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富士フイルム X-A1 by Inaba Kunio 2014年1月21日 費用対効果に優れた富士フイルムのローエンド・ミラーレス 評価:5.0 1.富士フイルム X-A1の位置づけと概要 2.富士フイルム X-A1を開封し外観をチェック 3.富士フイルム X-A1の描写性能はどうか? 4.結局、富士フイルム X-A1は「買い」か? 付録.製品仕様からみた X-A1の特長 フジノン XC50-230mmF4.5-6.7 OIS 1.富士フイルム X-A1の位置づけと概要 費用対効果を重視したローエンドモデル 富士フイルムのミラーレスカメラは、他社製品と比べて描写性能を重視している点に特徴があります。ブランド名である「Xシリーズ」は高級コンパクトFinePix X100でスタートを切り、最初のミラーレスはハイエンドモデルのX-Pro1(製品レビュー)でした。また、展開されているレンズを見て
ソニー α7S by Inaba Kunio 2014年7月2日 4K動画対応の高感度強化ミラーレス 評価:5.0 1.ソニー α7Sの位置づけと概要 上級機にふさわしい基礎力を備えた新型デジタル一眼 6月20日、ソニーからサイバーショットDSC-RX100M3、デジタル一眼α77II ILCA-77M2に続く第三段の大型新製品、α7S(ILCE-7S)が発売開始となりました。2013年11月に発売開始となったα7 ILCE-7をベースに、4K動画撮影への対応とISO4096000まで設定可能な高感度性能強化モデルとしてのリリースとなります。 4月6日の発表時には4K動画撮影対応である点にフォーカスされた報道がされましたが、4K動画の記録はカメラ内ではできずHDMI接続した外部録画機器が必要であったこともあり、発売開始時点では高感度性能に注目されているように思います。 なお、現時点でもフル
特集 ソニー サイバーショット DSC-RX100M3 ソニー サイバーショット DSC-RX100M3 ~EVF内蔵の「The 高級コンパクト」 ソニー サイバーショット DSC-RX100M3 by Inaba Kunio 2014年6月5日 EVF内蔵の「The 高級コンパクト」 評価:5.0 1.ソニー サイバーショット DSC-RX100M3の位置づけと概要 2.ソニー サイバーショット DSC-RX100M3を開封し外観をチェック 3.ソニー サイバーショット DSC-RX100M3の描写性能はどうか? 4.結局、ソニー サイバーショット DSC-RX100M3は「買い」か? 付録.製品仕様からみた サイバーショット DSC-RX100M3の特長 比較 ソニー DSC-RX100M3 vs DSC-RX100M2 vs DSC-RX100 1.ソニー サイバーショット DSC-
比較 ソニー DSC-RX100M3 vs DSC-RX100M2 vs DSC-RX100 ソニーの高級コンパクトDSC-RX100シリーズ3機種の比較です。2012年6月に登場したDSC-RX100は、コンパクト性を重視したコンパクトカメラの中ではトップクラスの描写性能をもったデジタルカメラでした。後継機のDSC-RX100M2は初代の正常進化モデルで、描写性能は前機種を踏襲しつつ、電子ビューファインダーへの対応やWi-Fi/NFC内蔵、液晶モニターのチルト可動など、初代に対して寄せられたであろう要望に丁寧に対応した機種となっています。さらに2014年5月に登場するDSC-RX100M3は、レンズを広角側にシフトさせるとともに、ポップアップ式の電子ビューファインダーを内蔵しています。また、液晶モニターのチルト角が拡大し自分撮りもできるようになりました。 小型ボディの中に、ニコン1シリー
I.交換レンズの種類 たくさんある交換レンズの中から選ぶためには、まずはどのようなレンズがあるかを知る必要があります。とはいえ、交換レンズを分類するにあたって、明確な基準があるわけではありません。このことがレンズ選びを複雑に感じさせる一つの要因となっています。 まずは、主なレンズの分類について見てみたいと思います。 <分類1>焦点距離が固定か可変か:単焦点レンズとズームレンズ まずポイントになるのは、レンズの焦点距離が固定の「単焦点レンズ」と、焦点距離を変えることができる「ズームレンズ」の違いです。 たとえば、「50mmF1.8」というレンズは、焦点距離が50mm、開放F値がF1.8となりますが、この焦点距離の部分には1つの数字しか入っていません。これが単焦点レンズであることを示しています。これに対し、「16-50mmF3.5-4.5」というレンズは、焦点距離が16mmから50mmまで変え
本日、日本でもソニーの新製品3機種が正式発表となりました。デジタル一眼レフのα77II、4K動画対応のα7S、ポップアップ式EVF内蔵のDSC-RX100M3です。いずれの機種も発売が待望されていたメイン機種であり、異なるセグメントの主力製品が同時期にリリースされたことに、改めてメーカーとしての層の厚さを感じます。 各々の機種の特長や注目すべきポイントなどについては、下記の紹介記事を見ていただければと思いますが、ここではこれらの製品全体にわたっての印象を記したいと思います。 (写真はDSC-RX100M3のポップアップ式電子ビューファインダー) α77II:高速化されたAPSクラスのハイエンド・デジタル一眼 α7S:4K動画対応のフルサイズ高感度ミラーレス DSC-RX100M3:EVF内蔵の「The 高級コンパクト」登場! まず第一に感じたのは、いずれの機種もメインストリームに位置付ける
EVF内蔵の「The 高級コンパクト」登場! 【ソニー サイバーショット DSC-RX100M3】 いよいよサイバーショット DSC-RX100M3が姿を現しました。予想では、5月16日に正式発表となるようですが、すでにソニーの一部海外サイトでは情報が掲載されているようです。事前に流れていた噂「24-70mm相当F1.8-2.8の明るいレンズにポップアップ式の電子ビューファインダーを内蔵しつつ、ボディサイズはRX100M2と同等」を目にしたとき、正直なところ「マユツバ」だと思いました。ところが、今回姿を現したDSC-RX100M3は、まさにその噂通りのカメラであり、初代RX100登場と同じくらい驚いています。2012年6月にDSC-RX100(製品レビュー)が登場してから、描写性能を重視したズームレンズ搭載の高級コンパクトということでは、ほとんど一択状態となってきました。二代目のDSC-R
ペンタックスリコー GRシリーズの新旧比較です。2011年10月に登場した4代目GR DIGITAL IVと、5代目となる新型GRは、同じGRシリーズですがカメラとしての中身は全面的に変わっています。とくにイメージセンサーが1/1.7型からAPS-C型に変わったことに伴い、ボディはもちろんのこと、レンズや画像処理エンジンなど「すべてが新しくなった」と言っても良いと思います。 どちらも35mm換算28mm相当の広角単焦点レンズを搭載していますが、GRD4の開放F1.9に対し、GRはF2.8となっています。これはセンサーが大きくなったことによるものですが、ボケ具合を比較するとGRD4はF5.8相当(GRの画角にあわせた場合)になりますので、GRの方が2段程度被写界深度は浅くなります。 下記の比較表をみていただくとわかるように、当然ながらカメラとしての基本性能はGRの方が上回っています。とはいえ
2013年のレンズ交換式デジタルカメラ販売状況 株式会社BCNが発表している販売データで、全国の家電量販店から提供されるPOSデータをもとに集計がされています。市場で販売されるデジタルカメラ全体の4割程度がカバーされているようです。このたび、2013年のレンズ交換式デジタルカメラの販売状況について発表がされました。 2013年、売れたデジタル一眼カメラは? 年間販売台数は過去3年間で最大に:BCN なお、一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)の発表によると、2013年1月から10月までの国内販売数は、デジタル一眼レフが1,137,288台、ミラーレス(ノンレフレックス)が656,136台となっています。2012年の出荷状況を見ると、10月までの累計台数と年間累計台数を比較すると、デジタル一眼レフは80.0%、ミラーレスは71.4%であったため、単純に2013年の年間販売台数を試算する
最近の傾向の一つにイメージセンサーの大型化があります。コンパクトカメラの分野で描写性能を重視した高級コンパクトが増えてきたこともそうで、今やすべての主要メーカーが高級コンパクトをラインアップしています。 同じことがレンズ交換式カメラでも見られます。現行機で35mmフルサイズのイメージセンサーを搭載したレンズ交換式カメラは、キヤノンとニコンのデジタル一眼レフ各3機種と、ソニーのデジタル一眼α99、ミラーレスα7/α7Rの計8機種ですが、ペンタックスや富士フイルムを含め他社に関する噂情報もたびたび流れています。 言うまでもなく選択肢が増えることは好ましいことです。しかし、新たにレンズ交換式カメラを購入しようとするとき、従来から主流であったAPS-Cサイズのものを選ぶべきか、あるいはちょっと無理をしてもフルサイズにした方がいいのか、迷われる方も増えているのも確かです。ここでは選択のポイントについ
最近、「ミラーレスカメラはガラパゴス化しつつある」という意見を度々耳にします。つい最近も、『日経ビジネス』誌において「ガラパゴス化するミラーレス」という記事が掲載されました。(2014.04.28・05.05合併号 No.1739) もし日経ビジネス誌を購読されていない方は、これを機会に購読されることをお勧めしますが、1週間の無料体験も受け付けていますので、ぜひ記事本文を読まれると良いと思います。 簡単に記事を要約しますと、次のとおりです。 縮小するカメラ市場で、頼みの綱がミラーレス一眼。だが好調なのは日本だけで、海外では早くも勢いを失った。 とくに米国市場では厳しくレンズ交換式市場の10%を占めているだけ。その原因は、小さすぎて扱いにくい、レンズマウントが各社で異なること。 従来型の携帯電話や軽自動車のように、ミラーレスカメラも「ガラパゴス化」する可能性は十分ある。 ガラパゴス化したとき
フィルムカメラからデジタルカメラに変わることで、多くのメリットを得ることができました。そのうちの大切な一つが「連写性能と連続撮影枚数」です。フィルム時代には、バッテリーグリップをつけた大型フラグシップ機でも、せいぜい10枚/コマが連写性能の上限でしたし、連続撮影枚数も物理的なフィルム枚数を超えることはできませんでした。それが今や、エントリークラスのデジタルカメラでも、60コマ/秒で100コマまで撮影できるといったものは、少なくはありません。 とはいうものの、カメラによって連写性能と連続撮影枚数は大きく異なっているのも事実です。ここでは、比較的最近レビューを行ったデジタルカメラの連写性能と連続撮影可能枚数を比べてみたいと思います。 なお、テスト環境はできるだけ揃えていますが、完全に同じではない点にご注意ください。環境が異なれば、結果に差が出ることもありますので、あらかじめご了承をお願いいたし
ペンタックス Q7 by Inaba Kunio 2013年 7月 7日 センサーを大型化した待望のナノ一眼 評価:5.0 1.ペンタックス Q7の位置づけと概要 2.ペンタックス Q7を開封し外観をチェック 3.ペンタックス Q7の描写性能はどうか? 4.結局、ペンタックス Q7は「買い」か? 付録.製品仕様からみた Q7の特長 1.ペンタックス Q7の位置づけと概要 センサーを大型化した待望のナノ一眼 ペンタックスから新型ナノ一眼、Q7が発売開始となりました。Q7は2012年10月にリリースされたQ10の後継機ですが、一番の進化ポイントは今までの1/2.3型イメージセンサーを1/1.7型へと大型化したという点です。面積比は約1.6倍となりましたので、描写性能の向上が期待されます。 →発売前の記事「一口レビュー:大型センサーを搭載したナノ一眼」はこちら。 上記記事でも触れましたが、Q7の
爆発的に急成長したデジカメ市場の今後 20世紀末から急速に普及し始めたデジタルカメラは、今や2兆円産業に成長しました。世界全体で2兆円、国内では2000億円強という市場規模は、他の情報機器や家電製品と比べ決して大きくはありません。しかし、日本企業が世界市場の圧倒的シェアを確保しているという点では、今や稀有な市場と言えるかもしれません。 ここでは、これからのデジカメ製品の動向を占う前提として、これまでデジカメ市場がどのように成長してきたのかを整理したいと思います。 なお、下記に記載したデータは一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)が公表している情報を用いさせていただきました。 ※参考記事: フィルム時代まで縮小したデジカメ市場の今後 ポイント1:デジカメになってカメラ市場は爆発的に拡大 日本のカメラ産業は、1950年代から60年代にかけて急速に市場シェアを獲得しました。とくにレンジファ
ニコン D5300 by Inaba Kunio 2013年11月25日 描写性能と機能を強化したミドルクラスのデジタル一眼レフ 評価:5.0 1.ニコン D5300の位置づけと概要 2.ニコン D5300を開封し外観をチェック 3.ニコン D5300の描写性能はどうか? 4.結局、ニコン D5300は「買い」か? 付録.製品仕様からみた D5300の特長 1.ニコン D5300の位置づけと概要 描写性能と機能を強化したミドルクラス ニコンのD5300が発売開始となりました。D5000シリーズは、ニコンのデジタル一眼レフの中でもメインストリームの位置づけとなっており、もっとも売れているカメラの一つとなります。その魅力を一言で表せば、比較的手ごろな価格で多機能高画質を手にすることができる、ということになります。 →発売前の記事「一口コラム:描写性能や機能を強化したミドルクラス」。 2012
ソニー α7 by Inaba Kunio 2013年11月21日 コストパフォーマンスに優れた小型軽量のフルサイズ・ミラーレス 評価:5.0 1.ソニー α7の位置づけと概要 2.ソニー α7を開封し外観をチェック 3.ソニー α7の描写性能はどうか? 4.結局、ソニー α7は「買い」か? 付録.製品仕様からみた α7の特長 1.ソニー α7の位置づけと概要 世界初のフルサイズ・ミラーレス機 ソニーからフルサイズのミラーレス機、α7(型番はILCE-7)とα7R(型番はILCE-7R)が発売開始となりました。どちらもフルサイズに対応していますが、α7は有効24メガ画素のローパスフィルター付センサーであるのに対し、α7Rは有効36メガ画素のローパスフィルターレスである点が一番の違いとなります。 店頭での実売価格は、α7が14万円弱、これに28-70mmズームレンズが付いたキットが16万円
オリンパス PEN E-P5 by Inaba Kunio 2013年 7月4日 PENシリーズの新型フラグシップ・ミラーレス 評価:5.0 1.オリンパス PEN E-P5の位置づけと概要 2.オリンパス PEN E-P5を開封し外観をチェック 3.オリンパス PEN E-P5の描写性能はどうか? 4.結局、オリンパス PEN E-P5は「買い」か? 付録.製品仕様からみた PEN E-P5の特長 1.オリンパス PEN E-P5の位置づけと概要 PENシリーズの新型フラグシップ オリンパスからPENシリーズの新型ミラーレス、PEN E-P5が発売となりました。E-P5は、PENシリーズのフラグシップモデルの位置づけであり、2009年7月に登場したE-P1から数えて4代目、2011年7月のE-P3から2年ぶりの新型機です。 →発売前の記事「一口レビュー:PENシリーズの新型フラグシップ」
1.ソニー サイバーショット DSC-RX100M2の位置づけと概要 2.ソニー サイバーショット DSC-RX100M2を開封し外観をチェック 3.ソニー サイバーショット DSC-RX100M2の描写性能はどうか? 4.結局、ソニー サイバーショット DSC-RX100M2は「買い」か? 付録.製品仕様からみた サイバーショット DSC-RX100M2の特長 付録.電子ビューファインダーキット FDA-EV1MK レビュー 1.サイバーショットDSC-RX100M2の位置づけと概要 中身が一新した新型DSC-RX100登場! 2012年6月に登場したサイバーショットDSC-RX100のインパクトは、決して小さくありませんでした。リリースからすでに1年が経過しましたが、比較的小型な高級コンパクトとしては、いまだトップレベルの描写力を誇っています。 今回登場した二代目RX100、DSC-R
新製品レビューを行った雑感Part.3では富士フイルムの新型ミラーレス、X-M1について触れたいと思います。なお、レビュー詳細は各レビュー記事を見て頂ければと思います。 富士フイルムのX-M1は、初号X-Pro1、2号X-E1に次ぐ3機種目となりますが、これまでの富士フイルム・ミラーレスカメラの特長は、操作性と描写力を重視した点にあります。X-Pro1に搭載されたハイブリッドマルチビューファインダーやダイヤルを多用したインターフェース、そして単焦点レンズや大口径ズームなど、こうした特長は非常にわかりやすい形で展開されてきたように思います。 新たにリリースされたX-M1も、操作性と描写力を重視している点は従来機種と同じです。 X-E1と比べてもさらに小型軽量化されたボディ、チルト液晶やWi-Fiなどの多機能性がX-M1のポイントとなりますが、実際にレビューして感じたのは、X-M1のインターフ
とはいえ同じ高級コンパクトと言っても、LF1とLX7とは味付けが異なっていますので、選択は比較的容易かも知れません。 DMC-LF1が向いているのは 何しろEVFがほしい。 小型軽量性を重視。 望遠側もよく使う。 というユーザーであるのに対し、よりDMC-LX7が向いているのは、 特に描写性能を重視。 屋内での撮影など、広角側もよく使う。 カメラのサイズにはあまりこだわらない。 という方だと思います。 またLF1にはWi-Fiも搭載されているのに対し、実売価格はLX7の方が5千~1万円程度安価である点もポイントかもしれません。 LUMIX DMC-LF1が想定しているユーザー層 DMC-LF1は、いつも持ち歩く1台としてオールマイティに使えるカメラであると思います。電子ビューファインダーは日中屋外での撮影を容易にするだけでなく、望遠側での撮影も実用的に行えます。また、Wi-Fiの搭載やボデ
6月に入って、夏のボーナス商戦が始まろうとしています。この時期、昨年よりもちょっと期待ができる賞与でデジタル一眼レフの購入を考えている方も少なくないのではないでしょうか。私も今まで多くの方々のお手伝いをさせていただいてきましたが、「初めてのデジタル一眼レフ購入」の相談を受けたとき、必ずお伝えする項目をまとめてみました。 まず、なぜデジタル一眼レフを購入したいのか、その理由を整理することをお勧めします。といっても、あまり難しく考える必要はありません。 「きれいな写真が撮りたい」 「ちょっと本格的に写真に取り組みたい」 「○○○があるのでカメラを買い替えたい」 どれも立派な理由だと思います。 ただし、注意する必要があるのは、最近のデジタルカメラはかなり進化したという点です。以前であればデジタル一眼レフでしか撮れなかったような写真でも、高級コンパクトカメラと呼ばれるレンズ一体型のデジカメで撮れる
MX-1が想定しているユーザー層 MX-1は、明るいレンズやチルト稼働可能な液晶を搭載しているだけでなく、画素数に無理のない比較的大型のイメージセンサーを採用しているなど、高級コンパクトとして基本的な実力は備えています。その上で、やや大きめで重いボディサイズと、クラシカルなデザインをどう評価するのかがポイントになります。 MX-1ボディ上下の真鍮製カバーは、使っていくにつれて徐々に下地が顔を出してきます。そのことを「いかにも」と捉えるのか、「使い込んだ証し」と捉えるのかによって、選択が分かれてくるのだろうと思います。 それでは実際に、「ペンタックスブランド初の高級コンパクト」、MX-1の実力をテストしてみます。 2.ペンタックス MX-1を開封し外観をチェック PENTAX MX-1を開封する ペンタックスブランドで初となる高級コンパクト、MX-1が発売となりました。ペンタックスリコーから
キヤノン EOS KissX7 by Inaba Kunio 2013年 4月29日 『世界最小最軽量』だけでない新世代デジタル一眼レフ 評価:5.0 1.キヤノン EOS KissX7の位置づけと概要 2.キヤノン EOS KissX7を開封し外観をチェック 3.キヤノン EOS KissX7の描写性能はどうか? 4.結局、キヤノン EOS KissX7は「買い」か? 付録1.製品仕様からみた EOS KissX7の特長 付録2.発売前のファーストレビュー 1.キヤノン EOS KissX7の位置づけと概要 世界最小・最軽量のデジタル一眼レフ 新登場したキヤノンEOS KissX7の魅力は、「世界最小・最軽量のデジタル一眼レフ」という表現に尽きるかもしれません。カメラとしての基本性能はEOS KissX7i/X6iを踏まえつつ、一回り以上コンパクトなボディを実現できたことには、正直驚きも
リコー GR by Inaba Kunio 2013年 5月25日 大型イメージセンサーを搭載した本格派GR 評価:5.0 1.リコー GRの位置づけと概要 2.リコー GRを開封し外観をチェック 3.リコー GRの描写性能はどうか? 4.結局、リコー GRは「買い」か? 付録1.製品仕様からみた GRの特長 付録2.発売前のファーストレビュー 1.リコー GRの位置づけと概要 GR史上最高の写りを実現 初代GR DIGITALが登場したのは2005年10月。その後、約2年おきにモデルチェンジされ、約8年後の2013年5月24日に新型GRが発売開始となりました。初代GRの概要が明らかになった時、もっとも多く寄せられた声の一つが「イメージセンサーが1/1.8型なのか」というものでした。初代から8年、5代目になって「ユーザーの期待に応えるGR」が登場したと言えそうです。 初代GR DIGITA
ここまで来た! 高級コンパクトの高感度性能 フィルムカメラと比較したデジタルカメラのメリットの一つは、高い高感度性能です。フィルム時代には、ネガであってもISO800になると「ちょっと高感度」というとらえ方がされていましたし、ISO1600やISO3200になると「特殊フィルム」的な位置づけだったように思います。しかし、今や廉価版のデジカメでさえ、ISO1600以上の設定ができるものが普通であり、ハイエンドのデジタル一眼レフでは、ISO409600という、気の遠くなるような設定も可能となっています。 こうした状況は、描写性能を重視した高級コンパクトでも見られます。現行の高級コンパクトの中でISO6400が設定できなかったものはなく、ISO25600まで設定できる機種も出てきています。 それでは、これらの高感度設定は、「単に設定できる」だけなのか、それとも「実用性がある」のかについて、あらた
富士フイルム X20 by Inaba Kunio 2013年 3月 2日 実用性と描写性能を大幅に高めた高級コンパクト 評価:5.0 1.富士フイルム X20の位置づけと概要 2.富士フイルム X20を開封し外観をチェック 3.富士フイルム X20の描写性能はどうか? 4.結局、富士フイルム X20は「買い」か? 付録1.製品仕様からみた X20の特長 付録2.発売前のファーストレビュー 1.富士フイルム X20の位置づけと概要 実用性と描写性を大幅に高めたカメラ 当初の予定よりは1週間遅くなりましたが、いよいよX20が発売となりました。前機種であるX10はブラックモデルだけでしたが、X20ではシルバーモデルも用意されているのが、まず目に留まります。基本的なデザインテイストは、同時に発売となったX100Sと同じものの、並べてみると一回りコンパクトに仕上がっています。 X100Sも内部が大
ニコン 1 J3 by Inaba Kunio 2013年 2月10日 ニコン・ミラーレスカメラの新世代中核機 評価:5.0 1.ニコン J3の位置づけと概要 2.ニコン J3を開封し外観をチェック 3.ニコン J3の描写性能はどうか? 4.結局、ニコン J3は「買い」か? 付録1.製品仕様からみた J3の特長 付録2.発売前のファーストレビュー 1.ニコン J3の位置づけと概要 ニコンのミラーレス中核機 2012年11月に第二世代ミラーレスであるV2が登場したことで、ようやくニコンのミラーレス戦略が明らかになったように思います。 将来にわたってデジタル一眼レフは存続させる。 デジタル一眼レフとは画質で差別化する。 「コンパクトなシステムカメラ」をアピールする。 「ニコン 1 V2 徹底レビュー」でも記載しましたが、こうした立場はキヤノンやソニーとも異なっており、比較的小型のイメージセン
デジタルカメラの購入では、メーカーやクラスごとの特徴を理解しておくことが、よりよい製品選択につながります。ここでは、デジタル一眼レフやミラーレス、高級コンパクトカメラの特徴やメーカー・製品別のポイント、また、デジカメをめぐる市場動向など、カメラ選びに役立つ情報を掲載しています。
1.デジタル一眼レフとは? 「子どもが生まれたので、きちんとした写真を撮りたい」 「旅行に行くのでカメラを買い替えたい」 カメラを購入する理由は様々だと思います。あとで後悔をしないようにしっかりと記録を残したいと考えたとき、候補の一つに上がるのが「デジタル一眼レフカメラ」だと思います。 「なんとなくレンズが交換できて、コンパクトカメラよりもきれいな写真が撮れそうなことはわかるけど、買って使いこなせるだろうか?」 「むしろ最近人気のあるミラーレスカメラや、高価格帯のコンパクトカメラの方がふさわしいのかも?」 「デジタル一眼レフといっても、ニコンやキヤノン、ペンタックスなどからたくさんの機種が出ていて、どう選んだらよいのか? 予算はどのくらい必要なの?」 「そもそもデジタル一眼レフってどんなカメラ? コンパクトカメラやミラーレスとはどう違うの?」 ここでは、こんな質問に対してお答えをしていきた
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