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kenzee「アハハー、気がついたら40歳になってたボクでース」 司会者「また太ったんじゃないのか? 運動しろよオ」 kenzee「速水健朗さんの都市論のインタビューあるじゃないですか。そのなかで「田舎は緑がいっぱいでエコ」みたいな言説っていまだにあるがしかし!実際には田舎ってクルマないと生活できないし、実は不経済で都会のほうがいろんなモノが集約していて結果、エコという話をされている。それね! 実はボクのような中高年にとっては重要な問題を孕んでいるのだよ。ボクは現在奈良県生駒市という地方の郊外に住んでいるのだけれど、職場も奈良市という隣町で移動はすべて50ccのカブでまかなえるという生活なのだ」 司会者「通勤も買い物も。たとえば映画を観る、とかは?」 kenzee「それもイオンで観るので単車で行ってしまう。こんな田舎に住んでるとどうなるか? 一歩も歩かなくなるんだね!」 司会者「その蓄積が
kenzee「ゴブサタでゴザイマーチュ! 皆さんGWはいかがお過ごしですか? ボクは連休中はずーっと家で引きこもってるヨ!」 司会者「この間、なにやってたんだよオ」 kenzee「今、長めの論考書きませんかってことで、結構長めのヤツ書いてます」 司会者「ソレは音楽の話なの?」 kenzee「自分の中では文芸評論なのね。ナゼかアイドルの話とかもでてくるんだけども。普段、ボクはブログも商業原稿も横書きでビャーっと書くような感じなんだけど、コレはちゃんとワードで縦書きで、まるで文士のように書いているのでR」 司会者「ここ数ヶ月はずーっとソレ」 kenzee「やっぱりねえ、マジメに縦書きで書くモードに入るとコントブログの文体とか思考の感じに戻れなくなる。でも放置するのもイヤなので近況を述べようと思う。まずはコレ」 これは同人誌って言っていいのかな? カンサイソーカルVOL.2。オマケにエンピツがつ
kenzee「デザインを変えてみた」 司会者「白バックは目に痛い、というコメントがあったね」 kenzee「ちょっとは目に優しくなったかな? 永田洋子の話に戻ると言ったまま2週間が過ぎてしまいましたが、他の話もしたいので永田とか女子の話はこれで一旦終わるよ。なので今回は大塚英志さん「「彼女たち」の連合赤軍」を現在の視点から読み直してみたい。 これは1994年に「諸君!」で不定期に連載されたものでちょうど20年前に書かれたものだ。この時発表された資料は永田洋子の「16の墓標」(上、下、続)と植垣康博「兵士たちの連合赤軍」、坂口弘「あさま山荘1972」などで植垣「連合赤軍27年目の証言」や大泉康雄「あさま山荘銃撃戦の深層」、「アフターザレッド」、山本直樹「レッド」はまだでていない。「「彼女たち」の連合赤軍」のもっともキモとなる部分は例の「かわいい」をめぐる議論だ。総括を求められた金子みちよが永
kenzee「そしてやっと雨宮まみ著「女子をこじらせて」へと向かうワケだが、コレ久しぶりに読み返して思うところあったのです」 司会者「「女子をこじらせて」は去年の流行語大賞候補にもなった「こじらせ女子」のモトですな。女子としてのコンプレックスだらけの少女時代~学生時代を経て、人一倍性欲の強かったという著者はフリーターを経てAVライターとなる。世間が設定する「女子」象と自身の外見コンプレックスや(現在のプロフィール写真などを見るとフツーの、キチンとした身なりのライターさんという感じだが)ドロドロの自意識との葛藤をわりと客観的に笑いを交えて語る半生記。コレを読んで「救われた」という独身女性も多いという」 kenzee「去年は「RoLa」のようなアラサー向けのあんまり恋愛恋愛してない女性雑誌が創刊されたり、ジェーン・スーさんの独身女性の生き方指南の本が面白かったり、こういった世の中の流れのトバ口
kenzee「家の近所にかっぱ寿司ができた。田んぼと廃屋しかなかったところにポコランと突然、ホームセンター、24時間営業のスーパー、そしてかっぱ寿司ができたのだった。ZEEBRAの定番曲に「Parteechecka」という(クラブのイベントやパーティーをくまなくチェックする様を描いた歌詞)曲があるが、オイラは郊外型食べ物屋チェッカーなのでさっそく食いにいってきた。そしたらしゃー。ビックリしたね! ネタ注文するのにタッチパネルみたいなiPadみたいなヤツで注文するのね。オイラてっきりマイクみたいなのに向かって「エート、瓶ビールー、茶碗蒸しトー、エンガワトー、キツネウドン、以上で」とか言わないといけないとのかと思ってたらこんな近代的なことになってるとはね!」 司会者「今はどこでもそうだよ。くら寿司とか」 kenzee「したらビールとか汁物とかは、店員さんが席まで持ってきてくれるんだけど鳥のから
司会者「先週の永田洋子の話が結構なアクセスだったみたいよ。ユニークアクセス数で1万とか」 kenzee「エ?そんなんでよかったらもうちょっと続けようかナ? ザーっとした話だったので永田が「近代的で、進歩的な女性観をもっていた」みたいな話の「近代」とか「戦後民主主義的」ていうのがわかりにくい、という反応もあった。そこで「近代的な個人」ってなんだろう、みたいなトコからはじめたい。ここでは何度も取り上げるけど、「近代」の定義を柄谷行人「日本近代文学の起源」(岩波現代文庫)に求めたい。この本の要点を物凄く手短に言うと、「近代文学というものは昔から連綿と日本文化の中で続いてきたと考えられているが、せいぜい明治期に発祥した、歴史の浅いカルチャーだ。特徴として、「内面」「心象風景」のような概念が発見された。ついでにルソーの告白録にアイデアを得た田山花袋「蒲団」のような「告白」という制度も開発される。そし
kenzee「毎週木曜日といえば「漫画ゴラク」の発売日でボクも「酒のほそ道」と「白竜」目当てにファミマに立ち寄るのだった。立ち読みだけではお店に悪いのでファミチキとコーヒーなどを購入するのだった」 司会者「ハ! それが太る原因! とくにファミチキはローソンのLチキと並んで油含有率が高いゾ!」 kenzee「で、いつも「クロコーチ」もサラーっと読むのだが、先週号は思わずオヤっとなってしまった」 司会者「「クロコーチ」について超手短に解説すると黒河内圭太という神奈川県警の警部補が主人公のダークミステリー漫画。極悪な汚職警官なのだが、三億円事件の真相とその裏組織の追求が彼の真の目的である。背景に1968年以降の昭和の戦後史が流れる。3億円事件、沖縄返還、あさま山荘事件など」 kenzee「昭和ブームの流れででてきた、ハードボイルドタッチの青年漫画。で、先週は1972年で、あさま山荘事件の鉄球作戦
kenzee「だいぶ前だけどタマフルで「俺たち未来人、雑誌トゥザフューチャー」という企画があったじゃないですか」 司会者「古本屋で昔のファッション雑誌とか買ってきてタレントのインタビュー記事とかにツッコミ入れるアレね」 kenzee「20年ぐらい昔のアイドルが「恋愛とかどうなんですか?」とか聞かれて「素敵なひとが現れるといいなア、アハハ」とか答えてる記事に「キミはこの何年後にIT社長と派手に結婚するがドロドロになって離婚するゾ!」とか未来人目線で好き放題言うヤツね。そういう話だとオレ20年ぐらい前になんかの雑誌で大鶴義丹がいい調子の頃で「アア、5年後に直木賞とろうと思ってますウ」とか言ってたの思い出すワ。その頃、それどころじゃなくなるヨ!とか未来人視点で言わんとイカンなア。それでいつものようにブックオフに行くと、雑誌コーナーに105円で古い音楽雑誌が転がっていたのでR」 ミュージックマガジ
その1 kenzee「90年代初頭に、URCやベルウッドのような日本のロック・フォークがどの程度、市場に流通し、受容されていたか問題の続き」 司会者「Kさんによればはっぴいえんど国内初CD化(ゆでめんと風待の2in1)は88年じゃなくて86年だって」 kenzee「ア!ホントだ! コレのことだ!」 SMSが86年にだしていたもの。このサイトに品番とか詳しいデータが。 1st issue:MD35-5023(URC/SMS)1986/03/30 *2in1 1986年の3月30日。年度末のメーカー大放出のタイミングででた。この記事(ナイアガラ放談Part.2)ではPet Sounds Recordsの森勉さんも86年版の話をしている。 森・古いカタログを見ると、そういうものがいっぱい載ってたりしてですね。あの頃、そういうものが多かったですよね。はっぴいえんどにしても、SMSから1stと2nd
司会者「大滝詠一さんが亡くなったそうです。享年65歳でした」 kenzee「ホントに今年はミュージシャンの訃報が相次いで、とくに日本のポップスを作ってきた第一世代の人々が亡くなった。キーボーディストの佐藤博さんにはじまって年の瀬にムーンライダースかしぶち哲郎さん、達郎ドラムでオナジミの青山純さん、で大晦日に大滝さんの訃報て…。未だにネタとしか思えない。「ナイアガラ・カレンダー」の作者がこのタイミングで亡くなるなんて」 司会者「死因は解離性動脈癌ということです」 kenzee「とはいえ、9月には坂崎幸之助さんのFMのラジオにはゲストで出演されてたし、「「アメリカン・ポップス伝」をまとめなくちゃならん、ということで今は福生のスタジオで毎日ドゥーワップ聴いてるよ」という話をされていた。無論、2014年には1984年の、今となってはラストアルバムの「EACH TIME」の30周年記念盤の発表などの
kenzee「先週の土曜日、あのレジーさんが大阪へやってくるというのでお会いした」 司会者「どんな人でした?」 kenzee「好青年であった。いろいろ予定もケツカッチンだったようなので、2時間ほどバタバタ飲んだり食ったりした。とても楽しいひとときであった。大阪は初めてではないが難波~千日前といった、ミナミに来られるのは初めてということでオイドンがナビゲートしつつ、いろんな話をした」 司会者「彼はPerfumeの京セラドームのために来阪したのだよね」 kenzee「で、わざわざミナミまで足をのばしてもらって「この辺はボクが20代の頃に働いていたトコでね~みたいな話をしてたんだけど、そんな話してたら猛烈に昔のことが思い出されてきてね。普段、あの辺歩いててもそんなこと考えないからさ。で、せっかくなので書き留めておこうと思って今、これを書いている。今から15年ぐらい前、ボクは大阪の千日前というとこ
kenzee「速水健朗さんの「1995年」(ちくま新書)を読んだワケだが、速水さんは前書きののなかで吉崎達彦の「1985年」(新潮新書)の手法を参考にしたと書いている。ボクはこの本はたまたまブックオフ100円コーナーで発見して手に入れていたのだが、長い間、積ん読状態であった。で、「1995年」のあとに続けて「1985年」を読んだら、おんなじ章立て、政治、経済、国際情勢、技術、消費文化、事件、という流れでそこまでトレースしますか、という徹底的感が速水さんらしい。普通、イマドキの新書だったらイキナリ政治経済国際情勢みたいなハードなところからより、ネット黎明期話とかJ-POPの話とかルーズソックスカルチャーとかもうちょっと速水さんの読者が食いつきやすいところから入っていきそうなもんですよ。それがこのひと昔前の新書みたいな社会の教科書みたいな章立てはなんで?と思ってたらこれも含めて芸だったんだね。
kenzee「今年もあと一ヶ月ちょいとか」 司会者「あっという間ですよ」 kenzee「今年なんの話したんだ。aikoぐらいしか思い出せないという。もっといろいろ、本の話とかもしようと思ってたのに」 司会者「その後aikoはどうなった」 kenzee「偶然、またもやブックオフにてaikobonを手に入れたのだ。生い立ちのインタビューがやっぱり面白かったな。短大に入りたての頃とか。ポピュラーボーカル科だからみんな入学するなり音楽活動、みたいな感じなのにワタシ全然、みたいな。学校やめよかな、ぐらいの。あの辺の話が一番面白かったな」 司会者「aikoさんが短大に入学したのが1994年か」 kenzee「さっき速水健朗さんの1995年(ちくま新書)を読んだばかりだが、ああ、そういう時代背景だったかねと思いながら読んだ。ヘイヘイヘイの時代だったね。でね、なんでこんなaikoの話することになったかとい
kenzee「今売ってるQuick Japan Vol.110(前田敦子が表紙)のコラムページに映画「BEATCHILD1987」について1200字書かせていただきました!」 司会者「長いことサボってたワリにズレズレのタイミングの告知だなア、オイ」 kenzee「映画「ベイビー大丈夫かっBEATCHILD1987」とは、今から26年前の1987年、くまモンでオナジミの熊本県阿蘇郡で行われたオールナイト・ロックイベントのドキュメンタリーです。尾崎とか岡村ちゃんとかBOØWYとか凄い人たちが出演するってんで元々3万人を予定していた来場者は結果、72,000人を動員するに至った。この来場数の読みのアバウトさとかすでにこの時点で雑な感じがするが、凄い野外ライブが行われた。だが、当日、天気予報は晴れだったが昼から猛烈な豪雨に見舞われ、土砂降りの中、12時間にわたるライブが決行された。この時の映像は尾
enzee「酒に合う音楽合わない音楽、とかムチャクチャ感覚的な話に結構リアクションがきてビックリ」 司会者「とくに飲食店の方がツイッターとかで同意されてたのが意外でしたね」 kenzee「やっぱり実際の飲食の現場では音楽なにかけるか重要問題なんですな。でも最近アリガチなシャレた「創作料理」とか掲げてる、で、サッパリした店内で「鯛のカルパッチョと越乃寒梅」みたいなセレクトのオシャレ居酒屋で客はみんな4、5、人の社会人グループ(無論、ちゃんとした上場企業にお勤めだろう)みたいなトコの場合必ずっていていいほど店内BGMがビル・エヴァンズみたいなピアノジャズなのはいかがだろう」 司会者「居酒屋ジャズはイライラします。そういうトコの鯛のカルパッチョとかが美味かった試しがない」 kenzee「大体、ビル・エヴァンズってあんまり酒に合わない気がして。酒が薄くなるようなきがします。水っぽくなるというか。ジ
kenzee「相変わらず暑い日が続きますね! ボクは暑い部屋で一人でディスコ音楽を聴いていますYO!」 司会者「まーたサルソウルの話かい?」 kenzee「サルソウルとひと口に言っても10年間の間にサウンドがドンドン変遷していくんだよ。特に79年頃には反ディスコ運動なんてものが盛り上がったりしてね。ディスコ・デモリッション・ナイトなんてイベントもあったりして苦難の道を歩むんだ。これが動画。 ヒドイ話だね。その後、エレクトロに行ったり、芸能人の女の子に歌わせたり、80年代のサルソウルは実験を繰り返す。これがハウス文化の礎になるんだから不思議だね。ボクは圧倒的に75年~77年頃のサルソウルが好きだな。この初期のサルソウルサウンドの鍵を握っていたのはヴィンス・モンタナ・Jr.というプロデューサーで、自身がヴィブラフォン奏者でもある。我々がサルソウルと聞いて真っ先に思い浮かべるスクエアでないラテン
kenzee「これからはフリートークです。なんでも聞いてくれYO!」 司会者「なんだよソレ」 kenzee「ちゃんとネタとか考えるのもうシンドくなってきたので聞かれたら答えるYO!」 司会者「(語尾ハラ立つ)最近、なんか音楽でいいのありました?」 kenzee「最近、ツタヤに行くとブラックミュージックのコーナーにドーンとサルソウル(70年代~80年代のニューヨークで華開いたダンスミュージックのレーベル。 ゲイ・カルチャーとセットで語られることが多い。ロレッタ・ハロウェイやファーストチョイスなどが有名)の再発盤が20枚ぐらい並んでてビックリした。四つ打ち命の店員が暴走してるのかと思いきや、他の店舗3軒ぐらいチェックしたがどこも同じようにサルソウルコーナーを作っているようなのだ。これは東芝にスゴ腕営業マンがいて、「イケメンのヤリチンども必携のミュージックですよ。ヤンキーだらけの郊外の風景もこれ
kenzee「この前、古本屋で見つけた。500円だった」 司会者「コ、コレは…対話形式エッセイの原点、ロッキング・オンにて35年以上に亘って連載されている長寿企画、渋谷陽一と松村雄策による「渋松対談」!」 kenzee「なんか、赤盤と青盤があるらしいんだけど、コレしかなかったのでコレしか読んでない。ここ5年ぐらいの73本をピックアップしたもの。でね、オイラ渋松対談って今までそんなちゃんと読んだことないのね。いっつもオッチャンたちがツェッペリンかビートルズかクラプトンの話ばっかりしてるってイメージで。今回、初めてちゃんと読んでみたらやっぱりツェッペリンかビートルズの話で驚いた。AKBのエの字もでてきません。真の男かもしれん」 司会者「初期の、つまり創刊期の1972年頃がどんなだったか知らないけど、今はすでにロック老人となりつつある二人がひたすらボケ倒す、というコンセプトになりつつありますな」
kenzee「この前、20年ぶりぐらいに合コンに行ってきた」 司会者「? ??? 合コン? オッサンなのに?」 kenzee「友人に頼まれ、人数合わせ的に招集されたのだった。無論、そのような腐ったブタのような活動にまったく興味のないオレの心を動かせたのはこの一言だ」 「お酒は飲み放題です」 kenzee「シャレたバーにおいて宴は開催された。つまり、若い男女が集い、グイグイ飲み倒していいパーチーだったら楽しいな、と思って出かけた。そしたらしゃー」 司会者「若い人ばっかりだったんだろ」 kenzee「みんな10歳は若い人たちだったねえ。で、ビンゴゲームとか席替があったりして、焼酎とかグイグイ飲みながらギャルとトークするという指向であった。 ギャル「kenzeeさんっておいくつなんですかア?」 kenzee「イ、いくつにみえますウ? ゲヘゲヘ」 司会者「最低! よくつまみだされなかったな!」 k
司会者「イヤー、(_´Д`)ノ~~オツカレ様デシター。シャンパンポーン」 kenzee「どうも。ホントに10枚もいけるか、ってファーストの時から言ってたワケだけど、いつかはたどり着けるもんだね」 司会者「もう3曲目ぐらいで言ってたよ」 kenzee「ザーっと読み返すとヒドイことばっかり言ってるけど、どれも思い出深いCDばかりですよ。特にウチ、「夏服」を親の仇みたいにボロカス言ってるけどいい曲もあるからね。「心日和」とか「アスパラ」とか「ボーイフレンド」とか。今読み返すと「時のシルエット」みたいな良盤はコメントが面白くないんだよね。「秋 そばにいるよ」のような、半分ムカつきながら書いてるヤツの方が面白いという。「ギター、ウルせえなあ」とかボヤいてるところに「あなたと握手」がでてきてガーンと涙でてくる、みたいな起伏があるヤツ。辛かったのはaiko必殺の「壮大なバラード」だな。「えりあし」とか「
これで武道館到着と考えてよろしいか(aikoマラソン、Part.19 10thアルバム「時のシルエット」後編) kenzee「この前、図書館で「ナンダコリャー」という本を見つけた」 「彼らが夢見た2000年」アンドリュー・ワット、長山靖生、新潮社。初版1999年というから14年も前の本で、たぶんもう絶版だと思うんだけど、これがホントに夢いっぱいの写真集だった」 司会者「100年前、19世紀終わり頃の人類が10年後、2000年をどう予測していたか」 kenzee「これはアメリカの雑誌「Judge」に1890年に掲載された未来の集合住宅。決して九龍城じゃありません。265階までらせん状に蒸気機関車が走る。(エレベーターがまだなかったのかな?)よく見ると映画館だの、レストランだの、美術館も入居しているみたい。絵のタッチがラピュタっぽい!」 司会者「速水さんのショッピングモーライゼーションの原型な
kenzee「引き続き演歌シーンについて調べている。サブカル業界において演歌シーンは今のところ、手付かずだと思ったので。ここで言う演歌業界とはコテコテのものであって、よくサブカル文脈で使われる昭和歌謡とは違う。演歌なら(かつて演歌CD屋に勤めていた)自分にアドバンテージがあるかもしれない、と思って最近の演歌雑誌とかチェックした。そしたらもはや「コテコテの演歌業界」というイメージすら幻想であったと判明したのだ。たとえば下の画像をみていただきたい。 これは「月刊演歌アリーナ5月号」の1ページだが「長良グループ」と言って、山川豊、田川寿美、水森かおり、氷川きよし、森川つくし、岩佐美咲、はやぶさといった豪華演歌歌手のクルーである。この豪華メンバーで全国のホールやアリーナを満杯にしているのだ」 司会者「おそらく客のほとんどは60代以上だと思うがサイリウム余裕」 kenzee「この「長良グループ 新春
その1 kenzee「先週の盗作問題のエントリーが翌日、12000アクセスを叩き出しヤシタ」 司会者「はてなブックマークにおいても221ブクマとか。瞬間風速的にアルファブロガー気分でしたな」 kenzee「まあ、そんだけひろがると本来来るべきじゃないアホの目にも止まるということで、煽りといか勘違いなコメントもワラワラ湧いてくるワケですな。代表的なヤツ。 ・盗作とカヴァーの区別もついてないでやんのwww kenzee「今回カヴァーの話してねーし、つーかフツーに区別ついてるし!バーカバーカ」 司会者「煽り耐性強いなあ」 ・コード進行いくら似ててもはじめっから著作権ないっつーのwww kenzee「だからはじめっからないっつってるだろバーカバーカ」 司会者「煽りでブログやめてく24時間営業の人とかいるのに、煽り耐性強い!」 ・アレ?コイツ、レジーのヤツに似てなくね?(パクリ?) kenzee「ガ
kenzee「前回、774さんより、「戻れない明日」パクリ疑惑について教えていただいた。とりあえず「aiko パクリ 盗作」など検索ワードでググってみると、主に2chあたりでは「戻れない明日」がビル・ウィザーズ「Lean on Me」、「ひまわりになったら」がサザンオールスターズ「当たって砕けろ」の盗作ではないかと囁かれている。まとめるとこんな感じの議論だ。 アンチaiko「「戻れない明日」って「Lean on Me」のイントロのモロパクじゃん。ホント、ガッカリ」(注・・・ただし、頭の2小節のオルガンのフレーズのみ)。そんで、デビューのきっかけとなったコンテスト出場曲「ひまわりになったら」はサザンの「当たって砕けろ」と冒頭のメロディが同じ。(筆者……注これもAメロの頭、3小節のみ) aikoってパクリまくりじゃん」 aikoヲタ「そんなのたまたま似てただけ! aikoさんが盗作とかするわけ
危険物・爆発物の収録は法律で禁止されています(aikoマラソンPart.17、9thアルバム「BABY」後編) kenzee「最近の演歌シーンが気になって、コレを買ってきた」 「月刊歌謡アリーナ」。演歌界のロキノンと異名をとる(主にオレに)インタビュー記事なども充実の一冊。巻頭特集は芸歴41周年を迎えた石川さゆりの新曲「夫婦三昧・憂忌世ぶし」リリースインタビューだ。両曲とも2010年に急逝した吉岡治のペンによる詞。亡き吉岡への思いを熱く語る。そして北島三郎明治座特別公演のライブレポートも。1968年の初座長公演から年間100公演のペースで、実に4360回もの舞台を務めあげており、この調子でいけば5000回達成も夢ではない。そして気になるのはニューリリース。五木ひろしの新曲は「博多ア・ラ・モード」。モダンな楽曲の予感。ところで作詞作曲のレーモンド松屋とはどんな人物か。香西かおりの新曲もでる。
kenzee「と…とうとうゲットしてしまいました(データを)」 司会者「ウワー、やっちまいましたか」 kenzee「aikoインディー時代の限定盤たち! ヤフオクでもおいくら万円レベルの稀少盤たち!だが府民さんの言うように日本橋のK2RECORDさん(大阪の知る人ぞ知るレンタル屋、日本のニューウェーブやポストパンク、又、70年代のアングラフォーク類に強し)で、「だからなにがあ?」とでも言わんばかりにシレーっとレンタルされていた。無論、その希少性はお店側も熟知されていて、 キズいかしたら人生オワリだ。時価っておいくら万円?」 8cmのCDシングルなんて久しぶりに見た。パソコンのCDドライブに入れてでてこなくなったらどうしようとか考えながらなんとかリッピング終了。昔はコレに輪っかをつけたモノだよ。フッ、デジタルネイティブのゆとり世代にはまかるまいて」 司会者「でもレンタル料はフツーの料金という
kenzee「ボクはレコードのジャケットがたくさん載ってる本が大好き。ジャンルは問わず。その手の本を音楽聴きながら日がな眺めて一杯やるのが幸せな時間だヨ。最近ヒットしたジャケ本はコレ。「ラグジュアリー歌謡」(DU BOOKS)。 こんな中身。 いったい「ラグジュアリー歌謡」ってなんだんねん。こういう定義のよう。 おもに80年代の、バブリーな予算と楽曲のクオリティが幸せな正比例をしている音楽。テレビドラマ、アニメ、CMなどのブラウン管から浴びた、お茶の間感覚の親しみやすさもありながら洗練された楽曲。どうしても漂ってしまう上品さ。アイドル歌謡でありながら、洋楽志向のジャパニーズ・ポップスだけがもつ、カフェではなくパーラーな感覚……。そうした要素を「ラグジュアリー」という言葉に込めたつもりです。(前掲書・まえがき(藤井陽一)) マ、言わんとするところはわかります。シティポップスとなにが違うの?と
このIT時代に脳内バックアップで復元することになるとは(aikoマラソン14、8thアルバム「秘密」中編) kenzee「アハハ…せっかく書いたデータが消えたーアハハハ」 司会者「まだ辛うじて覚えてる間に再現しろよ」 kenzee「やっぱテキストエディタに一度下書きして、コピペが最善。いきなりココログの不安定な記事エディタに直書きしてたオレが悪い」 司会者「今までそういう事故に遭わなかったことがスゴイわ」 kenzee「必死で思い出しながら書いてマス」 ミニトークその1 kenzee「ボクはレコードジャケットがたくさん載ってるレコードガイドみたいな本が大好き。ジャンルは問わず。とにかくレコジャケならなんでも。そういう本を読みながら音楽をかけて飲んでる時が一番幸せ。最近のヒットはこの「昭和のレコードデザイン集」(P-Vine Books)。 こんな感じの中身。 最後のはステレオ試聴用レコード
これが2008年にでたとは信じられないんダ(植草甚一風)(aikoマラソン13、8thアルバム「秘密」前編) 第一話 kenzee「こんなトラックバックがきたゼ」 kenzeeさん、あんたとってもいいよ!音楽評論のあり方を考える(見えるものとの対話) 私の高校生時代に多大な影響を受けた創刊間もないRockin'Onという雑誌に触れたことがあるが、kenzee氏の論はRockin'Onとの出会いと同じくらいの力で迫ってくる。 kenzee「ワー(*'▽'*)♪」 司会者「ニャー!」 XX観光第Xレジャービルって、大阪梅田駅辺りの飲み屋や風俗がひしめき合っているビルに多い名前ですよね。自分の評論をサブカルチャーと位置付けるkenzeeさんにとって自分の作品はそういう類いのものだ、っていうネーミングなんですね。妙に納得した。 kenzee「そうそう梅田の太融寺という風俗街の中に平田第二レジャービ
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