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衆院選
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今年はエロゲ系イベント「DreamParty2012春」と全く同じ日程で「ジャイアニズムフェス 2012 Spring」というのが開催されます。 これはエロゲ誌TECH GIANが主導するエロゲ系イベントで、一般ゲーブランドもいくつか参加しているのが特徴。「秋葉原電気外祭り」の延長線上にあるイベントといっていいでしょう。どっちも頭取ってるのエンブレですし。 で、同じようなイベントが2つ同時開催になるので、出展ブランドが真っ二つに割れてしまっています。 そこで今日は、それぞれのイベントにどのブランドが出展するかを表にしてみました。 それがこちらです。参考として、去年のドリパに出展してたかも併記。これは後ほど触れます。 ●表作成には出来るかぎりの注意を払っておりますが、両イベントの情報が完全に正確であると保証はいたしません。イベントに行かれる方は公式サイトなどで最新の情報をご確認のう
こんな文章を見ましたよ。 ■受託開発を振り返って まあ人それぞれ譲れないところがあるので、こういう文章書きたくなる気持ちも分からないではないですね。 でも自分が正義だと信じているものは果たしてどれだけ正しいのでしょうか? 5年後も同じものが正しいといえますか? と、まあ僕の感想はそんなもんだったのですが(くだんのゲームもやってないし)、ちょっと気になったところがあったので書いておきます。 以下引用しますが、 「評価は気にする必要ありません。売れた本数が全てです」、「最近のユーザーさんは直情的で物を見ませんので(≒バカなので)、作りこんでも(どうせ)気づいてもらえません(だから手を抜け)」、「欝描写は全面カットしてください。最近の人は打たれ弱いですから(説得力をもたせるために記述した描写は勝手に削除されました)」 みたいなことを、このシナリオライター様はクライアントに言われたそ
今月のTECH GIANに載っていた「エロゲー情熱大陸 ~業界のアスリートたちが語る未来への系譜~」というインタビュー記事がクソすぎて絶望したので、今日はそれに関してグダグダと語ってみたいと思います。 この記事の何が酷いか。それは以下の2点、 1)読者層としてどれくらいのユーザー(ライトユーザーなのかヘビーユーザーなのか的意味で)を想定しているのか 2)この記事によって何を描きたいのか、読者に何を伝えたいのか この2つがいずれも甚だしく不明瞭であるということです。 まず、2についてご説明しましょうか。 本記事の冒頭には、こう綴られています。 “美少女ゲーム業界で活躍し続けるメーカーの偉い人に、ゲーム制作への情熱や、各ブランドの今後の展望などを直撃したぞ! メーカーを代表するトップランナーが見据える目標と、業界の未来とは?” でも、この特集で登場する10人のクリエイターのお話
先日Twitterでラノベ作家の橘ぱん先生や業界通のアルジャーノンさんが雑誌フラゲUPについて、そして雑誌自体のこれからみたいなことについて語っていらっしゃったので、自分なりに思ったことを。基本、自分メモなのでとりとめなくいきます。 ■雑誌の魅力とは? ゲーム雑誌の魅力とは、つまり雑誌の何が読者を引きつけるのかということですが、それについて考えてみましょう。価格の問題もありますが、ひとまずそれは置いておきます。 ゲーム雑誌の構成要素は、現状ざっと以下に大別できると思います。 ・ゲーム情報記事(メーカー描き下ろしイラストも含む) ・ゲーム攻略記事 ・オリジナルコンテンツ(その雑誌にしか載ってないコミック、コラム、付録グッズなど) ・読者コーナー(←意外と侮れない) そしてゲーム情報記事の魅力は、さらに細分化が可能です。 1)魅力のあるタイトルを取り上げている これは読者が
『すぽると』(フジテレビ系列のスポーツ番組)で「プロ野球選手100人が選んだプロ野球選手」ってのを何部門かに分けてやるのですが、あれのエロゲ版があったら面白くないだろうかと思いました。 ■ルール ・「原画」「シナリオ」「塗り(人物)」「背景美術」「BGM」「演出」「エロさ」など各分野ごとに、良いと思った作品およびその理由(重要)を挙げてもらう ・順位を集計し、コメント(選考理由)とともに紹介する。コメントはしがらみを排除するため匿名とする 一応順位は出しますが、順位を出すこと自体が主目的ではありません。その作品の何が良いと思ったのかを語ってもらうことにあります。作り手の視点から、各要素のどういう点に注目しているのかが知りたいのです。 エロゲのレビューで「原画がいい」「グラフィックがいい」というのをよく見かけますが、じゃあどこがどのようにいいのか? って語れるユーザーって、実はあん
ニュースライター募集のお知らせ(ラノベニュースオンライン) これがツイッターの一部で物議を醸しているようです。 ウェブサイトには広告載っけてる=金を稼いでるのにライターにはいっさい還元しないのか、ブラックにもほどがある……というご意見はまったくもってごもっともなのですけれど。 有償のお仕事でも、賃金とかけた時間が釣り合わない例はいくらでもあります。1万円の仕事に3日取られるのと、無償のボランティア活動(無償である以上仕事とは呼べないので敢えてこう呼称する)を1日行うのでは、どちらが辛いでしょうか? という考え方をすると、無償が究極のブラックとは言い切れないところもあります。 ライターに限らずクリエイティブ系のお仕事では、不慣れなうちは報酬に釣り合わない労力を要求されることは珍しくありません。 だんだん実力を付けていって、それが認められてより多くの仕事を任されるようになり、かつそう
今年はゲーム●ボから声もかからなかったので、自前でひっそりやろうと思います。 個人的に覚えておきたいニュースということでまとめたので、世間様の考える重要ニュースとは乖離している可能性もありますが予めご了承ください。 番号は振ってますが、順位付けではなく思いついた順番なのでその点もご容赦くださいませ。 1)東日本大震災の影響 今年はどうしてもこれに尽きるのではないでしょうか。 影響の具体的内容については犀の目工房さんの記述がほどよくまとまってると思うのでご参照下さい(丸投げ失礼 個人的には、『穢翼のユースティア』が震災後まもなくの発売でありながら、あの設定で出してきた(※)ことに感心したりしてました。過度の自主規制は誰のためにもならないと考えるので。 ※以下解説(ネタバレ注意):舞台となる空中都市には一定範囲の土地を人為的に崩落させられる機能が付いており(そこにいた人間は死んだ
とりとめのない内容なので、箇条書きっぽくいきます。 1) ツイッター(現在鍵かけてますが)に「エロゲ情報扱うなら雑誌1冊くらいは見て欲しいよねとは思います。ウェブに載ってる情報だけでニュースサイトの真似するのはちょっと勘弁して欲しい。雑誌1冊買って調べるとか、その程度の努力もしないで情報発信とかほんと泣けるわ」って書いたんですが、何が言いたかったかというと、他人に情報を発信するという行為にはそれなりの責任が伴うのだということを自覚していただきたいということでした。 なぜなら、情報というのはそれが正しいという前提のもとで受け取られるものであるからです。感想や批評、意見といったものは個々人の見解でありそれが絶対的に正しいわけではないことは受け手にも理解されるはずですが、「情報」はそうではない。正しいことにだけ価値があり、間違った情報は無価値どころか害悪であるわけです。 なので、雑誌1冊
いつの間にか始まっていた「ザ・インタビューズ」(http://theinterviews.jp/)というウェブサービス。 一言で言うとSNSの一種で、他のユーザーにインタビューしたり、来た質問に答えるというものです。 来た質問に答える場合は当然自分のIDで答えるわけですが、他の人に質問する場合、相手には質問者が誰であるかは分かりません(ただし質問するのにもアカウント取得は必須)。 他のSNSと比べた場合のポイントは、やはり「他のユーザーからの質問」がトリガーになっているところだと思います。 mixi、Facebook、Twitterなどはいずれも、まず自分で何かを発信するところからスタートするじゃないですか(リプライとかメンションは別ですが)。基本的に自己満足ツールなんです、あれは。 ザ・インタビューズの場合はそうじゃなくて、質問が来るところから始まるので、自分の発するコンテンツ
『恋と選挙とチョコレート』スタッフによる新作『いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!』について。 二級抹茶さんの以下のツイートを見てはじめて気づいたのですが、 驚愕の事実が。いますぐ(以下省略)の電撃G'sマガジン記事のロゴに「I wanna say that I'm not your brother right now!!」とあって、しばらく「not」に首をかしげてから「brother」の意図に気付きました。なんという流行りものを。less than a minute ago via Tween Favorite Retweet Reply二級抹茶 secondtea_jp このゲームのサブタイ(タイトルロゴの隅っこに小さく書いてある)って 「I wanna say that I'm not your brother right now!!」 なんですね。タイトルを直訳すれば「
PUSH!!最新号の『神咒神威神楽』敵キャラ紹介とか、電撃HIME最新号のEX-ONE3作の見出しとかクリエイター紹介とか、メーカー公式に載っている文章をそっくりそのまま雑誌記事に載せる例が散見されるようになりました。 要するにメーカーが用意した文章を雑誌側がそのまま使っているということだと思うのですが(逆はたぶん許されないからである)、なぜこういうことが起きるのでしょうか。 メーカー側から「こっちの文章を一言一句変えるな」という指示があったんだとしたら、つまりそれって雑誌側の記事作成能力が全く信用されていない、メーカー資料以上にそのゲームをよく見せる文章を用意できないと思われているということだし。 メーカーから特に指示はなかったのにこういうことになっているなら、メーカー側に「この雑誌の編集部は自分で文章書く能力がないのか」と思われること請け合いで、やっぱり呆れられるでしょうし。
とうとうTVアニメが始まった『ロウきゅーぶ!』。 OP主題歌はKOTOKO+八木沼コンビで素晴らしいし、キャラデザも今っぽくまとまっているし、何より小学生ヒロインというネタっぽさで、今期の中ではそこそこ注目されているのかなという気がします(気がするだけです。統計とかはとってません)。 ただ、アニメ版は妙に駆け足展開な気がします。 原作の主要イベントは確かに押さえているのですが、そこに至るまでの溜めにあたる部分が無いので、原作にある熱さがスポイルされているように自分は感じるのです。そこがちょっと、いやだいぶもったいないかなと……。 そこで今回は、『ロウきゅーぶ!』のコミカライズ版の話をしようと思います。 これ、本当に出来がいいので。 G'sマガジンで連載始まったときからすげえ! と思っていつか紹介しようと思っていたのですが、気づいたら時間が経ってしまっていたので、もうそろそろ書か
老舗エロゲブランド・戯画さんの公式ツイッターアカウント(web_giga)で、「本日より戯画オフィシャルtwitterは私、花鳥 玲愛がお届けすることになりました!」というアナウンスがありました。 本日より戯画オフィシャルtwitterは私、花鳥 玲愛がお届けすることになりました!戯画の新作情報やイベント情報を随時発信しますので宜しくお願いします。less than a minute ago via web Favorite Retweet Reply戯画 オフィシャル web_giga ちなみに、花鳥玲愛というのは戯画作品『パルフェ』に登場するヒロインの1人です。ご存じでない方は詳細はググってください。 この宣言を見ると、玲愛自身が情報を発信する(という設定)ことになったのかなと思います。 しかしその後のツイート群を見てびっくりしました。 セリフがカトレアさんの発したと全く思え
「新海好きクラスタが観に行ってこぞって爆死している」とか聞いたので(曲解してるかも)白い意味でも黒い意味でも楽しみにしながら観に行ったわけですが。 結論から言うと、僕はこの映画好きです。途中まではなんだか分からんと思ってましたが、最後まで通したら良かったなあと。 今まで観た新海映画の中で、一二を争うくらい好きですね。ちなみに1位を争うのは『雲のむこう、約束の場所』。 僕の理解が正しいかどうかは知りませんが、僕はこの映画を「私がいるのはここじゃない感(≓厨二病)をこじらせた女の子が現実に帰るまで」を描いた話だと受け取っています。 アスナの行動原理が分からん、なんで彼女はアガルタに向かったの? という声をちらほら見かけましたが、そんなのは「さびしかったから」「私がいるのはここ(彼女が住む町)じゃないと思ってた」で十分なんです。 冒頭の学校(小学校なのか中学校なのかすらよく分かりません
『穢翼のユースティア』をプレイしたので、思ったところを書いてみます。 ネタバレが含まれます&割と毒を吐くので、人によっては見ない方がいいです。 ただ『まどか☆マギカ』よりは『イリヤの空、UFOの夏』が近いなと思いました。 主人公たちがすれ違いを繰り返しながら状況を悪化させていき、最後に少女1人が全てを背負って解決みたいな意味ではね。 冒頭で関係者を一通り登場させ、彼女ら1人1人と関わっていく内に、次第にノーヴァス・アイテルの核心に迫っていく――。そんな構成は、無難に上手いと思います。各章のクライマックスはかなり盛り上がりますし。 筋書きの完成度だけなら、今までのオーガスト作品で一番かもしれませんね。 それでも、僕はあえて言います。このゲームはカスであると(CV:銀河万丈) そう思う理由は以下の通りです。 1)牢獄&ノーヴァス・アイテルの設定があまりにも不明瞭である 僕が一
見てきました。滅多にない企画だとは思うので、興味深く拝見いたしました。 パンフを見たら、のっけから挨拶文をlightの服部代表が書いていて吹きました。 企画参加者のうち(詳細は過去記事参照)、エロゲ系イラストレーターの仕事先メーカーがネクストン、light、MOONSTONE……とソフ倫有力企業多いなと思っていたのですが、そういうことなのかなと。 あと企画としてクレジットされている石坂太一さんは、たぶんこの辺の記事書かれた人ですね。服部氏の挨拶文を見るに、産経の人が服部さんに「こういうのやりたいんですけど」と相談したみたい。 会場で絵を見て思ったのは、印刷がすごく綺麗だったということ。 特に深崎暮人氏のイラストの金赤とか、ぷちでびる氏の赤とか、印刷で色を出すのは相当大変だったのではないかと思いますが、ものすごく鮮やかに出ていました。パンフにも載ってはいるのですが、たぶん現物はもっ
『sisters ~夏の最後の日~』、プレイしました。 エロシーンのクオリティはすばらしいですね。よく動くというだけでなく、そのベースとなるCG1枚1枚に至るまで、構図とか肉付きとか「俺のエロい絵を見てくれ」というパッションを感じます。 その反面、ゲームとして見た場合、この作品はかなりしょっぱいことも事実です。 屋内がすべて3Dで描かれていて、どこに移動するかを選ぶたびにアニメーションが表示されるのですが、これが飛ばせない(笑 何度も同じアニメーションを見せられると、正直イラッときます。 ちなみに僕はこれプレイしてメガCDの『夢見館の物語』を思い出しました。それくらい前時代的。 また、ストーリーはほぼ一本道であり、選択肢の必要性も感じられません。 序盤で移動できる部屋がいきなりいくつも表示され、そのほとんどが外れなのですが、前述の通りそれがいちいちアニメ(飛ばせない)するわけ
エロゲ雑誌とかでメーカー&クリエイターコメント(ミニインタビューと言っても良い)って載ってるじゃないですか。いくつか用意された質問に、メーカーが回答する形のやつ。 その中で、 「このゲームの見どころは何ですか?」 って質問を割とよく見かけるのですが、あれはないわーと思うんです。 なぜなら、そのゲームの見どころというのは直接メーカーに語らせるものではなく、メディア(雑誌とかウェブ媒体とか全て)が自分たちなりの切り口で語るべきものだからです。 つーかそれが出来ないなら、メディアは要らなくなりますよね(笑)。メーカーウェブサイト見ればいいって話になるんだから。 雑誌(に限らずメディア全てですが、めんどいので以下「雑誌」に統一)は自分とこの本に載せてるゲームについて、全てメーカーから提供された広報資料に目を通しているはずなのです。そこには当然「この作品の売りは●●です、見どころはXXで
『花咲くいろは』が朝の連続テレビ小説っぽいという感想をついったーで散見して、 「主人公がやたら空気読まなかったり自分の正義感を押し付けるところがですか?」 と身も蓋も無いポストをしたら、思いのほか(といっても数件ですが)反応があったので、補足的なことを。 僕が苦手だなーと思うところは、(たぶん)物語に起伏を付ける目的で、意図的に主人公をそういう造形にしているところです。 いろはは母子家庭で、しかも母親があんな人でなし(わたしボーイフレンドと夜逃げするからあんた邪魔、ってことだろあれは。送ってきたメールとかもマジキチレベル)という環境で育ってきたのなら、もっとくたびれているというか、スレているはずだと思うんですよね。少なくとも、周囲の空気を読む力はもうちょっとは無いとおかしい。 にも関わらずあんなキャラなのがすげー不自然というか、この子はどういう育ち方をしてこうなったんだろうという
少し前になりますが、『ラブラブル』をコンプしました。 端的にいうと非常に面白かったです。しかも単に面白いというだけでなく、この作品は今の萌え業界というかラブコメ界隈において注目すべき作品じゃないか? と思ったので、今日はその話をします。 なぜ『ラブラブル』に注目すべきなのか。それは主人公像、および主人公の使い方が際立っている点にあります。 エロゲとか、あとラノベもそうなのですが、主人公ってマグロが多いじゃないですか。いくらなんでもそれは気づくでしょ? という女の子アピールを悠然とスルーする。そうやって物語を作っているのは分かりますが、度が過ぎてイラッ☆と来ることもあって。 あと最近よく見かけるのが、主人公がツッコミ役の作品。エキセントリックなヒロインキャラがひたすらボケ倒して(本人にボケの自覚はありませんが)、常識人の主人公がつっこむという構図のアレです。 そんなラブコメ界隈にあ
まず、本件の経緯について詳細はチュアブルソフト公式サイトの3/31付け更新をご覧ください。その内容を把握していただいている前提で話をします。 ・メルトダウンを題材にした『ルートダブル』(レジスタ)の情報公開が中止 ・『君がいた季節』(アージュ)のリニューアル版追加ルート、および同梱特典予定だった『伊隅クロニクルズ』が地震をシナリオに組み込んでいるという理由で削除 ※追加ルートは後日DL配布を検討、『伊隅クロニクルズ』は別作品に収録予定 と、エロゲ・ギャルゲ関連だけでも地震・事故を扱った作品への影響が次々に出ているところに、また一段とヘビーな問題が飛び込んできたわけです。 この件に対する反応はいくつか見てまして、例えばあすたるきゅーぶさんは「ここまでピンポイントだと流石に出せませんな。絶体絶命都市どころではない。」と仰ってますが……そこがよく分からないんですよね。実は。 というか、
ストーリーは強引もいいところなのですが――慰問コンサートの許可あっさり下りすぎだろ! とか、そもそも刑務所の一連のシーン自体が「捕まったシェリル」ってシチュエーションがやりたかっただけですよね? とか――そんなことがどうでも良くなるくらい、圧倒的に映像と音楽が良い。菅野よう子やっぱ天才だわー……と思わずにいられない。 ヱヴァ破を観たときにも思ったのですが、凄まじい映像って、それ単体で存在価値とか説得力を持つじゃないですか。「このシーンだけで元取れたわー」みたいな。 そしてストーリー的にも、1シーン1シーンの突き抜け方がすごいです。「フォーメーション・ビッグ・ウェンズデー」とか「あいつ……歌舞いてやがる……」とかレジェンドクラスのシーンやらセリフが頻出。 自分がこういうバカっぽい(褒め言葉です)ノリ大好きなのもありますが、インパクトのあるセリフとか単語って、それだけで価値があると思うの
↑この企画に参加なさるクリエイターの方々の、エロゲ仕事経歴のまとめです。 すでに誰かがやっているような気がするのですが、同じニュースを複数の媒体が取り上げるようなものだと思って下さい。 なお、本記事は平和さんの記事「「絵師100人展」という催しに参加されてる方々のライトノベル仕事一覧を作ってみた」に多大なインスパイアを受けていることを予め申し上げます。 余談ですが、表を作ってみてはじめて「105人いる!」(3/27時点で)ということに気づきました。 以下、留意事項です。 ・エロゲ原画歴の有無にSD原画は加えておりません(SDだけやったことある方もいる)。また、非18禁ギャルゲー作品や同人作品も含んでおりません。 ・エロゲ原画歴があるかどうかは「ErogameScape-エロゲー批評空間-」さんのデータで確認しました。目視確認です。 ・代表作は大変なので1作のみ掲載しております
僕はエロゲに関しては、基本的に絵で選ぶ人です。絵を見て、この絵やこのキャラ可愛いなと目に止まったら、購入対象に入ります。逆に、ストーリーが面白そうでも、絵が好みに合わなかったらやりません。 僕はエロゲに関して、これが真理、ただし俺の中だけではというのを持っています。 それは、 エロゲは絵と設定(というか企画)の科学反応である ということです。 絵が可愛い、イラストレーターさんの絵柄が可愛いというのは確かに重要です。ただし、イラストレーターさんの力さえあれば、どんなゲームも魅力的になるとは思いません。 企画が生まれて、こんなキャラ作りたいねというのを企画サイドがイラストレーターに伝える。そこでイラストレーターがどうその設定を解釈し、ビジュアライズするかは、やってみないと分からない。足し算ではありませんから。 私はよくこの話をするときに、べっかんこう氏の話をします。彼はオーガスト
シアター! (メディアワークス文庫) クチコミを見る 『シアター!』は、『図書館戦争』シリーズなどで知られる有川浩先生の小説です。 簡単にあらすじを説明しますと―― 30前後の兄弟がいて、兄は工務店の営業(成績は全社トップクラス)、弟は小さな劇団を主催している劇作家。弟の劇団の借金が積もりに積もり、その額が300万に達したところで、弟は兄に泣きついた。兄はその借金を立て替えてやったが、同時に弟および劇団員に対して1つの条件を突きつける。その条件とは、劇団を黒字にして、その収益のみで借金を返済すること。期限は2年で、もし出来なければ劇団は解散しろという。 はたして劇団「シアターフラッグ」はこの危機を乗り越えることができるのか!? といった感じでしょうか。2月現在で2巻まで刊行されていて、3巻で完結予定です。 この小説、社会人、とりわけ創作物作りに携わっている方に、ものすごくオスス
たぶん今までで初めて電撃小説大賞受賞作全買いをしたので、それをネタに1本書いてみたいと思います。 * * * * * * 先日(2011年1月10日)発売された第17回電撃小説大賞受賞作5作品の帯(表4側)には、それぞれ推薦文が1つずつ寄せられています。 その内訳は、 『シロクロネクロ』:竹宮ゆゆこ 『アイドライジング!』:渡辺麻友(AKB48) 『はたらく魔王さま!』:支倉凍砂 『アンチリテラルの数秘術師』:鎌池和馬 『青春ラリアット!!』:成田良悟 という感じです(敬称略)。 実はわたくし、この中で『シロクロネクロ』だけは買う気がありませんでした。絵が好みではなかったのと、あらすじがバカラブコメ感に溢れていて「あー、そういうのは間に合ってるんで」と思ったからです。 ですが、本屋でゆゆこ先生の推薦文を見て、考えが変わりました。 実物は
今回のお題はこちら。 ■最近のエロゲのイラストはラノベなどに比べて見劣りしている しかし最近のエンドー先生のブクマホイホイっぷりは神がかっていますね。ちょっと前の自分を見ているようです。 ……とあえて嫌がられるであろう言い方をするのがオレ流ジャーマンジョーク。 くだんのインタビューはPUSH!!誌で僕も読みました。個人的にはそうかなあ? と思いつつ、まあ危機感を持つのは悪いことではなし……という感じだったんですが。 「業界のイラストが古くなっているんじゃなくて(自主規制)」でばっさり斬ってもいいのですが、それでは発展性が無いので、もう少し考えてみましょう。 絵にトレンドというものがあるなら、制作に必要な時間という意味で、エロゲは同人誌やラノベに比べて圧倒的に不利なポジションにあります。 仮に制作始めたときはシーンの最前線(ここ笑うところ)に立っていたとしても、ゲームが完成する
僕はエロゲ業界をちょっと知っている程度で他の業界に関しては明るくないので、ここではエロゲ業界限定で話を進めます。 2chや一部ゲーム誌、一部個人サイトで、いわゆるリーク情報や、業界裏話が紹介されることがありますよね。最近だとコレとかコレとか。 どんな業界でも、その業界についてある程度の知識(この場合、主に働く側としての知識です)があれば、「ないない(AA略」とか「まあ、ホントかもしれないね」というのはなんとなく分かるものでしょう。 しかし、そうした尺度がない業界のウワサについては、どれを信じたらいいか分からないと困ってしまうかもしれません。極端な話、裏話っぽいものは全部「ホントかもなあ」と思ってしまったりします。それだと、良い話はともかく、イヤな話が出たとき(冒頭にあげたようなやつ)に心が折れてしまいます。 そんなウワサに一喜一憂しないで済む方法は、僕は1つあると思っています。
先日、とある方とお会いしたときに「あんなキツい批判じゃなくて、もっと人を喜ばせるような文章を書けばいいのに」みたいなことを言われました。 「お前の言ってることは分からんでもないが、言い方がキツすぎる」というのはたびたび指摘を受けることでして。「言ってることは分からんでもない」とまで言ってくれる方(中には僕の言うことを全く受け付けない人もいますからね)が「キツすぎる」というのだから、世間様には相当キツく見えているんでしょうね。 そこは自覚が足りないのかもしれません。僕的には、より効果的に自分の考えを伝えようとしたらこうなったというだけの話なので。 でもまあ、相手がリアル知り合いだったらもう少しオブラートに包むかもしれません(ぉぃ 閑話休題。 何かを批判するということは、果たして本当に意味がないことなのでしょうか? たまに「本人に直接言えばいいだろ」みたいなことを言う方もいらっしゃ
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