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2017年04月04日16:07 カテゴリ 新社会人へのメッセージ 今年も新年度がやってきましたね。ライフネット生命にも8名の社員(新卒・中途)が新たに仲間に加わりました。 さて、学生生活を卒業し、新たに社会人としての生活をはじめる皆さんへ。応援メッセージとして、明日から三つのことを心がけてみて欲しいと思います。 1. 人の意見を鵜呑みにしない 2. すべてを一旦「自分のせい」と考えてみる 3. 親から経済的に独立する 1. 人の意見を鵜呑みにしない 情報過多な時代。ネット上に飛び交う様々な情報や、友人や家族とのメッセージのやり取り。何が真実なのか、何が本当の自分の意見なのか。情報の海に溺れ、くらくらして、分からなくなってしまいそうです。 しかし、これからの人生は、自分でキャンバスに描くもの。判断の前提となる情報収集については、ネットやテレビで得られる情報を鵜呑みにせずに、自分で一次情報を
2016年05月31日17:26 カテゴリ 病気やケガで長期間、働けなくなったら、生活費はどうしますか Facebook で目が離せなくなる映像を見つけました。「境を超えて」という3分の作品で、ALS(筋萎縮性則側索硬化症)の患者の方の日々の生活をカメラに収めたもの。ご本人と支える周囲の方々の日常を通じて、この難病に関する理解を深めることができます。 私がこの病気を初めて知ったのは、米国に留学中だった10年前。同級生に初期のALSのイスラエル人がいたのです。Facebook 経由で伝え聞く彼は、闘病しつつも、患者のためのNPOを設立し、結婚して二人の子供にも恵まれ、とてもエネルギッシュに過ごしています。 ライフネット生命が発売している「就業不能保険」のご契約者さまにも、40代でALSを発症された方がいます。毎月の給付金でご自宅にヘルパーさんに来てもらいながらの生活。「保険のおかげで、自宅で
2016年04月02日19:06 カテゴリ 入社1年目の教科書 4月1日、入社式を終えた後、2名の新卒と5名の中途入社組を対象に、「入社1年目の教科書」をテキストとした研修を行いました。彼らに話した内容は以下の通りです。 同書の冒頭にある3つのテーマに沿ってお話しします。 1. 頼まれたことは必ずやり切る 2. 50点でもいいから早く出せ 3. つまらない仕事はない 1. 頼まれたことは必ずやり切る ここで伝えたかったのは「同僚から信頼される人材になれ」ということです。信頼される人には仕事が多く回ってきて、成長の機会が増える。さらに信頼を獲得することになる。だからこそ、組織に新しく加わったひとはまず周囲からの信頼を勝ち取ることが不可欠なのです。 それでは「信頼される人材」とはどういう人でしょうか? 皆さん、これまでの経験で「あの人は信頼できる」と思った人がどんな特徴を持っていたか、思い出し
2016年04月01日09:30 カテゴリ 新入社員へのメッセージ 新年度が始まりました。本日、二人の新卒社員がライフネット生命に入社しました。彼らに向けて話した内容をシェアさせてください。 +++++ 入社おめでとうございます。お二人がライフネットの仲間に加わってくれたことを、とても嬉しく思っています。面接をお洒落な私服で受けに来た外交的な平口君と、大学の保険ゼミでリーダーを務めた熟慮型で保険オタクの日置君。奇しくも同じ大学出身でありながら、タイプが対照的な二人が入社したことも、多様性を重視する当社にとっては嬉しいことです。今日は二人ともダークスーツに緑ネクタイですね。 ライフネット生命は今から10年前に、出口さんと僕の二人が「手作り」で作った会社です。正確に言うと、出口さんと初めて赤坂の雑居ビルで会ったのが、確か4月18日だったので、10年前にはまだこの世に存在していませんでした。出口
2016年03月06日15:30 カテゴリ 創りたい、届けたい。 先週、こんなことがありました。 2月18日から約2週間入院され、3月3日に退院されたライフネット生命のご契約者。 +++ 3月3日(木) 退院後、午後3時17分頃に当社マイページから給付金をご請求 (診療明細書と領収書の計6枚をアップロード) 3月4日(金) 社内で支払査定を行い、支払決定・振込みを指示 3月7日(月) お客様の口座に着金(予定) +++ ライフネット生命は3月1日から、医療保険の給付金について、スマホを使って、ペーパーレスで請求できるサービスを始めました。請求に必要な情報をスマホで入力し、添付書類を画像でアップロード頂く仕組みです。個人的には「スマホ時代の生保」を象徴する案件として期待が大きかったので、ようやくスタートできて喜ばしい限りです。 対外的なプレスリリースは本日だったのですが、先週、早速、第一号で
2015年10月02日22:00 カテゴリ 言いづらいことの伝え方 経団連企業を中心とした大企業の方針変更を受けて、揺れる新卒採用市場。企業に内定辞退の連絡をできない学生(「サイレント辞退」というそうです)が増えているという興味深い記事を読みました。 内定辞退、ハッキリ伝える 学生に「辞活」のススメ 本記事のポイントは「最近の若者のマナーが悪い」といったことではなく、採用スケジュールが流動的であったことによる学生側の戸惑い、内定辞退をしたときに厳しい反応をする人事担当者の存在、多様化するコミュニケーション手段など多岐にわたりました。 この記事を読み、かつて留学中に出会った一冊の本を思い出しました。Difficult Conversations: How to Discuss What Matters Most [Kindle版]Douglas StonePenguin Books ビジネス
2015年07月18日17:31 カテゴリ 丁寧に生きる 最近、仕事もプライベートも「丁寧に生きる」ということを心がけています。 たとえば。 メイル一本一本を丁寧に書く、相手が親しい人ほど。チャットのような殴り書きのメッセージ、定型文のような形式的なメイルは避け、短くても良いので相手にハガキや手紙を出すつもりで、心を込めた文章を書くようにする。お礼をするときはメイルだけでなく、電話を一本入れる。留守であれば、ひとことでいいのでメッセージを残すようにする。 スケジュールを詰め込みすぎず、ひと呼吸おける余裕を意識的に作るようにする。時間に余裕をもって出かけ、地下鉄で徒歩で、自分の足を使って街を歩く。ゆっくり歩く。ときおり立ち止まって、深く呼吸をする。アポイントメントにはいつもより少し早めに到着するようにする。 道に迷っている人、困っている人がいたら、こちらから積極的に声をかけてみる。落ちている
2015年07月14日15:25 カテゴリ 40代からのお金の教科書 このところFacebook を開くと、毎日のように同年代の友人たちが40歳になっていく。小学時代のマドンナも、中学時代の部活の仲間も。高校時代の天敵も、大学時代の盟友も。それはつまり、早生まれの私が39歳になり、40歳になる年を迎えたということなのだ。 不思議なもので、40歳になる日が近づくとともに、世界の見え方が変わってきた気がする。先輩諸氏には「39歳?まだまだ若いなぁ」と言われるが、自分が22歳の頃から考えれば40歳というのはかなりのオトナである。当時おぼろげにイメージしていたような立派な大人になれているのだろうか。まったく自信がない。 どう変わったかと一言でいうと、キャリアなり人生なりを、終わりから逆算して物事を考えるようになったのだ。人生80年と考えれば折り返し地点だし、22歳から65歳まで働くとしても中間地点
2015年06月30日08:23 カテゴリ 米最高裁の同性婚判決に関する一考察 同性婚を認めない州法を違憲とした米国最高裁判決が話題になり、Facebook が虹色のプロフィール写真で埋め尽くされています。生命保険についても、現在は同性のパートナーを保険金受取人として認めることが難しいという環境があることから、この判決について少し勉強してみました。 まず、5対4の僅差で多数意見となった判決主文は、その文学的(いささか情緒的?)な表現が話題となりました。私自身、その文章に心を動かされなかったといっては嘘になります。多くの人に読んでもらいたいと思い、5人の裁判官の想いを結晶化させたむすびの文章を訳してみました。 「結婚ほど深遠な人と人との結びつきはない。それは結婚が愛、忠節、献身、自己犠牲、そして家族のもっとも崇高な理想を体現するからだ。婚姻関係を結んだふたりの人間は、ひとりでいたころのじぶん
2015年02月05日19:57 カテゴリ 1万円札を破いてみて分かったこと 「電車男」「モテキ」「寄生獣」などを手掛けた映画プロデューサーの川村元気さんと対談をしました。120人の億万長者の取材を元に書いた小説「億男」を題材に、「お金とは何か?」という少し哲学的な問いがテーマです。ライフネット生命の自社メディア「ライフネットジャーナルオンライン」の企画です。 私たちの人生に大きな影響を持つ「お金」とは、いったい何なのか。川村さんとの対話を終えたときには、ポケットに入っているお札やコインが、なにか一つの生命を持った、生き物のように思えてきました。 印象に残った発言を紹介します。 そもそもお金をテーマにした小説を書こうと思ったきっかけについて。 川村:お金は人間が発明したものなのに、今や人間がお金に振り回され ている。だからこそ、苦手でも知っておかないといけないんじゃないかと思ったんです。真
2015年01月19日18:56 カテゴリ 知らぬが仏では済まされない高額療養費制度の改正 今年は定期的に保険ブログを書くことにしています。皆さんのお役に立つ話に挑戦しますので、普段は保険ネタを読まれないかたも、ぜひご一読ください。 さて。知ってましたか? 今年1月から「高額療養費制度」の改正によって、所得が高い人の医療費(自己負担額)が増えたことを。ここで、高額療養費制度を改めて簡単に説明すると、「病院や薬局の窓口で支払った医療費が一定額を超えた場合、超えた金額について健康保険から給付を受けられる制度」である。 公的医療保険は原則として、医療費の7割を公的保険が支払い、3割を患者が負担する仕組みになっている(70歳未満の場合)。もっとも、大きな病気を患うなど、医療費総額が多額になってしまった場合には、この3割負担が重くなり、経済的に困ってしまうことも考えられる。 そこで、自己負担額にも上
2015年01月07日16:00 カテゴリ 平日22時までやってます 去年の7月から年末までの半年間、社長室とは別フロアーにあるコンタクトセンターの中にも席を設けて仕事をしていた。そして時折、自分でもお客さまに直接お電話をおかけしていた。 「お忙しいところ失礼します。私、ライフネット生命のいわせと申します。先日は当社の資料をご請求いただきありがとうございました。無事に○○様のお手元に届いてらっしゃいますでしょうか。内容にご不明な点はありますでしょうか」 名前を名 乗るときに心なしかボリュームが小さくなったが、お客さまと直接お話させて頂いたことにより多くを学ばせていただいた。千葉の主婦の方、大阪の若手会社員の方、長崎の公務員の方、和歌山の鰻屋店主。お客さまは実に多様だった。多くの方が予想以上に電話で色々な話をしてくださって、質問もたくさん頂いた。世間話もいろいろした。まさかお客さまも、社長が
2014年10月15日12:54 カテゴリ 子どもに自分の年収をパワポでプレゼンできるか 「ライフネットジャーナル」の企画で、ファイナンシャルプランナーの栗本大介さんと対談しました。 多くのお客様の家計相談にのられてきた栗本さんのお話はいつも勉強になるのですが、今回は「子どものマネー教育」について興味深かった話が3つ。 1. まず、スマホ世代は我々とは金銭感覚がズレているかも?という問題提起。100円玉を握りしめて、何を買おうかなと駄菓子屋で悩んだ経験が、我々世代の金銭感覚を養ったかもしれない。リアルな貨幣を手にせず電子マネーなどが主流となっている若い世代は、お金の感覚が変わってくるのでは、という指摘です。確かに、クレジットカードが使えずにしばらく現金だけで生活をしていると、お金を使っているという感覚がまったく異なるので、そういう面もあるのだろう。 2. 次に、栗本家ではお子さんに小学
2014年08月25日13:06 カテゴリ ソーシャルで出会い、ソーシャルで別れる 1歳年下の友人が亡くなった。 1年くらい連絡を取っていなかったのだが、誕生祝いメッセージをフェイスブックに書き込んだところ、別の友人から届いた「彼、2週間前に亡くなった。聞いてなかった?」とのメッセージで訃報に接することとなった。彼との出会いのきっかけは、ブログだった。ソーシャルメディアで知り合った友人との別れを、ソーシャルメディアきっかけで知ったわけだ。 まだ「ネットライフ企画」時代、ブログ読者代表として色々と意見を言いに会社に遊びに来てくれた。オフィスが近所ということもあり、それ以来、たまにランチしたり、会社ぐるみで仕事の相談をしたり、飲みに行ったりと、付き合いを続けてきた。留学する前にも報告に来てくれて、留学先からは絵葉書を送ってくれた。独身の友人のためにと、ひと肌脱いで、食事会をアレンジしてくれたこ
2014年04月04日15:04 カテゴリ ブログ内容に関するお詫び 新入社員へのメッセージとして書いた4月3日のブログの書き方に配慮が足りておらず、さまざまな反響を呼び、一部の方に不快な思いをさせてしまったことをお詫びいたします。 推して知るべしと思われても仕方ないのですが、1日のブログに対して大変多くの方からコメントを頂いた結果、真意と違った受け止め方をされていることにフラストレーションを感じてしまいました。「それならば」と思い、自分の主張と逆の状況が発生していたらいかにおかしいかということを伝えようと、皮肉めいた内容をブログにしたのが3日の記事でした。本来は、皆さんのご意見にストレートに僕の意見を伝えていくべきだったと反省します。 このことにより、一部の方に不快な思いを抱かせてしまったことを大変申し訳なく思っています。考えた上で3日のブログについては削除させていただきました。謹んでお
2014年04月03日23:30 カテゴリ 入社3日目の今日から試して欲しかったこと 4月1日に、「入社2日目の明日から試して欲しいこと」というブログ記事で、次のように書いた。 毎朝、定時より30分前にきっちりした身なりで出社し、新聞を読んでなさい この短いエントリーがネットではずいぶんと反響あったようですが、まさか、この通りにやってる人、いないよね?だって、書いたの、4月1日。エイプリル・フールですよ。 入社1年目の君は、会社にはギリギリ駆け込む感じで着こう。新聞なんて一回も読まなくていい。社内の人はみんなロジカルに成果主義で、正しく、公正に自分を評価してくれるから、社内の先輩たちの信頼を得ようなんて努力は必要ない。 まず、会社にちょっと早く行くなんて、時間がもったいない。早く来たらタイムカード押していいよ、と言われたとしても。超ギリギリに出社するようにしよう。ていうか、朝、起きるのつら
2014年04月01日16:40 カテゴリ 入社2日目の明日から試して欲しいこと 今日から新年度。 ライフネット生命には新卒入社1名を含め、4名の新しい仲間が加わった。 また、本日15時、開業以来初めてとなる主力2商品についての見直しと、それを受けた商品改定・新商品発売を発表した。 いずれも、新しいスタートを感じさせるニュース。さて、今年も新入社員の皆さんにメッセージを送りたい。 去年のブログではかなり長い、説教めいた文章を書いたので、今年はシンプルなメッセージにしよう。 入社2日目の明日からできる、簡単なこと。 毎朝、定時より30分前にきっちりした身なりで出社し、新聞を読んでなさい 簡単なことだが、もしこれを1年間、1日も欠かさず続けることができれば、1年後には皆さんの社内における信頼は確実に高まっていることだろう。 昨年も同じ趣旨のことを書いたが、まず一年目に目指すべきは、社内で信頼さ
2014年02月11日10:59 カテゴリ 2014年、ガジェット革命。 元来、ガジェットの類があまり好きではなく、新聞や雑誌は紙で読む、手帳も手紙も手書きが好き、ノートPCはごついレッツノート、iPhoneを使い始めたのも周回遅れ。未だにLINEもほとんどやらず、連絡もメールより電話や対面を好む、新経済連盟のはずがアナログ派の私。 ちなみに、厚労省の医薬品ネット販売検討会でも「そうはいっても対面も大事ですよね」的な立ち位置を取って、楽天・國重さん、ケンコーコム・後藤さんにはいくらかご迷惑をおかけしたかもしれない、アナログ派の私です。 そんな私に、2014年に入って、テクノロジー革命が起こりました。 カバンの中、ガジェットだらけ。 これは、カクメイだ。きっかけは、年末のイベント控え室での夏野剛さんとの会話。曰く、あらゆるモバイル機器を試したが、いまのベストミックスはdocomoのガラケーと
2014年02月10日14:28 カテゴリ 楽天球団に学ぶ、新しい市場の創り方 大雪の土曜日。外に出られなかったので、気鋭の起業家たちのパネルディスカッション動画を観ていました。 なかでも、楽天球団を立ち上げて、黒字化させた体験談 by ヤフー小澤さんの話がとても印象に残った。 以下のような内容でした。当時のプロ野球球団運営の常識は、「チームが強ければ、観客がたくさん入って、儲かる」というものだった。 一方で、楽天球団は明らかに弱小球団だった。 そこで、どうするか。チームが強くなくても、観客がたくさん入るような仕掛けを考えなければいけない。 コアの野球ファン以外、すなわち家族連れが楽しく時間を過ごせる場所にしよう。家族連れが時間を過ごす、「競合」は何か。カラオケボックスや、居酒屋だ。 居酒屋と野球スタジアムの違いは何か。居酒屋は、4人が向かい合って座る。野球は、一列に並ぶ。すると、端っこの
2014年02月01日10:56 カテゴリ 身の周りにあるイノベーション 最近、凄いなと感じた身の周りのイノベーション。 セブンイレブンの行政サービス。 時折、手続きで必要となる住民票の写しなど、行政関連の証明書。意外と、取りに行くのが面倒じゃないですか。 これがセブンイレブンのコピー機で簡単に取れるようになった。 これが使ってみたら、画期的だった。 文字にすると画期的な感じがうまく伝わらないのだが、やってみたら分かる。ちょっと面倒で非日常な行政手続が、コンビニエンスストアという日常の中に取り込まれたことは、何とも言えない不思議な感覚で、新しいサービスだとの肌感覚を持つ。区役所 at your fingertips. まだ使える地域や必要な手続(住基カードの取得が必要など)に色々と制約があるが、いずれは全国に拡がり、もっと便利になることは間違いない。行政サービスの効率化、ひいては行政サービ
2014年01月30日23:44 カテゴリ 国際社会のNG集 何年か前から飛行機はできるだけANA/スターアライアンス系に乗っている岩瀬です。いつもお世話になっています。ロイヤルユーザーとして、先週話題になっていた、ANAのテレビCMについて一言。 金髪で鼻が高い白人の変装をした日本人が登場するテレビCMの何が問題だったのか。 「人種差別的」であったということではない。英国メディアの報道でも "racist" とカギカッコ付きで報道されている(つまり、「そう言っている人がいるけど大げさちゃう?」というイギリス人のニュアンスが含まれている)。問題となったのは、racial discrimination(人種差別) ではなく、racial stereotype(人種ステレオタイプ) であり、それに表象される人権意識、国際感覚の欠如である。この問題は、海外に出かける皆さんは、いわば世界のプロトコ
2014年01月19日09:11 カテゴリ 感動したコールセンター体験 ブログの筆が乗ってきました。いい感じ。 なお、私のブログは、趣味でやっているのではありません。主に若いビジネスパーソンを対象とした、ライフネット生命のマーケティング活動の一環です。面白がって読むだけでなく、時折、応援も兼ねて、ライフネット生命のHPでお見積り、資料請求などを宜しくお願い致します。 さて。 当社は平日22時まで、土曜日も18時までコールセンターを運営しているのだが、昨日、他社さんのコールセンターに電話してとっても感動する体験をしたので備忘録として残しておきたい。金曜夜のことだったか、母からメールが入った。 「先週、家電量販店で買ったwifiルータ。やっぱりパパがちゃんと設定できないみたいなので、今週末、来てくれない?」 出張ITサポートの要請だ。 63歳の女性というと皆さんがどういうイメージを持つか分から
2014年01月18日14:40 カテゴリ 刺さるマーケティング文句 昨年秋、BOSE社の3万円もするヘッドホン、"QuietComfort 15"を買った。いわゆるノイズリダクションといって、騒音を打ち消すのが売りだ。 音楽好きな私だが、いい音をヘッドホンで聴くためだけに3万円も出そうとは思わない。決め手になったのは、友人の次のような言葉だった。 「このヘッドホンをつけていると、飛行機の旅がすごく楽。いつもヨーロッパ、アメリカ、日本を行ききしているビジネスマンの友人も、『音を完全にシャットアウトしてくれるので、移動時の体への負担がぜんぜん違う。長期フライトの後も、あまり疲れなくなった』と言っている」 この一言で、購入を決めた。直後の出張、成田空港で購入した。 実際、機内でヘッドホンの電源をオン/オフにしてみると、違いが分かる。これまで気がつかなかったが、飛行機が空を飛んでいるときの騒音は
2014年01月18日11:27 カテゴリ 「ゆとり世代」に気づいて欲しいこと ライフネットの新卒採用企画で、入社1、2年目のいわゆる「ゆとり世代」20名と対話をした。ライフネット、マネックス、リクルートキャリア、ADKの4社から各5名ずつ。 事前に彼らが職場で「なんで?おかしくない?」と疑問に思っていることを書いてもらい、それをピックアップして私と特別ゲストと会場の皆さんで話し合うというもの。2月中にはライフネットの新卒採用サイトにて掲載予定なので、こうご期待。 彼らの色々な質問に共通したのは、「自分たちの目からみると合理性がないこと/常識とは考えられないことが、なぜ企業社会ではまかり通っているのか?」といった疑問だ。 「会社にビーサンで通勤しちゃダメと言われた。なぜ?」 「社内の飲み会でなんで先輩にお酌しなくちゃいけないの?」 「私は事務職だから外部の人に会うことはない。なんで化粧しろ
2014年01月13日09:22 カテゴリ 本田圭佑がセリエAに行けた理由 本田圭佑選手のACミラン入団会見を観た。英語で最後までQ&Aをやり遂げた姿は、世界で活躍するスーパースターにふさわしい姿でしたね。日本人としてとても誇らしかった。 さて、彼の小学校卒業文集は話題になったので、読んだ人は多いだろう。 ぼくは大人になったら、世界一のサッカー選手になりたいと言うよりなる。世界一になるには、世界一練習しないとダメだ。だから、今、ぼくはガンバッている。今はヘタだけれどガンバッて必ず世界一になる。そして、世界一になったら、大金持ちになって親孝行する。 Wカップで有名になって、ぼくは外国から呼ばれてヨーロッパのセリエAに入団します。そしてレギュラーになって10番で活躍します。一年間の給料は40億円はほしいです ほとんどの人は、「へ~、小学生からこんなことを考えていたの、凄いなぁ」という感想だろう
2014年01月12日08:58 カテゴリ 自分のバイアスに気がつく 誰しも、自分が育った企業や環境によって、価値観は異なる。 例えば。 大きく安定した企業で育った人は ・ 変化を起こすことに対して慎重になる。 ・ 事業運営の時間軸が、どうしてもゆったりとなる。 ・ 社員はたくさんいて、能力のある人も無い人もいることを前提とする。 ・ 人材採用にあたっては、何の仕事をやってもらうかを明確にしない限り、採用しない。 ・ 新しい事業を創るのではなく、既存の事業を守ることが仕事の中核であると考える。 一方で、(私のように)少数精鋭のプロフェッショナルファームやベンチャー的な環境で育った人は、その逆。 ・ どんどん変化を求める一方で、実行が十分についてこないことも。 ・ 時間とスピードに対して敏感・貪欲である一方で、せっかちすぎることも。 ・ 社員は皆が能力も意欲も高いことを前提としているが、現実
2013年12月21日08:29 カテゴリ 【書評】「入社1年目の教科書」に登場する「伝説の元上司」 少し前のことになるが、20代の頃に一番影響を受けた元上司に教わったことを思い出し、「辣腕上司に教わった7つのこと」というブログ記事を書いたところ、2千を超える「いいね!」がついた。 それを読んだ編集者が元上司のところに駆け付け、彼が考える仕事術を一冊の本にまとめた。 一流の決断力 伝説のディール・メーカーが教える「粘る力」と「割り切る力」植田 兼司日本能率協会マネジメントセンター2013-12-20 著者の植田兼司さんとは、リップルウッドという買収ファンドで3年弱、濃密に仕事をした。「入社1年目の教科書」で書いた内容の多くは、植田さんに教わったことだ。その意味では、本書は「入社1年目の教科書」の「ネタ帳」と言えるかも知れない。同時に、本書には20代の頃の私が10数か所にわたって登場する。今
2013年09月17日01:00 カテゴリ 【書評】人生は、営業だ。 人生は、営業だ。 セールスマンでない人だって、毎日のように、自分自身に、自分の家族に、友達に、社員に、何かを売り込んでいる。毎朝子供に学校で先生の言うことを聞きなさいと売り込む。自分に本を書けと売り込む。学校や会社に入れてくれと売り込む。恋人になってほしいと売り込む。ウェイターは本日のスペシャルを売り込み、医者は薬を売り込む。人間ならば、誰しも何かを売っている―それがセールスだ。 著者がいうとおり、人生は広義の「セールス」そのものだ。人に何かを伝えて、自分の思う通りに動いてもらうという行為を営業と定義するならば。営業という職種に従事する一部の人間のためだけのものではない。営業が上手な人は自分の思うように人を動かせるし、逆もまたしかり。 僕自身、個人向けの営業をやったことはないが、自分自身を売り込み、新会社のビジョンを売り
2013年08月27日19:08 カテゴリ 初対面の人と話を盛り上げる3つの方法 私は初対面の人が相手でも話を盛り上げるのがうまいですねと言われる。「いかに話すか」については悩んでいる人も少なくないと思われるので、ここで秘訣を3つほど伝授しよう。 1. 共通の話題をみつける。 私は埼玉生まれで千葉育ちなので、埼玉の人には「僕も埼玉なんですよ」と言い、千葉の人には「僕も千葉なんですよ」という。神奈川の人には「神奈川どこですか」、横浜だったら「横浜どこですか」、京浜東北線沿いだったら高校時代の親友が港南台から西日暮里の間の全ての駅に途中下車してトイレに駆け込んだ話をし、田園都市線だったら青葉台でアルバイトをしていた話を披露する。 相手が広島出身だったら、「親戚が広島」と言い、山口だったら「友人が下関出身だが飛行機・新幹線・バス・タクシーのすべての交通機関を使えないと帰省できないところに住んで
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