大阪市の横山英幸市長は3日の記者会見で、来年1月から市立図書館で利用者が図書館カードに加え、マイナンバーカードでも本などを借りることができる新しいサービスを始めると発表した。システムを入れ替える必要があり、市内の図書館は12月16日からサービス開始前日の来年1月中旬まで、およそ1カ月間にわたり休館する。 市内には、西区に中央図書館、西区を除く23区に地域図書館が1館ずつ設けられており、24施設全てが休館と新サービス導入の対象となる。 新サービスは中央図書館で来年1月16日、各地域図書館では同月17日から始まる。図書館でマイナカードと図書カードを連携させる手続きが必要で、スマートフォンに表示したバーコードを、図書館カードとして利用することもできるようになる。 利用者に配慮し、休館期間に返却期限を迎える場合には、期限を休館明けまで延長。12月2日から15日の間は1枚の図書カードで通常の2倍とな