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大阪万博
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精興社書体で味わう現代文学 面白い。しかし、書体について探求したものでありかなり専門的ではある。 それも、楷書とか草書とか毛筆の書体のことではなく、また、明朝体やゴシック体といった一般の活字書体について書かれたものでもなく、ただただ「精興社書体」の文字について書いた本である。 そもそも精興社書体とは、精興社という印刷所が独自に開発した印刷用文字のこと。大方の印刷所では、モリサワなどと一般に普及している書体を用いているもので、独自の書体を持っている印刷所は日本に数社しかないといわれている。秀英明朝体の大日本印刷や凸版文久体の凸版印刷がわずかな例である。 つまり、かなり特殊な事情ということになるが、本書ではこの精興社書体の生い立ちや出版社との関わりを手始めに、精興社書体で印刷された文学作品を引き出して、作品と精興社書体との関わりから精興社書体の魅力などについて詳説している。 著者自体が書体に対
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