サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ノーベル賞
www.tokyo-esca.com
Roadjapanさん主宰の復興ドボク見学会に参加してきた。 場所は陸前高田市。陸前高田でいま何が行われているかというと、旧陸前高田駅周辺の津波で被災した地域の土地の嵩上げのため、山から土砂を運搬するためのベルトコンベアが建設され、急ピッチでの復興作業のまっただ中なのである。 ちょっと見づらいが現場イメージはこういう感じ。 この、「仮設橋」となっている「希望の架け橋」は、現地で見学ツアーに参加できる。 見学ツアーの詳細(まるごとりくぜんたかた協議会) 集合場所の旧・道の駅陸前高田(タピック45)。 恥ずかしながら、なぜ「旧」なのかということすら知らずに向かった陸前高田であったが、私が以前ボランティアに参加した場所に比べて、被災が広範囲に及んでおり、駅前の商店街から道の駅にかけての地帯は残っている建物がほとんどなかった。駐車場と、慰霊施設、現場見学の説明施設があり、辺りを行き来するのはほと
ことしのエスカレーター初詣は福井で。 初詣にふさわしい、ナイスなロングエスカレーターを、福井県立恐竜博物館に観に行った。 より大きな地図で 38log@20140103 を表示 実家(金沢)の位置はぼかしています。 ことし、北陸地方の平野部は雪のない暖かい正月だったのだが、勝山までくるとご覧の通りの雪景色。がおー。 福井県立恐竜博物館は、北陸でも有数のかなり立派な博物館である。夏に福井県立美術館でレオナルド・ダ・ヴィンチ展をみたときは、正直「しょ、しょぼ......」と思ったので、それと比べると雲泥の差である。需要と供給。 超立派な丸いドーム。 営業開始の3日には各種イベントや祝餅の配布などが行われ、親子連れでたいそうにぎわっていた。田村家もいちおう親子連れではあったのだが。 入るとこのとおり、エスカレーターメインの建物なのだ。 ばばん。恐竜の化石の骨をイメージしているのではないか(
2014.1.8 更新 自宅にエスカレーターのある金持ち エスカレーターの登場する漫画作品は多かれど、「これは!!」と思ったのはこの2作品です。 あの一条ゆかり先生の、あの有閑倶楽部です。 尋常ではない金持ちばかりが集まった有閑倶楽部のなかでも、さらに頭ひとつぶんとびぬけた金持ちである、剣菱財閥の自宅ロビー、1-2階部分の巨大な階段ですが、これが「ウィーン」と言って動いています。現実問題としては、手すりが東芝の垂直落下タイプどころではない急角度で垂直落下している(しかし、猫が手すりに乗っていることからして、この手すりは動くことが想定されているようですね、素晴らしいです)、ステップの水平部分が一切ないので乗り降りが至難の業、幅がエスカレーターの法定サイズを超えまくっており大変危険、といった問題がありそうですが、「金持ちの家の限度を超えた馬鹿馬鹿しい調度品」のひとつとしてエスカレーターが使わ
夏コミ2日目に出展します。 まだ刷り上がってないけど新刊をだします。 日時:2013年8月11日(日)10:00〜16:00 ※2日目 場所:東京ビッグサイト 配置:東地区"P"ブロック-21b ※建築雑誌ねもはさんのお隣です! 今回、便乗でなく「東京エスカレーター」として初申込してみたところ、いつものみんなのいる「鉄道、とあとその他それ系の趣味」ブロックから大きく離れて「批評・評論」ブロックへの配置となりました。。とても心配。。。お隣は、ものすごくちゃんとした批評誌である、建築雑誌ねもはさんです。 そんな場所で売る新刊ですが、まったく批評誌でありません。 「業界誌とファッション誌の中間にあるディアゴスティーニみたいなやつ」を目指したのですが、考えてみたら私、エスカレーターのメカニック部分についてさっぱり詳しくなかったので業界要素かなり薄くなり、「エスカレーター専門ファッション誌
念願の古川SUP!!! 念願のつっても私が企画したんじゃなく、例によってCanal SUP Association山崎さんのお誘いにありがたく乗らせていただく。 より大きな地図で 38log@20130429 を表示 芝浦運河からスタートして古川水門。 動力船でもおなじみの、たいやき水門である。 参考:@nifty:デイリーポータルZ:くぐれ!たいやきくん でもって浜崎橋ジャンクション!やふー!SUPで花見の記事とか書いたがむしろ私はここでお弁当ひろげてピクニックしたいね。 で、古川はこの首都高Circle1の下をずっと麻布十番まで流れる素敵な川なのだが、入り口が屋形船の船溜まりとなってることもあり、動力船はぜんぜん通れないのである。 なのでSUPで潜入するのである。 上を新幹線が轟音をたてて通り過ぎていったり秘境っぽい場所。 古川はあらゆる意味で上級者向きで、ほとんど遊歩道的なもの
ゴールデンウィークは両親が会津、仙台に行くというのでつきあって東北へ。 というのが当初の予定だったのだが、 「会津に行くならこことこことここのエスカレーターを見なければならない。あと福島のスパイラルも見なくては...」 などと注文をつけたところ、ほぼエスカレーターメインの旅になった。 より大きな地図で 38log@20130504 を表示 高速道路のログはわかりやすくていいね。(一部とれてないところあり) 会津はエスカレーターの秘境である。なんでか知らんがそのようである。 の前に、まだ店が開いてない時間だったので8:30からやっている鶴ヶ城へ。そんな理由でいま大河ドラマで今世紀最大の盛り上がりをみせてるであろう観光地にやってきてしまってすまん。 鶴ヶ城は天守閣はほぼ復元のようだが、お堀や石垣などの土木構造物がとても立派に残っていて、でも基本放置されてる感じが非常によかった。勝手にの
満開予想が早まってあわてて先週漕ぎだした大横川だったのだが、結局今週も行ってきた。我ながらどうかしている。 寒くて雨も降ってた天気の中、桜まつりなど動力船、和船の屋根無しクルーズは軒並み中止になっていたようで、桜独占SUPとなった。 より大きな地図で 38log@20130331 を表示 今週は時計逆回りで茂森橋スタート。 潮が引いていて、流れに逆行しての遡行になる。 茂森橋を立ってくぐれるほど引いてた。 ので、より狭いトンネルのほうをくぐってみる。たのしい。 そのまま北上する。桜独占状態。川からだと両岸の桜が楽しめるのよね。 この日、「それ、なんて乗り物!?」と20回くらい聞かれる。 ふだんそんなこともないので、桜の季節でそれだけみんな川に注目してるということだ。 橋を壊しているところだった。これ、トマソン橋脚になるところも見にきたいなぁ。 扇橋閘門。せっかくなのでSUPで通って
"女の子がエスカレーターをのぼっていくところで終わるオリジナルの小説を募集します" そんな呼びかけに集まった、ひとりひとりの心の中で動き続けるエスカレーターたち。 優勝作品を含む計7作品の短編と、48基のエスカレーターを掲載する、前代未聞のエスカレーター×小説BOOKができました。 12月29日のコミックマーケット83(1日目)で発売するほか、DL-MARKETでの通販をご用意しています。 こんな本です。 じゃーん。B6横型、小さめの本です。 めくるとこんなの。写真部分(50ページ分)はフルカラー! エスカレーターと小説が見開きで交互にあらわれます。 PDFダウンロード版はエスカレーターと小説が1ページずつ交互にあらわれます。iPad2&iPad mini準拠サイズで余白がなくて気持ちイイ! iPhoneで見るときは、左右に余白がなくなるくらいに拡大するとまぁまぁ読めるかも。いや
※この記事は先日のコレに関する後日談です。 頼んでないのに自分のサイトが巧妙にステマされていたので - 東京エスカレーター取材日記 http://www.tokyo-esca.com/blog/archives/2012/11/25110000.html もしも誤解があるといけませんので書いておきますが、私は1のひとに恨みはないのですよ。 ご存知のとおり、私がエスカレーターに興味を持ち始めたのはたった9年前と、あらゆるニッチマニアのなかでは若輩もいいところであり、エスカレーターに関しても「この世のどこかに私よりずっと詳しくずっと熱いひとがいるはず」と思い、そういう方と出会うためにサイトを運営しています(実際、お会いできたこともあります)。 ですから、なぜこの記事を嘘と認定したかというと、世の中にはまだ私の知らない素敵なエスカレーターがたくさんたくさんあるはずなのに、あの記事内で紹介されて
ええ、おかげさまで、ふだん50ぐらいのアクセスなのに現時点(まだ朝の11:00)で今日のアクセスが2,500とかになっていますよ。 http://vippers.jp/archives/6764122.html あまりのことに、うっかり禁忌を侵してVIPPER速報にコメント残しそうになってしまいましたが、ああいう場所は匿名がむしろ礼儀なのだと思われますので、私も自陣にて説明をさせていただきますね。 これは100%釣り記事ですね。 書いてくれたのが誰だか知らないが、気になった点にねちねち突っ込んでおきます。 警察に捕まるのも嘘だろうけど「駅の従業員とも良好な関係で」のほうが100%嘘。 ほとんど私のサイトに書いたことと同じ内容だが、仙台と八王子は行ったことがないです。仙台のパルコと八王子のヤマダがいいってほんとですか。嘘だったら承知しねえぞ。 「丸ボディ」という呼称とか、ダイエーがいいとか
いままで、肩書きを「エスカレーター偏愛家」としてきたのだが、これを「エスカレーターソムリエ」に改めようと思っている。 これまで「エスカレーター偏愛家」として、エスカレーターの何が素晴らしいのか、どこをどう愛しているのかを、いろんな方面でご説明してきたのだが、「なぜエスカレーターが好きなのか?」という当然の質問に、いくつか用意した答えをお返しするうち、どうもどんどん気持ちが離れていくのを感じていた。 いわく、上京してきたとき、いたるところにいろんなエスカレーターがあってびっくりしたから。 いわく、ラグジュアリーで美しい乗り物だから。 いわく、無人で動き続ける小規模の輸送機関が好き。 いわく、立体構造都市が好き。 いろんな理由があるのだが、理由を超えて尚素敵な新しいエスカレーターに出会うたびに、元々あったはずの理由からは、どんどん気持ちが離れていく。「なぜ、好きなのですか?」ときかれて答
エスカレーター強化月間につき、いろいろ調べていたら、東京近郊で貼られている「エスカレーターの歩行は危険」のポスターについての話題が7月くらいにあがっていたのをいまさら発見した。 実はエスカレーターでは「歩いてはいけない」 事故続発で「立ち止まり」呼びかける動きも (1/2) : J-CASTニュース http://www.j-cast.com/2012/07/10138712.html 「エスカレーター歩行禁止」については2005年くらいからいわれ始めていたのだが、エスカレーターファンとしての私の関心と、エスカレーターの歩行をめぐるマナーについて語りたい人の関心はかなりずれていて、いままで「特に思うところなし」だった。しかしここへきて、話が「ちょっとそれはないだろう」という方向にこじれているので、いまさらだがまとめておきたい。 「片側をあけると重量バランスが崩れる」というのは迷信(?)
エスカレーターDBの強化に伴い、まだ見ぬエスカレーターの発見報告フォームを作ったのだが、さっそくご協力いただいて嬉しいかぎりである。ありがとうございます。 さっそく教えていただいたのは中山競馬場にスパイラルがあるという話。次の開催日は12月らしい。競馬の開催日なんていうものを人生で初めて調べた。楽しみである。 ところでこのスパイラルエスカレーター、三菱電機の稲沢製作所(愛知県)がマザー工場で、世界で作っているのは三菱一社であることは(公式ではないが)確定しており、そんなに知りたいなら三菱に直接問い合わせろ、と思われた方もいるかもしれない。 が、広報の方と個人的にお話をさせていただいたこともあるのだが、エスカレーターというのはいち設備であって、お客様に納入したあとはどこでどう使われているか、あるいはいつごろ撤去されたか、などは、三菱電機本社としては基本的に関知しておらず、サイトに載っている(
こんなエスカレーターを探しています。 いずれも絶滅危惧種に指定されている貴重な産業遺産です。 (勝手なことを言っていますので真に受けませんよう) お知らせいただき次第に観に行きまして、データベースを更新してまいります。 何卒ご協力くださいませ。 応募フォームも一応ありますが、特に方法は問いません。 FacebookコメントやTwitter(@tokyoescaまで)、はてブコメント等でお知らせください。 よろしくお願いします! 読み込み中... いままでお知らせいただいたもの、既に観に行ったものは、下記地図にまとめています。 より大きな地図で 東京エスカレーター 行きたいところMAP を表示 丸ボディ 戦後日本のデパートが採用した、ガラスのゆるやかに湾曲したボディを持つタイプ。 全照明タイプ→部分照明タイプ→全透明タイプの順に進化しており、全照明は大変稀少です。 古いダイ
ネットによって文章を書くようになった人たちは消費者でもなくクリエイターでもなかった - Togetterhttp://togetter.com/li/363578 "ネットの普及によって現れた新しい書き手たちの群れは「市場」を形成しなかった"とあるが、不特定多数へ発信する長文の文章を書く人の人口について、同人誌とか自費出版とかはがき職人とか<オープンインターネット(web1.0、ブログ)かというと、私は猜疑的だ。発表する場所が変わっただけで、人口はさほど変わってないと思う。 しかし身近な人たちへ発信するライトで短い文章を書く人の人口について、文字のお手紙<クローズドインターネット(ケータイメール、twitter、Facebook、「ホムペ」、掲示板など)はそうかもしれない。 これが、"ネットの普及によって現れた新しい書き手たちの群れ"の正確なところじゃないか。そしてそのひとたちは「ケータイ
有料メルマガに端を発したネットのオープン論争 - Togetter この議論がとってもおもしろかったのでわたしも。 何度か書いてきたことですが、わたしは、「オープンインターネット」はインターネットの中心部であり、理想郷であり、過疎化とスラム化の進む地域である、と思っています。そして今回話題となってる「メルマガ」は、その中心部にあらたに勃興しはじめたコミューンだと思ってるわけですが、その課題については最後に。 というわけでまずおさらい。 ■インターネット円盤説 わたしはインターネット円盤説というのを唱えてます。 この図で言いたいことは、 初期インターネット(オープンインターネット)は、みんながネタを持ち寄って、だれでも自由にいろんなネタを食べることのできる無料のバーベキュー場(だった)。 しかし、SNSの拡大や、スマートフォンの普及によって、自分では真ん中でネタを焼かずに外から見て
前々回のstudygift関連で言いたいことまとめときました記事で、いちばん失敗したなーと思ってるのは、 "「見世物小屋で学生たちにお金を賭けてパフォーマンスさせること」自体に反対"と、あたかも道徳的にマズいみたいな書き方をしてしまったことで、本当は、「見世物小屋で学生たちにお金を賭けてパフォーマンスさせること自体が、あんまり仕組みとしておもしろくない」と書くべきでした。 というのは、昨日のよるヒル超会議の岡田さん、家入さん、イケダさん鼎談をきいてておもったんですが。私は経済にはまったくうといのだけど、「評価経済社会」ってなんなのかさっぱりわからなくて、そのいちばん真ん中のところにいらっしゃる御三方がどのように考えてらっしゃるのか興味があってお聞きしてたんですが、どうも、「それって、貨幣経済のほうがよっぽどおもしろくないですか?」という気持ちが強くなってしまいました。 私が貨幣経済って超お
・studygiftの件は私は事件に関して正確に流れを追ってきたわけでもなく、ほぼ井上記者の記事のみを参照して、自分の最近考えてきたことに照らし合わせただけなので、問題点として見落としているところは多いと思います。ひとつの見方として提示すればよかったのですが、「これが一番問題だ」とか、「◯◯すべき」などと書く立場になかったし書きすぎでした。 ・後半の押井監督の本の読み方について、強引に自分の考えに持ってこようとしすぎました。そもそも押井監督の論を誤読しひどい形で援用している可能性もあり、その点は自分がものを書くときにやりがちな悪癖であるという自覚もあります。 ・この2点が昨日書いた記事の問題点で、公開して早速後悔しているのですが、私はいま、ブログを書いてちやほやされたり頭がイイと思われたりしたいわけではないので、積極的に、間違っていても自分の意見を文章にしておきたいと思っています。同時に、
いまさらではあるが、日経に経緯をじつに的確にまとめた記事があがったので。 検証・女子大生の学費支援サイト、炎上で活動停止の裏 :日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXBZO42176240U2A600C1000000/ 運用者側の批判への釈明と、そして出資したひととはどんなひとだったか、という生の声がきちんと追究されている。安心の井上記者クオリティ。 この記事に対して、私の考え方をまとめておこうとおもう。 ■インターネットのステージは道化者のステージであり、そこに「嫉妬」や「やっかみ」はない。 "にもかかわらず、出資した当事者の気持ちが置き去りのまま、炎上がエスカレートしたのは、なぜか。次の酒田さんの言葉にヒントがある。「正直なところ、炎上の方向性がほぼ嫉妬が原因と思われるものばかりでへきえきしました。別に彼女が支援を受けても受けなくても、誰も
大変お待たせいたしました。 上昇賞へのエントリーいただいたみなさま、ありがとうございました。 合計42作品、バラエティゆたかな作品がたくさん集まり、主催者冥利につきます。 どの作品もじっくりと読ませていただき、大変悩みましたが、 わたしの「暗くて重くて最悪なやつ」が読みたいというリクエストに、もっともマッチした作品を送っていただいた、 エントリーNo.27のkubomiさん に、Amazonギフト券5,000円分を贈呈したいとおもいます。 いちばん、読後の気分が暗くて重くて最悪でした。すばらしい作品だとおもいます。ありがとうございました。kubomiさんには追って、いただいている連絡先にご連絡いたします。 あらためて、すべてのエントリー作品の紹介をここに掲載いたします。 ほんとうに皆さまありがとうございました! 予定しております冊子の刊行はさらにもう少しだけお待ちくださいませ。 夏
大山総裁の「ヤバ景」イベント@大阪に行ってきた。 この「ヤバい景観」というネーミングは、石川初さんによるものなんだけど、工場とか、団地とか、高架とか、ロードサイドの風景とか、わたしたちがつい愛でてしまう、しかし一般には「わるい」とわれている景観を、英語のbadに相当させて、クール、しびれる、みたいな意味を込めて、「ヤバい」と呼ぶもの。(前回東京編のレポートはこちら) 私にとってもかなり興味深いテーマなんだが、今回は後半、総裁が「美しい」とか「わるい」っていったいなんなのか、だれが決めてんのか、という美学的なテーマで、西村先生の著作などを持ち出しつつ語りだしたために、内心「うおわー」と嵐が吹き荒れたのであった。 私はいちおう大学で美学(ただし音楽学)を専攻していたのだけど、アートの話をされると「ええっとその、ごにょごにょ、ごめんなさい」と逃げる癖がある。がしかし今回は、「いちおう大学で西村
先日描いた同心円のオープンインターネットの図なのですが、 これ、外側のクローズドインターネットの部分を「Facebook世界」と書いたんですけど、わたしはTwitterもこっちに入るとおもってるのよね。 なぜかというと、"オープン"の定義をわたしはつぎのように考えておるからです。 だれでもフラットにアクセスできる。 だれがみても、同じ内容が表示される。 ひとつめ、だれでもフラットにアクセスできる。 これは、ひとつには「アクセス制限をかけている/かけていない」の違いですが、もうひとつ重要なのは、「フラットに」アクセスできるかどうかです。 ブログのアクセス解析をしているひとなら肌感覚としておわかりとおもいますが、一般的なブログは、アクセスの50%以上が検索エンジン経由、かつ50%以上が新規ユーザーであり、だれでもたどりつけるし、だれが読んでるかわかんないメディアです。 Facebookでの発言
条件は、「女の子がエスカレーターをのぼっていくこと」です。最終的に「女の子がエスカレーターをのぼっていくところで終わる」話であれば、それ以外の点は自由です。 参加条件など 字数制限:200字~10,000字程度 締切:2012年4月30日くらいまで。ただし応募数が少なかったら10作品くらい集まるまでつづけます。 報酬:Amazonギフト券(Eメールタイプ)5,000円分を、稀少な作品をご応募いただいた方1名に贈呈いたします。 作品発表場所 応募いただいた作品は、小説:東京エスカレーターガール(はてなブログ)に順次掲載していきます。 応募いただいた作品の中から優秀なものをまとめた文集『東京エスカレーターガール』を発行します(5月中予定)。この文集は、実費販売の予定です。 ※1, 2いずれも、必ずしも応募いただいた作品すべてが載るとはかぎりませんのでご了承ください。 ※そのほかの媒体に掲載す
出版業界にせよ、放送業界にせよ、市場規模がシュリンクすることはもう避けられない。それはもう決まったことだと僕は見ています。 (略) これは、僕らがデジタルというパンドラの箱を開けてしまった以上、不可避なんです。 (略) 結局、コンテンツ産業はタイムラグの中で商売していただけなんじゃないでしょうか。コピーがタダでできる、抵抗感なくできる、そういう技術が登場するまでのタイムラグにはビジネスチャンスがありますが、もう技術が追いついてしまいました。だから、もうそういうタイムラグを前提にした商売は、手じまいしないといけない。そうでないと、大勢の人間を乗せたまま、タイタニック号みたいに沈没することになるでしょう。 オタキング岡田斗司夫さんと、弁護士の福井健策先生の対談本ですが、オタキングによるこのタイタニック号にしがみつくのはあきらめよう宣言を読んで、ああそうか、ただのタイムラグだったのか、と考えたら
HUG TOKYO 2012に参加してきました。はてなの近藤社長のお話をきいたり、いろんなタイプのはてなーさん(ハイクが主領域のひと、ダイアリーからの古参市民、はてなONEを我が子のようにかわいがるカイさん...などなど......)とお話ができたなかで、もやもやと考えていた、私なりの「オープンインターネット」への想いを、ここにまとめたいとおもいます。 はてなの近藤社長が考えるオープンインターネット=「インターネットの2階」 近藤社長の考え方は、詳細はこちらの記事でも読んでいただくことができますが、大雑把にまとめさせていただきますとつまり、Facebookみたいなリアルの関係の補助ツールとしてインターネットをつかうのではなく、オープンな世界に踏み出そうと。そうすると、いろいろいいことがあるよと。昨日のイベントでは、私も尊敬するメレ子さんの例があげられてたりしました。エスカレーターブログを
技術はコンテンツに対し中立でいられるのか?~CD1枚74分とサビ頭ポップソングにその真髄を見る~ | AdverTimes(アドタイ) CD普及後の音楽業界に起こった大きな変化とは、なんでしょうか?それはCD化に歩調を合わせるように進んだ「サビ頭の曲の増加」でした。 「え、サビ頭の曲なんてそんなに増えてない気がする...」という単純な疑問から、違和感を持ったこの記事。それを調べるのが面倒くさかったので、いろいろ考えてると、たぶん、そもそも音楽をひとつの独立した作品とする近代美学的な考え方をスタート地点にした議論になっているために、流れが逆でちょっときもちわるい、と(という話もしようとおもえばできるよなと)気がつきました。 音楽というものは、それ自体は手にとって触ったりできないものです。それ故、その内容を録音した物理的なパッケージ技術が、それを商品として流通させるために必要とされてきました。
その独自の解釈がたくさんのファンをひきつけてやまないイケダハヤト様のブログ。わたしも大ファンで、毎日更新をたのしみにしています。特に日曜の夜なんて明日からの業務のために、いくつかの記事を読んで論理矛盾や解釈のとんだ箇所を一個ずつ洗い出してみたりすると、だんだん脳の回転もいい具合に。きょう題材にさせていただくのはこちらの3記事。 価値観の変化はキャズムを超える 実践者には適わない 予定を埋めない3つのメリット:「アポブロックデーのすすめ」 ひとつめの記事は「周りの"イノベーター層"の間である新しい価値観が採用されている」→「キャズムを超えるテクノロジーは常に"イノベーター層"がはじめに採用する」→「よってこの新しい価値観はキャズムを超える」という、すさまじく単純な誤謬(この生物は肺で呼吸する→人間は肺で呼吸する→よってこの生物は人間である、というやつ)を含んでいる例(彼の論理は誤謬の宝庫なの
私は高架橋脚ファンクラブという謎の組織の会長をつとめてる。 入会希望者に番号を付与したり、橋脚の下を延々と歩くウォーキングイベントなどを企画するのが会長の主な役割である。 これまで橋脚の上に登らせてもらったりとか、みんなで船をチャーターして羽田空港に上陸したりとか、一人ではできなかったことをいろいろと実現し、それでなくても会長というだけでちやほやしていただき、会員の皆様には大変感謝している。 毎回欠かさず参加してくれている常連のメンバーたちは、もはや私よりも積極的にいろんな企画をしてくれているひとが多いのだが、つくづく思うのは、「そういうメンバーだったからうまくやってこれたんだなぁ」ということだ。彼らは、みんないつでも自分が主催側に立てる人だし、主催側に立った場合の想像力を持っている。 ごく稀にであるが、高架橋脚ファンクラブイベントに参加してくれたひとの態度に「ん?」と思うことがあって、そ
大山総裁に「美学入門講座やってくれ」といわれ、「え、それ私もだれかにやってほしい!」とおこたえしたのだが、私は、大学で「美学藝術学」という、一般にはあんまり耳慣れない学問を専攻してた。 美大だったわけでもないし、美術史ともちがう(というのを美学の学生はみんな150回くらい説明したことがあるとおもう)。 美学は美についての哲学。 「というかその”美”ってなによ?」 ということを延々と語りあうみたいな、わたしのような悲しくなるほど根がミーハーな人間からいわせれば、哲学の中でもかなりの極北に位置するスノッブな学問である。某教授の部屋に集まってアリストテレスを輪読してたときのあの「世の中の99%くらいのひと眼中にナシ」的空気感よ…。 社会学や経済学にとって数字がすべてなように、哲学にとっては言葉と言葉の定義がすべてなので、定義を知らない奴はひとことも喋れないみたいなマジおそろしいところなんすよ…
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『TOKYO ESCALATOR/東京エスカレーター』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く