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アメリカ大統領選
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国際的孤立に進む日本の人権政策 -国内法のシステムに閉じ込められる人権- 「世界」2013年10月号所収、pp200-209 勧告を無視しようとする日本 さる6月18日、安倍内閣は、国連拷問禁止委員会の勧告に関する質問主意書に対して、「法的拘束力を持つものではなく、締約国に従うことを義務づけているものではない」とする答弁書を閣議決定した。 国際人権条約のうち、条約機関を設置している主要人権条約については、その条約機関により、各締約国の条約履行状況が定期的に審査される。その審査を受けて条約機関は総括所見を発表するが、その中に勧告が含まれている。ここで問題になっているのは、この勧告部分である。 もとより、勧告であるから、それがそのまま法的な命令となるわけではない。形式的な法的拘束力の有無の問題だけでいえば「無い」とすることは、間違っているわけではない。しかし、それを敷衍して、「締約国には従う義
ロシア語文字コードについて 基本情報 ロシア語で使用される文字 キリル文字コード KOI8(旧KOI8) ISO-8859-5 KOI8-r(現KOI8) CP866 Windows1251 MacCyrillic 当面必要な文字セット 基本情報 「パソコンでロシアを探る」ユーラシア研究(1995年10月号) (入手先:ユーラシア研究所 03-3429-2196) 北海道大学スラブ研究センター (大体ほとんどのWeb上にある基本ツールや文献はここで入手できる) GlasNet (ロシアのプロバイダ。現地情報を探す上ではとても便利) ロシア語で使用される文字 ロシアで使用されている現代キリル文字は、31文字、それ以外に記号として軟音記号と硬音記号の二つが加わり、標準では33文字を使用する。ただしこの点からして、いくつかの問題がある。 まず、通常表記ではyeとyoの二重母音は、文字としては区別
犯罪学理論の流れに関する一考察 〜政治的な言説としての犯罪学理論〜 (PDF版) 1998年 序 19世紀的支配様式の申し子としての" Homo Criminalis" C.Lombrosoとは何者だったのか 犯罪学黎明期における「社会主義」の優位 植民地支配のツールとしての犯罪学 米国実証主義犯罪学の政策主導的側面 なぜ1930年代の米国に主流が移ったのか? E.SutherlandとR.K.Merton Labeling Theoryの政治性 Labeling Theoryの理論史的役割 日本への紹介のされ方 Radical Criminologyの理論的障壁(未完) Schwendingersの定義の革新性と問題点 CPTEDと" Fear of Crime" 左派急進主義の分裂 環境犯罪学の展開 参考文献表 序: 近代犯罪学は刑罰=国家権力が発動する場面に対して、ストーリーを提供す
無犯罪都市の試み 〜環境犯罪学の検討〜 (PDF版) 1995年11月8日 はじめに 犯罪学が登場した19世紀は、「都市と犯罪」の世紀、「累犯」の世紀ということができる。 ●公式の説明(犯罪学の教科書的説明): 経済的変動、政治的革新などを受けて、多くの労働者人口が都市に流入した結果、都市の犯罪問題が深刻化した。そこから実証主義犯罪学が生まれる。 ●フーコー「規律と監視」などに見られる視点: 都市を中心に、犯罪統制を理由とした中央集権的監視装置を構築することで、大規模な支配体制を構築した。犯罪学はそのための手法を提供するために生まれた。 (cf.牧人司祭型権力、パノプチコン) Bottomsも、環境犯罪学は犯罪の研究と同じくらい古いと述べ、その淵源をゲリーやケトレー(仏)、メイヒュー(英:1862)らによる初期の犯罪統計調査に求めている。 社会原因論の流れとよどみ 犯罪学の黎明期に生じた二
「オートポイエーシス論」の法学分野への応用 「オートポイエーシス論」の法学分野への応用(1995年1月) はじめに 初期システム論 ホメオスタシス論 ホロン 自己言及:論理学の立場 ラッセルのパラドックスと悪循環論理 ゲーデルの不完全性定理 法の自己言及性 根本規範論 ヴィトゲンシュタインのパラドックス ハートの承認のルール オートポイエーシス論 マトゥラーナの生命システム論 ハイパーサイクル 免疫超システム論 ルーマン社会システム論 トイブナーの法システム論 まとめ:法学分野でのオートポイエーシス論の可能性 引用、参考文献一覧 はじめに ヴァレラ=マトゥラーナが「オートポイエーシス」概念を打ち出したこと(1973)により、システム論は第3世代に入ったといわれる(河本1992年)。物質の有機構成とその動的平衡状態(ホメオスタシス)に着眼した初期(キヤノン、ベルタランフィ)、開放系の動的非平
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