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体調を崩すと、発熱したり、普段よりも汗を大量にかいたりしますが、これは体に備わっている免疫機能が働いて、ウイルスや細菌などと戦ってくれている証拠です。この記事では、発熱のメカニズムやメリットなどについて解説していきます。 発熱は免疫が働いている証拠! そもそも発熱というのは、医学的には体温が37.5度以上の状態を指します。発熱すると免疫力が高まるため、ウイルスや細菌(抗原)が体内に侵入した際に発熱することは、体を守るために必要な働きだと言えます。 抗原が体内で感知されると、白血球やマクロファージなどといった、抗原を食べる働きを持つ免疫細胞が、サイトカインという物質を作ります。さらに、サイトカインが抗原侵入の情報を脳に伝えるための物質を作ると、視床下部という部分に、体温を上げるように指令が伝わります。その後、体の各部位が熱放散を抑えることで体温が上昇します。これによって抗原の増殖を防ぐほか、
B細胞は免疫細胞の一種です。身体には、ウイルスや細菌などの異物と戦って排除する「抗体」を産生したり、一度体内に入ったウイルスや細菌を記憶し、次に同じ異物が侵入したときに追い出せるように備える働きがあります。B細胞は、この感染症から体を守るために欠かせない細胞のひとつなのです。 では、B細胞は具体的にはどのようにして抗体を作ったり異物を記憶したりしているのでしょうか?B細胞のメカニズムや役割、働き方などを解説します。 B細胞とは B細胞は骨髄にある造血細胞から作られる白血球の一種です。白血球のなかでもリンパ球に分類され、体内にあるリンパ球のうち約20~40%ほどがこのB細胞なので、免疫機能においては非常に重要な存在といえます。 私たちにとって異物であるウイルスや細菌(抗原)が侵入してきたときに、形質細胞に変化して抗体を作って攻撃したり、メモリーB細胞となって1度目の感染を記憶して、次回の感染
マクロファージは体内に侵入したウイルスなどの異物を食べて死滅させる免疫細胞で、傷を修復したり、体の新陳代謝を調節したりと、私たちの健康維持に欠かせない存在です。 当記事では、マクロファージが免疫機能にどのように関わっているのかを詳しく解説するとともに、マクロファージを活性化させるLPSという物質についても紹介しています。免疫力を高めたい方は、ぜひ参考にしてください。 免疫細胞「マクロファージ」とは? マクロファージは白血球に分類される免疫細胞のひとつです。白血球には「リンパ球」や「顆粒球」などの免疫細胞もありますが、マクロファージは白血球のうち約5%を占めています。 体内に病原菌やウイルスなどの異物(抗原)が侵入すると、まずマクロファージが発見し、それらを食べて死滅させます。また、傷を修復したり、体の新陳代謝を調節したりと、マクロファージは健康維持に欠かせない多くの役目を持っているのです。
風邪をひいたときくらいしか、自分の体温を意識しないという人は少なくないでしょう。しかし、体温は免疫力とも深い関係があるなど、自分の健康状態を示す重要なバロメーターです。今回は健康な体温や発熱の定義、体温と免疫力の関係などについてご紹介します。 健康な体温って一体何℃? 皆さんの平熱は何℃でしょうか。36.5℃くらいという人もいれば、いつ測っても35℃台という人もいるかもしれません。このように平熱は人によって異なるものですが、健康な人の体温は36.6℃~37.2℃程度になるといわれています。 日本人の平均体温は36.89℃ 10歳~50歳の健康な日本人の平均体温は36.89℃です(ワキの下で検温した場合)。もちろん個人差はありますが、約7割の人が健康な体温と言われる36.5℃~37.2℃の範囲に収まるとされています。 一方、平熱が36℃以下の人は「低体温」といわれます。体が冷えていて血流が悪
抗体依存性免疫増強(抗体依存性感染増強)とは、本来ウイルスなどの病原体と戦うために体内に存在する抗体が、ウイルスの増殖や症状の悪化を促進してしまう現象のことです。ここでは、抗体依存性免疫増強が起こる原因やそのメカニズムについて解説していきます。 抗体依存性免疫増強(antibody-dependent enhancement:ADE)とは、本来ウイルスなどから身体を守るべき抗体が、ウイルスの標的細胞への感染をさせやすくしてしまうことで、免疫システムが異常を起こし、ウイルスを増殖させたり病気の重症化を引き起こす現象のことです。 そもそも抗体とは、免疫グロブリンというタンパク質のことで、身体の中に侵入したウイルスや細菌などの病原体を攻撃するために体内で作られる免疫物質を指します。 一度作られた抗体は身体の中に記憶されるため、次に同じ病原体に感染した時には素早く機能することができます。このような
新型コロナウイルス感染症の流行によって私たちの生活は大きく変わりましたが、最近になってようやく、徐々にこのウイルスの正体が明らかになってきました。重症化する要因の一つとして注目されているのは「サイトカインストーム」という、感染者に起こる症状。 そこで、サイトカインストームとはどんな現象なのかなどについて、わかりやすく解説していきます。 新型コロナウイルスとは コロナウイルスは表面を覆うたんぱく質(エンベロープ)に包まれており、その上にいくつもの王冠(コロナ)のような突起があるのが特徴です。 人に感染するコロナウイルスは全部で7種類ありますが、上気道(鼻、口、咽頭)に感染するものと、下気道(気管、気管支、肺)に感染するものとに分けることができます。多くの人が経験したことがある「風邪」はこの上気道に感染するコロナウイルスが関係しており、7種類のうちの4種類がこれにあてはまります。 残りの3種類
免疫とは、体の健康を維持していくために欠かせない大切なシステムで、大きく自然免疫と獲得免疫に分類されます。 当記事では、もともと体に備わっている「自然免疫」と、後天的に備わっていく「獲得免疫」のそれぞれについて、わかりやすくご説明していきます。また、自然免疫を高める方法についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。 免疫は、ウイルスや細菌などの病原体から体を防御したり、身体の中の老廃物や死んだ細胞や発生したがん細胞を処分し、あるいは傷ついた組織があればそれを修復するはたらきのことを指します。たとえば、はしかなどのウイルス性の病気に一度感染して回復すると、体内に抗体ができ、同じ病気にはかかりにくくなりますが、これも免疫の役割のひとつです。 なお、免疫は自然免疫と獲得免疫の2種類に分類することができ、かつては免疫といえば獲得免疫の意味合いが強かったと言われています。 自然免疫とは 自
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