今のガキはなってない! 学校はなってない! 教師もなってない! 改革! 改革! という声がずいぶんとかまびすしいのだが、そういう意見をガミガミと述べるおばはんおじさん達は、そんなに立派で清く正しい若者ライフを過ごしたのかねえと強い違和感を日々感じる。別に若者擁護をするわけではなく、みんながみんなPTA面して「よくならなきゃ(私みたいに)!」とインスタントな使命感を帯びて絶叫する姿がはなはだ醜悪に見えるので少しコケにしてみようと思ったのだ。 たとえば昭和30年代や40年代にはこれだけ粗暴な若者が登場している。 昭和32年アメリカのライシャワー大使の太ももを刃物で突き刺す。犯人は19歳の無職。いわゆる引きこもり。 昭和35年、日比谷公会堂の演説会で社会党党首を聴衆の面前で刺殺。犯人は17歳の少年。 同年、衆議院議員面会所で社会党顧問を暗殺未遂。犯人は20歳の工員。 昭和45年にヨド号ハイジャッ