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ホーム総合・ビジネス《訃報》ブライダルファッションデザイナー、桂由美さんが急逝 日本のブライダルシーンを塗り替える2024/04/30 10:30 更新 この記事を保存ツイート ブライダルファッションデザイナーの桂由美さんが4月26日、逝去した。94歳だった。1964年にブライダルファッションデザイナーとして活動を開始以降、日本のウェディングシーンを塗り替える多大な功績を残しながら、生涯現役を貫いた。きものから着想した独自のシルエット「ユミライン」のドレスは海外でも話題となり、ニューヨークやローマ、パリ、アジアへと活躍の場を広げた。ウェディングドレスにとどまらず、友禅や西陣織なども作品に取り上げ、日本の伝統技術を後世に残すために尽力した。 【関連記事】 「ユミカツラ」来年の60周年前に ウェディングドレスや和装など約70点披露 ユミカツラブランドは、30年以上にわたり桂さんの右腕として共に
居酒屋業態が今、変化している。コロナ禍を経て多くの人にとって〝飲みに行く〟という行為が、仕事後に軽く立ち寄るような日常の延長線上にあるカジュアルな習慣ではなくなった。10月に居酒屋新業態を再び立ち上げたワタミの渡邉美樹会長兼社長は記者会見で「飲みに行くことが生活の一部ではなく、手帳に予定を入れて店を調べて行くようなものになった」と表現したが、飲み会が事前の計画を必要とするイベント的な意味合いの強いものになってしまった。 高い潜在的需要 このライフスタイルの変化を受け、居酒屋の新店舗では価格帯の二極化が進んでいる。これまで一般的な居酒屋の客単価は4000~5000円前後が主流だったが、22年以降に新規オープンした店舗は客単価4000円以下の低価格業態と7000円超のミドルアッパー業態に大きく二分されている印象だ。 低価格帯の居酒屋の主要ターゲットは、まだ〝日常的に飲み歩く〟習慣を持つ従来の酒
ホーム総合・ビジネス原宿で開催中の「匿名宝飾店」 正体は「4℃」、約4000人が来店2023/09/20 17:00 更新 この記事を保存ツイート 9月8日から原宿に出現していた正体不明の期間限定店「匿名宝飾店」のブランド名は「4℃」だと、エフ・ディ・シィ・プロダクツが発表した。同店は、そのユニークなコンセプトがSNSなどを通して話題となり、19日までに約4000人が訪れた。 【関連記事】原宿にブランド不明の『匿名宝飾店』 24日まで期間限定で 瀧口昭弘エフ・ディ・シィ・プロダクツ社長は、「4℃は昨年50周年を迎え、この間多くの方にブランド名を知って頂いた。その今だからこそ、蓄積されたイメージを離れ、今一度原点に戻り、ジュエリーそのものを見てもらいたいとの思いがあった」と同店の企画意図を説明した。 この間ブランドを取り巻く環境が大きく変化し、ネットの登場やSNSの台頭でブランドへの意見が可
ホーム素材・製造・商社京都大大学院の沼田教授らが“ゼロカーボン”たんぱく質繊維を開発 海で光合成する微生物を利用2022/06/01 06:27 更新 この記事を保存ツイート 京都大学大学院工学研究科の沼田圭司教授は、海洋性紅色光合成細菌(海で光合成する微生物)を基に〝ゼロカーボン〟たんぱく質繊維「エアシルク」の試作品を作り出すことに成功したと発表した。主原料を化石資源に頼らず、大気中の二酸化炭素(CO2)と窒素(N2)を利用して生産できるという。 (小堀真嗣) 今回の研究開発は、科学技術振興機構(JST)、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援を受け、バイオベンチャーのスパイバー(山形県鶴岡市)、シンビオーブ(京都市)と進められた。研究に用いた海洋性紅色光合成細菌は、大気中のCO2、N2、海水中のミネラル成分を利用して増殖する。沼田教授の研究室は、この仕組みに着目し、同細菌
ユニクロが3月16日、東京都済生会中央病院1階にオープンした「ユニクロ済生会中央病院店」は、初の病院内店舗だ。売り場面積は42.9平方メートルと実店舗としては最小規模だが、「前あきインナー」や「エアリズム」の下着など、病院での生活に必要な衣料品に特化した品揃えで、患者や医療従事関係者のニーズに応える。出店のきっかけは、同病院からカスタマーセンターに寄せられた一本の電話だったという。 【関連記事】ユニクロ「UT」、「ミッキー・スタンズ」発売 原宿店で着こなしも紹介 済生会中央病院は港区のほか、品川区や大田区からの患者もやってくる。症状が重く、緊急性の高い三次救急に対応しており、着替えを用意する間もなく入院を強いられる患者も多い。そうした状況に対し、ある職員から「ユニクロの店が院内にあればいい」という投書が病院の運営側に寄せられた。20年1月のことだ。 この声を受け、同病院が連絡したのはユニク
ニューヨーク(NY)のクーパー・ヒューイット・スミソニアン・デザイン美術館で「デザイン&ヒーリング:伝染病に対するクリエイティブな反応」展が始まった。コロナを機に、過去の様々な伝染病発生時に生まれたデザインとコロナ禍で生まれたデザインを検証している。どんな困難な時でもデザインとクリエイションが存在する意味があると、再認識させてくれる展覧会だ。 医療器具や野戦病院、アウトドアダイニングスペースなどのデザインとともに、様々なマスクが目を引く。イスラム教の女性たちがかぶるヒジャブの上に着用しやすいマスク、シーク教徒の人々がターバンを巻いても付けやすいマスクなど、民族衣装に合わせた実用的なマスクから、リサイクル素材を使ったユニークなデザインのマスクまである。フードのように服の一部のように見えるマスク、大坂なおみ選手が20年のUSオープンで「ブラックライブズマター」の一環で着用したマスクも展示されて
こんにちは!キッズ市場担当記者の金谷(かなたに)です。 育休を経て今春職場に復帰し、キッズ市場を担当することになりました。 実際に取材してみて驚いたのは、子供服のブランド、企業ってこんなにあるんだ!ということ。 子供服ブランドって子供を持たないと縁遠いので、いざ子供が生まれても「どこで買えばいいのか分からない」「とりあえず買ったはいいけど満足していない」なんて人も多いのではないでしょうか。 そんな人たちに、こんなブランドもあるんだよ、キッズ関連企業の皆さんはこんな工夫をしているんだよ、というようなことをお届けできたらと思っています。 第一弾は「裏起毛以外の服どこにあるんだ問題」 ようやく本格的に寒くなってきて、店頭では裏起毛のモコモコふわふわ商品がいっぱいです。 でも、「保育園は床暖房付きなので薄着でと言われる」 「子供は大人が着ている枚数のマイナス1で良いなんて聞くし・・・」 「そもそも
フリマアプリ「メルカリ」が登場して5年以上が経ち、月間のアクティブユーザーは1000万人を超えた。消費者は売ることを前提に新品を買い、中古への抵抗感は薄まった。自分で価格を決めて販売できることで、〝たんす在庫〟が資産に変わる。売り上げを得ると同時に、保管スペースも空く。その余力がまた、納得できる〝メルカリ相場〟価格で次の商品を買うという消費も生んでいる。 実店舗かECの二択だった買い物の選択肢にメルカリが加わり、大きなインフラになろうとしている。メルカリ利用者に関する様々なデータから、メルカリ消費を読み解く。 (藤川友樹) 【関連記事】メルカリ、国内事業に磨き AIで「売る」をもっと簡単に 担当者はこう見る 「メルカリで検索」が浸透メルカリ・プロダクトPRグループのハン・スングンさん 現在メルカリの流通額のカテゴリー別構成比はレディスは24%、メンズ15%、コスメ8%で、最近はコスメが伸び
作業服・作業用品主体の専門店チェーンのワークマンは今月から来月にかけて、一般客向け高機能ウェアの新業態「ワークマンプラス」で新たに11店を一気に出店する。内訳は新規が7、既存のワークマンからの業態転換が4。昨年出した4店と合わせて4月末で15、9月までに38、来年3月末に68店に拡大する。同社初の女性専用コーナーを設けた店舗も21日にららぽーと甲子園、4月4日にららぽーと湘南平塚に開設し、商品構成や店舗のモデルを検証し、出店を続ける。 (河邑陽子) 【関連記事】ワークマン 新社長に小濱英之取締役 ワークマンプラスは昨年9月に1号店を出し、昨年中に4店を出店。東京・立川と埼玉の同社初のSC店は開店時、入場制限をして2時間待ちとなるなど人気。神奈川と東京・世田谷のロードサイド店も、同社の初日売り上げ記録を更新した。 今春は関東以外への出店を開始し、14日には今後の最重点地域とする九州で福岡・和
良品計画は16日にオープンする錦糸町パルコの無印良品に、靴下の編み機を設置し、店内でオリジナルの靴下を編み立てるサービスを提供する。 メンズ、レディス、子供用で計7サイズがオーダーでき、購買客が自由に描いた柄を入れた靴下を作ることもできる。店内に靴下の編み機を導入するのは初の試み。 錦糸町店には伊・ロナティの靴下編み機を設置した。ベースの色はグレーとチャコールの2色で、無地は1足400円、柄入りは600円。ベースの2色に最大6種類の色糸を使い、幾何学柄や名前入りのほか、店内のパソコンで自由に模様や絵を描き、靴下に編み込むこともできる。 靴下工房と名づけ、店内に最新鋭の編み機を持ち込んだ ネット販売限定の小さめや大きめのサイズでもオーダーすることが出来る。編み立て自体はそれほど時間はかからないが、検品やプレス作業もあるため、オーダーから商品の受け取りまで当面は1週間かかる。店舗が受注から生産
来期からゾゾタウンとPBの成長戦略を描き直す。あらゆる人を対象に数量を売る販路という役割を超えて、MDや需要予測、サイズ最適化に寄与するプラットフォームを目指す。 【関連記事】ゾゾ前澤社長が語る「ZOZOARIGATO」の真相と新戦略㊤ PBは昨年までの自前主義を見直します。この1年は当社の商品企画力のなさを痛感しました。来期はゾゾスーツで得た100万件以上の体形データを活用。ユーザーの体形に応じた多サイズ展開での販売プラットフォームをブランドに開放し、ブランド企画のアイテムを開発・販売し、「顧客ニーズの多様化」に応えます。 PBの数値を初公開すると、この1年弱でスリムテーパードデニムパンツは約21万本、無地Tシャツ約7万枚を販売しました。適切な価格と個客の体形に合った「マルチサイズ」展開で、ここまで数量が売れる。来期はPBで得た体形や多サイズに関するノウハウをブランドに公開します。 つま
「EC主体へのビジネスモデルへの転換がファッション業界の課題解決に直結する。そのためにゾゾタウンとPB『ゾゾ』は、ブランドの次世代事業モデルを支援するプラットフォームになる」――ゾゾの前澤友作社長が「ZOZOARIGATO」有料会員サービス導入の真意と今後の方針を語った。 来期は「ファッション業界全体のEC比率を加速度的に上げていく。ゾゾタウンとしてはリアルモールとの競合は避けられない。ただ、なるべく競争を避けるため、ブランドと共同で独自商品の開発を始める。ブランドの自社EC支援にも、さらに力を入れる」考えだ。 ゾゾタウンの一層の成長やビッグデータのフル活用、ファッションブランド支援など、新戦略の実行に入る。 (疋田優) 【関連記事】ゾゾの「ARIGATO」で考えるべきこととは 価格表示の選択機能の追加で収拾に向かいつつあるARIGATOメンバーシップ。恒常的な値引きを問題視するブランドの
【記者の目】求められる消費増税延期 チェーン協が反対表明 10月の消費税率引き上げは見送るべきではないか。高齢化などの社会変化のためとして今回の消費増税は受け入れられており、多くの小売業で対応が検討されている。 しかし、消費の落ち込みを回避するために打ち出される施策は複雑で、小売りの現場の負荷は想像に難くなく、消費者の混乱も予想されるところ。そして、回避策により税収増がほとんど見込めないとあれば、何のための増税かわからない。 (田村光龍=本社編集部大型店担当) 【関連記事】中小専門店の消費増税対策 「8%移行時より懸念」5割 増税反対に転じる 「悪名高き消費増税」。18日に行われた日本チェーストア協会の新年賀詞交換会で小濱裕正会長(カスミ会長)は、10月に予定される消費税利率の引き上げを批判した。軽減税率、ポイント制度の導入に反対してきたが、ここで消費増税そのものに反対を表明した。 イオン
伊藤忠商事が1月31日、子会社を通じてデサントの株式に対するTOB(株式公開買い付け)に踏み切った背景には、デサント経営陣に対する積み重なった不満があった模様だ。TOBを通じ、「デサントの経営体制の見直しと、健全なコーポレートガバナンスの再構築を行い、企業価値向上に向けて建設的に協議できる協力関係の構築」を目指す考え。現時点では、議決権の過半数を取得し、子会社化することは考えていないという。 【関連記事】伊藤忠 子会社通じデサントにTOB 出資比率4割へ 伊藤忠の公表資料によると、「デサントの韓国事業への過度な依存、日本事業が実態として営業赤字に近い状況にあることを指摘したが、デサントの現経営陣が真摯(しんし)に検討する姿勢は一向に見られなかった」という。このため、伊藤忠はTOBについて「デサントと事前協議をしても建設的なものにならず、情報漏えいなどでデサント株式の市場株価の高騰や市場の混
ゾゾが運営するファッションECサイト「ゾゾタウン」が18年末に発表した新サービス「ARIGATOメンバーシップ」を機に、ゾゾタウンへの出品を停止する動きが話題になっている。中止したブランド・小売店は「プロパー価格の恒常的な値下げが、ブランド価値を毀損(きそん)する」ことを理由にし、大手マスコミは「価格決定権」を論点にする。しかし、各ブランドのターゲットや販売戦略を基に、ECモールとの連携をしっかり考えることが重要だ。業界の既存発想から抜け出し、消費者へ新しい売り方・伝え方を斬新な発想で考えていく必要もある。 (疋田優) 【関連記事】オンワード、値引きに不満「ゾゾ」から全ブランド撤退 「価格が論点」は古い ゾゾが打ち出した新有料会員サービス「ARIGATOメンバーシップ」は、商品購入金額の10%を同社負担で割引し、購入者はその割引額の一部または全額について同社が指定する団体への寄付、購入ショ
多様化するニーズ、問われる持続可能性 〝平成最後〟の年を迎えた。繊維・ファッションビジネス業界は平成の30年間に、大きく変化した。物の作り方や売り方、消費者の服の選び方、買い方、ファッションに対する価値観は完全に変容した。 ファッションの主役は、卸型のメーカーとそれを仕入れて販売する百貨店やGMS(総合小売業)から、SPA(製造小売業)、専門店、EC、SNSへと交代した。バブル崩壊からの平成不況、リーマンショックなど経済危機や、阪神・淡路大震災、東日本大震災、豪雨・豪雪、猛暑など自然災害にも見舞われた平成の時代。日本の繊維・ファッション業界にとって、厳しい時代だったという印象を持つ人も多いだろう。 一方で、日本独自のファッション文化が誕生し、ファッション経験値の高い成熟した消費者が育った。日本発グローバル企業も生まれ、直近では外国人観光客の増加、デジタル技術の革新など、新しいビジネスも芽吹
「ザラ」をはじめとして、世界93カ国・地域に7292の店舗を持つインディテックス。2兆8000億円を超える売上高はH&Mとしばしば比較され、ファーストリテイリングが売り上げで並ぶことを目指すと公言する。まさに、グローバル大手小売りのトップ企業だ。天候不順などでライバルが苦戦を強いられた昨年も、既存店ベースで増収を維持するなど好業績が続く。「世界中の店のお客様の声が商売の方向を決める」という同社が、物流、生産、企画、店頭、それぞれの現場で何をしているのか。強さの理由を探る。 (柏木均之) 【関連記事】ザラはどうして売れるのか?(柏木 均之) マドリード郊外のメコにあるインディテックスの物流センターは、延べ床面積13万6000平方メートル。およそサッカー場19面分の広さを誇る施設は、ザラ向けでは最大規模の物流拠点の一つだ。1日に多い時で100万点の商品がセンターに届き、100万点が各市場に向け
【コア&モア 「ザ・ノース・フェイス」強さの秘密㊦】頂上品の販促費を1.5倍に 売上高500億円を目前に、「ザ・ノース・フェイス」(TNF)は何を目指すのか。さらなる成長余地はあるのか。ゴールドウインの西田明男社長は、「浮かれないようにするだけ。緩んで『売れればいい』というようになると、お客様からは反発される。ブームに乗らない」と答える。森光執行役員も「どんなに規模が大きくなっても、ブランドの信頼度を落とすことはしない」と強調する。 【関連記事】「ザ・ノース・フェイス」強さの秘密㊥ TNF事業の重点施策に位置付けるのは、今一度、ブランドの根幹(コア)を磨き上げること。信頼を築く根拠となる部分を、明確にする作業だ。 ◆2%へ集中投資 17年秋物から、TNFの頂上商品「サミットシリーズ」を刷新したのはそのため。テクニカル商品群として誕生したが、その後、独自のロゴマークがブランド内に氾濫(はんら
【コア&モア「ザ・ノース・フェイス」強さの秘密㊤】本格機能を街着にも 信頼築き周辺領域に波及 ゴールドウインが製造・販売する「ザ・ノース・フェイス」(TNF)は、アウトドアブランドながら、ファッションアイテムとしても人気のブランドだ。 同社が扱い始めて40年経つが、近年さらに勢いを増している。ブランドの根幹(コア)を磨き上げながら、派生する領域(モア)に積極的に挑む。ここに、強さの秘密がある。 (杉江潤平) 【関連記事】「ザ・ノース・フェイス」 ダウン人気過熱に警戒 ◆極力シンプルに 前期比24.9%増の494億円――18年3月期決算で、TNFを核とするアウトドア関連売上高は大幅に伸びた。厳冬でダウンウェアを中心とした単価の高い重衣料が予想以上に売れたとはいえ、目を見張る水準だ。 この勢いは、販路・年齢層を問わない。繊研新聞社の17年度「百貨店バイヤーズ賞」「テナント大賞」「キッズファッシ
【知・トレンド】《データを読み解く》〝なし婚〟ありも、自分はしたい 婚活支援サービス、パートナーエージェントの調査によると、「結婚式、披露宴をしなくてもいい」と思っている人が33%を占めた。式だけ、披露宴だけを含め、「した方がいい」は26.8%にとどまった。自分自身については「式または披露宴をしたい」が46.6%と高く、「したいと思わない」は21.7%だった。いわゆる「なし婚」は認めるが、自分はしてみたい人が多かった。 【関連記事】若手社員の意識調査 目標にしたい人がいるかが影響 式や披露宴を「めんどうに感じるか」については、「当てはまる」が男女とも過半数。式や披露宴をしない理由は、「お金を別のことに使いたい」(53.1%)、「式や披露宴に魅力を感じない」(52.2%)が1、2位。「経済的な事情」は5位(36.1%)で、結婚式そのものに魅力を感じない人が多いようだ。「式や披露宴は花婿より花
「カワイイ」可視化し潜在要望を発見 SNSの浸透などで消費が多様化と細分化を続けるなか、企業が精度高く施策を打つためには、データの分析と活用がますます重要になっている。一方でデータは氾濫(はんらん)と呼べるまでに膨大で、ただ並べて見るだけでは課題解決にならない。 そこで、データを法則化し、打つべき施策を明確化するデータサイエンティスト(DS)の存在がファッション業界でも注目され始めた。ITを駆使して統計解析やデータマイニング(パターンや事実の採掘)ができる能力に、ビジネスや市場トレンドなどにも精通している必要がある。ファッション企業に勤めるデータサイエンティストに役割の重要性を聞いた。 (疋田優) TSIホールディングス事業戦略本部マーケティング室長渡井裕司さん TSIホールディングスの渡井裕司事業戦略本部マーケティング室長は、DSとアナリストを兼ねた存在。ニールセンカンパニーでアナリスト
【知・トレンド】《データを読み解く》本や書店の利用意識 電子書籍利用率は36% 市場リサーチ会社、マクロミルの本や書店に関する調査によると、利用率は「紙の書籍」が84.5%で、「電子書籍」は35.6%と紙が圧倒した。併用率は33%。電子書籍の利用端末は全年代の過半数が「スマートフォン」とし、若い年代ほど高く、10代では9割弱だった。「タブレット」は50~60代、「パソコン」は60代で利用率が4割を超えた。 【関連記事】92~18年生活定点調査 慎重な消費姿勢明らかに 読まれている書籍のジャンル別では、「紙の書籍」は「小説・文芸書」が60.4%、「コミック・マンガ」(42.9%)、「趣味・生活関連の実用書」(40.5%)、「雑誌」(35.7%)と続く。「電子書籍」は「コミック・マンガ」が58.7%と断トツ。2位は「小説・文芸書」の29.1%。 「書店に行く理由」では、「紙の書籍を買うため」が
【知トレンド】《データを読み解く》92~18年生活定点調査 慎重な消費姿勢明らかに 博報堂生活総合研究所が92年から隔年で実施している「生活定点」調査によると、「多少値段がはっても、ちょっといいものがほしい」人は、18年調査で過去最低となった。90年代後半までは50%を超えていたが、00年に40%台前半に低下、その後も緩やかな減少が続いており、18年は30.6%。消費者の価格意識は年々強まっていることが明らかになった。 【関連記事】【データ】シニア世代の恋愛 4人に1人が恋愛している 18年が過去最低だったのは他に、「自分はおしゃれなほうだと思う」が22.7%から12.9%へ、「家の中よりも野外で遊ぶほうが好きだ」は45.5%から25.5%に減った。 18年に過去最高となったのは、「女性の上司のもとで働くことに抵抗はない」が33.5%から69.8%へ、「クレジットカードを使うことに抵抗はな
井筒屋は、来春から1年半ほどかけて「最低でも20億円を投資」(影山英雄社長)して小倉本店を改装する。同社は山口井筒屋宇部店を今年末に、JR小倉駅前のコレットを来年2月末に、黒崎店を同5月末にそれぞれ閉店すると発表しており、小倉本店に経営資源を集中して生き残りを図る。 改装計画は今後詰めるが、本館は上質、非日常の百貨店らしさを追求し、外商顧客へのもてなし体制も強化する。新館では百貨店に来ていなかった比較的若い客層にアプローチする。地域で活躍するクリエイターなどに販売機会を提供するなど、地域密着の取り組みも強化する。 商品では特に化粧品やラグジュアリーブランドの品揃えを強化する。今月、本館1階に「ロレックス」のショップをオープンするのもその一環。前期で売上高の1%未満にとどまる免税売上高の引き上げにもつながると見ている。 小倉本店に経営資源を集中する
東京・新宿区のJR新大久保駅周辺が若者であふれかえっている。特に多いのが、韓国のグルメやコスメ、アイドルグッズ目当ての女の子たち。新宿駅から1駅、歩いても20分圏内のためか、アパレルを販売する店は少数で、ファッション目的で来ている子も少ない。街の活気を見る限り、アパレル店にも商機はありそうだ。 (友森克樹) JR新大久保駅の17年度の1日平均乗車人員は、4万8220人で前年度比9.8%増だった。この伸び率は、JR東日本の駅別乗車人員ベスト100のうちのトップで、100駅の平均増減率1.4%に比べても大幅に増えた。同駅の直近5年の増加率と比較しても17年度に急伸し、ここ1年で街がにぎわい出したことが分かる。増加の想定要因は、「近年の韓流ブームで利用人数が増えている」(東日本旅客鉄道広報部)と見ている。新大久保商店街組合も「ここ1年で特に人が増えた。食べ物を写真に撮って、SNSに投稿している女
ノーデザイン(東京、染谷将宏代表)はユニセックスのソックスブランド「シックストックス」の初の展示会を東京・表参道で開いた。同ブランドは靴下産地の奈良県で、ベーシックだが一ひねり加えた靴下を作っている。 17年秋冬に立ち上げ、伊勢丹新宿本店や阪急うめだ店など有力百貨店や、1LDK、ヴィアバスストップ、アーバンリサーチ、エストネーション、ステュディオスなど有力セレクトショップ向けに卸販売している。 「足元がちらっと見えたときに、『気を遣っているな』と思われる、名脇役のような靴下で、1シーズン限りではなく継続して買い足してもらえるようにしたい」と同社。T字に入れたラインや、ランダムピッチのストライプなど、奇抜ではないが、ひねりを加えたデザインが特徴だ。カラーもネイビーやグレー、ブラックなどベーシックが中心。ただしカラーバリエーションは広く、定番のT字ライン入り靴下はシーズンの新色などを含めて20
作業服・作業用品のFC専門店チェーンのワークマン(群馬県伊勢崎市)は11月、一般客向け高機能ウェアの新業態「ワークマンプラス」の2号店と3号店を新たに開設する。11月8日には川崎中野島(川崎市)に路面タイプの2号店、22日にはららぽーと富士見(埼玉県富士見市)に3号店を出店する。 【関連記事】栗山社長に聞く「ワークマンプラス」今後の戦略とは? 川崎中野島店は売り場面積約300平方メートルで、アウトドア・スポーツウェア主体のワークマンプラス売り場に、既存業態で扱うワーキングウェア売り場を併設したミックス型店舗。一般客向けから、建設作業員などプロ向けのワークウェアや作業用品まで揃い、新業態と既存業態の商品がほぼ半々の構成となる予定。ららぽーと富士見店は約165平方メートルで、1号店の立川立飛店と同様に機能性ウェアのPB主体の品揃えとなる。
伊勢丹新宿本店はメンズ館地下1階に「シューズオーダーサロン」を新設した。従来の既製靴の延長線上でなく、フルオーダー、パターンオーダーをはじめとしたカスタマイズに対応する常設の専門売り場となる。メンズ館の改装は来春までの2期に分ける。今秋は紳士靴の一部や7階オーセンティックウェアを改装する。 (松浦治) 【関連記事】伊勢丹新宿本店 催事場で初の音楽フェス メンズ館の紳士靴売り上げは既製品が9割を占めるが、カスタマイズ需要が年々高まっている。背景には「既製品では満足できないステータス性と素材・色、ディテールをカスタマイズで楽しむ」(福田隆史紳士靴バイヤー)という顧客の要望がある。オーダーメイド靴は敷居が高かったが品揃え、サービス、環境を刷新し、顧客の興味・関心の変化に対応する。 サロンではパーソナルな体験型サービスを拡充する。国内外の紳士靴ブランドのオーダー受注会やワークショップを毎週開く。常
作業服・作業用品のFC専門店チェーンのワークマン(群馬県伊勢崎市)は5日、一般客向け高機能ウェアの新業態「ワークマンプラス」をららぽーと立川立飛に開設した。「高機能×低価格の驚きを全ての人へ」をコンセプトに、アウトドア、スポーツ、レインウェアの3PB主体に構成する専門店。カジュアルやアウトドアウェアに、高機能低価格なワークウェアで培ったプロの品質と機能をプラスした商品を揃え、SCやモールで日常生活向けに提案する。初年度の売上高目標は、1億2000万円。 【関連記事】ワークマン 新業態の1号店をららぽーと立川立飛に 1号店は、立川周辺に多いニューファミリー層や学生を主対象に、入りやすく分かりやすい店作りを心掛けた。白い天井や壁、木彫の専用什器を使ったアウトドア調の明るい店内は、売り場面積約198平方メートル。既存業態は1店舗当たり2000品番を詰め込んでいるのに対し、新業態は300品番の品揃
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