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衆院選
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キエフでウクライナの反政権デモを取材しています。独立広場では連日、数十万人規模の人々が訪れ、野党勢力の演説や反政権派の著名アーティストらによる野外コンサートが行われています。 8日には、ウクライナ独立の際にも取り壊しを免れたウラジーミル・レーニン像がついになぎ倒されました。 『倒壊直後のニュース映像』 http://www.youtube.com/watch?v=TbSuWEUk9oo 倒壊して2時間後ぐらいでしょうか、私もレーニン像があるタラス・シェフチェンコ通りに向かいました。 到着すると黒山の人だかりができていました。気温は零度以下。小雪舞う夜にもかかわらず、現場は熱気に包まれていました。 すでに台座の上には、EU旗とウクライナの国旗が翻り、台には「次はヤヌコビッチ大統領だ」との横断幕が掲げられていました。頭部はすでにどこかに持ち去られたようです。 レーニン像はウクライナがソ連の構成
チェルノブイリ原発事故から丸27年を迎えた26日、こんな記事を書きました。 ウクライナでは事故後、総発電量の原子力の比率が約半分になっており、チェルノブイリは原子力におけるバックエンドの新たな中核地になろうとしています。 http://www.nuketext.org/yasui_backend.html 『バックエンド事業とは』 原子力発電所で、燃料製造・発電所建設・運転などの「フロントエンド事業」に対し、原子炉の廃炉費用や放射性廃棄物の処理、核燃料サイクルにかかわる事業を「バックエンド事業」と呼んでいます。このうち、すでに手当のすんでいるのが廃炉費用です。1989年より電力料金の中から、各電力会社が積み立てて廃炉に備えています。 史上最悪の原発事故となった旧ソ連(現ウクライナ)のチェルノブイリ原発の爆発事故から26日で丸27年を迎えた。 ウクライナ政府は、同原発の敷地内に建設中の放射性
今からちょうど50年前の1960年10月10日、南極大陸の昭和基地で1人の日本人隊員が強烈なブリザードに巻き込まれ、行方不明になった。手の先さえ見えない視界ゼロの世界。第4次越冬隊員、福島紳さんは南極観測犬のタロたちに餌をやりに行き、そのまま帰らぬ人となった。享年30。福島さんは50年以上にもなる日本の南極観測史上、唯一の犠牲者となる。 遺体が発見されたのは7年後の1968年2月だった。基地から5キロ以上も離れた海岸べりで当時の服装のまま、見つかった。仲間は、その場所に石の塚(ケルン)を作り、福島さんの霊を弔った。 1961年1月、越冬終了直前に最後の捜索を行い、福島ケルンの前で越冬隊隊員全員で写真を撮った。右から5人目が吉田栄夫さん (提供写真) ブリザードの中、福島さんと一緒に外に出たのが吉田栄夫さん(80)だった。南極大陸の地形研究の第一人者。南極観測に長年携わり、国立極地研究所名
今日の話題はがらりとかわり、久々のCool Japan!!!です。 日本のアイドルユニットPerfumeの音楽は、ボクらの世代の音楽にかなり響くのですが、どうやらそれは、日本男子だけではなかったようです。 謎のメキシコ人ユニットが、Perfumeの質の高いPVに対抗しようと頑張っています。 『メキシコ人男性ユニット版』 http://www.youtube.com/watch?v=yxvhYGj8q28&feature=related 『こちらが本物』 http://www.youtube.com/watch?v=AFG66OlEsr8&feature=related 大爆笑です。 僕は、かしゆかさん役の男性の〝ものすごいギャップ〟が大好きです。 今日の午後のひとときは、こっそり2つのビデオを見比べて、上司にみつからぬよう笑いすぎでおなか痛いのをがまんしてください。
アマンダ・ノックス被告に逆転無罪判決が出た英女子大生殺人事件は、大きなミステリーに包まれています。なにせ、判決を出した裁判官ですら、「真実は違うかもしれない」と漏らしているくらいですから。事件を長らく取材し、関連本の著書もある英ジャーナリスト、グラハム・ジョンソン氏は英BBCに対して、無罪判決が出た「10の要因」を指摘しています。 (1)合理的な疑いが残る。 疑わしきは罰せず。イタリアの司法制度でも、被告の有罪が認定されるためには、無罪である可能性をなくす立証、つまり、「合理的な疑い」を超える証明を満たさなければならない。弁護側は、検察側のDNA鑑定の資質をめぐり「合理的な疑い」を訴えるのに苦心。「凶器」に残っていたカーチャーさんのDNA片は、鑑定するには試料が少量で、独立機関も検察側の鑑定に異議を唱えていた。 (2)現場での捜査ミス 証拠品の逸脱や押収品の汚れ、問題ある捜査手続きなど警
このブログで何度かお伝えしてきた、Amanda Knox(アマンダ・ノックス)事件が重大局面を迎えようとしています。 イタリア・ペルージャで、英国人女子大生が半裸姿のまま刺殺され、米国人女子大生とイタリア人の男性が逮捕された事件です。 『第1報:欧米をゆるがす注目の殺人事件』 http://sasakima.iza.ne.jp/blog/entry/1301714 『第2報:第1審は有罪判決』 http://sasakima.iza.ne.jp/blog/entry/1366945/ 『第3報:控訴審は一転した様相』 http://sasakima.iza.ne.jp/blog/entry/2095779/ From Amanda Knox Defense Fund 注目の裁判の行方は、論議を巻き起こし、イタリアと米国の外交当局者が声明を出す事態にまで発展しています。 アマンダ・ノックス
判決が下った瞬間、虐殺者のぬれぎぬを被せられた24歳の女性は感極まって、その場に泣き崩れた。 後ろに座っていた家族は、抱きしめ合って、「無罪判決」の余韻をかみしめた。 『ABCニュース』 http://www.youtube.com/watch?v=BqdK9L2ZtoA 2007年11月、イタリア・ペルージャで発生した英国人女子大生殺人事件で、控訴審は、検察側が犯行の証拠としたDNA鑑定の信用性を認めず、第一審の有罪判決を破棄、殺人罪、強姦罪などに問われた米国人女子大生、アマンダ・ノックス被告(24)、元交際相手のイタリア人男性、ラファエル・ソレシト被告(27)に逆転無罪判決を言い渡した。 両被告は4年近くに及んだ勾留措置が解かれ、釈放されることが決定。ノックス被告は一夜明けた4日、故郷の米シアトルへ帰国する。イタリアでは3審制を取っており、検察側は今後4ヶ月以内に、最高裁判所へ上告する
自らを「正義の海賊」とさえ呼ぶシー・シェパード(SS)の妨害を抑止する上で、大きなニュースが飛び込んできました。 現在、発売されている正論8月号の記事「シーシェパード打倒に立ち上がった在外邦人」で、私はこのように書きました。 今、この集団を制止することができる国や組織は、世界中のどこを探しても見当たらない。 本来なら、公開の秩序を保つために管轄権を持つ旗国が取り締まるのだが、抗議船ブリジット・バルドー号の船籍国、オーストラリアは毎年、日本からの要請を受けて渋々船内の捜索を行うのみ。現在の連立政権には、SSと一心同体の政党・緑の党がついている。活動家を立件したり、抗議船を拿捕することもない。 また、スティーブ・アーウィン号、ボブ・バーカー号の2隻の船籍国、オランダはそもそも「取り締まる意思が見られない」 ないないづくしだったSS対策に、厳しい法的措置を下した国が現れました。 それは英国です。
ワトソンとの戦いの後の反省会。 私「あれだけ、ワトソンを追い詰めたのは渡部さんのおかげです」 渡部さん「いえいえ。佐々木さんが一緒にいたので心強かったです」 戦場カメラマンの渡部陽一さんが4日、取材のため、産経新聞社を訪れました。 7月2日、フジテレビ系列で放送された「渡部陽一が撮った!これが世界の『戦場』だ 突撃 サムライジャーナリスト」を見ていただいた方から多くの便りをいただきました。 お茶の間にシー・シェパード代表のポール・ワトソンが登場するのは初めてのことだったと思います。皆さんの目に、彼の言動はどう映ったでしょうか? ここで裏話をいくつか披露しましょう。 収録は6月24日、東京・お台場のフジテレビ湾岸スタジオで行われました。スタジオに大型セットが組まれ、300人の小・中学校の児童、生徒が招待されました。僕にとっては、さながら英国会のセットのように見えました。 この番組はワトソン直
大津波で市街地が壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市。帰省した私には、どうしても訪れてみたい場所がありました。 (ヘリコプターより 3枚とも、彦野公太朗カメラマン撮影) それは、日本百景にも選ばれ、岩手県陸前高田市のシンボルとなっていた名勝「高田松原」(たかだまつばら)でした。大津波は7万本の松林を根こそぎ削り取りましたが、その猛威から耐え、1本だけ残っていたのです。 逆境にも負けなかったその雄々しい生命力。そして、何もかもが失われた場所での奇跡的な姿。天に向かって伸びるこの木は、地元の被災者の方々に、勇気を与える「希望の松」とも呼ばれるようになりました。 私はこの松の下へと訪れました。 そもそも、高田松原は2キロ以上にわたる弓なりの浜に、1667年、地元の豪商が防潮林として約6000本の松を植え、以後、アカマツやクロマツの植栽されてきた白砂青松の景勝地でした。 陸前高田観光物産協会よ
未曾有の被害となった東日本大震災。海外の方々が日本をどのように見ているのか。まとめてみました。 海外に住む読者のみなさま、ぜひ、貴方の国の日本についての報道ぶりや見方を教えてください。 【中国】 ①悲しい震災で芽生えた日中相互理解の契機ー中国メディア@Searchina http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0322&f=national_0322_132.shtml 記事は、被災地で災害に遭遇した中国人研修生を気遣う日本人のエピソードや、地震発生時に東京の国立情報研究所で実習していた中国人留学生が「研究所の教授が速やかに連絡をくれたとともに、生活上で困難があれば学校や教員に助けを求めろと言ってくれた」と語ったことを紹介した。そして、中国人が現地で日本人の温かさに触れる一方で、中国国内からも隣国で発生した災害に対して温かい声援や援助の
シー・シェパード幹部のスコット・ウェスト氏が岩手県・大槌町のイルカ漁に圧力を加えようと、三陸の静かな港町を訪れたのは、3月9日のことでした。 私は3月11日午前5時にこの情報をお知らせしました。巨大地震が発生する約8時間前のことでした。 http://sasakima.iza.ne.jp/blog/entry/2189917/ ウェスト氏率いるCove Guardian(湾を守る監視隊)の面々は、10日の段階で、デジタルムービーカメラとUstreamを使って、現場からイルカ漁の実態を生中継する計画を立てていました。 http://www.ustream.tv/user/CoveFriends 私は、サイバー活動に長けたSSが新たな戦法を取り入れ、大槌町が和歌山県太地町のような国際的なイルカ論争の場に巻き込まれてしまうのではないかと、深く憂慮していました。 その矢先のあの津波です。かれらは、
内部告発サイト「ウィキリークス」が日本の調査捕鯨問題について、関連の米外交公電を次々に暴露している。時を同じくして、米国の反捕鯨団体「シー・シェパード」(SS)が南極海で調査捕鯨船団に過激な妨害活動を始めており、ウィキリークスが国際的な関心を引きつけようとして、この時期に集中して捕鯨問題を取り上げ出した可能性もある。 ■免税見直しを要求 1月1日、ウィキリークスは東京の在日米国大使館が作成した外交公電を暴露した。ウィキリークスが入手した25万件の公電のうち、東京発の公電は各国の米大使館別で3番目に多い約5700点。外交関係者は、米軍普天間飛行場の移設問題など日米関係の機微にふれる公電の暴露を懸念していたが、結果的に第一号として公開されたのは捕鯨問題にまつわる日米外交当局のやり取りだった。米公電はいずれも「秘」指定で、2009年11月から10年1月に作成された3点だ。 09年11月2日の公電
とりあえず、アドレスをお伝えします。 『こちらが衝突時の映像』 http://www.youtube.com/watch?v=q3JYT0G94-E (詳細を追加) 「sengoku38」というアカウントがついているユーザーが公開した。 公開映像は全部で6本。約44分に編集されています。国会に提出したビデオ映像より長いのが特徴です。 巡視船「はてるま」「みずき」の海上保安官が、密漁の中国漁船を発見し、逐一、ビデオにナレーションをいれています。 ①「本当の尖閣 海上保安庁1」(7分30秒) http://www.youtube.com/user/sengoku38#p/u/5/JXkawnuyTn8 誰が編集したかわからないが、ビデオ映像の最初には「ミンシンリョウ5179 No1 進路規制から揚網途中まで」という説明が入る。 「PL63よなくに 平野撮影」というカメラマン?の名前も入っている
和歌山県太地町の小さな湾は、もはやかつての静けさを失い、喧噪の場となってしまいました。 クジラやイルカを保護しようと活動している団体のメンバーが、彼らが言う「大量殺戮」(Slaughter)の場所に注目し、大げさな表現を使ってさらに、「Taiji」の名を拡散させていっています。 その渦の中心にいるのがこの男です。シー・シェパード幹部で、元米環境局捜査官のスコット・ウェスト。彼は常に、この黒いTシャツを着て、太地町の畠尻湾に出向いています。 10月初旬、彼にインタビューしたときに、このTシャツについて聞くと、「これはシー・シェパードのユニュフォームだ。そして、このポーズは、写真を取るときのスタイルなんだ」と言っていました。 彼はずっと、太地町にはりつき、連日、湾から漁業の様子をレポートしています。「このイルカ漁のせいで、日本人は野蛮で非文明的な人間として捉えられている。知っているか? いま日
私は、この春、「シー・シェパードの正体」を書き上げるために、東京拘置所に通い続けました。 南極海で、日本の第2昭南丸に乗り込み、逮捕されたニュージーランド人船長、ピーター・ベスーンに会うためでした。 アクリル板越しに話をするたびに、私は、彼がシー・シェパードの正体を知らない、そして、代表のポール・ワトソンの素顔を知らないまま、SSの活動に協力するようになったのだと思うようになりました。 反捕鯨キャンペーンの理由について、彼が自分の分身のように、こよなく愛した船アースレース号(後に、アディ・ギル号に改名)を、グアテマラの海難事故をきっかけに手放してしまい、借金を肩代わりしてくれたSSへの恩義を抱いていたからとも感じました。 拘置所で私は、彼にSSの欺瞞、ワトソンの巧妙な嘘を彼に伝えました。彼は初めて知ったようでした。そして、ベスーンも「ワトソンは間違っている」と言うようになりました。 ベスー
これまで、ニュージーランド船長、ピーター・ベスーンについてのエントリを記してきたので、故郷に帰ったベスーンが実際、何を言ったのか? 気になった方も多いのではないでしょうか? 私は断片的に伝えられる報道記事をふまえて、このブログで、彼の言葉一つ一つを紹介したいと思います。 ベスーンは地元オークランドのホテルで12日午前10時、共同記者会見を行いました。 彼は、シーシェパードの黒いトレーナーを着て、会見場に現れました。隣には、沈没したアディ・ギル号で一緒に乗っていたSS主要クルーのオランダ人、ローレンス・デ・グロートが座っていました。 最初から、シーシェパードのメンバーとしての会見という雰囲気を醸し出していました。 彼は、記者から質問を受ける前に声明を読み上げ、日本の捕鯨政策がどのように推移してきたかをふまえ、多額の補助金が投入され、毎年、実施されている南極海の調査捕鯨のあり方を非難しました。
上映をめぐり騒動となったアカデミー賞受賞映画「The Cove」が3日、劇場で公開されました。行く前にぜひ、見てほしい作品があります。「もう一つのコーヴ」とも言われるドキュメンタリー作品です。 先日、インタビューしたCoveの主演、リック・オバリーさんは「上映されなければ日本は、北朝鮮やキューバと同じような状態ではないか」とも言っていました。 上映が決まったことでオバリーさんもそんなことを言う筋合いもなくなりました。オバリーさんは「娯楽でもいいからぜひ見てほしい」とも訴えていましたから。 さて、騒動のおかげで、この映画がどんな内容なのか、興味をもたれた方も多いでしょう。 配給会社から各都市の初日の様子が届いておりますので、そのまま、紹介します。 【シアター・イメージフォーラム (渋谷区)】 前回満席となり、整理券の配布が終わったあとも、お客様が後を絶たない盛況ぶり。 大ヒットスタートと
稀代の策略家、シー・シェパード代表のポール・ワトソン(59)をICPO(国際刑事警察機構) が国際指名手配しました。 調査捕鯨妨害事件に加わり、現在、公判中のピーター・ベスーン被告(45)の乗り込み行為などを指示した疑いです。 しかし、この指名手配はすぐに、逮捕や身柄拘束を意味するものではありません。 ICPOが配布したのは、青手配書と言われる「国際情報照会手配書」であり、身柄を発見した後、即刻、逮捕を要請する「赤手配書」ではないからです。 国際指名手配と国際情報照会手配では、われわれが受けるイメージがだいぶ違ってきます。 要は、ワトソンがいま、どこにいるのか、何をしているのかを各国の警察機関が把握したら、その情報をICPOに提供してください、ということなのです。 地中海のクロマグロ漁妨害から、米国に戻ったワトソンは、オーストラリアのメディアに対して、こんなことを言っています。 「この知ら
このブログでは、シー・シェパードが南極海の調査捕鯨妨害の後、地中海のクロマグロ漁妨害へと活動の舞台を移すことをお知らせしてきました。 『ポールワトソン、パリで地中海クロマグロ漁妨害を宣言』 http://sasakima.iza.ne.jp/blog/entry/1519674/ 『隠し撮り? シーシェパードが築地市場の写真を特設サイトに掲載』 http://sasakima.iza.ne.jp/blog/entry/1595872/ 『6月7日から、クロマグロ漁妨害を開始』 http://sasakima.iza.ne.jp/blog/entry/1641353/ SSは抗議船スティーブ・アーウィン号を地中海に派遣し、違法漁船がいないかどうかパトロールを始めていました。抗議船には代表のポール・ワトソンも乗っています。公式サイトでは連日、パトロールの結果をアップしていました。 金銭的に裕福
調査捕鯨妨害事件で逮捕されたニュージーランド人船長、ピーター・ベスーン被告の裁判が結審しました。 求刑は懲役2年。検察側は「被告はSSの主義主張だけでなく、暴力的で危険極まりない妨害活動に自らも積極的に参加しようと考え、本件各犯行に及んでおり、刑事責任は重い」とその理由を述べました。 ベスーン裁判の詳細な模様はMSN産経ニュースの法廷Liveのサイトに網羅されています。社会部の精鋭記者たちが、入れ替わり立ち替わり、法廷に入り、五感を研ぎすませ、見て聞いて、感じたものを必死にメモを取って、字に起こしたのがこのLive記事です。 東京地裁の法廷にいなくても、このLive記事を見れば、ベスーン被告がどんな様子で検察官の説明を聞き、どんな態度で、自らの意見陳述を行ったかがわかります。 http://sankei.jp.msn.com/court/13280/crt13280-t.htm 署名記事で
過去のエントリはこちらから 『プロローグ①』 http://sasakima.iza.ne.jp/blog/entry/1629812/ 『プロローグ②』 http://sasakima.iza.ne.jp/blog/entry/1630895/ 「君は、スティーブ・アーウィン号の日本人クルーと話をしてみたいか?」 突然、語り出した白ひげのカリスマ・・・ えっ? 私は突然の申し出に、英語の言葉が出てこなかった。 「日本人クルーがスティーブ号に乗っているの?」 「乗っているよ。いま、替わるよ」 そうして、今度は日本語を話す若い女性に替わった。 「もしもし、初めまして 電話ありがとうございます。シー・シェパードの日本人乗組員です」 名前をマリコと名乗った。32歳だという。私のインタビューをワトソンのそばにいてずっとその様子を見守っていたようだ。マリコは自分から語り出した。 「今のインタビューで
プロローグ①はこちらから http://sasakima.iza.ne.jp/blog/entry/1629812/ 私は再び、自己紹介した。ワトソンは「Yes. Go ahead(さあ、やろうか)」と言った。 第一球目は外角のストレートから入った。 「アディ・ギル号と第2昭南丸の衝突はどちらに非があると思いますか?」 事故直後のアディ・ギル号 「日本の捕鯨船は、私たちのどの船よりも航行速度が速い。私たちは日本船に体当たりなんてできないし、攻撃もできない。なぜなら、私たちの船では日本船に追いつくことはできない」 「でも、日本側はアディ・ギル号が昭南丸に激突してきたと言っています」 「馬鹿げている。ビデオをみれば、アディ・ギル号がそのとき、まったく動いていないのがわかるじゃないか。アディ・ギル号のクルーは船の屋根に座っていたんだよ。そのとき、突然、昭南丸がやってきた。これはね、疑いなく故意的
シー・シェパードのピーター・ベスーン被告の公判が引き続き、行われています。 ★このブログの後半で、プレゼントの募集要項がありますが、まだ応募が少ないので、当たる確率は大。ふるってご応募くださいね。 裁判の模様については、社会部記者たちによるMSN産経ニュースの「法廷Live」をとくとご覧あれ。 精鋭チームが法廷での証言を一字一句漏らさず、そして、被告人席にすわるベスーン被告の仕草も生々しくとらえて、もう一つの事件現場からレポートしてくれています。 検察側の捜査結果を通じ、シー・シェパードという団体の姿をかいま見た思いです。 http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/trial.htm 今泉画伯の似顔絵はベスーン被告の特徴をよくとらえています 実は、東京地裁で初公判が行われた5月27日、お台場のフジテレビのスタジオに入り、午前9時55分から11時30分まで
沈没したアディ・ギル号の船長だったシー・シェパードのピート・ベスーンが、第2昭南丸に乗り込んできた出来事は、ベスーン船長の母国、ニュージーランドで、対日強硬姿勢を強める外交問題へと発展しそうな雰囲気が広がっています。 ニュージーランドヘラルド紙によれば、彼の行動を賞賛する声が出ているというのです。 http://www.nzherald.co.nz/environment/news/article.cfm?c_id=39&objectid=10627312 Captain Pete Bethune=From Sea Shepherd 彼の行動は、これまで、日本の調査捕鯨に対して、オーストラリアよりは冷静だったニュージーランド社会に火をつけ、ベスーン船長の話題がメディアで伝えられるたびに、捕鯨問題の議論がわき上がっているようです。 野党の労働党議員のブログには「彼は偉大なニュージーランド人だ
このブログでも再三にわたり、お伝えした、捕鯨をめぐる2008南極海の攻防は、まだ続きがありました。 米CS放送アニマルプラネットで、反捕鯨過激派環境団体のシー・シェパードの妨害活動を記録したドキュメンタリー番組が放送されているのです。 その名も「鯨戦争」(Whale Wars)。 反日色が強い反捕鯨プロパガンダ番組です。 11月7日から、7回シリーズで毎週金曜日のゴールデンタイムに放送されています。 シー・シェパードは昨年末から今年3月まで、南極海に抗議船スティーブン・アーウィン号を出し、調査捕鯨活動を行っていた日本船に、危険な妨害活動を行いました。 鯨戦争の番組制作スタッフが、このスティーブン・アーウィン号に乗船し、約4カ月間に及んだ活動期間の全てをVTRに収録しました。 『産経新聞掲載の記事:反捕鯨プロパガンダ番組を放送するアニマルプラネット』 http://sankei.jp.msn
振り返ると、このブログでは、日本以外の国々は、反捕鯨の立場から、シー・シェパードの活動を擁護しているのではないかと思えるほどの内容構成をしてきたきらいがあります。 しかし、決してそうではありません。彼らは、その過激な行動から、世界中の多くの人達から批判も浴びています。 米有料チャンネル、アニマル・プラネット制作のドキュメンタリー番組「Whale Wars」の内容や、日本鯨類研究所が公表している数々の証拠写真、動画から、ポールワトソン船長の声明文や団体の主張には嘘や誇大妄想的なプロパガンダが含まれていることが、ばれてしまっているのです。 Whale Warsの公式HPには、世界のネットユーザーが無料で参加できる掲示板があります。 おそらく、番組の関係者はSSの活動を支えるためのサポーターの応援団席を想定して設定したはずなのに、実際はそうはならず、アンチSSの人たちが率直な批判の声を寄せる場と
シー・シェパードにとって、公海上での過激な妨害行為は、彼らの生きる糧です。 今年2月、シー・シェパードの抗議船が捕鯨船に体当たりした瞬間 (日本鯨類研究所提供) シー・シェパードは、12月7日に、寄港先のオーストラリア・フリーマントル港から、捕鯨エリアの南極海に向けて出港するそうです。 ①http://sankei.jp.msn.com/world/asia/091205/asi0912051201001-n1.htm ②http://sankei.jp.msn.com/world/asia/091205/asi0912051201001-n2.htm ③http://sankei.jp.msn.com/world/asia/091205/asi0912051201001-n3.htm ④http://sankei.jp.msn.com/world/asia/091205/asi09120
10日ぶりのエントリになります。長らく、ご無沙汰で申し訳ありません。 さて、今日の話題は、インテリジェンスにからむ極秘情報かもしれません。 先日、鳩山由紀夫首相のご子息、紀一郎氏が、モスクワ大で講師として勤務しており、「モスクワで最も有名な日本人」という情報をお伝えしました。 http://sasakima.iza.ne.jp/blog/entry/1251850 我々、日本のメディアの記者は、首相の一家の動静について、書き記すのは自由です。 首相の家族の記事を書いたからといって、当局から咎められたり、立場がまずくなったりすることなどありえません。 しかし、対照的な政治文化を持つのがロシアです。 特に、プーチン首相の娘、マリーヤ(24)とカテリーナ(23)については、どこでどのような生活を送っているか、ロシア人でさえ、ほとんど知らないのではないでしょうか? プーチン一家の動静は、極秘情報な
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