バスの廃止や減便が首都圏で広がっています。 この春、横浜市営バスは367便を減便。東京都足立区でも一部の路線が廃止になりました。 利用者が多い首都圏で、なぜこのようなことが起きているのでしょうか。 背景にある2024年問題とは?今後、バス路線はどうなっていく? バスの減便や廃止の影響に迫った「首都圏情報ネタドリ!」はNHKプラスで配信します↓ 減便しても運転手不足 深刻な2024年問題 1日およそ9000便を運行している横浜市営バスはこの春、全体の4パーセントほどにあたる367便を減便しました。 その背景にあるのが、時間外労働などの上限規制などがもたらす「2024年問題」です。 年間3380時間だった運転手の労働時間の上限が、4月から3300時間に引き下げられました。 さらに退勤から次の出勤までの休息時間、いわゆる勤務間インターバルの確保は8時間以上とされていましたが、11時間を基本に最低