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昭和５４年(１９７９)１月２６日１４時３０分頃、大阪市××区のＭ銀行××支店に猟銃を持った男が押し入り、行員２名と警官２名を射殺し、銀行に人質を取って立て籠もった。 犯人Ａ(１９４８年生れ)は１５歳の時にも強盗殺人事件を起こして少年院に入れられている。少年院を出てから大阪でナイトクラブの職員として働いていたが、１年前に店がつぶれて失職していた。彼は正式に銃の所持許可を受けている。通常銃の使用許可申請に対しては前歴が調査されるが、法律上、少年時代の犯罪を問うてはならない、という規定があるため、警察も許可を出さざるを得なかったと言う。 猟銃をもったＡ（当時３０歳）が一発天井に向けて威嚇射撃をしながら乱入。行内のカウンターで「金を出せ、出さんと殺すぞ。１０、数えるうちに５０００万円出せ」と要求。客や行員の悲鳴が飛び交う中、男性行員の１人（当時２０歳）が１１０番するため非常電話に手を掛けた途端