立憲民主党が27日投開票の衆院選京都1区に、新人で京都産業大学客員教授の平竹耕三氏(65)を擁立する方針を固めたことが5日、関係者への取材で分かった。1区では既に自民党現職に対し、日本維新の会や共産党なども候補を決めており、野党候補が競合する形となる。 平竹氏は京都市中京区出身で京都大学卒。京都市役所で文化市民局長、文化芸術政策監などを歴任し、2019年に定年退職後、現職。 立民が京都1区に候補を擁立するのは旧立憲民主党時代を含めて初めて。共産との全国的な共闘が進んだ2021年の前回衆院選では、京都での候補者調整は行われなかったが、共産現職がいた1区に立民は擁立せず、事実上すみ分けた形となっていた。 京都1区には自民現職の勝目康氏(50)、維新現職の堀場幸子氏(45)=比例近畿=、共産新人の井坂博文氏(68)、れいわ新選組新人の安持成美氏(36)、参政党新人の安達悠司氏(42)も立候補を予