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今でこそ世界的な地位を確立しているスコッチウイスキーですが、かつて業界全体を揺るがす大きなスキャンダルがありました。 それが、「パティソン事件」です。 1900年代初頭、この事件を引き金にスコットランドのほとんどの蒸留所が一度閉鎖。 多くのウイスキー関連企業が倒産しております。 そして、「ウイスキー不況」と呼ばれる事態となり、ウイスキー業界全体に深刻な影響を及ぼしました。 さらに、歴史的な出来事(第一次世界大戦、禁酒法、大恐慌など)と絡み合い、長期にわたる業界の低迷。 このウイスキー不況の影響は、現在のウイスキー業界にも多くの教訓を与えています。 本記事では、この事件の詳細と、それが現在のウイスキー業界について詳しく解説します。 パティソン事件とは? 19世紀後半、ウイスキーは大きなブームを迎えていました。 そのブームのきっかけはさまざまですが、大きく4つの要因があります。 スコッチウイス
ピートはウイスキーの個性を決める重要な要素のひとつです。 ところが、初めてピート香を体験した人の中には「これは何?」「どんなウイスキーがあるの?」と疑問を持つ方も多いでしょう。 本記事では、ピートの成分や役割、香りの特徴、強さを示す指標(ppm)を詳しく解説。 さらに、おすすめのピートウイスキーや、ピートが苦手な方に向けた選び方まで紹介します。 ピートとは何か ピートの成分と役割 ピートは、湿地帯で植物が長期間にわたり堆積し、炭化した泥炭のことで石炭の一種です。 シダやコケ類、ヘザーなどが分解されずに蓄積され、数千年をかけて形成されます。 スコットランドやアイルランドなどでは豊富にピートがあることから、古くから一般燃料として使われてきました。 ピートをウイスキー造りに使用することで、独特のスモーキーな香りを付与することができます。 その独特なスモーキーフレーバーが、ウイスキーに欠かすことの
ウイスキーの世界には多くのスタイルや種類がありますが、その中でもウイスキー愛好家に人気が高いのが「カスクストレングス」。 本記事では、カスクストレングスの基本概念から、その魅力、人気の銘柄、楽しみ方、選び方、さらにはよくある質問までを詳しく解説します。 ウイスキー初心者から愛好者まで、幅広い読者に向けて、カスクストレングスの魅力を余すところなくお伝えします。 カスクストレングスとは カスクストレングスの基本概念 カスクストレングスとは、ウイスキーが樽から直接ボトリングされる際に、加水を行わずにそのままのアルコール度数で瓶詰めされたものを指します。 通常のウイスキーは、飲みやすさや風味の調整のために水で希釈されることが多いですが、カスクストレングスはそのままの強さを楽しむことができます。 このため、アルコール度数は通常よりも高く、50度以上になることも珍しくありません。 カスクストレングスの
ウイスキーの歴史には、密造というダークな側面が深く関わっています。 スコットランドやアイルランド、アメリカでは特に19世紀から20世紀初頭にかけて密造ウイスキーが繁栄し、独自の文化を形成しました。 本記事では、ウイスキー密造の起源から、その影響、さらには現代における密造の意義までを徹底的に掘り下げます。 密造の背景や法規制の変遷、現在のウイスキー業界への影響を理解することで、ウイスキーの奥深い歴史と魅力をより深く感じていただけるはずです。 ウイスキーの歴史的背景 ウイスキーの起源と発展 ウイスキーの起源は、中世のヨーロッパにまで遡ります。 アイルランドやスコットランドの修道士が錬金術の技術を応用して蒸留酒を造り始めたのが、現在のウイスキーのルーツとされています。 当時は「生命の水(Aqua Vitae)」と呼ばれ、薬用としても珍重されていました。 16世紀にはスコットランドでウイスキーの生
1920年にアメリカで施行された禁酒法は、アルコール飲料の製造・販売を禁止し、社会に大きな混乱をもたらしました。 犯罪や社会問題を抑制し、より健全な社会へ向けて施行された禁酒法。 ところが、密造や密輸が横行し、アル・カポネのようなギャングも登場し、逆に治安を悪化させてしまうこととなったのです。 そして、この法律によって甚大な影響を受けた洋酒業界は、大きく時代を動かされることとなりました。 本記事では、禁酒法の成立背景やウイスキーへの影響、そして現代のウイスキー業界への展望までを解説します。 禁酒法とは何か 禁酒法の成立背景とその目的 アメリカで禁酒法(National Prohibition Act:ボルステッド法)が成立した背景には、19世紀後半の禁酒運動が大きく影響しています。 主に宗教団体や女性の権利活動家が中心となり、アルコールが家庭崩壊や犯罪の原因であると主張し、禁止を求める声が
ウイスキーの世界では「ミズナラ樽」が注目を集めています。 ミズナラ樽で熟成されたウイスキーは、独特の香りと複雑な味わいを持つことで知られ、日本産ウイスキーの人気とともに世界的に評価。 ミズナラ樽とは一体何なのか?その特徴や香り、ウイスキーに与える影響について詳しく知ることで、より深いウイスキーの楽しみ方が見えてくるでしょう。 本記事では、ミズナラ樽の基本情報から、ミズナラウイスキーの選び方、さらには世界のウイスキーとの関係まで幅広く解説します。 あわせて読みたい 【ウイスキー用語】「オーク樽」|樽の違いがウイスキーに与えるもの ウイスキーの世界で、オーク樽は熟成に欠かせない重要な存在です。 樽は単なる容器ではなく、熟成中のウイスキーに風味や香りを与え、その個性を形作ります。 この記事… ミズナラとは? ミズナラ(Quercus mongolica)は、日本を中心に東アジアに分布する科の広葉
シーバスリーガルは通常の12年のほかにスコットランドの伝統と日本の木材であるミズナラが融合したユニークなウイスキーをリリースしています。 “シーバスリーガル12年”と”シーバスリーガル ミズナラ 12年”の違いは、多くのウイスキー愛好家や初心者にとって興味深いテーマです。 本記事では、それぞれの特徴、香りや味わいの違い、評価、そしておすすめの飲み方や購入方法について詳しく解説します。 この情報を参考に、自分に合ったウイスキーを見つけてみませんか? あわせて読みたい 【シーバスリーガル】魅力とおすすめの飲み方 シーバスリーガルは、スコットランドが誇るブレンデッドスコッチウイスキーの代表格です。 その滑らかな口当たりと深みのある風味は、多くのウイスキー愛好家を魅了して… シーバスリーガルとは シーバスリーガルの歴史と特徴 シーバスリーガルはスコットランドで生まれた歴史あるブレンデッドウイスキー
ハイボールは、自家で気軽に楽しめるカクテルの一つ。 会食やパーティーの場を上品にしたいと思っている方や、自家でまったりした時間を過ごしたい人にも最適です。 この記事では、ハイボールの基礎知識から実際の作り方、そしてプロが伝授するコツを徹底解説。 簡単に作れるレシピやアレンジの魅力を紹介させていただきます! ハイボールの基本と作り方 ハイボールとは ハイボールは、基本的にはウイスキーの炭酸割りの事です。 ところが、ウイスキー以外でもラムやブランデー、焼酎などの炭酸割りもハイボールと呼ばれることがあります。 また広い意味では、「お酒をノンアルコールの飲料で割ったもの」=ハイボール。 お酒の炭酸割りをハイボールと思い浮かべることが多いですが、ハイボールは意外と広い意味を持っているのです。 ハイボールの特徴 ウイスキーを炭酸で割ったハイボールは、シンプルながら奥深い味わいが特徴です。 爽快な飲み心
シーバスリーガルは、スコットランドが誇るブレンデッドスコッチウイスキーの代表格です。 その滑らかな口当たりと深みのある風味は、多くのウイスキー愛好家を魅了しています。 本記事では、シーバスリーガルの歴史、特徴、種類別の魅力、さらに飲み方のコツや食事とのペアリングまで徹底解説。 初心者でも楽しめるポイントや、購入の際の注意点もご紹介します。 ぜひ、新しいウイスキー体験のヒントにしてください。 シーバスリーガルとは シーバスリーガルの歴史と背景 シーバスリーガルは1801年、スコットランドのスペイサイド地方で誕生しました。 創業者はジェームズとジョンのシーバス兄弟。 彼らは農家の生まれで当時は家族の伝統を継ぐことが一般的でした。 ところが、「もっと大きなことがしたい」と思った兄ジェームズはアバディーンという都市に移り住み、高級食料品店で働き始めます。 一流の食品・嗜好品に触れながら、商売とビジ
『余市 ピート&ソルティ』について 余市 ピート&ソルティは、余市蒸留所限定のボトルである「構成原酒シリーズ」の一つです。 同じシリーズには、 余市 ウッディ&バニラ 余市 シェリー&スウィート があります。 「シングルモルトウイスキー 余市」を構成する味わいの要素をまとめたシリーズで、余市をより深く知ることができるマニア向けのボトル。 アルコール度数は55%で、初心者にはやや高い度数だと思います。 中でも「ピート&ソルティ」はスモーキーさと潮感の特徴を強調させた一本。 ピーティさ(スモーキーさ)は麦芽を作る際に焚くピートの香りであり、ソルティさは熟成中に潮風などが樽内のウイスキーに溶け込むことで付与されると考えられています。 ソルティは、ウイスキーのテイスティング用語で「ブリニー」と表現されることもあります。 過去には、それぞれ12年物もリリースされていましたが、原酒不足のため生産中止。
ビターリキュールは、その独特な苦味と風味で世界中のカクテル愛好者に愛されています。 カクテルだけでなく、デザートや料理にも使用できるビターリキュールは、飲み会やパーティーに新たな彩りを加えるアイテムです。 本記事では、ビターリキュールの歴史や使い方、おすすめのレシピに加え、選び方や保存方法まで徹底解説します。 また、注目のアイテム日本のブランド「SCARLET」にもピックアップ。 初心者でも気軽に楽しめる情報が満載です! ビター系リキュールの世界とその魅力 ビターリキュールは、独特の苦味と芳醇な香りで多くのカクテルの基本となるリキュールです。 その多様性から、カクテル愛好者や料理愛好家の間でも人気を集めています。 ビターリキュールは、主にハーブやスパイス、果実をベースにした風味豊かなアルコール飲料で、料理やデザートにも活用されています。 味わいのバリエーションも豊富で、自分の好みに合わせた
ウイスキーがかなりお好きな方なら最近「チンカピンオーク」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。 アメリカ東部に自生するホワイトオークの一種で、最近チンカピンオークを使った新商品のウイスキーがリリースされています。 今回の記事では、この「チンカピンオーク」について詳しく解説していこうと思います。 チンカピンオークとは? チンカピンオークとは、北アメリカ東部や中央部に自生するホワイトオークです。 学名はQuercus muehlenbergii。 アメリカンホワイトオークとして有名なQuercus albaとは別種のホワイトオークとなっています。 ミズリー州産やケンタッキー州産のチンカピンオークがウイスキーの新樽として利用されることが多いです。 ほかのホワイトオークと同じように耐久性に優れており、建築材としても使われています。 チンカピンオーク樽を使ったウイスキーの特徴 チンカピンオーク
最近ウイスキーの話題でよく語られる「シングルモルト」。 山崎や白州、余市などが「シングルモルト」であり、高級感のあるウイスキーのイメージがあるかもしれません。 ところが、具体的に「シングルモルト」とは何を指すのか、なぜ他のウイスキーと異なるのかを知っている方は意外と少ないのではないでしょうか。 この記事では、シングルモルトウイスキーの定義から作り方、歴史、種類、そして初心者におすすめの銘柄や選び方までを徹底解説させていただきます。
ウイスキーを冷やして楽しむ方法の一つ「冷凍ウイスキー」。 冷凍庫でウイスキーを冷やすことで、トロリとした独特の食感やまろやかな風味を楽しむことができます。 この記事では、冷凍ウイスキーの作り方や保存方法、劣化を防ぐためのポイント、そして冷凍ハイボールの楽しみ方まで、詳細に解説します。 友人との飲み会やリラックスしたい時に、新しいウイスキーの世界を試してみましょう! 冷凍ウイスキーとは? 冷凍ウイスキー ウイスキーはストレートやトワイスアップにように常温で楽しむ、又はオン・ザ・ロックやハイボールのように氷で冷やすことが一般的です。 一方で、冷凍ウイスキーはウイスキーを冷凍して楽しむ飲み方となっています。 冷凍ウイスキーは、トロリとした舌触りに変わり、風味がまろやかになる点が魅力。 アルコール度数が高いため冷凍しても完全には凍らず、適度な冷たさと濃厚な味わいを楽しむことができるのも特徴です。
『グレンウィヴィス バッチ1 /2019ヴィンテージ(赤ラベル)』について グレンウィヴィスは、最古と言われている「フェリントッシュ蒸留所」と血筋と言われている蒸留所で、2015年にディングウォールに設立しました。 蒸留所近隣の多くの出資者から支援があり、コミュニティが所有する蒸留所となっています。 スコットランドのウイスキー蒸留所では珍しい運営体制の蒸留所ですが、地元にウイスキー蒸留所ができることに対して賛同する声が多かったのでしょう。 クラウドファンディングで出資を募ったところ、目標金額(150万ポンド)に対して大きく上回る200万ボンド強も集まりました。 2017年に建設されウイスキーが作られ始めましたが、2019年には蒸留所のバイオマスバイラーの燃料庫で火災が発生。 その影響で生産量が少なく、グレンウィヴィスの2019年ヴィンテージは希少な年代となっています。 前回の「2018年ビ
王のためのウイスキー」と言われるスコッチシングルモルトウイスキー「ロイヤルブラックラ」。 ラグジュアリーレストランの中で、気品あふれるロイヤルブラックラ12年とロイヤルブラックラ18年に合わせたフルコースやスペシャルカクテルを堪能できるイベントに参加させていただきました。
アイルランドのIPAビールの樽で熟成させたコスパのいいブレンデッドウイスキー。 今回は、「ウエストコーク アイリッシュIPAカスク」のテイスティングレビューを行っていこうと思います。 『ウエストコーク アイリッシュIPAカスク』について ウエストコーク アイリッシュIPAカスクは、モルトウイスキー75%、グレーンウイスキー25%の比率でブレンドを行い、1stフィルのバーボン樽で熟成。 その後、アイルランドのブラックス・オブ・キンセールIPAを貯蔵していた樽でフィニッシュさせた一本となっています。 ウエストコークは、2003年に設立したアイリッシュウイスキー蒸留所です。 2014年事業拡大に伴い移転し、2020年には400万ℓの生産能力を誇る蒸留所となっています。 モルトウイスキーやポットスチルウイスキー、ブレンデッドウイスキーを製造。 さまざまな樽でフィニッシュさせたアイリッシュウイスキー
「The king’s own whisky(王のためのウイスキー)」 歴史上初めて王室御用達に選ばれたスコッチウイスキー「ロイヤルブラックラ」。 今回は、そのフラグシップボトルである12年をテイスティングレビューしていきます。
「お目当てのウイスキー銘柄が見つからない」 「ハイボールに合うウイスキーが欲しい」 「どこで買うのが一番お得?」 定番銘柄だけでも数百種類以上、終売ボトルも含めると無限に種類があるウイスキー。 お好みのウイスキー銘柄に出会う前も、出会った後もウイスキーボトル探しに悩みは尽きないと思います。 国産銘柄はなかなか入手できず、ボトラーズは一期一会の出会いとなることが多いです。 また、定番銘柄でも輸入状況の違いにより数千円ほど価格の差があることがあります。 ひとつの通販サイトでだけではなく、複数のサイトを見比べることでお目当てのボトルをお得に入手することができるでしょう。 今回は僕がおすすめしたいウイスキーオンラインショップをまとめました。 ウイスキーを購入する際の参考にしていただけたらと思います。
歴史上固有名詞が確認できる最古の蒸留所「フェリントッシュ」。 グレンウィヴィスはフェリントッシュ蒸留所の系譜に連なり、2015年に設立。 2017年11月30日のセント・アンドリュース・ディに操業を開始しました。 1689年カローデンのダンカン・フォーブスが所有蒸留所がジャコバイト(反乱軍)により焼き討ちにあったことで、その補償として免税特権を持つフェリントッシュ蒸留所が創立。 固有名詞が確認できる最古の蒸留所で、醪法(Wash Act)が制定された1784年まで免税特権は続きました。 特権の廃止と共に姿を消した蒸留所です。 スコットランドを代表する詩人”ロバート・バーンズ”は1785年「スコットランド人の酒(Scots Drink)」の中で ”フェリントッシュよ、お前は不幸にも失われてしまった。スコットランドの津々浦々、悲しみの声で満ち溢れている” と嘆いていました。 Thee, Fer
『デュワーズ 8年 ポルトガルスムース』について デュワーズ 8年 ポルトガルスムースはデュワーズのカスクシリーズの一つでポルトガルのルビーポートワインの樽で熟成させた一本です。 デュワーズ カスクシリーズは、世界各国のユニークな樽でフィニッシュさせたシリーズです。 デュワーズのダブルエイジ製法(熟成された原酒をブレンドし、再び樽で熟成させる)を行った後、ユニークな樽でカスクフィニッシュさせています。 今までにリリースされているボトルは、 カリビアンスムース(ラム樽) イリーガルスムース(メスカル樽) ポルトガルスムース(ルビーポート樽) ジャパニーズスムース(ミズナラ樽) フレンチスムース(カルヴァドス樽) の5種類がリリースされています。 「異なる2つのものが掛け合わさると新しい発見や創造につながる」 1892年デュワーズの販路を広げる世界周遊の旅に出た創業家”トミー・デュワー”。 異
フルーティで飲みやすくコスパもいいグレングラント。個人的におすすめブランドの10年物です。レビュー評価や最安値をまとめました。 グレングラント10年は、世界的なウイスキー評論誌”ウイスキーバイブル”にて4年連続「ベスト・オブ・シングルモルト」を受賞。 アジア最大のウイスキーコンペ「TWSC」でも数々の賞を受賞している銘柄で、一般の方のレビュー評価も高くなっています。 ところが、一部若いとげとげしさが気になるなどの意見もあります。 ネットでの最安値は3090円前後。 ポイント還元を考慮すると大手ECサイトでの購入がおすすめとです。
グレングラント蒸留所で作られている熟成年数のないノンエイジタイプのシングルモルトで定番ボトルの一つ「グレングラント アルボラリス」。 多くのメディアでコスパのいいシングルモルトとして取り上げられております。 評判はおおむね良好でハイボールが特においしいという意見が多い一方、若い原酒のとげとげしさが気になるという意見も少数あるようです。 オンラインでの最安値は、送料込みで大体2800円前後。 店頭購入では2500円以下で入手できることもあります。 オンラインショップで購入する場合は、Amazonがおすすめとなっています。 「コスパのいいシングルモルト」 「ハイボールに最適な常備ウイスキー」 など話題となっている 「グレングラント アルボラリス」 多くのYouTubeチャンネルやブログ、サイトなどで紹介されているので、気になっている方も多いと思います。 今回はこのボトルの皆さんの評判をまとめつ
40年以上ものキャリアのある大ベテランで、長年「ポートワイン樽でフィニッシュさせたバーボンが作りたい」というアイデアを持っていました。 退職後、長年温めたアイデアをもとに息子と協働して開発を始めたのがきっかけです。 当時アメリカでポートワイン樽の使用は稀でしたが、発売後ワイン・エンスージアスト誌が絶賛。 同誌にて「品質の頂点」と評価されます。 そこから数多くの賞を受賞し、アメリカを代表するプレミアムブランドに成長を遂げました。
シーバスリーガル エクストラ 13年は、芳醇でまろやかなブランドのハウススタイルの味わいに、さらなる個性を加えた特別なコレクションです。 ウイスキーブレンディングの先駆者であるシーバス兄弟が創業した同ブランドのフラグシップボトルは、「シーバスリーガル 12年」。 通常よりも1年長い熟成年数となっており、この「13年」にはシーバス・ブラザーズ社創業の地であるスコットランドの都市アバディーンの「キングストリート13番地」に由来しています。 この地でシーバス兄弟が高級食料品店の経営をスタートしたブランドの歴史へのオマージュが隠されているのだとか。 さらに世界中の様々なタイプの樽で原酒の一部を熟成させるていることが特徴。 アート・オブ・ブレンディングとも称されるシーバスリーガルのブランドに、ユニークな個性を加えられることで新しい味わいを表現されています。 シーバスリーガル 13年 エクストラ ラム
「シングルモルトウイスキー 富士」は、富士御殿場蒸留所のモルト原酒だけをブレンドしたシングルモルトウイスキーです。 同蒸留所は、モルトウイスキーからグレーンウイスキーまで多彩な原酒を作ることができます。 特にグレーンウイスキーは蒸留機だけでも カラムスチル(スコッチグレーンタイプ) ケトル(カナディアンフレーバードウイスキータイプ) ビアスチルとダブラー(バーボンタイプ) という3タイプの連続式蒸留機を保有している世界的にも稀有な蒸留所です。 富士御殿場蒸留所のグレーンウイスキーは世界的にも評価されており、数々の賞を受賞しています。 モルトウイスキーも「ピュアモルト」などをリリースしていましたが、どちらかというとキリンの富士御殿場蒸留所は、グレーンウイスキーを主体としたブレンデッドウイスキーが有名だと思います。 例えば、「富士山麓」など 実は、富士御殿場蒸留所のモルトウイスキーはライトタイ
ウイスキー業界では、別のスピリッツやワインが入っていた樽に詰め替えて短い間追加で熟成させることがあります。 これを「カスクフィニッシュ」と言い、今日ではリーズナブルな銘柄まで行われるようになりました。 短い期間熟成させるだけでもウイスキーは複雑な香味となり、より広がりのある味わいのウイスキーを楽しむことができます。 今回は、「カスクフィニッシュ」について詳しく解説しつつ、おすすめの銘柄を紹介させていただきます。 スコッチやアイリッシュ、ジャパニーズなどのウイスキーは、別のスピリッツやワインが入っていた樽で熟成させることが多いです。 中でも下記の樽がよく使われます。 バーボンウイスキーの入っていた樽(バーボン樽) シェリーワインの入っていた樽(シェリー樽) このような樽で長い期間熟成させた後、別の樽に詰め替えて短期間だけ熟成させることがあります。 これを「カスクフィニッシュ」です。 ウイスキ
ウイスキーの味わいの決め手、「樽」。 ウイスキーの熟成樽にはさまざまな種類があり、どの樽で熟成させたかによって大きく味わいが変わります。 どうしてもマニアックな世界なので、ウイスキー好きな人しか樽の種類までは注目しないでしょう。 樽の種類の違いを知ると、記載されている樽の種類と熟成年数を見るだけで味わいが想像できるようになります。 自分の好みのウイスキーが見つけやすくなり、よりウイスキーが楽しくなるはずです。 今回はそんな樽の種類についてわかりやすく、詳しく解説していこうと思います。 ウイスキーの樽の種類 ウイスキーは、何か別のお酒が入っていた樽で熟成されることが多いです。 特に スコッチウイスキー アイリッシュウイスキー ジャパニーズウイスキー は、ほとんどが再使用の樽となります。 樽の経歴はウイスキーの味わいに大きな影響を与えるので、意図的に再利用の樽が使用されているのです
『余市 ウッディ&バニラ』について 余市 ウッディ&バニラは余市蒸留所限定のシングルモルトウイスキーシリーズの一つです。 使用する樽や麦芽の系統を変えて、オフィシャルボトルの「シングルモルト余市」が持っている味わいを際立たせたボトルシリーズとなっています。 今回のウッディ&バニラは、新しいアメリカンオーク樽の原酒から構成された一本。 木の香り(ウッディさ)とバニラ香を際立たせたボトルです。 余市蒸留所とは? 余市蒸留所は、「日本のウイスキーの父」と呼ばれる竹鶴政孝が1934年に設立した蒸留所です。 竹鶴がスコットランドに近い気候を求めて、辿り着いた場所が余市蒸留所のある北海道余市市でした。 豊かな水源と澄んだ空気。 海からの潮風が運ばれてくる冷涼で湿潤な気候がウイスキー造りに適した場所です。 この蒸留所で作られているウイスキーは、力強く重厚感がある味わいが特徴です。 竹鶴が修行した当時のロ
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