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ドラクエ3
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2020年11月に公開したこちらの記事"ファン500人が選んだ「後世に伝えたい90年代ヴィジュアル系伝説の名盤」ベスト50"が、おかげさまで想定を大きく超えるアクセスを頂きました。これもひとえに投票に協力してくださった皆様方のおかげでございます。 そもそもこれは"これから90年代のヴィジュアル系に触れる人たちの指標となるようなディスクガイド"というテーマをもとにした記事。こういったビギナー向けの記事が好評であるならば続編を作成しましょうと考えたところ、次はやはり年表が必要なのではないかと。しかしヴィジュアル系年表なら他のサイトにあるのでは?と思い検索をかけてみる。どうやら90年代に特化した年表は皆無に等しい。筆者が老〜ROUGAN〜眼なので、他のサイトに詳細なヴィジュアル系年表があるのを見落としている可能性もあるし、音楽誌などに掲載されているのかもしれないが、これはやってみる価値があるぞと
みなさんは「BANDやろうぜ」という音楽雑誌をご存知だろうか?基本的にはバンドキッズ向けの雑誌で、楽器のハウツー記事、バンドスコア、メンバー募集告知をメインとした雑誌なのだが、私が好きだったのは「完全ヘヴィメタル大百科」とか「燃えよパンクス!セックスピストルズからシャンプーまで!パンクムーブメント大特集」とか「伝説のロックスター事件簿」とか「レジェンドギタリスト偉人伝」みたいなカルチャー視点で書かれたサブカル記事だった。もうそれこそチャック・ベリーからのロック史がわかりやすく書かれていて、サブジャンルを詳しく解説した相関図とか、今回のコラムに通ずるロック名盤50選とかもあり、ロックのイロハをいちから叩き込まれた雑誌だった。 そんな「BANDやろうぜ」も2004年に休刊になって早16年。世の中は大きく変わり、かつての音楽雑誌に取って代わる存在はSNSやYouTubeだという。サブスクなんて呼
振り返れば、ヴィジュアル系がグローバル化の動きを見せ始めてからもう20年近く経つ。海外でヴィジュアル系は「Visual-Kei」「Vkei」「VK」「視覺系」という呼称で親しまれ、世界中にファンが存在する。ピンとこない方に向けて簡単に説明させていただく。2000年代初頭、インターネットの普及に伴い国外でもジャパニーズカルチャーが身近なものになり、アニメ/ゲーム/原宿系ファッションなどと共に"ヴィジュアル系"も日本独自のカルチャーとして注目を集める事となる。2000年代中頃のネオヴィジュアル系ブーム、DIR EN GREYの海外進出、その後のレジェンドバンド達の再結成ブームの勢いも加わり、海外でヴィジュアル系フィーバーが巻き起こったのだ。「今、海外でヴィジュアル系バンドが大人気!!」といった報道を耳にした人も多いのではないだろうか。一時はマイナーバンドでも海外に行けば数百人を動員するような盛
90年代前半ヴィジュアル系黄金時代。Silver-Rose、黒夢の全国進出、それに続く名古屋バンドの活躍、それを後押しする円盤屋の存在、中京圏V系インディーズシーンは異常な盛り上がりを見せ、一つの大きなうねりとなる。そのムーブメントの渦中にいたバンドは、当時の音楽メディアなどにより"名古屋系バンド"と称されるようになった。名古屋系はヴィジュアル系という言葉と同様、ムーブメントを指す言葉であり、音楽ジャンルではない。しかし、名古屋シーン出身のバンドという意味合いに近かった名古屋系という言葉は、90年代後半に黒夢/Laputa/ROUAGE/FANATIC◇CRISIS/Merry Go Roundなどが作り上げた伝統様式を受け継ぐkein/Lamielといった名古屋系第二次世代が登場したことにより、特徴が明確化され音楽性を表す言葉として使われるようになる。 その名古屋系第二次世代が継承した伝
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