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アドベント
—— 女が二人。 彼女たちの関係は、いずれ消えゆくまぼろし、または憎しみ、はたまたセンセーショナルでキュートな百合に終始するのだろうか。この後語られる予定の、ストーリーの主軸のための布石として処理され...
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劣等感とはいうけれど、それなら誰を私は優れていると思っているのだろう、理想の私に体を入れ替えることができるなら、喜んでそうするってことだろうか? 劣っていると繰り返し自分を傷つける割に、私は私をその...
国連で怒りのスピーチをぶちかました16歳の環境活動家グレタ・トゥーンベリさんを見て、『長くつ下のピッピ』を思い出したという人は多い。学校に通わず、権威に屈せず、自分が正しいと信じることのために大人た...
「未来はわれらのものだ」と言いながら死んでいったサン=シモン、「未来を構築しなければならない」と言いながら自殺していったマーク・フィッシャー、そして「未来はここで終わる」と言ったリー・エーデルマン―...
子供4人を全員東京大学理科III類に合格させた“佐藤ママ”に、アメリカの大学奨学金コンクール「全米最優秀女子高生」で優勝した娘を育てたボーク重子さん。我が子に独特な育児を施していた母が、そのままカリスマ...
「一番好きな婦人運動家は誰?」 と聞かれる機会はこれまでもこの先もないだろうが、答えるなら断然、山川菊栄である。 現代においてその名を一番目にするのは、大正時代に婦人雑誌を舞台に繰り広げられた母性保...
特別科学に関心を抱いているわけではない一般的な日本人にとって、女性科学者と聞いて思い浮かぶ名前はおそらく一人だろう。 キュリー夫人ことマリー・キュリー。 移民かつ女性というハンデがありながら、ノーベ...
最初はやっぱり、岡本かの子から。 岡本かの子は明治22年(1889)3月1日、多摩川のほとりにある神奈川県の大地主の長女として生まれた。生け花、お茶、裁縫に料理、女子のたしなみはどれも苦手。体裁を重ん...
今から10年以上前、慣れぬ育児で自己嫌悪の沼に落ちそうになっていた頃、心の支えにしていたエピソードがあった。 作家の岡本かの子が、息子の岡本太郎を柱に縛って仕事に励んでいたという育児伝説である。 現代...
このたびは大和書房で連載をやらせてもらうことになりました。担当のFさんに声をかけていただいたのは3年前で、怠惰な私のせいで本当に申し訳ありません。特に何かを物申したいわけでもなく、ただちょっと心に引...
「目の前にいる、生まれたばかりの赤ちゃんである我が息子。この子が、男であることがなんか、嫌」 ある日、自分のそんな奇怪な感情に気づいた、漫画家・田房永子。上の娘が赤ちゃんの時にはこんなこと思わなかっ...
「男の子の育て方」を真剣に考えてたら夫とのセックスが週3回になりました〜田房永子
最新エッセイ 18/10/22 15. 粗雑な男が大嫌い バックナンバー 18/10/15 14. 夫の容姿は超絶ほめる 18/10/8 13. 親は自分の問題を子どもに肩代わりさせることができる 18/10/1 12. 保活で有利になりたくて、4~6月...
この連載が本になりました! 2019年6月22日発売 『「男の子の育て方」を真剣に考えてたら夫とのセックスが週3回になりました』 詳細はこちらへhttp://www.daiwashobo.co.jp/book/b452138.html
11月15日、雨宮まみさんが急逝されました。 何歳になろうと、周囲にどう思われようと、自分の信じる道を強く美しく生きよう、と読者を励ましてくれたこの連載に、多くの方が救われてきたと思います。 今はただ、...
「40歳になったら、死のうと思っていた。」桐野夏生『ダーク』の有名な冒頭の一文である。この一文のあと、主人公の女探偵は、自分のこれまでの人生に決着をつける旅に出る。 私の中で漠然と、40歳というものはそ...
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