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羽田空港の機能強化などを目的にJR東日本が2031年度の開業を目指して整備を進める新路線「羽田空港アクセス線」について、東武日光線沿線の栃木、鹿沼、日光市の自治体や商工関係者による「東京都心・羽田空港直通電車推進期成同盟会」の設立総会が7日、栃木市万町のホテルで開かれた。来年1月以降、JR東日本や東武鉄道に対して要望活動を行う方針だ。
10月31日告示、11月17日投開票の知事選で6選を目指す福田富一(ふくだとみかず)知事(71)=自民推薦=の選挙公約の概要が10日、判明した。次世代型路面電車(LRT)のJR宇都宮駅西側への延伸を支援し、東武宇都宮線との相互乗り入れを目指すとした。 (残り:約 612文字)
【那珂川】町は世界的な建築家隈研吾(くまけんご)さんが設計し、2000年に開館した町馬頭広重美術館の初めての大規模改修に取り組む。同館は町の代表的な建築物の一つで、観光資源としても親しまれる一方、建物の特徴である八溝杉材のルーバーの傷みなどが著しい。町はふるさと納税の仕組みを利用して資金集めを進めており、「来年の町合併20年と開館25周年に合わせて、オープン当時の輝きを取り戻したい」として協力を呼びかけている。 (残り:約 648文字)
宇都宮市と芳賀町を結ぶ次世代型路面電車(LRT)は26日、開業1周年を迎える。想定を上回る利用が続き、累計で400万人以上が乗車した。沿線の商業施設などへの波及効果は依然大きく、JR宇都宮駅西側延伸への関心も高い。この1年間の変化や課題、今後の展望を描く。 路面電車の街になって1年。車社会とされる地域に変化が現れ始めている。 「LRT沿線で完結するので暮らしやすい」。駅東公園前停留場近くの賃貸マンションに住む小林愛夕佳(こばやしあゆか)さん(22)は、新生活の印象をこう話す。 この春、作新学院大大学院に進学した。県外出身で東京の大学を卒業して宇都宮市に移り住んだ。東京では、移動手段は地下鉄だった。車はなく運転免許も持っていない。大学まで距離があるが「LRTで通学できるからと(不動産店に)JR宇都宮駅の東側を紹介してもらった」と明かす。 沿線の新興住宅地「ゆいの杜(もり)」に住む川手麻衣(か
【大田原】斎藤藤男(さいとうふじお)市議が小学生の長女の学校健診結果を巡って学校医にクレームを入れ、医師が学校医を辞任した問題で、市議会の議員倫理委員会は11日、第2回会合を開いた。市執行部が学校医ら関係者から聞き取りした内容などを含め、事態の経過を説明した。 君島敬(きみじまたかし)教育部長らは、斎藤市議が学校に電話した5月28日から、相馬憲一(そうまけんいち)市長が大田原地区医師会長に後任学校医の推薦を依頼した6月17日までの一連の動きについて、関係者から聞き取った内容を報告した。 この中で「学校医が市議から『お前』呼ばわりで『ネットで医院の評判をいくらでも落とせる』などとどう喝され、身の危険を感じた」などとして辞任した、と説明した。次回会合は16日に開く。斎藤市議に出席を求め、弁明の機会とする。 一方、地区医師会は11日までに、相馬市長に医師会の見解を文書で提示した。「学校医の辞退ま
【栃木】JR東日本が2031年度の開業を目指し整備を進める新路線「羽田空港アクセス線」について、栃木商工会議所が組織する東京都心・羽田空港直通乗入推進委員会の小藤有彦(こふじともひこ)副委員長らが5日、市役所を訪れ、市に直通電車乗り入れ実現のための期成同盟会発足を要望した。 同委員会は3月に設立し、同商議所の7人で構成する。市内に駅がある東武日光線、JR両毛線から羽田空港への直通電車乗り入れを目指し活動する。交通アクセスや地域経済の発展につなげるのが狙いで、東武日光線沿線の鹿沼市や日光市との連携も考えているという。 大川秀子(おおかわひでこ)市長に要望書を手渡した小藤副委員長は「関係機関と折衝を図るため、行政、経済界が連携した期成同盟会の発足を要望する」などと話した。大川市長は「実現できるよう、われわれも努力したい」と応じた。
8月に開業1周年を迎える次世代型路面電車(LRT)。宇都宮市などが開催する1周年に向けたプレイベントの全貌が見えてきた。8月25日の記念イベントとは別に、LRTの洗車体験や人気アニメ「鬼滅の刃」の声優による特別車内アナウンスなど多彩な催しを展開し、夏休み中の沿線を盛り上げる。 洗車体験は「ライトラインを洗おう!」と題し、8月12日に下平出町の車両基地で実施する。専用の洗車機で車両を洗う様子を乗車したまま見学できるほか、簡単な洗車体験も行える。車両点検時に使われているピットの見学もあり、普段の車両基地見学会より車両を間近に見られる。 午前9時半からと同11時からの計2回あり、市、芳賀町の住民か在勤在学者で小学生以上が対象。各回50人。参加無料。市が運営するウェブサイト「MOVE NEXT UTSUNOMIYA」の特設ページで7月14日まで参加者を募っている。応募多数の場合は抽選となる。 特別
【宇都宮】市は1日、市都市計画審議会を市役所で開き、市立地適正化計画の見直し案を示した。次世代型路面電車(LRT)停留場や鉄道駅、主要バス停の計30カ所を都市活動を支援する新たな誘導エリアに設定。コンビニなどを市補助制度の対象となる同エリアの誘導施設とし、公共交通利用者の利便性向上を図るとした。また、JR宇都宮駅東口の高次都市機能誘導区域に、ブレックスアリーナ(市体育館)などを含む駅東公園周辺約32ヘクタールを加え、スポーツ資源を活用したまちづくり推進を目指していく。 (残り:約 613文字)
宇都宮市内の小学校で昨年5月、高学年の女児が同じ学校の男児から投石を受けて歯4本を欠損するけがを負い、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症していたことが、21日までに分かった。同市教育委員会は、市いじめ防止基本方針の定義に基づき「重大事態」に認定し、このほど調査報告書を市ホームページで公表した。 報告書では学校側の対応について、行動に困難を抱える加害男児への支援を組織全体で検討するなどの対応が十分でなかった、などと指摘。事案発生後の被害女児に対しても、心理的負担を減らす適切な支援が不十分だった、とした。 被害女児は加害男児を含む5人で下校していた時、加害男児の投げた直径約3センチの石が口に当たり、歯を欠損した。その後、被害女児は「加害男児のいる学校は怖い」との理由で登校できない状況が続き、PTSDと診断された。市教委は、女児が心身に重大な被害を負ったことや、女児の保護者からいじめによる
宇都宮市と芳賀町を結ぶ次世代型路面電車(LRT)の開業から、間もなく10カ月。開業初年度の2023年度決算は5700万円の黒字を達成し、新年度に入った4月以降も好調な利用が続いている。両市町は3日、開業後アンケートの結果を公表。沿線に住む高齢者らの外出を後押しするといった、LRTの整備効果と思われる変化も見えてきた。アンケート結果を詳報する。 「富山のLRTが示したデータと似た傾向が見られる」。3日、市内で開かれた芳賀・宇都宮基幹公共交通検討委員会。委員の一人から声が上がった。 (残り:約 778文字)
次世代型路面電車(LRT)を運行する宇都宮ライトレールは5日、開業初年となる2023年度の決算概要を公表した。当期純利益は5700万円で開業前の収支計画の約3倍となった。 営業収益のうち鉄道事業が7億3900万円、その他の事業は5500万円となった。鉄道収益は開業後の23年8月26日〜24年3月末の約7カ月間に得られた収入。収支計画では鉄道事業収益を5億600万円、当期純利益は1900万円と見込んでいた。
栃木県那須町で2017年3月、登山講習会中だった大田原高山岳部の生徒7人と教諭1人が死亡した那須雪崩事故で、業務上過失致死傷罪に問われた男性教諭ら3人の判決公判が30日、宇都宮地裁で開かれた。瀧岡俊文(たきおかとしふみ)裁判長は3被告の過失や雪崩発生の予見可能性を認定。「雪崩という自然現象の特質を踏まえても、相当に重い不注意による人災」などとして、3被告に禁錮2年(求刑禁錮4年)の実刑判決を言い渡した。「雪崩は予見できなかった」とした弁護側の無罪主張を全面的に退けた。 有罪判決を受けたのは、当時の県高校体育連盟(県高体連)の登山専門部委員長で講習会の責任者だった猪瀬修一(いのせしゅういち)(57)、副委員長で死亡した8人がいた1班の引率者だった菅又久雄(すがまたひさお)(55)、2班を引率していた渡辺浩典(わたなべひろのり)(61)の3被告。 雪崩発生を予見できたかや訓練範囲の明確な設定な
【宇都宮】市民団体「宇都宮市のLRTに反対し公共交通を考える会」は23日、次世代型路面電車(LRT)のJR宇都宮駅西側への延伸撤回を求めて、佐藤栄一(さとうえいいち)市長宛てに質問書を提出した。 駅西延伸を目指し、市は2025年度に軌道建設に必要な特許を国へ申請する方針。同団体の上田憲一(うえだけんいち)代表は「西側は路線バスで十分」として、大通りの道路機能確保策やLRT延伸の必要性など6項目を質問している。 市議会にも同日、議会運営に関する要望書を提出した。
【宇都宮】宇都宮観光コンベンション協会は6月15日、大谷地区などに残る人車軌道の廃線跡を巡り、次世代型路面電車(LRT)の車両基地見学会に参加する日帰りツアーの第2弾を開催する。今回は鉄道ライター蜂谷(はちや)あす美(み)さんがナビゲートする。 旅行業登録をしている同協会が実施するツアーで、4月に続く2回目。道路に敷かれたレール上の車両を手で押し、旅客や大谷石などを運んでいた戦前の人車軌道(後の軽便鉄道)の廃線跡を散策し、LRTに乗って車両基地見学会に参加する。昼食は「駅弁発祥の地」と言われていることにちなんだ弁当が提供される。 鉄道ファンに知られた著名人と市内の鉄道遺産を巡れるほか、当選倍率の高いLRT車両基地見学会にツアー枠で参加できる。4月の初回は県外からも申し込みがあり、キャンセル待ちも出た。 先着16人。LRT一日乗車券付きで1人1万5千円。同協会ウェブサイトから申し込む。(問)
宇都宮飛行場南側の誘導路に停止している白色の双発機。米軍が攻撃し双発機に向かう銃弾が赤く映っていた=1945年2月17日(豊の国宇佐市塾提供) 太平洋戦争の資料を収集、解析している大分県宇佐市の市民団体「豊の国宇佐市塾」が16日までに、米軍機が宇都宮市の陸軍宇都宮飛行場を空襲した映像を新たに報道陣に公開した。米国立公文書館から映像を入手し解析した。同飛行場への空襲を巡っては、団体はこれまで1945年7月30日の映像を公開、今回は同年2月17日の空襲の様子が撮影されている。戦後79年を迎え戦禍の記憶の継承が課題となる中、貴重な資料といえそうだ。 団体によると、映像はカラー2点とモノクロ1点の計3点で計34秒。いずれも上空からで米軍機に装備された「ガンカメラ」で撮影したとみられる。 同飛行場は現在の作新学院大や宇都宮市清原中付近一帯にあった。格納庫裏の機体に向けての機銃掃射や、誘導路の双発機へ
次世代型路面電車(LRT)を運行する宇都宮ライトレールは13日、4月の利用者数が42万1613人となり、月別で開業後最多を記録したと発表した。新年度のスタートで定期券利用者が増えたほか、沿線の公園に向かう花見客らの利用もあり、開業直後の特需に沸き、これまでの最多だった昨年9月の約39万9千人を上回った。 (残り:約 531文字)
10日午後7時10分ごろ、宇都宮市宮みらい、次世代型路面電車(LRT)の宇都宮芳賀ライトレール下り線の軌道内で、軌道を横断しようとした30代男性の軽乗用車と、右側から直進中のLRTが衝突した。けが人はなかった。昨年8月の開業以来、LRTが関係する交通事故は6件目。 宇都宮東署などによると、現場はJR宇都宮駅東口のロータリー付近で、軽乗用車は南進し、軌道内に進入した。軌道と交差する直線道路で信号機があった。軽乗用車は衝突のはずみで横転した。軽乗用車の男性は取材に「ほとんど来たことのない場所だった。標識を見て、赤信号でも直進できる道路だと間違えた」と話した。 宇都宮ライトレールによると、乗客は約70人。事故の影響で上下線で一時運転を見合わせ、約30分後に順次運転を再開した。 「LRT」の記事一覧を検索
JR東日本の3月のダイヤ改正で、宇都宮線快速ラビットの運転本数がほぼ半減し、仕事などで本県と東京方面を往来する利用客から「不便になった」とため息が漏れている。JR東はこれまで快速が通過していた駅の利用者に配慮した形として、理解を求めている。「将来的には全廃になるのではないか」。今回の見直しをそう捉える鉄道ファンらもおり、ラビットの愛用者らは行く末を注視している。 「ずっと乗ってきた快速が減るのはさみしい。どうしても不便を感じる」。本県と都内を頻繁に行き来する都内在住、会社経営永井彩華(ながいあやか)さん(33)=小山市出身=は残念がる。同市近郊では自身が経験したように都内まで通学する大学生も珍しくないとして「(快速が減って)都内での1人暮らしを選ぶ学生もいるのでは」と推測する。 快速ラビットは朝と夜の通勤時間帯に運行し、宇都宮-上野駅間の所要時間は約90分。各駅停車より20分ほど早く移動で
群馬県高崎市の警報機や遮断機のない「第4種踏切」で9歳女児が死亡した電車事故を受け、栃木県内で4種踏切を利用する地域住民は8日、移動の際に近道になる「利便性」と同時に、事故に遭う「危険性」を指摘するなど、複雑な心境を口にした。一方、鉄道事業者は国の解消方針に理解を示しつつ、住民への配慮や、遮断機などを設置する費用負担の悩みも抱える。 高根沢町文挾のJR烏山線。田畑や住宅が点在する一角に、警報機や遮断機がない4種踏切がある。 「カーブで視界が悪く、電車が来ても見えづらい」 近くに住む同所、自営業阿久津政夫(あくつまさお)さん(74)は危険性を感じている。自分は利用していないが、農作業で住民に長年使われている現状を説明。踏切の閉鎖について「使う人がいるなら賛成できない」と漏らす。 同じ踏切を使う同所、農業阿久津正(あくつただし)さん(72)は「踏切がないと遠回りになってしまう」と移動時に重宝が
【宇都宮】次世代型路面電車(LRT)の停留場駐車場の利用状況について、市と芳賀町、県が実施したアンケートの結果がこのほど公表された。回答した75人中、LRTの利用目的は通勤が4割弱、目的地は市中心部が6割強でそれぞれ最多となった。 (残り:約 519文字)
【那須烏山】市内で1日に数量限定販売が始まった、JR烏山線の蓄電池駆動電車「アキュム」の模型や同線開業100周年記念グッズなど計140セットが、同日午後2時までの約半日間で完売したことが3日までに市などへの取材で分かった。販売先には2日以降も購入希望者が訪れるなど、想定以上の人気に関係者は喜んでいる。 模型は壬生町の大手鉄道模型メーカー「トミーテック」が製造。市作製の列車カードやA5判ノートなどとセットにし、金井2丁目の市観光協会と大金の観光交流施設「ナスカラ市場」の2カ所で6930円で限定販売した。 同市場によると、市内限定販売に関するメディアの報道があった3月28日から「予約販売は可能か」「何時に並べば確実に買えるか」などの問い合わせが1日20~30件寄せられたという。同市場のスタッフ阿相香菜絵(あそうかなえ)さん(41)は「あんなに来るとは。販売当日はどうなるかと焦った」と振り返った
栃木県サッカー協会は29日、県庁記者クラブで会見を開き、60代の元常務理事男性が2013年度から23年度途中まで、少なくとも約815万円を着服していたことを明らかにした。大会で審判員に支払うべき日当の領収書を偽造し、虚偽の収支報告を繰り返していた。会見で橋本健一(はしもとけんいち)会長は「ご支援を頂いている関係者の皆さまに大変なご心配をおかけし、深くおわび申し上げる」と陳謝した。 同協会によると、元常務理事は05年度からシニア年代(40歳以上)の大会を運営するシニア委員会委員長に就任し、会計などの実務を1人で担ってきた。大会出場チームの参加費から捻出する審判員の日当(約3千~4千円)を実際に支払わず、領収書に審判員の名前を自ら記入し着服した。審判員には日当の存在が知らされていなかったという。 (残り:約 393文字)
私有地への立ち入りなどが目立つため、簡易な侵入防止柵が設置された道路=21日午前7時40分、宇都宮市竹下町 次世代型路面電車(LRT)宇都宮芳賀ライトレール線の沿線で、写真愛好家などによる迷惑行為が相次いでいる。男体山と列車の往来を一望できる宇都宮市内の住宅地では路上駐車や私有地への立ち入りが目立ち、同市中心部では軌道への侵入などの危険な行為が後を絶たない。住民や運行会社の宇都宮ライトレールは「ルールを守って撮影してほしい」と訴えている。 宇都宮市竹下町の住宅地。付近の高架軌道をLRTが行き交い、軌道の奥には男体山がそびえる。雄大な風景と列車を同時に撮影できるため、昨夏の開業前から交流サイト(SNS)で注目され、空気が澄み始める昨年10月から路上駐車が目立つようになった。 周辺に駐車場はなく、地元住民によると、平日でも撮影を目当てにした人の車が歩道などに4、5台止まり、民家敷地へ駐車するケ
大田原簡裁は21日までに、鉄道営業法違反罪で略式起訴されたいずれも20代の横浜市、男子大学生と埼玉県上尾市、男性会社員の2人にそれぞれ科料9千円の略式命令を出した。正当な理由なく2023年6月上旬、矢板市内のJR宇都宮線蒲須坂-片岡駅間で線路内に立ち入るなどした、とされた。鉄道写真ファンの「撮り鉄」とみられ、線路立ち入りの影響で臨時列車の寝台特急「カシオペア」が緊急停止した。
【宇都宮】県住宅協会はこのほど、次世代型路面電車(LRT)の満足度などを聞いた意識調査の結果を公表した。改善点に関する項目では、快速運転の実施や停留場の駐車場増設を求める声が多かった。 調査は昨年10月に市内で開かれた「とちぎ住宅フェア」と、県内の住宅展示場8カ所で昨年11、12月に別の住宅調査と併せて行い、501人(1家族1人)から回答を得た。 それによると、LRTに乗車した人は2割強の113人。乗車回数は1回が最多の61%で、次いで5回以上が15%だった。乗車目的は観光42%、買い物などの日常利用23%、通勤通学11%と続いた。 魅力を問う項目で「全く感じなかった」は3%。今後の利用について「全く利用したくない」は6%にとどまった。乗車していない理由は「LRT沿線に用事がなかった」が41%、「乗る機会がなかった」が30%で合わせて7割を占める一方、「車の方が便利」が16%あった。 その
東武鉄道は4日、東京・浅草-東武日光、鬼怒川温泉駅間を結ぶ特急「スペーシアX」について、16日以降、新たに臨時列車としての運行や団体貸し切り専用の運行を始め、運転エリアも拡大すると発表した。 従来、運行していなかった大宮-船橋駅間を結ぶ東武アーバンパークラインや、東武伊勢崎線などをスペーシアXが走ることになる。 同社によると、スペーシアXの臨時運行や貸し切り運行を求める声が多く寄せられていた。同日のダイヤ改正に合わせ、同社はスペーシアXを現在の2編成から4編成に増やす。このうち定期運行に3編成を当て、1編成を団体貸し切りなどに活用する。 これに先立ち、総合旅行業の東武トップツアーズ(東京都墨田区)は12日、大宮駅発東武日光駅行きのスペーシアXの特別ツアーを開催する。今後、群馬、千葉エリアでも実施する予定。
【小山】市議会総務常任委員会は1日、市執行部が定例市議会に提出した本庁舎駐車場条例案を全会一致で否決した。委員会での否決は異例。4月から本庁舎駐車場の利用規定を設ける中で、来庁者以外でも入場後2時間を無料とする規定などに異論が相次いだ。 市役所駐車場は第1~3の計約600台分あり、現在はいずれも無料。市はこのうち本庁舎近くの第1、第2駐車場(計117台)について利用料や利用時間などの規定を設ける考え。 条例案などによると、第1、第2駐車場にゲートを設けて駐車券を発行。利用料は市役所への用務以外でも入場後2時間以内は無料で、2時間を超えると100円。以降30分ごとに100円ずつかかり、上限は1日1200円だが、市役所各部局などで駐車券を認証機に通せば2時間を超えても無料となる。 常任委で福田幸平(ふくだこうへい)市議は、目的外利用の横行や近隣民間駐車場への影響を懸念し「料金と時間の規定は見直
今月21日朝、宇都宮市の清原地区市民センター前トランジットセンター(TC)。85台分の駐車場は7割が埋まっていた。市中心部方面への通勤者ら、次世代型路面電車(LRT)を利用する人の車だ。 隣接するロータリーからは乗客がいないまま、清原工業団地内の循環バスが出発した。TCでLRTを降りた人々は、徒歩で近くの勤め先に向かっていく。 市は車だけに頼らず、公共交通を使い誰もが快適に移動できるまちを目指している。基軸はLRT。沿線の先に広がる地域との接続は、路線バスをはじめとする2次交通が担う。 LRT開業を機に、市はJR宇都宮駅東側のバス路線を再編。循環バスを含め、LRTとの乗り継ぎ拠点であるTCと沿線地域を結ぶ路線を設けた。だが、LRTと車の組み合わせ利用が好調な半面、バスとの乗り継ぎは低調だ。 (残り:約 769文字)
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