■「この商品に関連する商品」に読むべき本は全部あるか? Amazonなどで本をクリックすると「よく一緒に購入されている商品」といったものが表示される。拙著『調べる技術』をクリックすると【図9-1】のようになる。 拙著の入門的な位置づけにできるとAmazon評で書かれた『調べものに役立つ図書館のデータベース』や、ここで紹介する『記者のためのオープンデータ活用ハンドブック』が他のものとごっちゃに一応表示される。大いに結構なのだが、類書としてもう1冊紹介したいものはここに表示されない。ただ人間が本を紹介するという活動も、自動推薦システムもひとしく必要なのだと思わされる。 【図9-1】 ■買って損はない関連書は2冊 今回は拙著の関連書を2冊紹介する【図9-2】。拙著を読んでそれなりに面白いと思った方なら、買って読んで損はないだろう(読書猿さんの『独学大全』も独学技法がてんこ盛りで損はないと思うが、