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写真編集やRAW現像に適したPCモニターの選ぶ際のポイントを分かりやすく解説します。パソコンのディスプレイと言っても種類がたくさんありますが、写真編集に必要な正確な色再現が可能な色域やカラーマネジメント機能、その他の必要スペックなどの要点を押さえて、初心者から上級者それぞれのレベルや目的用途に合わせた厳選おすすめの広色域モニターをまとめました。 パソコンに詳しくない方やカメラ初心者の方にとって参考になればと思います。 写真編集向けモニター選びのポイント パネルの種類はIPSがおすすめ PCモニターの液晶パネルは、主に「IPS」、「TN」、「VA」の3種類の駆動方式に分けられ、それぞれに特徴があり、用途に合わせて選ぶのが良いのですが、写真編集にはIPSパネルがおすすめです。 IPSパネルの特徴は、視野角が広く、どの角度から見ても色の変化が少なく、正確な色再現に優れている為、写真編集に向いてい
PhotoshopのCamera RAWで画像の解像度を縦横それぞれを2倍に拡大できるスーパー解像度と言う機能が追加されました。通常、画像を拡大するとぼんやりとした感じになり画質が劣化してしまうのですが、Photoshopのスーパー解像度は画質を保ちつつ拡大できるという驚きの機能です。 今回は、Photoshopのスーパー解像度を使った画像の拡大方法を解説すると共に、実例を比較したいと思います。 Photoshopのスーパー解像度とは PhotoshopのCamera Rawに追加されたスーパー解像度とは、RAW、JPEG、TIFF、PNG画像の画質を保ったまま解像度の縦横それぞれを2倍、面積で4倍に拡大できる機能です。長年、高画質のまま画像を拡大する技術は不可能に近いとされていたのですが、Adobe Senseiという人工知能のAIに何百万枚もの写真を学習させ、スーパー解像度の画像拡大を
観光地などで写真を撮影しているとどうしても人が写り込んでしまい、最高の一枚がなかなか撮れない時があると思いますが、現像時にPhotoshopでレタッチして不要物を除去してしまうという対処方法もあります。 今回は、Photoshopで写真に写り込んでしまった人物や車などの不要物を綺麗に消してしまう簡単レタッチ方法を数種類ご紹介します。Photoshopは高機能すぎてあまり使っていないという方は是非この機会に挑戦してみたください。
被写界深度とは、被写体にピントを合わせた時、その前後のピントが合っているように見える範囲のことを言います。英語では『Depth of Field(DOF)』で、直訳すると『領域の深さ』と言う意味になり、こちらのほうが想像が付きやすいかと思います。日本語で使っている『被写界深度』のほうがカメラ用語っぽくて分かりにくいですね。 被写界深度が浅い 被写界深度が浅いと言うのは、ピントが合っているように見える領域が浅く、ボケ具合の大きい写真になります。ボケを活かした写真を撮影したい場合は、被写界深度を浅くします。 マクロやポートレート撮影などで被写界深度が浅くなる場合は、ピント合わせがシビアになり難しくなります。 被写界深度が深い 被写界深度が深いと言うのは、ピントが合っているように見える領域が深く、全体がシャープでボケ具合が少ない写真になります。 風景写真では被写界深度を深くして全体にピントが合う
オートン効果(Orton Effect)とは? オートン効果(Orton Effect)とは、1980年代にカナダの風景写真家マイケル・オートン氏によって考案された現像テクニックで、水彩画の様なふわっとした柔らかでありながら輪郭はハッキリしている幻想的な雰囲気の写真に仕上がるのが特徴です。 オートン効果を作り上げるには、ピントの合った写真とピントを外したボケた写真を露出違いで撮影して合成するという手法なのですが、当時はフィルムだったので非常に手間のかかる現像作業でした。 しかし、現在のデジタルカメラなら、Photoshopを使ったデジタル処理で1枚の写真からオートン効果と同じような表現をいとも簡単に再現できるテクニックが存在します。 参照:マイケル・オートン氏のウェブサイトの「Orton Effect」
色かぶりとは、写真全体の色調が特定の色に偏っている状態のことで、写真全体が赤っぽいのが『赤かぶり』、青っぽいのが『青かぶり』と言います。 色かぶりの主な原因は、撮影時の光源の影響によるもので、特に蛍光灯などの人工的な光源で撮影すると色かぶりが発生しやすくなり、ホワイトバランスの調整が必要になります。 色かぶりを除去する目的 色かぶりを除去する目的としては、本来の色にする為で、特に商品写真などは正確な色にしなければなりません。また、白い物が写っている場合も、色かぶりしてしまうと見た目が不自然になってしまうので、ホワイトバランスを整える必要があります。 風景写真は色かぶりしてもOK 色かぶりの全てが悪い訳ではなく、意図的にある特定の色を強調して色かぶりさせるのも一つの作品としては全然OKです。マジックアワーに撮影した風景写真は太陽の色を強調させる為に、あえて色かぶりさせた方がより幻想的な雰囲気
マジックアワーとは、日の出や日の入りの前後に太陽が傾き、空の色が変化する時間帯の総称で、その中にゴールデンアワーとブルーアワーと呼ばれる時間帯が存在します。 マジックアワーは太陽の位置が+6度から-6度の角度にある時間帯と言われていて、時間にすると日の出や日の入りの前後40分位ずつの間になり、おおよその目安としてゴールデンアワー40分、ブルーアワー40分位と把握しておけば良いと思います。 マジックアワーは、一日の中でも最もドラマチックに空の色が変化する時間帯で、日によって雲の量や形に違いがあり、空の染まり方もオレンジ、赤、ピンクなど様々なので、風景やポートレート写真を撮るには最適と言えます。 雲一つない快晴の時よりは、多少雲があった方が変化が生まれ、二つとして同じになることは無いのでオリジナリティ溢れる写真に仕上げることが可能なのです。 マジックアワーに空が真っ赤に染まるかどうかは、行って
ホワイトバランスとは? ホワイトバランスとは、カメラで白いものを白く写すための色補正機能の事です。 人間の目は『白いものは白』と脳が勝手に認識することができるのですが、実際は光には色がついていて、電球や蛍光灯、太陽光など光源の種類によって赤や黄色っぽかったり、青っぽかったりします。 しかし、カメラの場合、白いものでも光源により色が付いてしまうと、白とは認識できない為、そのままの色味の写真に仕上がってしまいます。それらを回避する為、カメラを人間の目に近付けて、白いものを白くするように調整するのがホワイトバランスと言う事です。 色温度とは? ホワイトバランスと一緒に良く目にする色温度とは、光の色を数値化したものでケルビン(K)と言う単位を使います。色温度の数値が小さいほど赤みが強く、数値が大きいほど青みが強くなります。 白に近い光は日中の太陽光の5500K位で、少し赤みがかった白熱電球は350
星空や天の川写真で星を目立たせる為にソフトフィルターを使って撮影すると、星景写真の場合、風景もぼんやりしてしまいピンボケの残念な仕上がりになってしまいます。星だけを強調して風景はシャープな写真が理想なのですが、それを実現してくれるのがPhotoshopです。 今回は、Photoshopを使ってソフトフィルター風に星だけをにじませて強調しするレタッチ方法をご紹介します。星空や天の川写真をワンランク上のクオリティに仕上げるRAW現像テクニックの一つです。
星空や星景写真を撮影する時に気を付けたいのが、星が線状にならないように適正な露出時間に設定することです。星空撮影する時のシャッター時間は20~30秒が適正と言われていますが、厳密にいうとカメラのセンサーサイズの違いやレンズの焦点距離によって、星が線状になる限界露出時間が変わってきます。 巷で言われている星空撮影時の露出時間20~30秒は、広角~超広角レンズで撮影した場合、確かにほぼ線状にならない露出時間と言えます。しかし、同じように露出時間20~30秒にして標準50mm以上の焦点距離の長いレンズで撮影すると星は線状に写ってしまいます。 星が線状にならない上限露出時間の計算方法「500ルール」 星が線状にならない適正な露出時間(シャッター時間)を知るにはどうしたら良いかと言うと、写真家Dave Morrowさんが紹介している「500ルール」で計算すると簡単に割り出せます。 500ルールの計算
フルサイズ、APS-C、フォーサーズなどマニュアル設定可能な一眼レフもしくはミラーレス一眼カメラがおすすめで、センサーサイズが小さいAPS-Cやフォーサーズ機の方がより大きく月を撮影できるメリットがあります。APS-C機は35mm換算すると1.5倍(キャノンは1.6倍)、フォーサーズなら2倍の焦点距離になるので望遠での撮影が有利になります。
天の川を撮影したRAWファイルが重要 天の川を撮影したRAWファイルでも出来るだけ白飛び・黒潰れしていない写真のほうが、レタッチした時に最大限に活かす事が出来ます。jpgファイルだと色情報が少ない為、Lightroomを使っても現像に限界があり、綺麗な天の川にすることが難しいので、RAW現像が基本となります。 今回、現像に使用するRAWファイルは、ヒストグラムを見るとほぼ白飛びや黒潰れがない状態であることが分かります。 カメラ:Nikon D750、レンズ:Samyang 14mm F2.8、シャッタースピード25秒、ISO6400、絞りf2.8
天の川や星空を含む星景写真はISO感度を上げて撮影する為、星空や景色の部分のザラザラとしたノイズが目立ってしまうのが悩みの種です。ノイズを除去する方法はいくつかあるのですが、今回は複数枚の写真をコンポジット(合成)してノイズを軽減する、無料ソフト『Sequator』の使い方と実際の比較例を紹介します。 星景写真のノイズ除去が可能なソフトSequator 『Sequator』は天の川・星空写真向けに開発された複数枚の写真を合成する無料ソフトウェアです。ノイズ除去だけでなく星の軌跡を線状にすることも可能で海外で非常に人気があります。 Sequator公式サイト 『Sequator』は無料でありながらノイズの除去能力は優秀なので、天の川や星空写真の現像には欠かせないアプリの一つです。無料ソフトにありがちな使用制限などは無く、RAWファイルや16ビットのTIFF画像もサポートしていて高画質な状態を
慣れない星空撮影で一番の難関が星へのピント合わせです。真っ暗な環境ではオートフォーカスが作動しない為、マニュアルでピントを合わせる必要があります。ただ、コツを掴んでしまえば1分足らずでしっかりと星へピントが合わせられるようになるので、是非マスターしたいものです。 今回は星空撮影で必須スキルの星へのピント合わせ方法を詳しく解説します。
星空や天の川の撮影は一眼カメラ初心者にとって少し難しい印象がありますが、最低限の機材と基本的な撮影方法とカメラ設定をすれば意外と簡単に撮影できます。今回は一眼レフカメラ初心者の方のために星空や天の川の撮影方法やカメラ設定を詳しく解説します。 せっかく一眼カメラを持っているなら星景撮影に挑戦してみてはいかがでしょうか? 星空&天の川撮影に必要な機材 一眼カメラ 星空を撮影するにはマニュアル設定のできるカメラは必須です。種類は一眼レフでもミラーレスでもOKで、最新式で高価なカメラ程、ISO感度を上げてもノイズが少なく綺麗に撮れるので、できれば一眼カメラのフルサイズが望ましいですが、APS-Cやマイクロフォーサーズなどのエントリーモデルでも天の川は十分撮影できます。 私の場合、初めて天の川・星空を撮影したのがニコンD7100でしたが、ノイズの少ないもっと高性能なフルサイズ機が欲しくなり、ニコンの
デジカメのセンサーサイズの種類と比較図 一般的に普及している主な一眼カメラのイメージセンサーのサイズの種類は、フルサイズ(36mm×24mm)、APS-C(23.6mm×15.8mm)、フォーサーズ(17.3mm×13mm)などで、それ以外には1型(13.2mm×8.8mm)やフルサイズよりも大きい中判(43.8mm×32.9mm)と言ったサイズもあります。 ちなみに、ほとんどのコンデジやスマホ、アクションカムなどのイメージセンサーは1/2.3型前後の大きさで、フルサイズと比較するとかなり小さいことが分かります。 数字だけでは分かり難いので、センサーサイズの大きさの違いを図にして比較しみました。
自作レンズヒーターに必要な材料 ニュージーランドではレンズヒーターを自作する上で必要なものが手に入りにくかったり高額だったりと何かと不便なので、昨年日本に一時帰国した際に100円ショップなどで購入してきました。 電源供給はUSB接続できる手軽なモバイルバッテリーにすることにしました。 ニクロム線(0.32mm 13.77Ω/m) 釣竿バンド(ロッドベルト) 耐熱両面テープ USBケーブル 熱収縮チューブ 保冷・保温バッグ 圧着スリーブ 最適なニクロム線の長さは、レンズの外周の2倍+α 実際にニクロム線の太さや長さはどうすれば良いのか悩むと思いますが、レンズヒーターに最適なニクロム線の選び方を解説します。 実は私の場合は、長さを考えずに、いろいろな人のインターネットの記事を見て直径0.26mmのニクロム線を購入したのですが、いざ作ろうとしたら中途半端な長さになり、使うことなく無駄になってしま
色空間のsRGBとAdobeRGBの違いは? そもそも色空間とは、表現できる色の範囲(色域)の事でsRGBとAdobeRGBは別の規格になります。 sRGBは国際電気標準会議(IEC)という電気に関する国際規格を統一する機関が決めた色空間の標準規格で、主にパソコンのモニターやデジカメ、プリンタなどにsRGBが使用されています。 一方のAdobeRGBは、Adobe社独自の規格でDTPなどの印刷分野で一般的に使われていて、sRGBよりAdobeRGBの方が緑や青色の色空間が広くより多くの色を表現できます。 参照:色空間 Wikipedia カメラの色空間の設定はどれがいい? RAW保存なら色空間設定は関係なし 色空間は現像する時点で決定される為、カメラの保存形式がRAWになっていれば、色空間設定がsRGBやAdobeRGBになっていても影響を受けません。RAWと言うのは現像処理が施されていな
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