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アメリカ大統領選
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肝臓は胃のすぐ隣にある人体最大の臓器で、重さは1㎏~1.5kgあります。肝臓の働きは、大きく分けて3つあります。 1. 加工・貯蔵 食べ物からとりいれた栄養素を体内で利用できるように加工し、貯蔵しています。 2. 解毒 アルコール、薬、老廃物を分解し、からだに影響を及ぼさないように解毒します。 3. 胆汁の生成・分泌 食べ物の消化に必要な胆汁を生成します。 脂肪肝とは、肝臓に脂肪が過剰に溜まった状態のことです。 脂肪肝にはアルコール性と非アルコール性があります。アルコール性脂肪肝は、お酒を多く飲むことでアルコールの解毒が優先されて処理しきれなかった中性脂肪が肝臓に溜まって起こります。非アルコール性脂肪肝は、お酒を習慣的に飲まず、食べ過ぎや肥満などの生活習慣が原因で起こります。 肝臓に脂肪が溜まり、脂肪肝へと移行した状態を放置すると、徐々に肝臓に炎症が起きてきます。だんだん肝臓が硬くなってい
静脈ラインがあるとき:持続静注で 【指示(1)】最小量から開始して増量するとき **これは静注用指示です** ドルミカム 4A 8ml (40mg)+生食32ml / 合計40ml 注意:ドルミカム 1mg/ml (ドルミカム5倍希釈) 投与デバイス:シリンジポンプ ■0.5ml/時(ドルミカム 0.5mg/時,12mg(1.2A)/日)で開始 ■ベースアップ:効果不十分なとき、RR≧10回を確認して1時間毎に増量可 -0.1ml/時(ドルミカム 0.1mg/時,2.4mg(0.24A)/日) -0.2ml/時(ドルミカム 0.2mg/時,4.8mg(0.48A)/日) -0.3ml/時(ドルミカム 0.3mg/時,7.2mg(0.72A)/日) -0.5ml/時(ドルミカム 0.5mg/時,12mg(1.2A)/日) -0.7ml/時(ドルミカム 0.7mg/時,17mg(1.7A)/日
倦怠感、食思不振の原因となっている病態を除外してください。 ・貧血 ・感染症 ・高カルシウム血症 ・低ナトリウム血症 ・黄疸・肝障害 ・口腔内カンジダ症・口内炎(口腔チームに依頼してください) ・脳転移など が見逃されやすいが治療しうる病態です。 味覚障害があれば、ビタミンB群、亜鉛補給も行ってください。 化学療法のdelayed emasisが疑われる場合は、標準的な制吐対策をしてください。 対症療法としては以下のものがあります。
比較的高頻度に脊髄浸潤(麻痺症状)の前駆症状であることがありますので注意してください。 一般的に神経障害性疼痛は難治性で治療の有効率は低いですが、以下の選択肢があります。 治療のプロトコールは確立したものはありませんので、副作用プロフィールから選択してください。鎮痛補助薬の効果の差は大きくないと考えられています。 ガバペンとリリカは国際的に標準的な治療薬で(NNT=4程度)、他の補助薬に比較して抗コリン性の副作用が少なく、眠気が生じることがありますが使いやすい薬剤です。リリカはガバペンと同じ作用を有していますが、生体内利用率が改善され線形の薬物動態を示し、用量調節がしやすくなっています。また内服数が少なくなります。ガバペンはてんかんの保険適応しかありませんが、リリカは神経障害性疼痛で保険適応があります。 効果の幅はいずれも大きくはありません。癌疼痛ではほとんど知見はありませんが、リリカより
*オキシコドン注の添付文書においては「モルヒネ注射剤の持続投与を本剤に変更する場合には、モルヒネ注射剤1日投与量の1.25倍量を1日投与量の目安とすることが望ましい」との表記がありますが、当院ではオキシコドン注10mg=モルヒネ注10mgの1:1換算を基本と致します。ご了承下さい。 *トラマールOD錠の添付文書においては、「トラマール定時投与量の1/5の用量の経口モルヒネを初回投与量の目安とすることが望ましい。」との表記がありますが、当院では安全性を重視し、トラマール300mg=モルヒネ30mgの10:1換算を基本としています。少な目になっていますので、個々の状態に応じて投与量を調整してください。
痛みの原因が悪性腫瘍であることを確認してください(もともともっている頚椎症や腰椎症、臥床による筋骨格痛のことも多いです)。 NSAIDs(非ステロイド性消炎鎮痛薬)・アセトアミノフェンでコントロールできない場合、オピオイドをNSAIDs・アセトアミノフェンと一緒に開始してください。 痛みが落ち着いてきたら、NSAIDsは抜いても問題なければ抜いてみてください。 ①アセトアミノフェン NSAIDsよりもアセトアミノフェンの使用を優先するのが基本です。 まれに肝障害を生じます。 NSAIDsだけで効果が弱い場合、NSAIDsに加えてアセトアミノフェン2.4~4.0g 分3~4の併用が良いときがあります ボルタレン坐薬が良く効くが、腎機能障害などで使用しにくいときには、院内製剤でアセトアミノフェン坐薬(600㎎)があります。科限定処方なので、必要な場合は緩和ケアチームに依頼してください。 静脈ラ
副作用を許容できるならば、ベタメタゾン4~8mgの投与。 根拠のレベルは低いですが、classicalによく行われる方法です。効果あれば有効量までtaperingすることが勧められています。 一般的な副作用(血糖、ムーンフェイス、感染症、胃潰瘍)に加えて、終末期では、精神症状(せん妄)を励起することがあります。生じた場合は中止するか、呼吸困難が軽減していて継続するならば抗精神病薬を併用投与します。 気道狭窄、上大静脈症候群、明瞭な多発肺転移では比較的シャープに効果のある方が多いです。胸水、全身衰弱では効果がありません。 呼吸困難にモルヒネを投与すると、効果の幅は少ないが有意な呼吸困難改善効果があることが確かめられています。全身状態が良い場合(外来レベル)には、必ずしも意識やバイタルの低下を引き起こしません。 下のグラフは、進行がんによる呼吸困難のある患者(SpO2 90%以上を保てている患
注意 聖隷三方原病院症状緩和ガイドは聖隷三方原病院で緩和ケアチームのフォロー下に行う症状緩和手段について、概要を示したものです。内容は必ずしも標準的治療ではありませんし、保険適応の問題もありますので、治療は主治医が責任をもってご判断下さい。 問い合わせ先:tmorita@sis.seirei.or.jp 聖隷三方原病院緩和支持治療科 森田達也
〒433-8558 静岡県浜松市中央区三方原町3453 TEL 053-436-1251(代表) / FAX 053-438-2971
社会人になりたての頃は、「ありがとうございます」と言う回数の方が「ありがとう」と言われるよりも圧倒的に多かった。社会人生活38年目、最近では逆転しているのかな?と考えてみたが、「ありがとう」と言う回数と「ありがとうございます」と言われる回数は同じくらいの気がする。もしかしたら、「ありがとうございます」と言っている回数の方が多いかもしれない。
※受付時間・曜日は診療科により異なります。 詳細は下記の外来担当医表をご覧ください。 交通アクセス 外来担当医表 ※予約変更の受付時間は平日の9時~12時/14時~17時。
医療は日々進化し、病院を取り巻く環境も絶えず変化しています。 当院では、患者さんの身体の負担を軽減するために、また地域医療を支援するために高度な医療技術の向上や最新鋭の医療設備・医療機器の導入を積極的に行っています。そのような聖隷浜松病院の診療に関する取り組みを、タイムリーにお届けします。
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