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アサヒ飲料は6月26日、炭酸について共同研究を行う筑波大学体育系の藤井直人助教とともに、「炭酸研究」の説明会をメディア向けに開催した。それによると、暑熱下(37℃)において、炭酸水は血流に好影響の可能性があるという。 今回発表された研究は、暑熱下(37℃)で水と炭酸水を飲用した時の体への影響を検証したもの。研究結果によると、暑熱下の安静時・運動後で炭酸水を飲用した時、脳血流量の上昇と血圧の上昇が水よりも大きく、めまいなどの改善につながる可能性があるという。 藤井助教は以下のように語る。「運動後に座り、立ち上がると一時的に血圧が下がり、フラフラすることがある。立ち上がってすぐに水、または炭酸水を飲用する実験では、水と比較して、炭酸水では脳血流量の低下が緩和された。立ちくらみや、めまいの緩和にチャンスがあるかもしれない」。 また、炭酸水は口中および全身の爽快感や眠気の減少・意欲の上昇についても
伊藤園は5月8日、コーヒー入り炭酸飲料「TULLY’S COFFEE BLACK&SODA GASSATA(ガッサータ)」を発売する。370mlボトル缶、税込176円。 スペシャルティコーヒーショップ「タリーズコーヒー」で味わうようなおいしさを訴求する「TULLY’S COFFEE」ブランド新商品。 「GASSATA」はイタリア語で「炭酸」の意味。エスプレッソコーヒーを炭酸で割った飲み方は、南イタリア・カラブリア州で半世紀以上も前から親しまれている南国ならではの楽しみ方のひとつだ。 伊藤園の新商品「TULLY’S COFFEE BLACK&SODA GASSATA」は、炭酸がコーヒーのコクを引き立て、すっきりと爽快な味わいが特徴。原材料にはアラビカ種コーヒー豆を100%使用。“おいしさが凝縮した”エスプレッソコーヒーに炭酸を加えた。そのまま飲むだけでなく、ひと手間かけてグラスに注ぐと、まる
消費者庁は2月3日の節分を前に、豆まきで使われる大豆などによる子どもの窒息や誤嚥(ごえん)リスクについて注意を呼び掛けている。 【関連記事】2023年節分 恵方巻の値上げ傾向が鮮明に、平均価格1割上昇で約900円/帝国データバンク調査 主に0歳~小学校入学前の子どもの思わぬ事故を防ぐための注意点や豆知識を届けるメール配信サービス「子ども安全メールFrom消費者庁」の「Vol.617 節分は窒息・誤嚥に注意! 硬い豆やナッツ類は5歳以下の子どもには食べさせないで!」(1月24日、消費者庁サイトに掲載)によると、消費者庁・国民生活センターには、豆やナッツ類での窒息や誤嚥(食べ物または異物が気管に入ること)による、以下のような事故の情報が医療機関から寄せられた。 ◆「乾燥豆3個を食べた時にせき込み、5分後にかみ砕いた豆とともに血を吐き出した。病院を受診し、検査では明らかな症状と所見は認められず、
回転寿司チェーン「くら寿司」は9月16日、「キャベツニザダイ」(2貫220円)を期間・数量限定で発売した。約14万食分の販売を予定する。 【同日開始】くら寿司 価格改定前最後のフェア「生サーモンと新物うにといくら」開催、大切り生サーモン110円、大粒いくら軍艦・うに軍艦330円など 駆除対象魚「ニザダイ」にキャベツを与えて養殖したもので、全国発売は今回が初めて。 くら寿司「キャベツニザダイ」撮影画像 くら寿司では2010年から、漁業者との共存共栄を目指し、持続可能な海洋資源や食品ロス削減などに取り組む「天然魚プロジェクト」を展開。今回の「キャベツニザダイ」はその一環として販売するもの。2020年11月には、10店舗限定で販売した。 「ニザダイ」は、主に西日本でよく獲れる魚で、海藻を主食とすることから、水産物の産卵や育成に重要な役割を果たす海藻が大規模に消失する現象である「磯焼け」の原因とさ
伊藤園と筑波大学発ベンチャーのMCBI社(本社:茨城県つくば市)の2社は8月2日、サンディエゴ(アメリカ合衆国カリフォルニア州)で開催されているアルツハイマー病協会国際会議(Alzheimer’s Association International Conference:AAIC)2022で、「抹茶を継続摂取することで睡眠の質向上と一部の認知機能の維持・改善に及ぼす効果を確認した」と発表した。 【関連記事】AI画像分析技術でお茶摘み時期を判断、伊藤園と富士通が共同で開発、スマホ活用で使いやすく 伊藤園とMCBI社の共同研究チームで、認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)と主観的認知機能低下(SCD)の高齢者を対象にした臨床試験「抹茶の認知機能低下抑制効果を評価する試験」を実施し、研究成果として発表したもの。 伊藤園とMCBI社によれば、抹茶は古くから日本国内において親しまれてきた飲み物
サントリービールは6月21日、日本初の炭酸水でつくる自由なビール「ビアボール」を発表した。好きな濃さで自由に楽しむという新たな価値で新カテゴリーを創出する。同社ビール史上、過去最高となるアルコール度数16%を実現した。業務用中瓶(500ml、小売税別862円)は10月4日から、家庭用小瓶(334ml、同698円)は11月15日から全国発売する。 氷を入れ、炭酸水でつくってもしっかりと感じられるビールのおいしさと、時間が経過しても崩れない味わいと香りのバランスが特長。原液が、麦芽本来のうまみと深いコク、フルーティで爽やかな醸造香を持つ。パッケージは、ターコイズブルーを基調に、シズル感のあるビールをイメージしたブランドロゴを中央に配した。 つくり方は、グラス・氷・冷やしたビアボール・炭酸水を準備する。氷をグラスいっぱいに入れて、炭酸水、ビアボールの順に入れる。最後にマドラーなどで軽く1回混ぜた
明治は2022年度いっぱいで冷凍ピザの生産を終了する。現行の生産ラインは操業から30年以上が経過し老朽化が進む一方で、同社冷凍ピザの売上は減少傾向が長年続くため、設備の更新を断念した。 「明治レンジピッツァ&ピッツァ2枚入」は冷凍ピザ市場でシェアトップの商品であるため、市場への影響に配慮して段階的に販売を終了する。2022年9月から販売地域を東名阪エリアに縮小し、2023年2月末に全国での販売を終了する。今後は、伸びているグラタンなどの“オンザトレー”商品群に経営資源を集中させる方針だ。 【関連記事】明治「銀座カリー」「まるごと野菜」「タンパクト」拡充、銀座バターチキンカリードリア、豆と野菜のキーマカレーなど/2022年春新商品・リニューアル品 卸店や量販店には、「弊社茨城工場冷凍ピザラインの生産終了に伴う『明治レンジピッツァ&ピッツァ2枚入』販売地域変更と販売終了のご案内」として、6月1
日清食品ホールディングスと新潟薬科大学の髙久洋暁教授の研究グループは、油脂酵母が生産する酵母油を使った油揚げ麺の作製に世界で初めて成功した。同研究成果は、3月15日から18日に実施された「日本農芸化学会2022年度大会」で、学術的、社会的にインパクトのある「トピック演題」として発表された。この酵母油は食用代替パーム油として期待できるとしており、今後は工場での生産を想定した製造法の確立と実用化を目指していく。 油脂酵母とは、さまざまな糖を原料とし、菌体内に油脂を生産、蓄積する酵母のことだ。油脂酵母が生産する酵母油は、アブラヤシから採れるパーム油と非常に近い脂肪酸組成を持っている。また、広大な土地を必要とせず、タンク培養で油脂を生産でき、気候の影響も受けずに安定供給することが可能だ。パーム油はインスタントラーメンなど食品の製造に広く使用されていることから、酵母油は食用代替パーム油として期待され
回転寿司チェーン「スシロー」は10月1日、価格改定を実施する。 スシローが“一番安い皿”を税抜100円から値上げするのは、1984年の創業以来、38年間の歴史で初。1皿の新価格は店舗立地によって異なり、値上げ額は10~30円程度。 一番安い価格帯の「郊外型店舗」は、黄皿は現行の110円から新価格120円に、10円の値上げ(以下、価格は税込)。赤皿は現行の165円から新価格180円に、15円の値上げ。黒皿は現行の330円から新価格360円に、30円の値上げとなる。
中華そば専門チェーン店「天下一品」はこのほど、「こってりラーメン」が購入できる自動販売機「こってり自販機」を、京都・東京・埼玉の計4店舗に設置した。販売は24時間365日行う。 【関連記事】「天下一品」限定スニーカー発売、ラーメンや“こってりスープ”を靴で表現、麺・ネギ・追いスープにインスパイア、「ルコックスポルティフ」が異色コラボ 設置店舗は、天下一品 中野店(東京)、天下一品 三郷店(埼玉)、天下一品 1号線下鳥羽店(京都)、天下一品 今出川店(京都)。 「こってり自販機」では、自宅の鍋1つで天下一品の味を再現できるテイクアウト・宅配専用商品の「家麺」セットを中心に、4商品を展開。商品は冷蔵保存されており、生麺やスープのおいしさが保持されているという。レジで並ばず非対面で購入できる。割引券やクーポン(アプリの半額クーポン含む)の利用はできない。 商品ラインアップは、天下一品の看板メニュ
「ローソンストア100」は11月10日、おかずがミートボールだけで税抜き200円の「ミートボール弁当」を全店舗で発売する。 ローソンストア100によると、今回の「ミートボール弁当」は、2021年6月に販売開始したおかずがウインナーだけの「ウインナー弁当」の第2弾。「ウインナー弁当」は発売初日から同社の弁当カテゴリーの中で販売数1位となった。8月には全国の「ローソンストア100」店舗に販売拡大。10月末までの販売数は約50万食となる大ヒット商品だという。 【関連記事】「ウインナー弁当」ローソン進出! 税込216円“おかずはウインナーだけ”、ローソンストア100の話題商品 今回発売する「ミートボール弁当」は、ミートボール6個だけをおかずとして入れた弁当。ミートボールにはデミグラスソースをかけていて、「子どもの頃に食べていたお子様ランチを思い出すような、どこか懐かしさも感じる」仕上がりだという。
台湾国際貿易局および台湾貿易センターは今月以降、台湾産フルーツ「冷凍釈迦頭(しゃかとう)」の日本へ向けた輸出強化を進める。9月24日、都内で台湾冷凍釈迦頭記者会見を開催し、台湾貿易センター東京事務所の陳英顕所長らが台湾釈迦頭の特徴や、今後の展開などについて説明した。 釈迦頭(しゃかとう)は、日本ではあまり馴染みがないが、台湾では非常に人気のあるフルーツの1つだという。台湾釈迦頭には2種類あり、現在台湾国内で主に流通しているのは「大目釈迦」(釈迦頭、バンレイシ)という種類。口当たりが非常になめらかで、甘さが際立つ特徴を持つ。 もう1つの「パイナップル釈迦(アテモヤ)」という種類は、弾力ある食感で甘さの中にも酸っぱさがあり、パイナップルの香りが特徴だ。通年海外に輸出されているフルーツの中でも不動の人気を誇るという。 生鮮の釈迦頭は長期の保存と運搬にあまり適さないため、台湾の台東県では5年をかけ
ハウス食品は5月17日、レシピのあいまいな表現を解説した「レシピ語超解説辞典」を、「完熟トマトのハヤシライスソース」特設サイト内で公開した。 ハウス食品は、コロナ禍で在宅時間の拡大に伴って料理をする人が増えている中、もっと料理を楽しんでほしいという思いから、料理のレシピの独特な表現に着目し、男女1000人を対象に調査を行った。 その中で、料理をする頻度を聞いたところ、87.3%の人がコロナ前より増えたと回答し、57.3%の人がレシピの独特な表現に戸惑ったことがあると回答した。中でも、コロナ禍で料理を始めた初心者では77.4%に上った。 また、戸惑ったことがある表現を聞くと、1位は「適宜」、2位は「少々」、3位は「さっと」だった。あいまいな表現は、人それぞれの好みで、味や仕上がりを調節できるようにするためだが、料理初心者にとっては戸惑う要因になっていることが分かったという。 そういった料理の
〈“飲み残しはもったいない”、食品ロス削減の意識からも浸透〉 コカ・コーラシステムは、自宅で飲むのに“ちょうどいいサイズ”として、「コカ・コーラ」350mlPET・700mlPETを3月29日から全国のスーパーマーケット、ドラッグストア、ディスカウントストアで発売する。また、シリーズ品の「コカ・コーラ ゼロ」と「コカ・コーラ ゼロカフェイン」も350mlPET・700mlPETを展開する。 炭酸飲料の小型サイズは、500mlPETの展開が中心だったが、自宅で飲む際に500mlは多くて飲み切れないという声があったという。そこで、コカ・コーラシステムは少子高齢化と少人数世帯の増加を踏まえ、2020年1月から東京都のスーパーやドラッグストアなどにおいて、1人でおいしく飲み切れる350mlPETと、2〜3人でシェアするのにぴったりな700mlPETを「コカ・コーラ」で提案した(9月以降に神奈川、埼
日清食品は3月29日、小林製薬と共同で「カップヌードル 残ったスープ固めるパウダー」を開発したことを発表した。 「カップヌードル 残ったスープ固めるパウダー」は、カップヌードルの残ったスープに入れて約10秒かき混ぜたあと、しばらく置いておくとスープが固まるアイテム。固まったスープは、容器と一緒に燃えるゴミとして捨てることができる。なお、パウダーや固まったスープは食べられない。 使用できる対象商品は、「カップヌードル」「カップヌードル シーフードヌードル」「カップヌードル カレー」「カップヌードル チリトマトヌードル」「カップヌードル 味噌」「カップヌードル しお」「カップヌードル 欧風チーズカレー」「カップヌードル 旨辛豚骨」「カップヌードル パクチー香るトムヤムクン」。日清食品は、オフィス・アウトドアなど、残ったスープの処理方法に困った時に使用することを提案している。 「日清食品グループ
レンタルビデオ店「GEO」やリユース店「セカンドストリート」などを展開するゲオホールディングス(名古屋市)が1月、食品小売店「GEO-YA」2店舗を東京都板橋区に秘かにオープンしていた。 ゲオは主力業態の「GEO」「セカンドストリート」のほかに、アパレルメーカーの生産余剰品やシーズンオフ品をアウトレット販売する「ラック・ルック・クリアランスマーケット」、ナショナルブランド文具のディスカウント店「文具のブンゾウ」など、様々な新規事業に参入している。ゲオホールディングス広報課によると、小売業として食品ロス削減にチャレンジしたいという考えから、新業態「GEO-YA」を立ち上げたという。 「GEO-YA」はコンビニから弁当・おにぎり・サンドイッチなど、消費期限が短く食品ロスが出やすい品目を除き、カップ麺や菓子、飲料など日持ちする食品のみに特化することで、食品ロスの削減につなげるというコンセプトだ。
セブン-イレブン・ジャパンは2月3日、「中華蕎麦とみ田監修 三代目豚ラーメン」を全国のセブンイレブン店舗で順次リニューアル発売する。レンジで温めて食べるラーメン。一部エリアや店舗では、取り扱いが無い場合がある。 「中華蕎麦とみ田」は千葉県松戸市にある人気ラーメン店で、2018年の「大つけ麺博」ではグランプリを獲得。セブンイレブンとのコラボレーションではこれまでに、冷しつけ麺、冷し豚中華(季節限定)、インスタントラーメンなどを展開している。 〈関連記事〉「セブンプレミアムゴールド」から初の冷凍麺、濃厚魚介豚骨「とみ田 つけめん」発売 セブンイレブンは今回の「中華蕎麦とみ田監修 三代目豚ラーメン」リニューアルで、味のポイントである「背脂ニンニク」(刻んだにんにく・背脂・ラードを合わせた特製調味料)の背脂を増量し、より“豚感”を感じられるよう改良。背脂の固形感を残し、スープに溶け込む脂のうまみと
全国米穀販売事業共済協同組合(全米販/木村良理事長)は1月7日、消費者に対し米の供給についてのリリースを公表した。 1月8日の緊急事態宣言発令で米のパニック買いが懸念されるなか、「年間を通して十分な国産米の在庫があり、今後も不足するような状況にはならない」「原料米の供給、精米商品の物流にも問題はなく、米の供給が止まることはない」などと呼びかけた。なお、全米販は前回のパニック買いが発生した昨年3月2日、第一波に突入した3月26日にも同様のリリースを公表している。 〈2020年3月時公表〉「お米を買えなくなることはない」買い占め騒動に再び啓発/全米販 〈米麦日報2021年1月8日付〉
「焼肉ライク」などを展開するダイニングイノベーショングループの新設会社、ブルースターバーガージャパンは11月10日、完全非接触でテイクアウト専門の高品質・低価格ハンバーガー業態「Blue Star Burger(ブルースターバーガー)」1号店「中目黒店」をオープンした。 ブルースターバーガーは、安くておいしい商品の提供を実現するため独自のモバイルオーダーシステムを導入、オーダー・決済・受け取りの全てを非接触で行い、完全キャッシュレス化・テイクアウト専門店とすることで家賃や人件費を削減。一般的な飲食店の原価率が平均30%前後なのに対し、ブルースターバーガーの「ハンバーガー」は、商品価格170円(以下税別)の原価率を68%に設定している。一般的に高品質・高価格かつボリュームが大きいグルメバーガーに対し、小さいサイズの“プチグルメバーガー”として提供する。 「ハンバーガー」以外のメニューは、主力
日本ケンタッキー・フライド・チキン(日本KFC)は9月7日から、完全予約制のセット商品「カーネルスペシャルパック」の予約受付を開始した。 “カーネル生誕記念企画”として、数量限定販売するもの。オリジナルチキン4個、ナゲット5個、ポテトLサイズ1個のセット。積上価格(単品価格の合計額)は税込1710円のところ、税込1000円の格安価格で販売する。 予約受付期間は9月10日まで、受取期間は9月11日から13日まで。KFC公式アプリなどを通じたネットオーダーによるテイクアウト予約(持ち帰り予約)限定で、店頭予約不可。受け渡しは「ケンタッキーフライドチキン」店頭で行い、デリバリーは不可。また、通常メニューと一緒に予約することはできない。 なお、「ケンタッキーフライドチキン」の創業者カーネル・サンダースは、今から130年前の1890年9月9日に誕生。ケンタッキー州のコービンで経営していたガソリンスタ
米消費とコロナ感染者数の「負の相関関係」(横軸:国民1人あたり米消費量(kg)/縦軸:人口100万人あたりコロナ感染者数) 米を主食とした国のほうが、小麦を主食とした国より、COVID-19(新型コロナウィルス肺炎)の感染率が低い、との統計的解析結果が明らかになった。渡邊昌東京農大客員教授(元国立がんセンター研究所疫学部長、メディカルライス協会理事長)と飯沼一元(株)ライステック社長(工学博士)の連名による論文「Low COVID-19Infection and Mortality in Rice EatingCountries」のなかで明らかになったもので、論文は去る6月25日、アメリカのオンライン研究誌「Scholarly Journal of Food andNutrition」に掲載された。 論文によると渡邊教授らは米の消費量とCOVID-19感染者数(6月6日時点)の相関を、5大
モスフードサービスは、分身ロボット「OriHime」(オリヒメ、開発はオリィ研究所)を活用し、遠隔操作で接客する「ゆっくりレジ」を、モスバーガー大崎店(東京都品川区)に実験導入した。8月下旬まで実施する。 外出の困難な人がロボットを操作して接客を行える。通常の接客よりもよりしっかりと接客を行えるため、実際に利用した人からは好意的な声が寄せられているという。 〈関連記事〉モスバーガーに“分身ロボット”活用リモートレジ、人手不足対応と外出困難者の社会参画支援、大崎店で実証実験 https://www.ssnp.co.jp/news/foodservice/2020/07/2020-0721-1137-15.html 「いらっしゃいませ、モスバーガーへようこそ」。店に入った際、普通は何も違和感はないだろう。しかし、目の前にいるのは1台のロボットだ。声は女性で、ペンギンのように腕をはためかせながら
カルビーは2月28日、ポテトかいつか(茨城県かすみがうら市、貝塚みゆき社長)を買収し、甘しょ事業に参入すると発表した。ポテトかいつかはオリジナルブランドのさつまいも「紅天使」を主体として、焼き芋用原料の卸売や冷凍焼き芋など加工品の製造販売、焼き芋の直販などを手掛ける、国内最大規模のさつまいも専業の食品会社。 両社間に現在、資本関係はなく、カルビーが発行済み普通株式(27万株)と新株予約権(12万個)をすべて取得する。株式譲渡実行日は4月1日。 ポテトかいつかは1967年創業、茨城県を中心に400を超える農家からさつまいもを仕入れ、貯蔵・洗浄・加工を行い、全国の小売店、外食業、食品加工会社や消費者へ直接販売する業界におけるリーディングカンパニーに位置付けられる。 国内さつまいも市場ではさつまいもの品種改良が進み、糖度の高い品種への需要が高まっていることに加え、小売店舗における焼き芋機の導入に
エナジードリンクは、飲料の中で急成長しているカテゴリーだ。「レッドブル」、「モンスター」が市場をけん引し、2019年は「コカ・コーラエナジー」などの新商品も登場して、活性化している。ただ、2020年5月にはそれらのメジャーブランドに割って入りそうな強力なアイテムが登場する。デジタル新世代のエナジードリンクとして展開する「ZONe(ゾーン)」だ。500mlという容量と、eカルチャーなどへの“没入”状態を切りたくないというニーズに応えた取り組みが特徴となっている。 「ZONe」は、これまでの常識を覆す商品設計で、エナジードリンクでは珍しく、たっぷり容量の500ml缶。5月12日の正式発売前からβ版を2019年12月から、Amazonと大学生協で展開し、Amazonではエナジーカテゴリー新着ランキング1位(※2019/11/28調べ・ZONe βVer.0.8.5 6本パック)を記録するなど、各
「餃子の王将」を運営する王将フードサービスは、税別250円の「お持ち帰り専用お子様弁当」販売期間を、5月6日まで延長することを発表した。 王将フードサービスによると、緊急事態宣言による臨時休校措置の延長などを受け決定したという。「餃子の王将」の「お持ち帰り専用お子様弁当」は、新型コロナウイルス感染症防止による学校などの臨時休校を受け、子どもの食事で困っている家庭への応援メニューとして3月9日から販売開始した。当初は3月31日までの期間を予定していたが、臨時休校の長期化により4月15日まで延長。さらに今回、再延長を行い、5月6日まで提供する。 商品内容は餃子2個、鶏の唐揚2個、シャウエッセン2本、ライス(中)。電子レンジ対応容器を使用し、おかずとご飯を一度に電子レンジで温められ、子どもでも手作り料理を手軽に熱々で食べられる。販売対象は休校措置対象の中学生以下の子どもがいる人で、1人1回3個ま
新型コロナウイルスの感染拡大でマスクや消毒剤等の品薄状態が続く中、政府は全国のすべての世帯を対象に1住所当たり2枚のマスクを配布する方針を発表した。 マスクは、咳やくしゃみなどの飛沫からウイルスが拡散することを防いだり、手に付着したウイルスが手を介して口や鼻に直接触れることを防いだりするために有効なツールだが、適切な洗い方をしなければ効果が損なわれるケースもありうる。翌日の使用に備えて、マスクに付着したウイルスを取り除く正しい洗浄方法を知ろう。 花王の衛生科学情報サイトでは、外で使用していたマスクのケア方法を次の5つの手順で紹介している。 〈1〉標準濃度の衣料用洗剤(使用量の目安に従って洗剤を水に溶かしたもの)にマスクを10分ひたし、水道水でためすすぎをしたあと、マスクの水気をきる。 〈2〉塩素系漂白剤15mlを水1Lに溶かして、マスクを10分ひたす。 〈3〉水道水を用い充分にすすぐ。 〈
全国農業協同組合中央会(JA全中)は4月1日、アクセス集中により閲覧が難しくなっていた「がんばろう!日本の畜産・酪農応援キャンペーン」特設サイトが、再び閲覧できる状況となったことを報告した。 特設サイト内に掲載した「お詫びとお願い」の中で、「閲覧が難しい状態となり、皆様に多大なるご迷惑をおかけしたことを深くお詫びいたします」「このキャンペーンを通じて、一人でも多くの方に、国産畜産物・乳製品のおいしさを実感していただき、日本の畜産・酪農を応援していただければ幸いです」などと述べるとともに、報告したもの。 JA全中の「がんばろう!日本の畜産・酪農応援キャンペーン」は当初、「国産黒毛和牛ロースステーキ」を20人など、計100人を対象にプレゼントを実施するキャンペーンとして、3月31日までの予定で展開していた。 しかし、新型コロナウイルスに伴う外食需要の減退で、国産和牛などに大きな影響が出ているこ
〈酒類業中央団体連絡協議会は融資の対象業種の拡大、円滑化、料飲店への緊急融資など要請〉 自民党は3月18日、食料産業政策委員会(林芳正委員長)、農産物輸出促進対策委員会(福田達夫委員長)、日本産酒類振興PT合同会議(林芳正委員長)を開催し、新型コロナウイルス感染症に係る影響とその対応(食品製造業・外食産業・卸売市場・輸出関係)について議論した。団体からの要望聴取も行われ、酒類業中央団体連絡協議会(酒中連)が各団体要望・課題を伝えた。対応内容は3月26日までに取りまとめる。 酒類に関連しては、販売減に対応するため融資の対象業種の拡大や円滑化、料飲店への緊急融資などを求めた。また、議論では、国内ワイナリーの経営安定資金を保証するセーフティネット5号の適用を求める声が上がり、国税庁は対応すると答えている。 冒頭、林委員長は「3月10日に新型コロナウイルス対策第2弾が決定したことを踏まえ、その先を
〈本社勤務者などで配送に対応〉 ローソンは、学童保育施設におにぎり3万個を無償提供する受付を3月3日に開始したところ、4日までの2日間で、47都道府県の2586カ所の施設から、計32万8340個の申し込みがあったことを公表した。 今回の無償配布は、全国の小学校が新型コロナウイルス感染拡大のため休校の措置を取り、全国の学童保育施設で子どもたちの滞在時間が長くなることなどを背景として行うもの。 当初は先着順で3万個限定で提供する計画だったが、計画の10倍を超える要望だったため、すべての申し込みに応えることに急遽変更した。 ローソンではおにぎりの増産体制に入り、東京の本社勤務者、全国の加盟店指導員や店舗開発担当者、各エリアのオフィス勤務者など約1200人が社有車とレンタカーで配送にあたるという。全国の加盟店から手伝いたいという要望も寄せられており、加盟店とともに約600人で仕分け作業を行う。 申
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