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衆院選
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1 南吉作「ごんぎつね」の存在 新美南吉の代表作と言えば、「ごんぎつね」を思いつくだろう。1956年に教科書掲載されて以来、延べ6000万人もの人が読んだことになるという。私も、10数回授業をした。この作品は、いろんな場面で面白い授業ができる。「読解の視点」を指導していく上でも格好の教材である。 しかし、授業するたびに、気になる箇所がいくつか出てくる。 場面1で、魚をにがしているところを兵十に見つかり、ごんはにげる。その後、次の表現がある。 (各社教科書所収。雑誌『赤い鳥』に掲載されたものがベースになっている。以下、赤い鳥版と明記する) 「ほっと」できる状況で、「かみくだ」く行為をするのであるから、ごんの残忍さを感じてしまう。それなら、なぜ「草の葉の上にのせてお」くのか。不整合である。「かみくだ」く行為は、他の場でのごんの行動、思考、人物像とも不整合である。そう思い、授業では、「かみくだき
16日の朝日新聞の記事によると、英国のブラウン政権は6日、義務教育年齢を18歳に引き上げる方針を打ち出したとのこと。延長される2年間で若者は教室で学科を学習したり、職業訓練を受けたりする。「ニート」(※)対策でもあるとのことで、違反には保護者や本人への罰金も検討しているようだ。 英国のこれまでの義務教育年限は、5~16歳の11年間。初等教育6年(5~11歳)、中等教育5年(11~16歳)となっていた。これは1996年の教育法によって定められているが、「保護者は子どもに教育を受けさせる義務がある。ただし、就学義務ではない。」とされており、親には「子どもに教育を受けさせる義務」はあるが、「学校に行かせる義務」はないとしている。日本の義務教育・学校教育法とは異質なものと言えよう。 ちなみに、日本では学校教育法第91条で、「第22条第1項又は第39条第1項の規定による義務履行の督促を受け、なお履行
1974年、兵庫県生まれ。大阪教育大学教育学部卒業。 2009年、関西体育授業研究会設立。 「体育科の地位向上」を合言葉に、近隣の先生方とともに発足。授業力向上を目指し、月1回程度、定例会を開催。また、毎年7月に組体操研修会、11月に研究大会を開催。 「感動」です。組体操には、関わっているものすべてを「感動」に包み込む力を持っています。そして、その「感動」は、深い信頼関係によりもたらされています。 大きなピラミッドにおいて、最も大きな負担のかかる子どもたちは、外からはその姿を見ることはできません。それでも、その子どもたちは、歯を食いしばりピラミッドの完成を願っています。そんな彼、彼女らを信頼しているからこそ、最後の1人は、勇気を出してピラミッドの頂上で両手を広げることができるのです。もちろん最初からそんな信頼関係が存在しているわけではありません。何度も失敗を重ねながら、何度も練習を積んでい
電子書籍:明治図書出版から刊行中の約4,000点の教育専門書からの検索結果です。検索された本は、明治図書オンライン・ブックストアでご購入いただけます。
昨年度の10月のこと。機会を得て「反転授業」を試みた。「反転授業」という言葉はそれまでも聞きかじっていた。これまでの普通教室での一斉授業を見直し、子どもたちにさらに分かる楽しさを味わわせることができる授業法ではないかと気になっていた。 「反転授業」とは 説明型の講義をオンライン教材化して宿題にし、従来宿題であった応用課題を教室で対話的に学ぶ授業(教育とICT Online、山内祐平、講義が宿題になる――「反転授業」より) のことである。つまり、協働的な学習の前提となる知識をICTを使って予習させ、学校の授業ではそれを前提として、応用問題に取り組んだりグループで課題解決したりする授業スタイルである。アメリカでは数年前から小中高で始められ、大学の講義のオンライン化も進んでいるようである。こうした動きは日本の大学でも進められており、最近では東京大学が大規模公開オンライン講座(Massive Op
先日、「学び合い学習」授業風景のTVを見た。 唖然とした。子どもを怒鳴り散らしている。 教卓の所に座っている先生に、子どもが一生懸命考えて算数の答えを見せにいったらいきなり言われた。 「何でこうなるのだ!」 「おまえは何を考えているのだ!!」 教室中とどろく大声で怒鳴り散らしていた。 この子がかわいそうだ。 この子に対して、子どもたちが教え合っている。 別の場面では、全校児童が体育館に集められて、学年のグループごとに固まって座っていた。教師が紙に書いた問題を見せて、「みんなで考えて解きなさい」とやっていた。しかも多くの教師がマスクをしていた。顔を隠しての授業なのか。これでは教師の表情がわからない。こんなことで、算数の力がつくわけがない。 算数を教師が教えないで、子どもたちに教え合わせている。塾等で先に学んできた子が先生役になって教えているようだ。算数が苦手な子は置いてきぼりである。算数の得
生徒用学習端末として、iPadのようなタブレット端末が大きな可能性をもっていることに多くの方は共感し、あまり異論はないだろう。しかし例えば、生徒用デジタル教科書の具体化への議論などを拝見していると、「ちょっと待った」と言いたくなることが少なくない。 例えば、「デジタルなのだから、入力した解答が正しいか間違っているか判定した方がいい」という意見。確かにもっともである。そして、自学自習の道具として使うなら、そういう使い方は基本になるかもしれない。しかし、それが授業の中での基本的な使い方ということになると、ちょっと疑問になる。学級にみんなが集まっていることのよさが生きる授業でありたい。 また、机の上にパソコンしか載らないような景色の授業にも違和感を覚えていた。例えば、数学の授業の中で“数学らしい”活動を行う上で紙は不可欠で、ちょっとした計算やフリーハンドでのスケッチは数学的活動のための生命線と言
監修のことば まえがき 1章 視機能と視覚情報処理の役割とその理解 1 「見える」とは? 2 「見る力が弱い子ども」とは? 3 「見える」ために必要なさまざまな「見る力」 (1)視力 (2)視野 (3)調節 (4)両眼視 (5)眼球運動 (6)形態知覚と空間知覚 (7)目と手の協応 2章 学習の土台となる知覚・認知機能 1 学習のつまずきの状態を整理して考える 2 さまざまな脳機能が学習に関与する 3 診断名との対応 4 効果的な対応を考える 3章 つまずきの背景にある「見る力」の問題 1 読みが苦手 (1)発達性読み書き障害のつまずき (2)読みと「見る力」のつまずき 2 書きが苦手 (1)視力,調節,眼球運動 (2)視知覚 (3)形の構成能力 (4)目と手の協応 (5)協調運動 (6)姿勢の保持 3 黒板を写すのが苦手 (1)眼球運動 (2)調節・両眼視 4 図形が苦手 (1)視知覚
①教師の仕事には男も女もない、と思っている方。②女教師なんていういい方は差別的だ、オンナなんていう言葉でなく、女性というべき…と思っている方。③オババなんていうのはケシカランと思っている方。そういう方に読んでほしい雑誌。実践もピカイチ。
新刊『SCHOOL SHIFT 2(スクール・シフト2)』の刊行を記念した特別インタビュー。第2回は、著者の一人である...
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読解指導〈文学〉のNG 読んだらまず感想を書かせる/意味の分からない言葉を辞書で調べ,ノートに書かせる/物語について教える/本文に書いてあることから答えを探させる
序――議論の技を学ぶ 一 定義 1 最も必要なことだけの定義 2 説得的定義――論証的定義 3 定義としての名づけ 4 反論に関する若干の注意 二 類似 1 正義原則 2 暗示的人格攻撃 3 相手の主張を不条理に帰結させる論法 4 その他のヴァリエーション 5 反論の方法 三 譬え 1 関係の誇張 2 論争の武器としての笑い 3 価値の転移による効果 4 譬えの脆弱さと反論の方法 四 比較 1 a fortiori――より強い理由によって 2 勿論解釈とその応用 3 反論の可能性――誰にとっての「より」なのか 五 因果関係 1 これは「論法」か? 2 原因による正当化 3 結果による正当化 4 反論の方法 あとがきにかえて――高専柔道と学問 [一] 本書は、議論指導に関心のある教師に、指導のための補助資料を提供するという目的のもとに執筆されたものである。 [二] 最近、ディベートや討論など
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