入社したばかりの新入社員が「退職代行サービス」を利用する動きに、職場から戸惑いの声が上がっている。退職希望者に代わり会社に退職の意思を伝えるサービスだ。代行大手「退職代行モームリ」はこのほど利用者1.6万人分のデータを公表。運営するアルバトロス(東京・港)の谷本慎二社長は「利用者には様々な事情がある。離職率を下げる参考にしてほしい」と話す。若者が退職代行を頼る理由を読み解いた。【この記事のポイント】・利用者の勤続年数、「1年以内」が75%・退職代行の理由、「上司のハラスメント」3割超で最多・海外メディアも注目 「辞めたいと言えない」ニッポン