ウクライナ軍は、ロシアへの越境攻撃を続けるにあたって、欧米から供与された戦闘車両も投入しているとみられ、一部のメディアはこれまで自国製の兵器がロシア領内で使用されることを制限してきた欧米が、今回は認めていると伝えています。 ウクライナ軍が今月6日以降、ロシア西部クルスク州で続けている越境攻撃について、ゼレンスキー大統領は10日「ウクライナは、どのように侵略者に圧力をかけられるかを証明している」と述べ、越境攻撃のねらいは領土の奪還に向けてロシアに圧力をかけるためだとしています。 ウクライナ軍の越境攻撃をめぐってロシア国防省は11日、アメリカ製の装甲車などを破壊したと強調していて欧米から供与された戦闘車両が投入されているとみられています。 これまで欧米は、ウクライナ軍が自国製の兵器をロシア領内で使用すれば、ロシアとの緊張が高まるなどとして使用の制限を求めてきましたが、政治専門サイト「ポリティコ