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オプションの売り戦略では、買い戦略とは反対の考え方が必要になる。 つまり、オプションの売りでは、相場が大きく動きそうにないときを狙う。 オプションの売りは、相場が予想と逆に動いたとしても、変動が小さければ利益になる確率が高いんだよね。 でも、相場が予想に反して大きく動いた場合は、無制限の損失になる・・ そのとおり。 だから、原資産市場に大きな影響を与えるイベントの間近や、大きなトレンドが起こる間近(またはトレンド形成中)は、オプションの売りにとっては不利だ。 また、インプライド・ボラティリティが低い水準にあるときも、オプションの売りは極力避けた方が良い。 理由はボラティリティの活用で説明した通りだよ。
大量の株を保有していたけど、ある日突然ブラック・マンデーが訪れて、資産が跡形もなく消えてしまった・・・ という話は、昔からよく聞くよね。 もし自分が保有している株に対して、万が一のための保険が掛けられたら便利だと思わない?
原資産の価格変動に対する、オプション価格の変動率。 0~1までの数字(パーセント表示では0~100までの数字)で表される。 たとえば、あるオプションのデルタが0.5の場合、原資産価格が100上昇した際に、オプションのプレミアムは 50上昇することを意味する。 コール・オプションは正のデルタ値を持ち、プット・オプションは負のデルタ値を持つ。 アット・ザ・マネーのオプションは、通常0.5に近いデルタ値となる。 イン・ザ・マネーのオプションは、0.8から0.9以上のデルタ値を持ち、原資産の価格とほぼ連動してプレミアムが上下動する。 反対に、アウト・オブ・ザ・マネーのオプションは0.2以下のデルタであることが多く、原資産の価格変動がプレミアムに与える影響が小さい。 デルタは、原資産の価格変動に対するオプション・プレミアムの変動率だ。 デルタが高いオプションは、原資産価格の変動によってプレミアムが大
そういうことになる。 ただし、オプションの買い手が利益を得るためには、短期間のうちに相場が予想した方向に大きく動く必要がある。(特にアウト・オブ・ザ・マネーのオプションの場合) これが、オプションの買いが、売りに比べて利益を得ることが難しい理由でもある。 では、相場が今後大きく動くかどうか、どうやって知ることが出来るだろう?
怒られないけど、原資産の価格がどう動いたときに、自分の売買ポジションがどういう損益を生むのか、ちゃんと理解しておいた方がいいね。 そして、この4種類の売買を考えるときに重要なことは、これらは全くの別物ということだよ。 たとえば、今後原資産の価格が上昇するとだろうと考えたときに、コールの買いかプットの売りを検討するかもしれない。 しかしこの2つは、利益になる確率、利益の幅、リスクなどが全く違うということなんだ。 それぞれの特徴はコールの仕組みとプットの仕組みでも説明したけど、リスクとリターンを良く知っておくべきだよ。
そうだよ。 そして、オプションのIVには次のような特徴がある。 オプションによって、IVの変動幅はおおよそ決まっている。 (周期的な上下変動) 原資産価格が大きく変動した時は、その変動幅を抜けてIVが上昇することもある。(相場のパニックや熱狂) IVやHVが相対的に低い位置にあるとき、その後原資産の価格が大きな動きをみせる可能性が高い。(過去の統計データより) 以上をまとめると、基本的なオプションの売買戦略は次のようになる。
コール・オプションとは、ある物(=原資産)を買う権利のことをいう。 原資産が株式の場合、コール・オプションは「ある日時に、ある価格で株を買う権利」を意味する。 株式のコール・オプションの例 上の例では、ある株を1,000円で買うことができる権利(コール・オプション)を示しているよ。 この価格(1,000円)のことを、権利行使価格とよぶ。 そして、オプション自体の値段のことを、プレミアムというよ。 それからもう一つ。 オプションには必ず期日(満期日)というものがある。 上の例では、期日は10月1日に設定されている。 以上をまとめると、このコール・オプションは「株を10月1日に1,000円で買う権利」ということになる。(※)
実際、未来のオプション価格を予言することなんて誰にもできない。 しかし、ある前提の下、例えば「オプションのインプライド・ボラティリティ(IV)が変わらず、原資産価格が100円下がったとしたら、オプションの価格はいくらになるだろう?」といった問いに対して、オプション価格の変動を計算することは可能なんだ。 オプションの世界には、そういう計算のために使われる4つの指標がある。 それらは、デルタ(Delta)、ガンマ(Gamma)、ベガ(Vega)、セータ(Theta)と呼ばれており、まとめてギリシャ指標と呼ばれたりもする。 以下の表は、4つのギリシャ指標の意味と特徴をまとめたものだよ。
本質的価値は、コール・オプションの場合は原資産の価格から権利行使価格を引いた額、プット・オプションの場合は権利行使価格から原資産の価格を引いた額になる。 つまり、オプションの本質的価値は、原資産価格と権利行使価格によって決まる。
アメリカの証券市場には、CBOEボラティリティ指数(CBOE Volatility Index)というユニークな指数があります。 CBOEボラティリティ指数とは、1993年にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が考案したもので、市場に対する投資家の恐怖心を反映する指数と言われています。 一般的には「VIX」というシンボル名で呼ばれることが多いです。 投資家の恐怖心を反映するといっても、投資家1000人にアンケートを行って指数にしているわけではありません。 VIXの値は、S&P 500指数 (アメリカ市場の代表的な株価指数)のオプション価格をもとに算出します。 取引されているオプションの価格が高い水準の時にVIX値は高くなり、逆にオプションの価格が低い水準の時はVIXが低くなります。 一般に、オプションの価格は市場が上昇している時よりも、下降している時の方が高値になりやすくなります。 したが
ここまでは、オプションのみを売買する場合を考えてきた。 今回は、原資産とオプションを組み合わせて売買し、利益を得る方法を説明するよ。
オプション取引の利点とは? - 他の投資との比較 オプション取引の基本 ~種類と原資産 - コールとプット コール・オプションの仕組み - ある物を買う権利 プット・オプションの仕組み - ある物を売る権利 コールとプット~利益と損失のまとめ - コールとプットの復習 時間価値と本質的価値 - アメリカンタイプとヨーロピアンタイプ カバード・オプション ~現物との組み合わせ - ローリスクの取引 ボラティリティとは? - 重要な要素、ボラティリティの意味 ボラティリティをトレードに活用する - ボラティリティ・トレードの基本 オプションで株の資産に保険を掛ける - プットオプションの活用 株の資産にまとめて保険を掛ける - 株価指数オプションの利用例 投機としてのオプション買い - 相場の変動をとらえる オプションの売りによって利益を得る - 平坦な相場で儲ける 売りの損失を限定する -
そうだね。 株価チャートを見る目的は、トレンド(相場の流れ)を分析して、今後の株価動向をある程度見当付けることにある。 上向きのトレンドは、その株を買いたいという人が、売りたいという人よりも優勢な状態が続いていることを意味する。 トレンドがこのまま変わらなければ、株価は継続して上昇していくと予想できる。 ただし、トレンドは変化するものだから、注意しなくちゃいけないね。
オプションとは、金融派生商品(デリバティブ)の一種で、 「ある物を、ある日時に、ある値段で買う(または売る)権利」のことをいう。 オプショントレードとは、その権利を売買することを意味するよ。
日経225オプションのボラティリティ・グラフ(チャート)。ボラティリティを分析して有利なトレードをしよう!
W-8BENフォームは、下記のリンクよりダウンロードできます。(PDFファイル) /st/img/w8_ben.pdf または、下記のIRSのホームページからも直接ダウンロードが可能です。 http://www.irs.gov/pub/irs-pdf/fw8ben.pdf ダウンロード後、A4サイズで印刷すれば正式な文書として使用することができます。 ■ ご注意! W-8BENフォームは口座開設の申込書に含まれていることがあり、その場合は別途提出する必要はありません。 ブローカーにより「W-8BENの提出が必要」とされている場合のみご利用下さい。
オプション道場では、日経225オプションのインプライド・ボラティリティ(IV)、および日経平均株価のヒストリカル・ボラティリティ(HV)のデータを集計し、2003年1月から現在までのボラティリティ・チャートを作成しています。 個々のオプションには寿命があり、また原資産の価格変動によって日々大きな影響を受けるので、個別のオプションを対象とするIVチャートはほとんど意味を持ちません。(チャートを描いたとしても、変動が不規則で、途中で切れてしまうチャートにしかなりません。) そこで、ボラティリティ・チャートでは平均インプライド・ボラティリティ(平均IV)を分析対象とするのが一般的です。 平均IVとは、ある原資産に対して取引されているプット・オプション、およびコール・オプションのIVを集計し、その平均値を取ることで算出される数値です。 平均IVを用いることで、個々のオプションの満期、または原資産の
前回説明したコール・オプションは、「ある物を買う権利」だったね。 今回は「売る権利」。 プット・オプションについて学んでいこう。 株式のプット・オプションとは、「ある日時に、ある価格で株を売る権利」を意味する。 「買う権利」が「売る権利」になっただけで、基本的な仕組みはコール・オプションと同じだよ。 株式のプット・オプションの例
【お知らせ】 特別講座の受付は終了しました。現在、新規のお申込みはできません。 オプション道場では、「オプションで生計を立てられますか?」という質問をよく受けます。 個人的な経験によれば、その答えは「Yes」です。 知識や経験、そして資金もほとんど無かった筆者が、なぜオプションだけで生計を立てられるようになったのか? そのカギは「米国の先物オプション市場」にあります。 2002年末、私は逆風下での株式投資に限界を感じ、日経225オプションの取引を始めました。 しかし、一つの市場だけで取引をしていたのでは、オプションの売買チャンスを見つけるのが難しいことに気付きました。 「もっと選択肢が多い市場でオプションを自由に売買したい。」 そう思った私は、世界最大規模のオプション市場である「米国の先物オプション市場」で取引を始めました。
「オプションの仕組みを学びたい」 「日本や海外でオプションを取引する方法は?」 「投資は未経験だが、色々な投資先に興味がある」 「投資のリスクを限定したい」 という方のためのサイトです。 はじめに~ オプションとは?
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