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ドラクエ3
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休館にあたって 横浜美術館は、2021年3月1日より、大規模改修工事のため、2年を超える休館に入ります。再開館は2023年度中を予定しています。 横浜に美術を楽しむための本格的な拠点を、との市民のみなさまの声に支えられ、この美術館が開館したのは、1989年のことです。開発が始まったばかりのみなとみらい21地区にできた最初の建物のひとつで、開館当初、周囲にはまだ広大な土地が広がるばかりでした。設計は、戦後の日本を代表する建築家、丹下健三です。以来、展覧会を中心とした「みる」、アトリエの創作活動を中心とした「つくる」、約11万冊の蔵書を擁する美術情報センターを中心とした「まなぶ」の三つを柱として、活動を続けてきました。また2011年以降は横浜トリエンナーレのメイン会場として、海外からもたくさんのお客さまをお迎えしてきました。2019年の開館30周年にあたっては、多くの方から、人生の節目、節目に
1950年代、日本美再発見 日米の血を受け継ぎ、洋の東西を越えた世界的視野から芸術を再び人々の生活の中に根付かせようとした彫刻家イサム・ノグチ(1904-1988)と、画家として戦前日本の抽象美術をリードする一方、理論家として西洋近代美術の潮流と古い日本の芸術文化に通じ、両者の共通項を抽象芸術に見出した長谷川三郎(1906-1957)。1950年5月、19年ぶりに日本の土を踏んだノグチと、かねてより彼の作品に注目し、文通をも企図して対話を待ちわびていた長谷川は運命的に出会い、芸術家としての互いの関心事とビジョンが驚くほどよく似ていることを知り強く共鳴します。 爾来ふたりは固い友情で結ばれ、長谷川はノグチにとって建築、庭園、書、絵画、考古遺物、茶道、禅、俳句など、有形無形の日本の古い文化遺産への無二の案内役となり、ノグチが日本の美の本質を理解する上で重要な役割を果たしました。一方、ノグチは対
ゲルダ・タロー《ロバート・キャパ、セゴビア戦線》 1937年、ゼラチン・シルバー・プリント、ICP蔵、©ICP Gerda Taro Robert Capa, Segovia Front, Spain, late May - early June 1937 Gelatin Silver Print / Collection of ICP ©ICP 世界で最も著名な写真家のひとり、「ロバート・キャパ」ことアンドレ・フリードマン(1913年生/1954年没)が生まれて今年で一世紀が経ちます。しかしこの「ロバート・キャパ」という名が、当初フリードマンとドイツ人女性ゲルダ・タロー(本名ゲルタ・ポホリレ、1910年生/1937年没)の二人によって創り出された架空の写真家であったという事実は、あまり知られていません。 1934年にパリで出会い意気投合した二人は、1936年春に「ロバート・キャパ」という
横浜の地に暗室を設けて早くも40年の歳月が過ぎた。暗室から生まれた写真はヴィンテージプリントとなり、時間と空気をたっぷり吸って粒子の粒を際だたせる。横須賀からスタートした写真の行方は、固有の気風をのせて歴史と身体と遺されたもの達が一体となり、肌理(きめ)を整え、未来へ向けて発信する。 石内 都 石内都(1947年生まれ)は、2014年にアジア人女性として初めてハッセルブラッド国際写真賞を受賞するなど、現在、国際的に最も高く評価される写真家のひとりです。 多摩美術大学で織りを学んだ石内は、1975年より独学で写真を始め、思春期を過ごした街・横須賀や、日本各地の旧赤線跡地の建物などを撮影した粒子の粗いモノクローム写真で一躍注目を集めました。 80年代以降は、目に見えない時間の在処としての身体に関心を寄せ、同い歳の女性の手足を接写した「1・9・4・7」や傷跡を写した「Scars」など数多くのシリ
サルバドール・ダリ《ガラの測地学的肖像》1936年 テンペラ、板 21.0×27.0㎝ ©Salvador Dalí, Fundació Gala-Salvador Dalí, JASPAR Tokyo, 2017 G0962 全部みせます!シュールな作品 シュルレアリスムの美術と写真 1. 上手である必要はない 2. 手さぐりの風景 3. その風景は、見つかることもある 4. 探していたのは、これだった 5. 女神か怪物か、それとも? 6. あなたは私のどこが… 7. おとなの人形あそび 8. 讃える方法 9. 死を克服する方法 10. 絵と言葉が出逢った 11. シュルレアリスムはスタイルか? 【写真展示室】特集展示:石内都「絶唱、横須賀ストーリー」 横浜美術館では、開館前の1983年からシュルレアリスムの作品を収集してきました。 マグリット、デルヴォー、ダリ、マン・レイ、エルンスト
[日本初公開]オーギュスト・ロダン《接吻》(部分)1901-4年、ペンテリコン大理石 Tate: Purchased with assistance from the Art Fund and public contributions 1953, image ©Tate, London 2017 展覧会公式サイトはこちら 展覧会概要 ヌード――人間にとって最も身近といえるこのテーマに、西洋の芸術家たちは絶えず向き合い、挑み続けてきました。美の象徴として、愛の表現として、また内面を映しだす表象として、ヌードはいつの時代においても永遠のテーマとしてあり続け、ときに批判や論争の対象にもなりました。 本展は、世界屈指の西洋近現代美術コレクションを誇る英国テートの所蔵作品により、19世紀後半のヴィクトリア朝の神話画や歴史画から現代の身体表現まで、西洋美術の200年にわたる裸体表現の歴史を紐ときます。
「複製技術と美術家たちーピカソからウォーホルまで」特設サイトはこちら 展覧会概要 この展覧会は、写真印刷や映像などの「複製技術」が高度に発達・普及し、誰もが複製を通して美術を楽しむことができる時代に、ピカソをはじめ20世紀の欧米を中心とする美術家たちが、どのような芸術のビジョンをもって作品をつくっていったのかを、富士ゼロックス版画コレクションと横浜美術館の所蔵品によって検証するものです。 ドイツの哲学者ヴァルター・ベンヤミン(1892-1940)は、写真発明以降「複製技術」の発展・普及によって、人々の感じ方や芸術作品の受け止め方、芸術への期待が大きく変化し、絵画や演劇などの伝統的な芸術作品にとって危機的状況が生まれたと指摘しました。 実際、20世紀には古典的な美術のイメージを払拭するさまざまな潮流が登場しました。キュビスムやフォーヴィスムなどの空間と色彩の新しい表現に始まり、第一次大戦後は
村上隆とスーパーフラット・コレクション 撮影:平尾健太郎 Takashi Murakami and his Superflat Collection, Photo: Kentaro Hirao
「村上隆のスーパーフラット・コレクションー蕭白、魯山人からキーファーまでー」特設サイトはこちら 展覧会概要 古美術、現代アート、その他もろもろ 御開帳!村上隆のスーパーフラット・コレクション この展覧会は、現代日本を代表するアーティスト、村上隆(むらかみたかし)(1962年生まれ)の現代美術を中心とするコレクションを初めて大規模に紹介するものです。 村上隆は、東京藝術大学にて日本画初の博士号を取得。現代美術と日本の伝統絵画、ハイカルチャーとポップカルチャー、東洋と西洋を交差させた極めて完成度の高い一連の作品で世界的に評価され、海外の著名な美術館で数々の個展を開催してきました。 アーティストとしての精力的な創作の一方で、村上隆はキュレーター、ギャラリスト、プロデューサーなど多岐にわたる活動も展開しています。特に、近年、独自の眼と美意識で国内外の様々な美術品を積極的に蒐集し続けており、その知ら
《壁撞き》2006年、狼のレプリカ(99体)・ガラス・サイズ可変、ドイツ銀行によるコミッション・ワーク The Deutsche Bank Collection Photo by Jon Linkins, courtesy: Queensland Art Gallery | Gallery of Modern Art 《壁撞き》2006年、狼のレプリカ(99体)・ガラス・サイズ可変、ドイツ銀行によるコミッション・ワーク The Deutsche Bank Collection Photo by Jon Linkins, courtesy: Queensland Art Gallery | Gallery of Modern Art
「蔡國強展:帰去来」特設サイトはこちら 展覧会概要 本展は、ニューヨークを拠点に、現代美術界で最も活躍しているアーティストのひとり、蔡國強(ツァイ・グオチャン/さい こっきょう、1957年、中国福建省泉州市生まれ)による、日本国内では7年ぶりとなる大規模な個展です。 上海戯劇学院で舞台美術を学んだ蔡は、1986年末に来日し、筑波大学、河口龍夫研究室に在籍。東京そして、取手やいわきに滞在しながら創作活動を開始しました。日本滞在中に、実験を重ねて火薬の爆発による絵画を発展させ、一躍、内外の注目を浴びるようになります。日本での約9年にわたる創作活動を経て、1995年以降はニューヨークに拠点を移し、世界を舞台に、創作活動を続けています。2008年の北京オリンピックでは、開会式・閉会式の視覚特効芸術監督として花火を担当し、その様子は世界中に中継され注目を集めました。 蔡は、中国の文化・歴史・思想から
石田尚志展 -渦まく光- 横浜美術館にて開催!2015年3月28日(土)~5月31日(日) 横浜美術館[みなとみらい]〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目4番1号
高層ビルが建ちならぶ「みなとみらい」のまんなか。 憩いをもとめて人々が集う緑豊かなグランモール公園を通り抜けて、 美術館のなかへ。 広くて明るい広場のようなグランドギャラリーでひと息ついて。 さあ、今日はどんなアートに出会えるのか。どんな体験がまっているのか。 あなたの未知の感性がひらかれていく。 展示 さまざまな切り口で、所蔵品の魅力を紹介するコレクション展。 近現代を中心とした多様な美術を独自の視点で読み解く企画展。 グランドギャラリーの彫刻、ギャラリー8・9や屋外の作品などもお忘れなく。 お気に入りの作品やアーティストを探してみませんか?
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