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自分の性格や行動が、体内に寄生する微生物に支配されている……。そんなSFのような話がありうると、近年の研究で指摘され始めている。 その微生物の名は、「トキソプラズマ」。ヒトを含む哺乳類や鳥類に感染する「原虫」で、世界の3人に1人がトキソプラズマに感染しているとの推計がある。最新の研究では、トキソプラズマに感染している人は非感染者よりリスク許容度が高く起業志向が強い、サッカーで攻撃的なスタイルをとる強豪国で感染率が高いなど、感染と性格の相関関係が報告されている。帯広畜産大学原虫病研究センターの西川義文教授は、トキソプラズマをはじめ、さまざまな原虫感染症の研究に取り組んでいる。 ヒトを操る微生物 トキソプラズマは、ヒトを含む哺乳類や鳥類に感染する「原虫」という微生物だ。大きさはわずか数マイクロメートルほど。肉眼で見るのはまず不可能だ(肉眼で見られる限界は0.2ミリメートル、すなわち200マイク
コンピュータで文字が表示されるためには、文字に対応した「文字コード」が必要となる。コンピュータは、一つひとつの文字をコードで認識し、そこにフォント(字形)をかぶせることで、文字を表示することが可能になる。 文字コードはどのようにつくられているのか、そしてそこから何が見えるのか。文字コード研究の第一人者である京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センターの安岡孝一教授に伺った。 「文字コード」の誕生 文字を「コード」(符号)によって表すことは、決してコンピュータの登場で始まったわけではない。たとえばひらがなは、50音順で並び方が決まっていて表の上に描くことができる。日本語話者にはお馴染みの、右端に「あ行」が並ぶ、あの「50音表」だ。この表に従い、50のひらがなをコードで表現することができる。「せ」であれば、表の右端から3列目、上端から4行目の場所にある文字として決まり、これを「34
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