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6.霞ヶ関での日常3 3.権限争議(各省編) さて、次は省庁間の対決です。 この場合、もっとも多いのが法律と思われるので、法律、それも主戦場である各省協議について、お話しします。 各省協議は、法律(政令)作成省庁以外の省庁に「法律(政令)の内容はこれで良いですか?」という協議のことをいいます。もちろん政府として意見を統一しなければならないからです。 これは通常1週間で決着を付けるものとされて、各省協議後、1、2週間で閣議までのスケジュールを組まれています。 ですから各省協議で揉めると閣議に間に合わなくなるので、何としても乗り切らなければなりません。その引くに引けない状況を利用して究極の権限争議が生じるのです。 しかし、常識的には揉める法律というのは分かっていますから、事前協議を行います。ここで言う「各省協議で揉める法律」は政治家に至急作れと言われたか、事前協議で不調だったので強行突破を図っ
10.ようやく理解した吉宗と、理解していた大岡越前 1.なぜ吉宗は方向転換を行ったか? 倹約と農業生産促進という伝統的なやりかたで、幕府財政の回復を図ってきた徳川吉宗。その結果幕府の財政事情は好転しました。 しかし、その犠牲となったのは武士、そして農民でした。 なぜならば、貨幣流通量が増えないにもかかわらず、米が増産されれば、当然貨幣に対する米の価値は下がり、「米を売って貨幣を手に入れなければならない」農民と武士、特に武士の収入が減るからです。 農民は米を10作って10の貨幣が得られたものが、米の価値の低下により10作って9の貨幣しか得られなくなれば実質収入一割減です。 武士はもっと深刻です。農民は失われた分の1割分生産すれば厳しいながらも何とかリカバーすることもできるかもしれません(とはいえそれがまた米の価値低下に拍車をかけるというジレンマ・・)。 しかし武士は、給料は○石(○俵△人扶持
最近特に思うのが、テレビなどで非常に一面的な報道しかされていないということです。 私は塾講師もしていましたが、授業でも一面的な言い方しかしてません。 このような状況が続くとどうなるか。我々国民は知らず知らずのうちに「そういうものだ」と思いこんでしまいます。その結果、考えることをやめてしまうのです。 最近日本はそうなりつつあるのではないか、と個人的に考えています。そうすると、我々は正論を言っているつもりなのに、世界から見たら異常なことを言っている、ということになりかねません。 そんな中で、こういう職業をやっているためわかることも含めて、ぜひ、雑誌等で述べられていることの裏にある別な視点も含め、いろいろなテーマについて考えるための材料を提供できればと考えています。 ※年月日は書いた日です。 1.規制緩和と自己責任(99年7月) 規制緩和とはいいことばかりのように言われています。本当なのでしょう
3.霞ヶ関を目指す方へ (4)最初ですからこれくらいは・・ 1)見た目 最近は茶髪やロン毛、果ては男性でピアスなどいろいろな人がいます。 しかし、これだけは理解していただきたいのは、芸能界やファッション業界などと比べると公務員業界はそういう人はとても少なく、また、国民全体の目や公務員内部の目は茶髪等に対しては見る目が厳しいと言うことです。 そういうスタイルを社会人になってもやるのであれば、認められるためには人一倍働く覚悟が必要だということです。そして礼儀なども人一倍きちっとしていないと認められないということです。 要するに、体育会系ではないですが、見た目に気を遣っている暇があったら早く一人前になれ(中身に気を使え)、というわけです。 例えばプロ野球の世界で清原と同じ行動を新人がとっていたら、どうなるかはいうまでもないでしょう。 入り口で「TPO」のわからん奴め、と思われてしまうわけですね。
3.霞ヶ関を目指す方へ (5)その他つれづれなるままに 1)プライオリティを考えると良いと思います 良くあるケースですが、仕事の処理がうまい人は仕事のプライオリティ(優先順位)をつけることがうまいというか、そういう判断ができるように思えます。 役所では同時にいくつも仕事が来ることが多く、仕事の来た順に処理をしていてはとうてい対応できません。 優秀な人はわざわざ紙に書く必要はないのでしょうが、私などは今週処理する案件と締め切りを古紙の裏側などに列挙して、仕事の順番を考えたものです。 その他よく見かけるのはパソコンに付箋を貼り付けている人です。 もちろん、締め切りもさることながら案件の重要性も考慮する必要がありますので、どれを先にやればよい、など一概には言えませんが、言われたまま仕事に流されるのではなく、こういったプライオリティを考える練習を常に心がけておくと、良いのではないかと思います。 2
3.霞ヶ関を目指す方へ (3)なってはならないタイプ (1)本省職員様 一般に、関係者、特に公益法人や関係企業の方などは腰を低くして接触してきます。 これは別に本省が偉いからでも何でもなく、委託の発注や公共事業、細かいところでは印刷発注など、先方からみればこっちはお客さんであるだけのことです。 スーパーマーケットでお客さんに対しきわめて慇懃な態度をとるのと同じです。 ところが、これに対し「俺は偉いから相手がへりくだるのだ」と勘違いする困ったちゃんが時々いるのが問題です。 スーパーの例でいえば「俺は客だぞ!」と偉そうにふんぞり返っている馬鹿な客と何ら変わらないのですが・・。 さらに強調しておきたいのは、「馬鹿な客」は曲がりなりにも自分のお金です。 しかし、公務員の発注はあくまでも国民の税金です。 ですから、こういうタイプは「馬鹿な客」である上に、税金を自分の金と勘違いしているという2重のバカ
3.霞ヶ関を目指す方へ (2)「中堅」から見た伸びる新人 1)素直な人 初期知識や能力の如何を問わず、もっとも伸びるタイプが素直な人です。 上司や先輩から言われたことは、とりあえずは聞いて、言われたことはそのとおりやってみようという態度をとるという新人です。 (「手を抜く」「礼を失する行為」などの悪いことについてはもちろん聞く必要はありませんが) その中には、理屈に合わないことなどもあるでしょうし、多忙な中で体の調子が悪い時などもあるでしょうから、時にはケースバイケースですが、少なくとも仕事や社会人の常識などについては素直に聞いておいた方が得だと思います。 「そこまでしなくても」と感じるときもあるでしょうが、最初は「丁寧にやって損はない」と割り切れば良いと思います。 最近は公務員の世界では「辞められると困る」というのがなぜか強く、あまりきちんと指導しない傾向にあります。 例えば、おかしな言
始業時間ではなく、出勤後すぐ。よって人により、仕事により異なる。「朝一で資料を見られるように」と上司に言われた場合は前日中に資料を完成し、ちょっとしたメモ書きとともに上司の机の上に置いておく方が無難。
3.霞ヶ関を目指す方へ (1)霞ヶ関の新人はこんなもん 1)新人研修 霞ヶ関の国家公務員の場合、新人研修(初任者研修)はキャリアとノンキャリアで明確に分けられます。 キャリア組は代々木にて、内閣総理大臣の訓示をはじめとして、全省庁が一堂に会して研修を行うのに対し、ノンキャリア組は各省庁の考え方により、各省庁専用の研修所に集められ、短期間(1週間程度)の研修を受けます。 この時点ですでにキャリアとノンキャリアは大きな考え方の違い(区別)があるわけです。 民間企業では一般職/総合職関係なく最初くらいは社長の前で入社式なのでしょうが、国家公務員の世界ではノンキャリアの入社式には社長(大臣)はおろか、副大臣や政務官すら顔を出さないというわけです(今は少しはましになったかも)。 個人的には、最初は地方局の新人も研修で東京に集まるわけですから、せめてその時くらい大臣か副大臣は顔を出すべきだと思いますが
ガンダムSEED FREEDOMのイモータルジャスティスです。 素組でほぼ完璧にカラーリングを再現。 バンダイの技術者さんすごすぎます。 個人的にはインフィニットジャスティスに負けないくらいかっこいいと思うのですが・・。 シン、ジャスティスもいいよ? ようこそいらっしゃいましたー。 人目のお客様です(1999.3.9より)。 900万カウント(2023.10.24)。皆様ご訪問ありがとうございます。 100万(2006.7.19)、200万(2008.6.15)、300万(2010.2.18)、400万(2011.11.12)、500万(2014.1.19)、600万(2016.6.10)、700万(2018.6.22)、800万(2020.10.5) SNSや動画が当たり前の時代に、スマホ対応すらできていない古めかしいサイトご訪問ありがとうございます。 ○最低限の交通ルールの遵守をお願い
1. はじめに 国家公務員のイメージとして思い浮かぶのは・・。 実力さえあれば(あるいはなくても)将来は黒塗りの車に乗れて、業者から接待を受ける ことができ、官舎(社宅)は立派なところに住んで、その上5時には家に帰れる ・・というものではないでしょうか。 そして、法律というのは公務員の都合の良いように作られ、規制とは公務員の仕事を増やすためにあり、そのおかげで公務員数は多いし、給料も高い。実にけしからん、人を減らせ。そんな論調があふれています。 しかしそれらの論調は本当に大多数の国家公務員の姿を伝えているのか。 答えは「ノー」です。私はその誤解を解き、真の、生の国家公務員の姿を知ってもらいたいと考えてこのページを作りました。今までキャリア(国家公務員一種試験合格者。昔は上級といっていたようです)側の観点からの「お役所の掟」などはありますが、真実を伝えているとはとても言い難いと考えています。
誤解されまくりの国家公務員。でも本当の姿は知られていません。 特に霞ヶ関で働く人はみんな官僚で天下りでうはうは、というような感じです。 他のホームページを見ると、「見てきたような嘘」ばかり。おいおい・・ってなわけで、こんなページを作ってみました。 さてさて、その実態はこんな感じです。まずはご覧くだされ。 なお、霞ヶ関の国家公務員の実態ですからそれ以外の国家公務員は全然違います。ご了承ください。 1.国家公務員の実態編(99.3) (1)はじめに (2)国家公務員と地方公務員 →「公務員」って?県庁の人とかは?・・というのはこちらに (3)国家公務員の種類と給与など →そうは言っても給料は高いんでしょ?5時には帰れるんでしょ?誰でも偉くなれるんでしょ?という方はこちらに (4)国家公務員のジレンマ →悩みなんてあるの?なんてお思いの方はこちらへどうぞ(ちょっと内容が重い・・) (5)内弁慶は
4.国会議員の仕事は新聞に載ること?マスコミと国会議員の仕事を勘違い 典型例:長妻昭 -政府を糾弾することで自分を「正義派」とアピールする。しかし、「批判」のために事実を 曲げたりする上、自分の本来業務「議員立法」はほとんどしない勘違い議員 ましてや自分の事務所の調査業務を「質問主意書」を利用してやらせようとするのは論外。役所を私物化しようとする国会議員の何が正義派か。 (1)はじめに~質問主意書とは? 質問主意書とは、国会議員が内閣に文書質問をする文書をさします(国会法第74条)。 また、国会法には規定されていませんが、国会会期中に限るとされています。 質問主意書は、内閣に回答責任があるために閣議了承を必要とします。そのため、 資料を集める→省内で素案セット(必要に応じ各省に発注・協議等)→内閣法制局審査→大臣までの決済(説明)→閣議提出 という順序を踏まねばならず、事務的にはとても面倒
みなさん、江戸時代は暗黒時代だと思ってませんかー?? 鎖国は実はキリシタンより経済的日本統一という意味もあったんですよ! 日本では変動相場制はなんと江戸時代からあったんです。 田沼意次、荻原重秀という評判の悪い二人は経済的には実は世界でもまれにみる天才でした。 江戸時代の農民は決して貧しくはないんですよ。 こんな感じで、今まではほとんどない経済の観点の江戸時代、これを今後書いていきたいと思います。教科書は嘘ばっかりですよー。 1.信用が全くなかった室町幕府 2.戦国時代の経済 3.桃山時代の経済 4.鎖国の真実 5.徳川300年を支えた流通構造 6.江戸時代の貨幣制度 7.荻原重秀の貨幣政策 8.経済を理解できなかった新井白石 9.最初は理解できなかった徳川吉宗 10.ようやく理解した吉宗と、理解していた大岡越前 11.史上最高の経済的天才:田沼意次 12.悪口をいっぱい書き残して得をした
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