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社内(しゃない)の人(ひと)への挨拶(あいさつ) 挨拶(あいさつ)は、人間関係(にんげんかんけい)の基本(きほん)のひとつである。挨拶(あいさつ)をおろそかにすると、『近頃(ちかごろ)の若(わか)い者(もん)は、挨拶(あいさつ)のひとつもまともにできない』などと、能力(のうりょく)や人間性(にんげんせい)まで疑(うたが)われてしまうことがある。 日常(にちじょう)の挨拶(あいさつ) 職場(しょくば)では、いつ誰(だれ)にでも毎日(まいにち)同(おな)じように挨拶(あいさつ)することが大切(たいせつ)である。人(ひと)や時間(じかん)によって挨拶(あいさつ)したりしなかったりするのでは、相手(あいて)はあなたに悪(わる)い印象(いんしょう)を持(も)つかもしれない。 朝(あさ)の挨拶(あいさつ) 朝(あさ)は一日(いちにち)が始(はじ)まる大切(たいせつ)な時(とき)である。朝(あさ)の挨拶
ていねいな文末 ていねいな文末を使うと(「敬体(けいたい)」という)文をていねいな表現にすることができる。 ていねいな文末を使わない(常体(じょうたい)) 私が行く。 ケーキを食べるか? それではだめだ。 空が青い。 星がきれいだ。 ていねいな文末を使う(敬体) 私が行きます。 ケーキを食べますか? それではだめです。 空が青いです。 星がきれいです。 敬語 敬語には、(1)丁寧語(ていねいご)、(2)尊敬語(そんけいご)、(3)謙譲語(けんじょうご) がある。 丁寧語 話し方をていねいにすることば。 「〜ございます。」という 例:「山田でございます。」 名詞や形容詞(けいようし)に「御(お・ご)」をつける(→「お」と「ご」) 例:「お値段(ねだん)はいくら?」、「お暑(あつ)いですね。」 尊敬語 相手の動作(どうさ)や行為(こうい)を高(たか)くして(上(うえ)に上(あ)げて)いうこと
伝統的(でんとうてき)な文学研究(ぶんがくけんきゅう)の方法(ほうほう) 伝統的(でんとうてき)な文学研究(ぶんがくけんきゅう)は、大(おお)きく2つに分(わ)けることができる。ひとつは作家論(さっかろん)、ひとつは作品論(さくひんろん)である。 伝統的な文学研究の2つの方法 作家論(さっかろん) 作品論(さくひんろん) 作家論(さっかろん)と作品論(さくひんろん) 作家論(さっかろん)とは、作家(さっか)個人(こじん)(たとえば、夏目漱石(なつめそうせき)、芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ)など)を対象(たいしょう)にした文学研究(ぶんがくけんきゅう)である。 作品論(さくひんろん)とは、ひとつひとつの文学作品(ぶんがくさくひん)(たとえば、『我(わ)が輩(はい)は猫(ねこ)である』、『羅生門(らじょうもん)』など)を対象(たいしょう)にした文学研究(ぶんがくけんきゅう)である。 作家
ビジネス文書(ぶんしょ)での時候(じこう)の挨拶(あいさつ) 社交文書(しゃこうぶんしょ)以外(いがい)のビジネス文書(ぶんしょ)では、単(たん)に時候(じこう)の挨拶(あいさつ)を省(はぶ)いたり、季節(きせつ)とは関係(かんけい)なく「時下(じか)」(『このごろは』という意味)として時候(じこう)の挨拶(あいさつ)を省(はぶ)くことも少(すく)なくない。【参考→相手の発展を喜ぶことば】 拝啓(はいけい) 陽春(ようしゅん)の候(こう)、貴社(きしゃ)ますますご発展(はってん)のこととお喜(よろこび)び申(もう)し上(あ)げます。[時候の挨拶を述べる] 拝啓(はいけい) 貴社(きしゃ)ますますご発展(はってん)のこととお喜(よろこび)び申(もう)し上(あ)げます。[単に時候の挨拶を省く] 拝啓(はいけい) 時下(じか)、貴社(きしゃ)ますますご発展(はってん)のこととお喜(よ
社外文書(しゃがいぶんしょ)の基本的(きほんてき)な構成(こうせい) 社外文書(しゃがいぶんしょ)の基本的(きほんてき)な構成(こうせい)(基本(きほん)スタイル)を以下(いか)に示(しめ)す。 社外文書(しゃがいぶんしょ)の基本的(きほんてき)な構成要素(こうせいようそ)
事象(じしょう)のモデル化(か) ここでは、事象(じしょう)のモデル化(か)の流(なが)れを図(ず)1に沿(そ)って考(かんが)えてゆく。 世界(せかい)・データ・インフォメーション まず、図(ず)1で『世界(せかい)』とあるのは〈特定(とくてい)の知識(ちしき)の及(およ)ぶ範囲(はんい)〉のことである。具体的(ぐたいてき)には、私(わたし)たちが研究(けんきゅう)の対象(たいしょう)にしようとするもののことだと考(かんが)えればよい。私(わたし)たちは、その『世界(せかい)』を《探索(たんさく)》することによって『データ』を収集(しゅうしゅう)することになる。 《探索(たんさく)》とは、〈手(て)がかりを探(さが)して調(しら)べる〉という意味(いみ)である。私(わたし)たちは、研究(けんきゅう)をする際(さい)に必(かなら)ず、『世界(せかい)』に対して《探索(たんさく)》という行動
1.履歴書の書き方 1.1. 履歴書とは? 1.2. 履歴書の用紙の選び方 1.3. 履歴書の作成 1.4. 一般的な履歴書の書き方 2.履歴書の送り方 2.1. 最終確認事項 2.2. 履歴書を郵送する場合 2.3. 履歴書を持参する場合 履歴書(りれきしょ)の書(か)き方(かた) 履歴書(りれきしょ)は、就職(しゅうしょく)や進学(しんがく)(留学(りゅうがく))をしようとするときには常(つね)に必要(ひつよう)とされる書類(しょるい)である。ここでは、日本語(にほんご)の履歴書(りれきしょ)の書(か)き方(かた)について学(まな)ぶ。 履歴書(りれきしょ)とは? 自分(じぶん)が、今(いま)までにどのような学校(がっこう)で学(まな)んで(学歴(がくれき))、どのような職場(しょくば)で仕事(しごと)をしてきたのか(職歴(しょくれき))などを簡潔(かんけつ)に記(しる)した書類(しょ
表(ひょう)、グラフ、イラスト、写真(しゃしん)、地図(ちず)など、視覚的(しかくてき)に情報(じょうほう)を表現(ひょうげん)するものをまとめて「図版(ずはん)」という。 図版(ずはん)は、文字(もじ)(文章(ぶんしょう))では表(あら)わしにくい内容(ないよう)を効果的(こうかてき)に表現(ひょうげん)することができる。 図版(ずはん)の種類(しゅるい) 論文(ろんぶん)でよく用(もち)いられる図版(ずはん)は、表(ひょう)、グラフ、イラストである。グラフとイラストは、あわせて図(ず)と呼(よ)ぶこともある。 図版(ずはん)の作(つく)り方(かた) 図版(ずはん)は、コンピュータで作(つく)るのが便利(べんり)である。なお、レポートでは文字(もじ)の色(いろ)は、すべて黒(くろ)にするが、図版(ずはん) では(必要(ひつよう)があれば)カラーでも構(かま)わない。 表(ひょう) 一般的
全体(ぜんたい)と部分(ぶぶん) 【レポートの構成】で述(の)べたように、レポートでは、全体(ぜんたい)をいくつかの部分(ぶぶん)に分(わ)けて書(か)くことになる。 章(しょう)と節(せつ) 一般(いっぱん)に、レポートは、題名(だいめい)・本体(ほんたい)・付属資料(ふぞくしりょう)の3つの部分(ぶぶん)からなる。さらに、本体(ほんたい)は、はじめに(序論(じょろん))・本文(ほんぶん)(本論(ほんろん))・おわりに(結論(けつろん))・注釈(ちゅうしゃく)・参考文献(さんこうぶんけん)リストの5つの部分(ぶぶん)からなる。 本体(ほんたい)のなかで最(もっと)も大(おお)きな分量(ぶんりょう)を占(し)めるのが本文(ほんぶん)(本論(ほんろん))である。一般(いっぱん)に、レポートの本文(ほんぶん)(本論(ほんろん))は、いくつかの章(しょう)や節(せつ)に分(わ)けて書(か)かれる
論文指導(論文の書き方) 論文とは? 作文と論文の違い 作文と論文の定義 作文とは何か 作文と随筆・日記・実用文の違い 随筆 日記 実用文 論文は何を書くものか 良い文章とは 論文が目指すもの 論文の基本構成 レポートとは? 報告と小論文 報告と小論文の違い 報告・小論文と作文との違い 報告と作文の違い 報告とは? 報告とは何か 報告の種類 要約 学習報告 調査報告 報告の条件 良い報告と悪い報告 悪い報告の例 事実に誤りのある記述 公正でない記述 事実が恣意的に選択された記述 不正な記述 小論文とは? 小論文の種類 試験科目としての小論文 レポートとしての小論文 小論文の長さ 研究報告 ノート 事実と意見 事実と意見の区別 事実とは 意見とは 事実と意見の違い 意見を表明している事実 意見と判断 事実と意見の区別 事実の重要性 自分の考え 考えとは 考えと感情 根拠を示す 説得と確証 正
×無意志動詞は《命令》をあらわす形にできない ×戸(と)が閉まれ。:「閉(し)まる」=無意志動詞 ×代表者(だいひょうしゃ)が決まれ。:「決(き)まる」=無意志動詞 ×無意志動詞は《禁止》をあらわす形にできない ×子供(こども)ができるな。:「できる」=無意志動詞 ×部屋(へや)にゴミがあるな。:「ある」=無意志動詞 ×無意志動詞は《願望》をあらわす形にできない ×もっと日本語(にほんご)ができたい。:「できる」=無意志動詞 ×強(つよ)い風(かぜ)が吹きたい。:「吹(ふ)く」=無意志動詞 ×無意志動詞は《意志》をあらわす形にできない ×みんなでできよう。:「できる」=無意志動詞 ×部屋(へや)の窓(まど)が開こうとしている。:「開(あ)く」=無意志動詞 ×無意志動詞は《依頼》をあらわす形にできない ×もっとお金(かね)がいってください。:「要(い)る」=無意志動詞 ×もっと日本語(にほん
論文指導(論文の書き方) 【→詳細な目次】 論文とは? レポートとは? 報告とは? 小論文とは? 事実と意見 自分の考え 事実と証拠 説明する表現 レポートの体裁 原稿の書き方 表記符号の使い方 話しことばと書きことば 文末表現 論文・レポートらしい表現 参考文献の書き方 参考文献リスト 発行年の見方 固有名詞の表記 引用の方法 参照の方法 注釈の付け方 図版の示し方 レポート(報告)を書く手順 レポート(小論文)を書く手順 テーマの決め方 参考文献・資料の選択 レポートの構成 見出しの付け方 対象を定義する表現 問題を提示する表現 引用する表現 賛成・同意する表現 反対・批判する表現 参考文献一覧 小論文の評価基準 200字詰め原稿用紙(縦書き) (PDF ; 5KB) 300字詰め原稿用紙(縦書き) (PDF ; 5KB) 400字詰め原稿用紙(縦書き) (PDF ; 6KB) 原稿用
参照(さんしょう)の示(しめ)し方(かた) 引用(いんよう)と参照(さんしょう) 引用(いんよう)には、長(なが)い引用(いんよう)と短(みじか)い引用(いんよう)とがある【参照→長い引用と短い引用】。短(みじか)い引用(いんよう)では、もとの文章(ぶんしょう)をそのまま書(か)き写(うつ)すのが基本(きほん)である。もとの文章(ぶんしょう)をそのまま書(か)き写(うつ)す引用(いんよう)は、直接(ちょくせつ)引用(いんよう)と呼(よ)ぶことができる。 一方(いっぽう)、長(なが)い引用(いんよう)では、内容(ないよう)を要約(ようやく)して引用(いんよう)してもよい。ここでは、直接(ちょくせつ)引用(いんよう)を『引用(いんよう)』、要約した引用(いんよう)を『参照(さんしょう)』と呼(よ)んで区別(くべつ)することにする。【参照→内容を要約した引用】 なお、ここで扱(あつか)うのは、主
研究計画の書き方 いろはの「い」:研究計画を書くまで いろはの「ろ」:研究計画を書く いろはの「は」:本文を書くときに注意すること おまけ:日本語の履歴書(PDFファイル;128KB) →詳細な目次へ ページの先頭へ↑ ←ひとつ前に戻る
作文(さくぶん)と論文(ろんぶん)の違(ちが)い 論文(ろんぶん)とは何(なに)かを、作文(さくぶん)と比較(ひかく)しながら考(かんが)えてみよう。 作文(さくぶん)と論文(ろんぶん)の定義(ていぎ) 作文(さくぶん)と論文(ろんぶん)は、それぞれ以下(いか)のように定義(ていぎ)できる。 作文 経験(けいけん)や体験(たいけん)に基(もと)づいて自分(じぶん)の意見(いけん)や考(かんが)えを書(か)いた文章(ぶんしょう) 論文 理論(りろん)に基(もと)づいた自分独自(じぶんどくじ)の主張(しゅちょう)を論理的(ろんりてき)に書(か)いた文章(ぶんしょう) 作文(さくぶん)とは何(なに)か 作文(さくぶん)は、大(おお)きく感想文(かんそうぶん)と意見文(いけんぶん)に分けられる。 感想文(かんそうぶん)は、自分(じぶん)の経験(けいけん)・体験(たいけん)に対(たい)する感想(かん
レポートの構成(こうせい)の基本(きほん) 構成(こうせい)とは、内容(ないよう)をいくつかの部分(ぶぶん)に分(わ)けて、それを適切(てきせつ)な順序(じゅんじょ)で並(なら)べるということである。どんなに頭(あたま)の良(よ)い人(ひと)でも、複雑(ふくざつ)な内容(ないよう)の全体(ぜんたい)をいきなり理解(りかい)することは容易(ようい)ではない。内容(ないよう)を部分(ぶぶん)に分(わ)けて順序(じゅんじょ)よく提示(ていじ)することで、理解(りかい)しやすいものにすることができるのである(もちろん難(むずか)しいものが簡単(かんたん)になるわけではないが、理解(りかい)しやすいものにすることはできる)。 以上(いじょう)の説明(せつめい)からも分(わ)かるであろうが、報告(ほうこく)でも論文(ろんぶん)でも、構成(こうせい)は重要(じゅうよう)なポイントである。以下に、レポート
事実(じじつ)と意見(いけん)の区別(くべつ) 論文(ろんぶん)やレポートでは、事実(じじつ)と意見(いけん)とを区別(くべつ)する必要(ひつよう)がある。 事実(じじつ)とは 「事実(じじつ)」とは、誰(だれ)でも経験(けいけん)できる(見(み)たり、聞(き)いたり、触(さわ)ったり、知(し)ったりできる)物事(ものごと)のことである。事実(じじつ)は、(科学的(かがくてき)な・厳密(げんみつ)な)調査(ちょうさ)や実験(じっけん)によって確認(かくにん)できる。そのため、事実(じじつ)を記述(きじゅつ)した文(ぶん)は、正(ただ)しい(本当(ほんとう))か間違(まちが)い(ウソ)かのどちらかである。 「この大根(だいこん)は50円(えん)です。」は事実(じじつ)を記述(きじゅつ)した文(ぶん)である。大根(だいこん)が50円(えん)だというのは、誰(だれ)でも経験(けいけん)できること
標準(ひょうじゅん)スタイルとは? 論文(ろんぶん)は、自分(じぶん)(たち)の研究(けんきゅう)の成果(せいか)をまとめて発表(はっぴょう)するものであると同時(どうじ)に、他(ほか)の人(ひと)たちの研究(けんきゅう)の資料(しりょう)ともなるものである。研究者(けんきゅうしゃ)がお互(たが)いの論文(ろんぶん)を、自分(じぶん)の研究(けんきゅう)のためのデータとして利用(りよう)するときには、論文(ろんぶん)がデータとして利用(りよう)しやすい形(かたち)になっているほど研究(けんきゅう)の効率(こうりつ)も高(たか)まると考(かんが)えられる。 たとえば、申込用紙(もうしこみようし)(アプリケーションフォーム)やデータベースのカードのように、特定(とくてい)の項目(こうもく)が用意(ようい)され、特定(とくてい)の内容(ないよう)が特定(とくてい)の順序(じゅんじょ)と書式(しょ
論文(ろんぶん)・レポートらしい語(ご)・語句(ごく) 論文(ろんぶん)などの正式(せいしき)な書(か)きことばでは使(つか)いにくい表現(ひょうげん)がある。また、論文(ろんぶん)だけに使(つか)われる特別(とくべつ)な表現(ひょうげん)もあるので注意(ちゅうい)が必要(ちゅうい)である。 話(はな)しことばの表現(ひょうげん)をそのまま使(つか)ってはいけない 論文(ろんぶん)やレポートだけに使(つか)われる特別(とくべつ)な表現(ひょうげん)がある 論文(ろんぶん)・レポートでは使(つか)いにくい表現(ひょうげん)と論文(ろんぶん)・レポートらしい表現(ひょうげん) 論文・レポートでは使いにくい表現と論文・レポートらしい表現 論文・レポートでは使いにくい表現の例論文・レポートらしい表現の例
箇条書(かじょうが)きとは? まとまった内容(ないよう)を表現(ひょうげん)するときに、ひとつ事柄(ことがら)をひとつの項目(こうもく)として書(か)き並(なら)べる書(か)き方(かた)を「箇条書(かじょうが)き(にする)」という。箇条書(かじょうが)きにして書(か)かれたものが、箇条書(かじょうが)きである。 例えば、 わたしの趣味(しゅみ)は、水泳(すいえい)をすること、書道(しょどう)をすること、みんなでカラオケに行(い)くこと、英会話(えいかいわ)をすることです。 という文(ぶん)を箇条書(かじょうが)きで表現(ひょうげん)すると、 わたしの趣味(しゅみ) 水泳(すいえい) 書道(しょどう) カラオケ 英会話(えいかいわ) のようになる。 ビジネス文書(ぶんしょ)では、効率的(こうりつてき)であることや、整然(せいぜん)として見(み)えることから箇条書(かじょうが)きがしばしば用(
注釈(ちゅうしゃく)の示(しめ)し方(かた) 本文(ほんぶん)の内容(ないよう)に関(かん)する補足的(ほそくてき)な説明(せつめい)や議論(ぎろん)を記(しる)すのが注釈(ちゅうしゃく)である。 なお、一般常識(いっぱんじょうしき)を注釈(ちゅうしゃく)に書(か)く必要(ひつよう)はない。ここで一般常識(いっぱんじょうしき)というのは、辞書(じしょ)や事典(じてん)に載(の)っているような基本的(きほんてき)な知識(ちしき)のことである。たとえば、山内(やまうち)(2001)は、次(つぎ)のように注意(ちゅうい)している。 必要(ひつよう)もないのに註(ちゅう)を付(つ)けると、バカがばれる。哲学者(てつがくしゃ)カントの研究論文(けんきゅうろんぶん)で、カントの生没年(せいぼつねん)などは普通(ふつう)記(しる)さない。(山内 2001:175) 注釈(ちゅうしゃく)では、本文(ほんぶ
表記符号(ひょうきふごう)の使(つか)い方(かた)のルール 日本語(にほんご)には、多(おお)くの表記符号(ひょうきふごう)がある。表記符号(ひょうきふごう)には、使(つか)い方(かた)のルールがある。以下(いか)に、主(おも)なものを示(しめ)しておく。 表記符号の使い方 表記符号用途用例
いろはの「い」:研究計画を書くまで 大きなテーマを考える 自分自身の興味や関心にしたがって大きなテーマを決める 例えば、「日本語のアスペクトについて研究する」のようになる 大きなテーマに関する基本的な文献を集める 大きなテーマが決まったら、総合的な入門書や専門論文の参考文献欄を利用して、基本文献(特に入門的な文献)を集める 基本文献は少ないより多い方が良い。手に負えないほど集める必要はないが、1冊だけでは少なすぎる。 集めた文献は、著者名(編書の場合は編者名、翻訳書の場合は翻訳者名も)・発行年・タイトル・出版社(論文の場合は、掲載誌や書籍名・掲載ページ数も)を参考文献欄の書式でメモしておく 泉井久之助(1981)『言語の構造』 紀伊国屋書店. 丸山圭三郎編(1985)『ソシュール小事典』 大修館書店. ガイヤー,ホルスト(1973)『馬鹿について 人間—この愚かなるもの』(満田久敏・泰井俊
研究計画の書き方 目次 いろはの「い」:研究計画を書くまで 大きなテーマを考える 大きなテーマに関する基本的な文献を集める 集めた文献をよく読む 大きなテーマに関する研究を整理する 小さなテーマを考える 小さなテーマに関する文献を集める 具体的な問題を考えてみる 集めた文献を良く読む 具体的な問題に関する既存の説明をまとめる 既存の説明を批判的に検討する 既存の説明が持つ問題について考える 研究方法について考える 研究のテーマをまとめる いろはの「ろ」:研究計画を書く 研究テーマをまとめたものを用意する 構成を考える 研究題目を考える 研究のテーマを書く 研究の背景を書く 研究の概要を書く 研究の目的を書く 研究の方法を書く 参考文献を書く いろはの「は」:本文を書くときに注意すること ページの先頭へ↑ ←ひとつ前に戻る 研究計画の書き方へ トップページへ
いろはの「は」:本文を書くときに注意すること ◎文末は「だ・である」で書く方が無難 「です・ます」でもかまわないが、「だ・である」で書く方が無難。いずれにせよ文末形式が統一されていることが重要である ◎根拠を明示しない断定や主張をしてはいけない たとえば、「日本語学習者にとって〜は重要である。」でなく、「〜であるから、日本語学習者にとって〜は重要である。」と書くようにする。何事にも根拠を示すことで、筆者の視点や理論的立場を明らかにすることができるのである ◎自分の考えと他人の考えを明確に区別する 参考文献を利用した場合は、該当箇所にその事実を明記すること。このことを怠ると文献の不正利用(盗用)になってしまう。文献を参考にした場合は、以下のように書く。
参考文献(さんこうぶんけん)の書式(しょしき) 参考文献(さんこうぶんけん)リストには、一定(いってい)の書式(しょしき)がある。 ただし、参考文献(さんこうぶんけん)の書式(しょしき)は、言語(げんご)や専門分野(せんもんぶんや)によって違(ちが)いがある。ここでは、文系論文(ぶんけいろんぶん)での書式(しょしき)を紹介(しょうかい)する。 以下(いか)に、参考文献(さんこうぶんけん)書(か)き方(かた)の具体例(ぐたいれい)を示(しめ)しておく。 書籍(しょせき)の場合(ばあい)の書(か)き方(かた) 書籍(しょせき)の場合(ばあい)の一般的(いっぱんてき)な書(か)き方(かた) 副題(ふくだい)がある場合(ばあい)の書(か)き方(かた) シリーズ名(めい)などの書(か)き方(かた) 共著(きょうちょ)の場合(ばあい)の書(か)き方(かた) 翻訳書(ほんやくしょ)の場合(ばあい)の書(
誠実(せいじつ)な引用(いんよう) 他(ほか)の文献(ぶんけん)や資料(しりょう)から文(ぶん)や語句(ごく)などの表現(ひょうげん)を借(か)りることを引用(いんよう)という。 いかなる場合(ばあい)にも、引用(いんよう)は、誠実(せいじつ)に行(おこ)なわれなければならない。誠実(せいじつ)な引用(いんよう)とは、自分(じぶん)のことばと他人(たにん)のことばとを明確(めいかく)に区別(くべつ)するということである。 引用(いんよう)であることを明示(めいじ)せずに行(おこ)なわれた引用(いんよう)(無断引用(むだんいんよう))は、盗用(とうよう)、剽窃(ひょうせつ)である。以下(いか)の点(てん)に十分(じゅうぶん)に注意(ちゅうい)しなければならない。 自分(じぶん)のことばと他人(たにん)のことばとを明確(めいかく)に区別(くべつ)する 自分(じぶん)の考(かんが)えと他人(たに
要約(ようやく)とは、文章(ぶんしょう)のポイントを短(みじか)くまとめて示(しめ)すことをいう。 また、長(なが)い文章(ぶんしょう)のポイントを短(みじか)くまとめて示(しめ)した文章(ぶんしょう)も要約(ようやく)と呼(よ)ばれる。 要約(ようやく)は、以下(いか)のようなものでなければならない。 もとの文章(ぶんしょう)のポイントを含(ふく)んでいること 長(なが)さの短(みじ)い文章(ぶんしょう)であること 全体(ぜんたい)が文章(ぶんしょう)としてまとまっていること 要約(ようやく)で大切(たいせつ)なことは、『ポイント』が簡潔(かんけつ)に示(しめ)されているということである。そのためには、もともとの文章(ぶんしょう)の順序(じゅんじょ)を変(か)えたり、表現(ひょうげん)を変(か)えたりしなければならないことがある。 要約(ようやく)の方法(ほうほう) もとの文章(ぶんしょ
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