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ブックマーク / contractio.hateblo.jp (3)

  • 戸田山和久「ウィトゲンシュタイン的科学論」- 日曜社会学

    戸田山和久「ウィトゲンシュタイン的科学論」 in 岩波講座 現代思想〈10〉科学論 作者: 新田義弘出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1994/12メディア: ハードカバー クリック: 18回この商品を含むブログ (11件) を見る マイケル・リンチのどこがどう偉いか、というのが、初学者にもよくわかる論文。 注の27は、タイプして書き写す価値がある(ので する)。 [‥] ウィトゲンシュタインの議論を懐疑的パラドクスの提示とその解決というクリプキ流の路線で理解している ブルアASIN:4326152125 に対し、リンチは逆にウィトゲンシュタインの議論はそうした懐疑論を斥けるための背理法を構成しているのだとする。これはリンチ自身認めるように、ベイカー&ハッカーやシャンカーの解釈に近い27。 リンチによれば、この背理法のポイントは、(プラトニズム的な対象として考えられた)規則が我々の行為

    戸田山和久「ウィトゲンシュタイン的科学論」- 日曜社会学
  • 外延的定義・僥倖・外挿:その1 - 呂律 / a mode distinction

    tasanoさんにいただいた宿題の露払いも兼ねまして。 続きはこちら:id:contractio:20091219#p1、id:contractio:20091221#p1 スーパー大辞林3.0: 外延僥倖外挿 〔論〕 ある概念に対応する事物ないしその集合。例えば「動物」の外延は人間・犬・猿など。 〔西周(にしあまね) 「致知啓蒙」 (1874年)に英語 extension の訳語として載る〕 ←→ 内包 →概念 ( 名 ) スル 思いがけない幸運。 「−を当てにする」 「−にも難関を通過して /門漱石」 幸運を待つこと。 「万一を−するの外為す可きもの無し /佳人之奇遇散士」 ( 名 ) スル 〔extrapolation〕 既知の資料から未知のことを推測・予測すること。 参考文献: こんなときってなんていう?―おうちのなかで (あいさつ絵) 作者: たかてらかよ,さこももみ出版社/メ

    外延的定義・僥倖・外挿:その1 - 呂律 / a mode distinction
    shokou5
    shokou5 2009/12/21
  • システム論に関心のある物理学科の学生が20世紀思想を知る為の二冊 - 呂律 / a mode distinction

    twitterにて、[ルーマンとあわせて]「フッサール-デリダの系譜とか,パーソンズとか勉強するべきですかね?」との問いに接する(■ ■)。 私の回答(要旨)は、 個別の論者を さておいて、まずは、構造主義-と-サイバネティクス* を中心とする 大まかな20世紀の思想地図を持っておくのがよいのではないか というもの。 それで、地図をつくるのに100冊推薦してもしかたないので、冊数を極力押さえて二冊。「構造主義」と「サイバネティクス」について一冊ずつピックアップするなら、こんなのがありますよ、と: ヤーコブソン―現象学的構造主義 作者: エルマー・ホーレンシュタイン,川茂雄,千葉文夫出版社/メーカー: 白水社発売日: 2003/06メディア: 単行 クリック: 21回この商品を含むブログ (5件) を見る ISBN:B000J7FVIK サイバネティクス学者たち―アメリカ戦後科学の出発

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