今回は、そういったモヤモヤの答えが仏教のお経の中にあることをご紹介したいと思います。 お経は誰のためのもの?「お経」と聞くと、多くの人は葬式や法事で読まれるもの、と想像するかもしれません。 そういう場でしかお経に触れる機会がないからでしょう。 また、冒頭にもあったように写経
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