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髙橋 英彦 (たかはし ひでひこ) 大学院医歯学総合研究科 精神行動医科学分野 教授(右) 塩飽 裕紀 (しわく ひろき)大学院医歯学総合研究科 精神行動医科学分野 助教(左) 統合失調症の患者さんの血清や髄液からシナプス分子NCAM1※1に対する自己抗体を発見しました。 抗NCAM1自己抗体はNCAM1のシナプス接着分子機能を阻害することが分かりました。 患者さんから精製した抗NCAM1自己抗体をマウスの髄液中に投与すると、マウスのシナプスの減少や統合失調症関連行動を誘発しました。 抗NCAM1自己抗体陽性の統合失調症患者さんではこの自己抗体が病態の一部を形成している可能性があり、新しい治療ターゲットになる可能性があります。 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科精神行動医科学分野の塩飽裕紀助教と髙橋英彦教授の研究グループは、統合失調症患者さんの一部にシナプス分子NCAM1に対するこれま
・腸に酸素を供給するというアプローチにより、全身の酸素化を可能とする腸換気(Enteral Ventilation :EVA)法を開発しました。 ・EVA法は、呼吸不全モデル動物の生命予後を改善できることを明らかにしました。 ・EVA法は、モデル動物の検討において明らかな有害事象は認められないことを示しました。 ・上記の成果は、呼吸不全に対する新しい呼吸管理法の開発に貢献すると考えられます。 東京医科歯科大学統合研究機構の武部貴則教授の研究グループは、名古屋大学大学院医学系研究科呼吸器外科学(芳川豊史教授)及び京都大学呼吸器外科(伊達洋至教授)との共同研究で、重篤な呼吸不全に対して、腸換気法が有効であることをつきとめました。なお、本研究はAMED 2021年度 新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する研究」(研究代表者:武
東京医科歯科大学は、2024年10月に東京工業大学と統合し、東京科学大学(Science Tokyo)となりました。本サイトの情報は、順次、Science Tokyoのサイトに移行していきます。公開されているページは東京科学大学の情報として有効なものです。
東京医科歯科大学 保健衛生学科 東京医科歯科大学 保健衛生学科 CES-D セルフチェック CES-Dは一般人におけるうつ病の発見を目的として、米国国立精神保健研究所(NIMH)により開発されました。 有用性の高さから、世界中で普及しているうつ病の自己評価尺度です。 以下の質問にここ一週間の間を思い出してその時の状態について入力して下さい。 入力内容はブラウザ内で計算して結果を表示し、外部にデーターは送信されません。 入力したら計算するをクリックして下さい。ブラウザの「戻る」は押さないで下さい。 Javaが使えるブラウザが必要です。最近のWindows, Mac, iOS, Androidのブラウザは対応しています。 ブラウザの「戻る」や「履歴」にて当ホームページにアクセスした場合は、リフレッシュ(ページの再読み込み)してから再入力されて下さい。
東京医科歯科大学は、2024年10月に東京工業大学と統合し、東京科学大学(Science Tokyo)となりました。本サイトの情報は、順次、Science Tokyoのサイトに移行していきます。公開されているページは東京科学大学の情報として有効なものです。 「東京医科大学」が女子受験生の入試得点を一律で減点していたとする問題を報じたメディア(Japan Today、Financial Times、Newsweek)の記事内に、誤って本学(「東京医科歯科大学」)の写真が掲載されていたことが判明しました。本学では直ちに当該メディアに対して写真の誤用を指摘し、厳重に抗議のうえ削除要請をいたしました。残念ながらまだ修正がなされていないメディアもあり、迅速な対応を望みます。このような事態は、本学及び本学関係者の名誉を著しく傷つけるものであり、許されざることであると強い憤りを覚えます。マスコミ各社には
私たちの体を守る免疫システム その良い面と悪い面 小内 伸幸 東京医科歯科大学難治疾患研究所生体防御学分野 東京医科歯科大学難治疾患研究所 市民講座 第5回 知っておきたいゲノムと免疫システムの話 「免疫って何?」 免疫は何をしているのでしょうか? 健康なときには免疫が何をしている のかなんて気にしませんよね? では、もし免疫がなかったらどうな るんでしょうか? 「免疫不全症」というむずかしい名前の病気 があります。 生まれながらに免疫をぜんぜん持っていない 病気です。この病気の赤ちゃんは、生まれて 半年くらいまでに、普通の人は感染しないよ うな弱い病原体に感染してしまい、口の中に カビが生えたり肺炎になったりします。 「エイズ」は、HIVというウイルスに 感染した人がかかる免疫がなってしま う病気です。この病気にかかった人は、 やはりいろいろな病原体に感染してし まいます。 カビ 細菌
科学基礎実験A:誤差の講義 2008.11.27 13:30‐ 対象:検査技術学専攻 担当:奈良 数値の取扱い (化学実験テキストより) どの測定にも測定装置の限界やその装置を使う 実験者の能力の限界からくるある程度の不確実 さがあり、正確さの限界と精密さの限界に分けら れる。 正確さは測定された値がどれくらい真の値または 承認された値に近いかを示すものである。 精密さ(再現性)は同じ方法で繰り返し測定を行っ たとき現れる変動の小ささを表わす。 ある値を実験誤差の範囲内で、できるだけ精密に 記述するために必要である数字を有効数字とい う。 絶対誤差と相対誤差 (化学実験テキストより) ある量x(真の値)の測定値をX、誤差をΔ X とすれば x = X + Δ X と書ける。 | Δ X |を絶対誤差、| Δ X / X |を相対誤差という。 (相対誤差は100倍して%で表すことが多い。)
石川 欽也(イシカワ キンヤ)教授 東京医科歯科大学医学部附属病院 長寿・健康人生推進センター・センター長(右) 水澤 英洋(ミズサワ ヒデヒロ)特命教授 東京医科歯科大学 (兼 国立精神・神経医療研究センター理事長)(中央右) 横田 隆徳(ヨコタ タカノリ)教授 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 脳神経病態学分野(中央左) 永井 義隆(ナガイ ヨシタカ)寄附講座教授 大阪大学大学院医学系研究科 神経難病認知症探索治療学寄附講座(左)
東京医科歯科大学難治疾患研究所免疫疾患分野の鍔田武志教授と赤津ちづる特任助教の研究グループおよび同 分子構造情報学分野の伊藤暢聡教授と沼本修孝助教の研究グループは産業技術総合研究所との共同研究で、代表的な自己免疫疾患の1つ全身性エリテマトーデス(SLE)の発症を抑制するメカニズムの解明に成功しました。この研究は文部科学省科学研究費補助金の支援のもとでおこなわれたもので、その研究成果は、国際科学誌The Journal of Experimental Medicine (ジャーナル・オブ・エキスペリメンタル・メディシン)に、2016年10月24日正午(米国東部夏時間)にオンライン版で発表されました。 SLEは自己免疫疾患の中では有病率が高く、わが国での患者数は数万人に上ります。慢性の疾患で継続的な治療が必要であり、主にステロイド剤や免疫抑制剤による治療が行われていますが、これらの治療法は免疫
お知らせ (2010/01/20)試験は定期試験前の補講期間に実施されるので注意してください。またすべての試験は電卓(通信・公式メモ等、不正行為に繋がる機能を持たないもの)・筆記用具のみ持ち込み可です。 (2010/01/20)第11回までのスライドをまとめてアップロードしました。第7回は前期の復習で、授業は医学科のみでしたが、歯学科の人も参考になるはずなので必ず目を通しておいてください。 (2009/04/21)今年度より医学科(医療統計)と歯学科(統計学)はスケジュールがズレているので注意してください。 授業内容はほぼ同じですが、前半(第6回まで)は医学科のみ前期に開講されます。 (2009/04/21)第1回授業のスライドをPDFファイルに変換してアップロードしました。 「印刷用」はモノクログレースケール,1ページ2枚ずつとなっています。 以降、前期は医学科の授業の進行に応じてアップ
東京医科歯科大学難治疾患研究所・エピジェネティクス分野 〒113-8510 東京都文京区湯島1-5-45 tel: 03-5803-4862 fax: 03-5803-4863 (医歯学総合研究棟II期 23階 map) メンバー 研究紹介 研究内容紹介 レトロトランスポゾン由来の遺伝子Peg11/Rtl1の胎盤での役割 レトロトランスポゾン由来の遺伝子Peg10の起源とゲノムインプリンティングの成立 レトロトランスポゾン由来の遺伝子Peg10の個体発生における必須な機能 体細胞クローンマウスの初期発生における異常 体細胞クローンの遺伝子発現は正常か? 論文一覧 リンク 文部科学省科学研究費補助金特定領域研究「生殖系列の世代サイクルとエピゲノムネットワーク」 「ヒト14番染色体のインプリンティング制御センターの異常によって引き起こされる重篤な疾患とその原因遺伝子の同定」(東京医科歯科大学
疾患について 膵がんとは膵臓から発生した悪性の腫瘍のことを指しますが、一般には膵管癌のことをいいます。膵管癌は膵管上皮から発生し、膵臓にできる腫瘍性病変の80-90%を占めています。全国統計では肺がん、胃がん、大腸がん、肝臓がんについで死因の第5位でした。わが国の膵がんは近年増加傾向にあり、毎年3万人以上の方が膵がんで亡くなっています。膵がんの死亡数はこの30年で8倍以上に増加しました。60歳代の方に多く、やや男性に多く発症します。喫煙、膵がんの家族歴、糖尿病、慢性膵炎などとの関連が指摘されています。 症状について 膵がんは早期の状態では自覚症状がほとんどないため、なかなか発見することができません。もう少し進行してから腹痛、体重減少、黄疸等で気がつくことがほとんどです。そのため、膵がんと診断されたときには進行した状態で見つかることが多いのです。また、背中が痛くなると膵がんを心配する方がいら
筋収縮の信号-カルシウムイオンの役割 1.筋肉と神経の発生 2.筋収縮 3.収縮の開始-カルシウムイオンの役割 4.カルシウムイオンの放出 5.終板で起こること 関連するサイトとリンク(このページへ戻るときはブラウザーの戻るを選んでください) Muscle contraction Max Planck Institute for Medical Researchのmuscle contraction Biochemistry of muscle contraction(やや難しいが挑戦してみて) 静岡県立大学機能形態学の筋組織のページ 更新日:2001年8月23日 1.筋肉と神経の発生 動物は植物と違って行動する。行動するためには、行動を制御する神経系と、実行器である筋肉系が必要である。動物はつねに外界の情報を受容し、神経系はこれに対応して適切な行動を起こすように指令を出し、筋肉系が実際の
Medical Research Institute Tokyo Medical and Dental University -17型コラーゲンが白髪と脱毛を抑える- 西村栄美教授らの研究成果が、国際科学誌Cell Stem Cell(セルステムセル)に、2011年2月4日付で掲載発表されました。 東京医科歯科大学・難治疾患研究所・幹細胞医学分野の西村栄美教授らの研究グループは、北海道大学の清水宏教授ら、および前任地の金沢大学田所優子助教らとの共同研究で、17型コラーゲンが白髪と脱毛を抑えており、欠損すると毛包内の2種類の異なる幹細胞間での相互作用による幹細胞維持機構が破綻するため、白髪や脱毛を発症することを明らかにしました。毛包幹細胞と色素幹細胞は毛包のなかほどバルジ領域付近に存在していますが、色素幹細胞は、黒髪のもとになる色素細胞の供給源となり、毛包幹細胞は毛髪のもとになる角化細胞の供
CRISPR CRISPRとは CRISPRとはClustered Regularly Interspaced Short Palindromic Repeatsの略で、近年原核生物でファージやプラスミドに対する獲得免疫機構として機能していることが判明したDNA領域のことを指します。図のようにCRISPRはリピート配列とスペーサー配列という2種類のDNA配列の繰り返しによって構成されていて、リピート配列は同一のCRISPR内では共通した配列だが、スペーサー配列はそれぞれ特異的な配列をしているという特徴があります。CRISPRの上流にはリーダー配列と呼ばれるAT richな領域が存在し、さらに上流にはCRISPR-associated genes(cas遺伝子群)が存在します。ファージやプラスミドが侵入してくると、Cas1タンパク質がProto-spacer Adjacent Motif(P
このサイトに関するお問い合わせは以下までお願いいたします。 tel: 03-5803-5909(歯科心身医学医局) Copyright (C) 東京医科歯科大学 医歯学総合研究科 歯科心身医学分野
当センターについて 潰瘍性大腸炎とクローン病は原因不明な腸疾患のため、これまでは治療に難渋することもありましたが、最近の研究の進歩により有効な治療法も多くなってきています。当センターでは「患者さんの腸の状態を適切に判断し治療を行うこと」をモットーに従来から行っていた以下の4つの特長をもつ専門診療を更に充実させていきます。 高度な専門医療を実践しています! 新規医薬品を含む積極的な内科治療を行います。小腸内視鏡検査による評価や高度な内視鏡治療、腹腔鏡による低侵襲手術の他、腸上皮移植・再生医療の開発も行っています。大腸肛門外科や放射線科、病理部などとの連携の他、専門ナースや専門栄養士との多職種によるチーム医療を実践しています。定期的なカンファランスでは、各自が、その専門的な立場から意見を述べ、皆で患者さんの治療を検討しています。 また、慢性疾患において、継続的な診療は極めて重要ですが、当センタ
第9章 タンパク質の生合成 第8章では DNA からタンパク質までの大まかな道筋を描いたが、 実際にタンパク質が細 胞の中でどのように合成されるかについては深く立ち入らなかった。この章ではmRNA へ の転写からタンパク質合成までの過程をもう少し詳しく見ていこう。 細胞内でのタンパク質合成の過程は、核の中でおこる DNA からmRNA への転写と、核 外へ出たmRNA を使っておこなわれる翻訳の過程に分けられる。 http://chemed.chem.purdue.edu/genchem/topicreview/bp/1biochem/synthesis9.html 1.転写の過程 DNA に遺伝情報が塩基の4文字で書かれている事は分かったが、この情報がタンパク質 の合成に利用されるためには mRNA へ転写されなければならない。一つの遺伝子は一本の ポリペプチド鎖をコードしているのだから
1.「膵のう胞」と「IPMN」とは? 膵嚢胞(すいのうほう)とは、膵臓の内部や周囲にできる様々な大きさの「袋」のことで、症状はなくCTやMRI検査などにより偶然発見されることの多い病気です(図1)。 図1 :<CT画像> 矢印で示したところが膵臓内のIPMN 急性膵炎や慢性膵炎に伴ってできる嚢胞はもちろん良性疾患となりますが、一方で、炎症とは関連のない「腫瘍性膵のう胞」というものがあります。膵臓で作られた膵液を十二指腸へと流す膵管の粘膜に「粘液を作る腫瘍細胞」ができ、この粘液が膵内にたまって袋状に見えるものが「腫瘍性膵のう胞」となります。従って、まず炎症によりできた「炎症性のう胞」と腫瘍により分泌された粘液がたまった「腫瘍性膵のう胞」とを区別することがとても大切です。以前は「粘液産生性膵腫瘍」などとも呼ばれていましたが、現在では、少し難しい名称ですが、膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)と粘液
○はじめに(ダイビング後、気になる症状がある方へ) 潜水終了時から2日以上経っている場合は、減圧症症状が急激に悪化することはほとんどありませんので、慌てる必要はありません。当院は減圧症の患者さんが多く混雑しておりますので、事前に予約をお取りください。治療装置の収容人数には限りがありますので予約の無い方は基本的にお受けできません。 東京医科歯科大学医学部附属病院 高気圧治療部 03-5803-4517 (平日 9:00~17:00) ※ 電話では医師でないスタッフが対応するため医療相談にはお答えできません。 また、治療の最中など混雑時はお電話がつながりにくい事もあります。 時間をおいて再度おかけ直しください。 1. 電話で予約をおとり下さい。受診当日は、診察と治療に午前8時半~午後5時までかかります。 通常業務は平日のみです。緊急時以外は土日、祭日は装置が稼働していません。
医学と歯学のそして近未来は理工学との融合、 相乗効果でより高いレベルの医療を提供します 東京医科歯科大学病院は、2021年10月1日に東京医科歯科大学医学部附属病院と歯学部附属病院が一体化し誕生しました。 当院の「世界最高水準のトータル・ヘルスケアを提供し、人々の幸福に貢献する」という理念と、4つの基本方針、 ●患者中心の良質な全人的医療の提供 ●人間性豊かな医療人の育成 ●高度先進医療の開発と実践 ●人々の信頼に応える社会に開かれた病院 は、医学部および歯学部附属病院という2つの病院の一体化によって医学と歯学の融合が進み相乗効果を発揮して、「頭から足先まで」トータルに全身を診ることで、今まで以上に患者さんの健康に貢献できる医療を提供することを掲げたものです。 当院は2020年から新型コロナウイルス感染症に積極的に対応し、困難な局面に対しても「力を合わせて患者さんと仲間たちをコロナから守る
毎週火曜午後、完全予約制の外来です。 はじめて受診される方は、皮膚科初診時に担当医と相談のうえ予約していただきます。 紹介状をお持ちいただくと診療がスムーズですので可能であればお願いいたします。 多汗症の分類には、特発性である一次性の多汗症と、 原因となる基礎疾患がある二次性の多汗症にわけられます。 特発性多汗症の発症部位は、手掌(てのひら)、足底、腋窩(わきの下)、 顔面などです。 その診断基準としては、 ・発症年齢が25歳以下であること ・両側対称性であること ・睡眠中は発汗が止まっていること ・家族歴があること ・週1回以上の多汗のエピソードがあること ・日常生活に支障をきたす程の汗であること 以上から該当が2項目以上で診断されると2004年のJAAD*で述べられています。 *JOURNAL OF THE AMERICAN ACADEMY OF DERMA
東京医科歯科大学・難治疾患研究所・幹細胞医学分野の西村栄美教授らの研究グループは、北海道大学の清水宏教授ら、および前任地の金沢大学田所優子助教らとの共同研究で、17型コラーゲンが白髪と脱毛を抑えており、欠損すると毛包内の2種類の異なる幹細胞間での相互作用による幹細胞維持機構が破綻するため、白髪や脱毛を発症することを明らかにしました。毛包幹細胞と色素幹細胞は毛包のなかほどバルジ領域付近に存在していますが、色素幹細胞は、黒髪のもとになる色素細胞の供給源となり、毛包幹細胞は毛髪のもとになる角化細胞の供給源となることで、毛が生え変わるごとに色素を持つ毛を生やしています。17型コラーゲンは、ヘミデスモソームを構成する膜貫通性のコラーゲンで表皮基底細胞を基底膜に強く固定する役割が知られてきました。また、ヒトで先天的に17型コラーゲンを欠損すると早発性の脱毛が見られますが、その仕組みについては明らかにさ
細胞のプロフィール 1.細胞の概観 2.核 3.小胞体とリボゾーム 4.ゴルジ体装置 5.サイトゾールとミトコンドリア 6.細胞骨格 7.細胞膜 更新日:2002/04/08 1.細胞の概観 大部分の細胞の大きさは、20μm前後で、肉眼で見ることはできない。したがって拡大する必要がある。 拡大に使われるのが顕微鏡である。顕微鏡には可視光線を使う光学顕微鏡と、電子線を使う電子顕微鏡がある。 光学顕微鏡の解像力はおよそ0.1μm、電子顕微鏡で0.2nmである。しかしながら、実際の組織や細胞を観察するためには、電子線が透過できるように薄く切って、コントラストをつけるために染色しなければならないので、電子顕微鏡でよく使われる倍率はおよそ10万倍までである。 コントラストをつけるために、光学顕微鏡では色素を使い、電子顕微鏡では重金属塩を使う。光学顕微鏡でよく使われる染色法はヘマトキシリン・エオシン染
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