友人の知り合いの知り合いという、距離3の間隔を介したルートで以下のように本の紹介を頼まれた。 1.体系的に書かれた宗教学の本で、 宗教学科の大学院前後のレベルで教科書的なもの 2.宗教社会学の本 3.宗教同士の関係、時代背景、形而学をメタに哲学する本 私が件の人物について知っていることは哲学科の人間で、宗教に関しては初学者ということだけであるので、バーッと関連書を多数並べられても困るだろうから(だから教科書的な本を探しているのだろうし)、それらしいものを各数冊に抑えて紹介してみることにする。 なお当然だが、真面目に時間をかけてこの学問を勉強しようという人は、こんなブログではなくまず入門書でも買って、そこにあるだろう「文献紹介」を読むべきである。 差し当たってはまず、リストアップしたものを並べておく。アマゾンとかへのリンクも張っておいたが、まあ高いものも多いので(3千円くらいの単行本が主だと