2023.06.22 08:37 氷室まつり再開断念 メンバー高齢化、コロナ禍も…氷献上は続行 高知県いの町本川の名物行事 いの町本川地域の名物イベントで、3年連続中止されている「氷室まつり」の実行委員会は、今年の再開を断念した。新型コロナウイルスの収束で復活を期待する向きがあったが、運営を担うメンバーの高齢化や人手不足で、従来の500人規模でのイベント開催は難しいと判断したため。1991年から29回続いた恒例行事が幕を下ろす可能性もある。 藩政時代、土佐藩主に氷を献上したとの伝承に基づく催し。2月に手箱山(標高1806メートル)8合目の氷室に貯蔵した氷を7月のまつり当日に取り出し、吉野川の河原では地元特産のキジ肉のバーベキュー、アメゴの塩焼き、氷を浮かべた飲み物を味わう。例年、町内外から大勢の客が集う地域最大のイベントだった。 当初は30人ほどいた実行委の実動メンバーは、年を重ねて半減。
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