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半ば自分用の備忘録。感想コメントをつけられるものはつけ,何も思い浮かばなかったものは作品タイトルだけ。全般的にネタバレは回避していない。 <冬> 『その着せ替え人形は恋をする』 今年面白かったアニメ4位。奇しくも『ぼっち・ざ・ろっく!』とは,引っ込み思案で能力を発揮できていない・知られていない主人公(ついでに言うと容姿への自己評価が低すぎる)が表舞台に出ていって,次第に周囲に認められて……という点で共通していた。あちらはぼっちちゃんが相当歪んでいるのに対し(悪い子ではないんだけども),こちらは五条くんがめちゃくちゃいい子で,海夢ともども応援したくなる。3話くらいまで見たところで,なるほど惚れちゃうのは海夢の側と気付き,作品名を見て得心する。男が先に惚れるのだろうという読者心理を活かした良い仕掛け。おみそれしました。 アニメが始まった当初に「エロゲが好きな女子高生って実在するんか」というリア
・慰安婦問題:韓国のナショナリズムに寄り添うということ(日はまた昇る) → 自分自身を分類するなら人権重視の国際協調が日本の国益になるという観点から,第一象限に近い第ニ象限になると思う。この記事に対して「そもそも人権の重視と国益を対立軸にしているのがおかしい」と指摘している人は多くいて,それはその通りなんだけれども。あえて乗ってあげるなら,彼の言う国益とは多分に「国家主義」的なものであるということを念頭に置けば,一応理解しやすいのでは。 ・慰安婦問題の俯瞰に関する感想(駄文) → でまあ,こういうツッコミは私も思いついた。そこで「法的責任を認める=亡国なんて論理の跳躍だろ」と考えてる派は図の左側に入る,というのが彼の分類ではないかと思うので,ブコメには書かなかった。だから,「その法的責任を亡国に直結させる思考回路が『原理的』であって『世俗的』ではない。分類と内容が乖離している」とは指摘でき
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コミケの手前の13日に,鹿島神宮と大洗(三回目)に行ってきた。 鹿島神宮に行ったのは,直刀を見たかったから。剣道・剣術の聖地鹿島が誇る宝剣で,正式名称はまんま「直刀」。古代から伝来する来歴のはっきりとした直刀としては最古の部類に入るものの一つで,かつ保存状態が非常によい。制作された理由も比較的はっきりしている。日本神話において崇神天皇が布都御魂を石上神宮に奉納したことになっているが,人間の時代になってから鹿島神宮が,布都御魂は元は武御雷が神武天皇に与えたものだから武御雷を祭神に祀る鹿島が所有するにふさわしい,と主張するようになった。結局返ってこなかったので,奈良時代に新たな布都御魂が作られて,これが鹿島神宮に寄贈された。『常陸国風土記』にも奈良時代頃に直刀が打たれて寄贈されたということが記録されており,様々な考証とも一致するため,おそらく1200年以上昔の作例になるのは間違いない。 そうし
某人がトルコに行った土産で,私のツボを突いた土産をいろいろと買ってきてくれたので書いておく。 まずは何は無くともざくろのワインだ。ざくろを使っているからなのか発酵を途中で止めているのか,甘さが強く残っており,ざくろの味も強いので,色が赤いこと以外はブドウと似ても似つかないワインとなっている。甘みが自然で,極めて飲みやすく,飲み過ぎに注意である。と言いつつ,一口飲んで一発で気に入ったので,結局一晩で空けてしまった。これは大変良い物だ。ぐぐるとトルコのほかにアルメニア,イスラエルと出てきたので,やはり中東特有のワインなのだろう。一方,日本でも作っているようなので手に入らなくはないのかな。 次にロクム。トルコ特有のお菓子で,直方体の形でもちもちとした食感をしている。Wikipediaにある写真を見れば,大体想像がつくのではないかと思う。どっかで食べたことがあるような食感なのに今ひとつ思い出せず,
本書はタイトルの通り,パスタを通してイタリア史を概観していくというものである。古代ローマや中世のイタリアでいかにパスタが誕生したか。そこから何があって現在のパスタになっていったのか。そもそも現在のパスタの特徴とは何か,そこから見える現代社会とは何か,などに切り込んでいる。私事ではあるが,著者の池上俊一は私と高校・大学が同じである。 今回「岩波ジュニア新書」というレーベルにほぼ初めて触れたわけだが,パスタという取っ付き易いものを扱っている,かつ文体が丁寧に書かれているというところを見ると,確かにこれはジュニア向けなのだろう。しかし,どこからどこまでがジュニアなのか,どういったジュニアが対象なのかは,読んでいて今ひとつわからなかった。内容はそう簡単ではない。文体が子供向けを意識したものである分,違和感がある。たとえば,これはやってしまいがちなのだが,そもそも歴史に親しみがない人から見れば年号も
10年以上前に高校世界史の勉強していた人向け。用語の表記変化一つとってみても,実はこれだけ変わっている。内容が変化したものも一部収録した。 ・ハム語系→(古代)エジプト語系 =これについては理由をよく知らないのだが,聖書に則った言い方は古色蒼然としている,ということだろうか。セム語族とくくってアフロ=アジア語族という言い方も出てきた。そもそも,高校世界史において語族があまり重要視されなくなってきた。 ・日本語・朝鮮語:ウラル=アルタイ語族から追放 =1語族1言語の,孤立した言語に。 ・古バビロニア王国→バビロン第1王朝 =以前から併記されていたが,後者が有力に。 ・新バビロニア王国→カルデアが併記されるように。 =前出とあわせて。こちらもいつかカルデアが優先されるようになる可能性がある。 ・カッシート,ミタンニ:印欧語族から外れる,重要度低下 =どちらも近年の研究により,語族不明に。さらに
「東方が和風っぽくないのはなぜ?」に対して,「そりゃアンビバレントがテーマだからだよ,魔理沙とパチュリー見ろよ」ってマジレスしたが,予想以上に反応がなくてしょんぼりしたので,実際服装以外でどのくらい日本勢が少ないのかなんとなく気になった。きっちり調べる気力はなかったし不明な方々が多いので適当に。 東アジア 紅美鈴:中国。漢民族以外だったらびびるけど妄想が広がる。/レミリアをイギリス人と比定した場合,これはあれですね,ヨーロッパが中国を支配するという帝国主義を連想させるので東方は政治的に正しくない(マジキチスマイル/しかし,彼女はそれほど年食ってなさそうに見えるが,生存年代によっては本当にそういう時代の外界を過ごした可能性も。服装からすると文革時代まで外界にいたことになるが,仮に吸血鬼異変が20世紀末の出来事だとするとそれもありうる。/で,美鈴が文革の紅衛兵として暴れまわり,それに反省して幻
・私的メーカー別ベストエロゲ(ここにいないのは) 追随して書いてみる。3作品以上プレイしているメーカーに限定。画像引用のためamazonを利用。コメントは適当に短めで。 一応18禁画像だから折りたたむ。 130cm:彼女たちの流儀 彼女たちの流儀 販売元:130cm (2006-06-23) 販売元:Amazon.co.jp クチコミを見る コメント:『プリブラ』も嫌いじゃないけど。『ふりフリ』以降は未プレイ。 age:マブラヴオルタネイティヴ マブラヴ オルタネイティヴ DVD-ROM 販売元:アージュ (2006-02-24) 販売元:Amazon.co.jp クチコミを見る コメント:順当に。ただまあ,ageの作品は続き物なので,『君望』からの流れの集大成として評価しているところはあり,単体でベストかと言われるとちょっとわからない。でもやっぱりこれがベストかな。 ALICE SOFT
結果発表。 前回の分析。 ・総評 今回もぽつぽつと語っていこうと思う。まず,ここに来て投票者数が大きく増加するとは思ってなかった。キャラ部門基準で前回約3万6千が今回は約4万4千であるから,約20%増である。第7→8回が約10%増にとどまったことや,例大祭やコミケの混み具合,ニコニコでの人気等を加味して,ここ2年ほどはブームも落ち着きこれからは沈静化・成熟化する局面に入っていくだろうと思っていたのだが。成熟化具合については,肯定材料も否定材料もあるように思う。投票者アンケートの項目で触れることにしたい。 一つ考えられるのは,キャラ投票の票数だけやたらと伸びていることから,ニコニコから某キャラへの投票だけを行った人が少なからずいるのではないか,ということだ。キャラ投票ベースで考えると票数は激増だが,曲投票ベースだと10%の伸びで,アンケートに至っては微減しており,ここらから「ベースとなる投票
実はとっくの昔に『くどわふたー』クリアしててレビューだけ書けてないとか,ブックレビューも1冊たまってるとか,『狼と香辛料』の最新刊も読み終わったのでシリーズ総括したいとか,EU3HttTも二周したのでこれも所感をまとめておきたいとか,魁皇の引退記事も絶対に書かねばならないとか,書くネタは腐るほどあるのだが,一つも終わってないのは仕事が忙しかったからである。こればっかりはどうにもならない。はてブからの拾い物ばかりで飽きるかもしれないが,7月中はご勘弁願いたい。 ・魔法少女まどか☆マギカがつまらなかった理由(増田) → まどマギが1クールという時間の制約により,既存のコンテクストに大きく乗っかっているため,単体では説明不足の部分が多いこと。また設定が人工的でシナリオが設定に優越している点などは認められるし,ここから批判することは可能だと思う。(逆にその人工性の高さは脚本の技巧的うまさを示してい
人類が文明を築くとそこから数千年経って,複数の民族・地域を従える巨大な帝国がいくつか誕生した。しかし,ほとんどの帝国はその後崩壊し,いくつかの小国が乱立するようになっていく。この帝国が崩壊し小国乱立に向かうタイミングが,古代と中世の境目とされることが多い。 なぜ古代の帝国は崩壊する定めにあったのか?端的に言えば,維持コストの問題である。帝国が成立すると喜ぶのは広域に活躍する商工業者で,なぜならこれらは治安の維持を前提として発展するからだ。無論,国家としても商工業の発展は徴税の増収,支配者層の生活の質的向上など,メリットは大きい。しかし,いかんせん科学技術が未発達で,行政組織も洗練されているわけではない古代なので,治安の維持にかかるコストを考えると,商工業の発展は必ずしもコストパフォーマンスが高くない。よって,何かしらの事情で国家財政が揺らぐと,帝国は立ち直ることが困難となりあっけなく崩壊す
中国史ほど首都が変わりまくる歴史も珍しい。しかし,それぞれの首都選択には一応の合理的な理由があり,またその国家の性格をよく示していると思う。そこで,つらつらとその変遷をまとめてみた。本論に対し「見るに耐えないほど雑」という批判が入ったが,そう言われてしまうと「雑です」としか言いようがないのは確かなので(批判内容は大いに的を射ている),懺悔の意味も込めて冒頭に提示しておきたい(トラックバックからでも飛べるのだけど)。[中国史]「首都で見る中国史」を批判する(枕流亭ブログ) 西周・秦・前漢:長安(鎬京・咸陽) 西周は殷を滅ぼして中原に覇を唱えたが,中原が古代中国の中心地だったのは言うまでもない。中原とは黄河の中流域を指すが,下流域は氾濫・洪水が激しく古代の治水技術では管理が難しく,長江流域は文明こそあったのものの,黄河流域に比べると発展途上であった。ただし,長安は中原の最西端にあたり,その原因
ここのコメント欄から。 >どこか1社の教科書に出ている事項なら出題してもいいが,そうでない事項を出題してはならない」というルール こうやって問題を作ってる大学・先生方は多いと思う。特に上智は明らかにこれ。慶応と早稲田は学部によるかも。 現在文科省認可の高校世界史の教科書は11冊あるが,そのうち1冊でも掲載された歴史用語は,山川出版社の販売している「世界史用語集」に収録されるというルールがある。ルールというか,少なくとも用語集はそういう目的で作られている。そして,用語集は大概の場合,世界史受験生ならばほぼ所持している。少なくとも高校生は,教科書とセットで強制的に購入させられる。 ゆえに作題する大学側としては,「用語集に掲載されてるんだから見たことがない単語という言い訳は成立しないよね」という言い訳のもと,マニアックな事項が出題できるようになる。要するに免罪符みたいなものである。 ところで,用
先に書いておくと、今年は4/1のアレはやりません。新入社員にはそんな時間的余裕がなかった。 ・「セカイ系とは何か」から派生した議論まとめ(togetter) 「東方ブレイクについて語りながら、黄昏フロンティア知らない人には遭遇しました」これは本当にあるから困る。それ以前の問題として、第二次東方ブームからしか捕えられない人。もう一種、東方アレンジといえばボーカル付だと思っている人の多さ。お前ら、知らないならもう語るな、と。一方で、東方はいろんな面で特殊であるにもかかわらず、語るには無視できない規模になりつつある存在なのもまた確かであり。この間の自演乙に関して神主が「マスコミが東方の扱いに困ってるのが嬉しい」とツイッターでさでずむにつぶやいていたが、本人はいたって楽しそうである。 もう一歩一般化した話をすると、特定の時代の雰囲気をつかむというのは意外にも非常に困難なことであり、それは公
【如月千早誕生祝い】ニコマスPV百選、やります【参加者募集】 ニコマスPV百選!〜千早誕生日おめでとう!〜 まとめエントリ というわけで,damehumanoidさんの企画に乗っかってみた。かと言って真っ当に100選ぶのは骨が折れるし,すでにこういうマイリストを作っている以上,何の縛りも無しに選出するのはあまり意味が無いのではないかと考えた。そこで,「千早がメインのPV」で厳選に厳選を重ねるという条件で選出した結果,到底100には届かず36にとどまった。曲かぶりPかぶり上等でやっているので,複数選出されているPや曲が多い。だが,絶対的な自信を持ってお勧めできるものばかりである。(最初は架空戦記・ノベマスも混ざってて45になってたのは内緒の話)。まあちょうど72の半分だから切りが良い(ry さすがに数が多いので,単品のサムネを貼るのはやめておく。コメントは頑張って全部付けた。最後のはアイマス
いただきじゃんがりあんRというゲームにある麻雀の特殊ルール、宇宙麻雀がおもしろい。ある人はまるでドンジャラというが、より思考能力や戦略を問われることをゲームにおいて進化と定義するのなら、宇宙麻雀は麻雀というゲームの正統進化の一つだと、私は思う。宇宙麻雀と通常の麻雀の違いを書くと、こうなる。 ・東南西北で順子が作れる。しかもループしている。(ex.東南西、北東南で順子) ・白發中も同様。つまり、白發を持っていれば、中をチーできる。 ・各牌の1と9がつながっていてループしている。つまり、891や912が順子になる。 ・上家だけでなくどこからでもチー可能。 ・ドラのみで上がれる。 ・にもかかわらずナシナシ。(後付無し、食いタン無し) 結果的に起こるのは、殺人的な早上がりと点数のインフレだ。そしてこの両者はなかなか両立せず、ゆえに早上がりで上がり続ける派と一撃必殺派に分かれる。前者は
卒業して半月経過したので、大学生活の六年間でも振り返ったものでも書いてみようかと思う。けっこう黒歴史ほじってるので、知り合いは苦笑しながら読めばいいと思う。ついでに、当時クリアしたエロゲ、見ていたアニメとかも付随して書いてみる。 案の定長くなったので、とりあえず1年分だけ。 <1年夏学期> 入学して直後、とりあえずサークルに入ってみたり、バイトしようとしてみたり、いろいろやってみようと画策した挙句、共倒れ。実はこの時期、二週間に一回熱出して倒れてた。明らかな体力不足である。授業もとりあえずフル埋めてみたが当然死んだ。最終的に18コマ生き残ったのは半分奇蹟である。しかし、これは戦略的に圧倒的なミスであった。取り返しのきかない必修が一番多いのが、この1年夏学期だったというのに。このせいで最終的な駒場平均点が80点ぴったりで終わってしまった。これがなければ、82〜3点には到達したと思う。ま
まあ1位はどう考えても新宿駅なので,2位以下についても少し考えてみた。 2位:渋谷駅 渋谷駅なんて楽勝じゃん,というのは渋谷駅ユーザーの驕りだったのではないだろうか,と最近思うようになった。確かに初心者では新宿駅に匹敵する意味不明度かもしれない。多分,多くの方にはまず地下鉄の癖にメトロ銀座線の駅が地上3階にあるという時点であまり信じていただけまい。これは渋谷が名前の通り「谷」で,銀座線は戦前に誕生した3番目に古い路線であるため,名前を裏切って地上に出すしか線路を通す方法が無かったためである。さらに,実は銀座線は乗降口が別で,乗る場合と降りる場合ではホームも違えば改札も違い,必然的に出入口も異なる。これは新宿駅には無いトラップである。 そうそう,渋谷駅はJRの出入口の名前がカオスで,玉川口にハチ公口,東口,西口,新南口,宮益坂口とある。これも渋谷の地理を知ってる人にはイメージしやすいが,初め
東大合格盛衰史から、我が出身地である愛知県だけを注目して分析してみる。少し前に書いたことがあるが、愛知県というのは伝統的な公立王国である。それも大都市圏にしては相当に珍しい。強い私立がないわけではなかったし、60〜80年代の学校群制度の悪影響を受けなかったわけでもない。にもかかわらず公立が没落しなかった、不思議な県である。 その理由について『東大合格高校盛衰史』は1、進学に力を入れる私立高校が少なかった、2、強い国立の附属高校が無い、3、学校群でも公立離れが起きなかった、4、学校群でも公立高校が進学指導に力を入れていた、5、地元の公立志向が強い、と挙げている。これは3と5を分けてカウントする必要があったのだろうかという点を除けば、総じて同意できる。保守的でケチな土地柄ではあるので、効率志向は確実に強い。元々それほど日教組が強くなく、中学校からしてしっかりと指導するところが多いような気はす
なんでオタクって生徒会好きなの?(【2ch】ニュー速VIPブログ(`・ω・´)) これに対し「ヲタは高学歴にも多く,高学歴は自然生徒会経験者が多い。図書委員経験者も多い。そういうこと。かく言う自分も高校時代に図書委員兼文化祭実行委員。」というブコメをつけたが,一つもスターを得られなかった。観測範囲狭すぎたか……俺の高校時代の記憶を辿る限り,どこの生徒会もヲタだらけだったんだけどなー。少なくとも>>37の「生徒会とかみんなに人気があるリア充しかなれないだろ、お前らとは対極みたいな存在」は,私の観測範囲では全く異なっている。割と押し付け合いになることが多く,投票も無気力である。「物語に都合がいいんだな」はまだ正しい。 なお,世間の誤解を解いておくと,生徒会に文化祭や体育祭の運営資金・部活動への部費の管理・振り分けをさせる高校はけっこう多いし,校則にもかなり介入できる。少なくとも,うちの高校はそ
書けばいいじゃんとはやした挙句ほんとに書かれてしまっては、リアクションせざるを得まい。というかですね、美術ネタで反応が来ると嬉しいんですよ。ヲタネタでも嬉しいんだけど、美術ネタのほうが珍しいから、頻度的な問題で。書いていたら「だったら自分が現代美術嫌いな理由も整理しないと」と思いそれをやったらとんでもない長さになってしまったので、興味の薄い人や暇の無い人、そんなこともう知ってるよって人は「続き」から後ろに関しては無視してほしい。もし全部読む気があるならお手数ではあるが、二段落目が終わったところで「続き」に飛び、「続き」が読み終わったら本文三段落目に戻って欲しい。それが正しい順番なので。 まず、「ポップ・アートを芸術と見るのは発展史観によって作られた評価にすぎず、そもそも抽象絵画を『美術』と認めたくない自分としては、それを頂点として逆算で評価を決める発展史観に同意しかねる以上、ポップ・アー
ハム速などに取り上げられてようやく認知度が上がってきたようなので,認知拡大に貢献すべくここでも一筆書いておく。詳しいことは言えないが九州畜産業に非常に詳しい知人がいるので,ソースは基本的にそこである。ちなみに,この方は口蹄疫の出た牛を飼っていた牧場にも直接面識がある。 まず,確認事項として。口蹄疫は直接人間にほぼまったく影響を及ぼさない。ただし感染力は非常に高く,汚染された地域を歩いた靴で別の土地を歩いただけでもその地域が汚染されるという凶悪さを持つ。空気感染さえ起こり得,風に運ばれた菌でも感染が拡大する。人間を含めた多くの動物は口蹄疫の菌から悪影響を及ぼさないが,例外が偶蹄目,すなわち牛や馬,羊,豚など多くの家畜である。口蹄疫が原因で死ぬことはあまりないが,体力が鈍り見た目が悪くなりetcでとても売れるものではなくなるため,肉牛にしろ乳牛にしろ豚にしろ商品価値としてはゼロになる。 こ
なんかこれを見て両者喧嘩のプロはさすがだなーとかそういう意見を見るので、別にそういうわけではないことをつらつら書いてみようかと思う。最初に言っておくが、私はお二人のことをまったく知らないしどちらの著書も読んだことがない。だが、最初にはっきりしておくがこの勝負は豊崎某の勝ちである。しかもほとんど終始優勢で。 まず、この日垣隆とかいう人は「喧嘩は後攻が勝つ」のようなことを言っているそうだが、この場合豊崎某の「ひどいな、この日垣隆という人は。」は挑発であって宣戦布告ではない。本当にふっかけたいなら、日垣某も挑発で返すべきだった。挑発も大体二度か三度繰り返されると宣戦布告せざるをえなくなる。この辺の感覚というのはOSR値(アンサイクロペディア注意)のようなもので、閾値を越えない範囲で自らをピンチに追い込まないと必勝パターンに持ち込めない。この辺の判断がしっかりできてこその口喧嘩である。まして、こ
エロゲーの未来について真剣に考える(フランス乞食の奇妙なエクリチュール) そのはてブ 実は当該エントリについてはブコメで「何言ってるのこの子、と思ったらすでに大体同意な反論記事があった。」と書いている通り、こちらで大体同意な反論があるので、そちらに回す(ただしこの人は、過去の記事を読んでも、お朱門ちゃんを過大評価してるような気はする)。しかし、それとは別にいくつか気になることがあるので、これを機会にエロゲ論壇(笑、以後めんどくさいので(笑)省略)について言いたいことを書いておく。過去に何度か書いているので重複になるかもしれないが。 まずそもそも、論壇なんてものはなくても業界自体は売上が落ちない限り滅びることはない。そのことを忘れて「エロゲの未来」とか語っちゃうので、「何言ってんのお前」とか「文学(笑)だけがエロゲじゃねぇんだよ」とか言われてしまう。ちょっと話はそれるが、実のところ同じ
時期外しまくりの感はあるが、筆が走ってしまったものはしょうがない。 ・コミケにありがちな誤解(ビジネスから1000000光年) → まず、「男性向」というジャンル分けについての考察が間違っている。あれは全年齢か18禁かの区別にかかわらず、しかもオリジナルか二次創作かの区別にかかわらず、とりあえず三日目の東に配置される程度の意味しか持たない。ゆえに、「男性向」の総数でコミケにおける18禁率を測るのは根本的に間違っている。ギャルゲジャンルとの違いで言えば、元ネタがオリジナルが多め、もしくは二次創作の倍でも流行のアニメが多い、という違い程度しかなく、実際には極めて雑多である。 → 実際、ジャンル買いに強くそれもアイマス中心に買う私のC76のチェックリストを見ても、47個ついているチェックのうち男性向けは10、そのうちアイマス本が2、東方本が2、けいおん本が1、その他二次創作が4、オリジナル
全体を通しての感想としては、俺は現代文学の批評向いてないということだ。今の文学批評ってこんなことやるんすね。分析の道具は古い文学批評から哲学、社会学に渡り、悪く言えば大雑把、その割にガチに現実に肉薄しているとは今ひとつ思えない文章が、読めども読めども続く。プロフィールを読むと筆者達もガチの批評家でときにはヲタだったりするわけだけど、ということはディシプリン自体がそうなんだろうなぁという結論を下さざるをえない。 東浩紀のゼロアカ道場 伝説の「文学フリマ」決戦 (講談社BOX) 著者:東 浩紀 (道場主) 販売元:講談社 発売日:2009-03-03 クチコミを見る 以下、各同人誌に関して。やたら長文注意&所持推奨。project1980と筑波批評に関しては、どうにも守備範囲が違うので自分からは特になし。どうでもいいけど、この記事をどこのカテゴリに入れるか悩んだ挙句、一応ブックレビューにナ
論争は終わってからつっつくもの。それがnixクオリティ。 論争の元記事 → ニコニコできないアイマスMADに未来はにい(はじめてのC お試し版) わかりやすいまとめ → はじCさんの記事はなぜ炎上したか(千早とアイマスとニコマスと) リエントリー(はじめてのC お試し版) 端的に言って、分析は間違ってないが主張は納得できないというのが私の立場。というよりも主張は無意味であって、「言説よりも一発の動画が威力を持つ」ニコニコ動画と、「作りたいものを作るべし」というアマチュア主義が相手では壁に叫んでいるような主張だったと思う。でも、分析自体には大いに同意したい。 こういうとたたかれそうだが、この記事を読んだときには建設的な議論を期待したんだけど、相変わらず反論が幼稚というか一辺倒で、はじCさんのリアクションもだんだんヒートアップしてきてgdgdになっちゃったのが残念で仕方が無い。これは
KEY作品冒頭のまとめ。 挙げられているゲームは全てプレイ済みで、これを読んで思ったのは、やっぱ『Kanon』すげぇなということだ。自分の人生初美少女ゲームといえば『Kanon』だが、あれじゃないとあんなに惹き込まれることはなかったと思う。あえて言うなれば、あそこだけ丸戸的なうまさがある。(別に丸戸がだーまえよりも上だとかいう話がしたいんじゃなくて、技巧的な意味で) 『リトバス』が『Kanon』よりの始まり方をしているけど、残りの作品は全て鍵作品特有な幻想世界の存在を先に出す始まり方をしていて、こちらが本来のだーまえテイストなのだろう。『MOON.』も一応現実世界の話から始まってはいるものの、郁未にとって母親との思い出はあの衝撃的なエンディング(今考えればオーガストのワールド展開に張る)を考えれば幻想世界のようなものだろう。何より、テキストのトーンがあからさまにそちら側よりである。
騒動自体の経緯は大方こんなところだったんだろう。ゆえに、正直に言って真性の心理を読解する気はあまり起きない。観測できる程度には大きくしかしヲタ全体から見ればマイノリティ、という規模で存在するという程度には、彼らの嗜好は理解できるからだ。理解できるというより、処女萌えの延長線上でああなっちゃったんだろうな、という浅薄な理解でも許される、というのが正確な感想である。 しかし一方で、どこまでが騒がれないラインなのか、どうなった場合に祭化する可能性があるのか、というのを考えるのはおもしろい。「逆に非処女について考えてみた」から、三毛招きさんの指摘は完全に賛同できる。姉キャラ、年上キャラなら大して波風が立つことは無い。(一応、『月姫』ならシエルだけじゃなくて琥珀さんも非処女だったと思う。)他の例で行くと ・浅倉奈緒子(この青空に約束を 2006年) ・香野麻実(世界で一番NGな恋 2007年)
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