∞ 発症者の家族ら13人 山形市の「佐藤だんご屋」の集団食中毒事件で、だんごを直接食べていない人への「2次感染」が起きていることがわかった。食べて発症した家族などからうつったとみられ、県は16日時点で下痢などの症状が出ている13人を確認。「同じ風呂には入らない」など注意を呼びかけている。 山形市のある家庭では、3日にだんごを食べた会社員の男性(40)と小学生の長男(11)が最初に発症。2人は薬でおさまったが、その後だんごを食べていない次男(9)と長女(2)にも感染し、ともに入院。次男は退院したが、長女は今も入院中だという。男性は「感染するとは知らず、自分に下痢の症状が出た後もしばらく同じ風呂にも入っていた」と話す。 県によると、だんごを食べた発症者は17日現在264人。店が2日に売ったかしわ餅330個と3〜7日に販売しただんご計約890本を食べた人に症状が出ており、店の調理従事者1人