今日は嬉しいニュースがあった。修士、博士と5年間一緒に仕事をしたA君が8月1日付けで同じ研究室の助教になることが教授会で決まった。これで本人も腰を落ち着けて今の仕事に全力投球できるようになるだろう。若い人がどんどん上がってくるので、こちらもそれなりに頑張らねば。 外山敬介と甘利俊一という日本の神経回路学をひっぱってきた大御所2人を囲んだ対談記録「脳科学のテーブル」を読んだ。 脳科学のテーブル (学術選書) 作者: 日本神経回路学会,外山敬介,篠本滋,甘利俊一出版社/メーカー: 京都大学学術出版会発売日: 2008/04/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 20回この商品を含むブログ (4件) を見る 第1部は「神経科学と理論研究の交流から生まれたもの」でパブロフ、ゴルジ、カハールから始まってコネクショニズムを経て、将来の神経科学が展望される。 第2部は「ニューロコンピューティン